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なかなか観る時間がとれなくて無念。
ABEMAさんの一番最後の完全解説を拝見しました。
<完全解説>
解説:屋敷伸之九段
聞き手:加藤結李愛女流初段
加藤結:「2二飛車と」
屋敷:「向かい飛車となり対抗形となりましたね」
「しばらく駒組みになる感じですかね」
「山崎八段は玉が薄いながらも広い陣形を好むので6二銀も有力な指し方ですよね」
加藤結:「(先手は)7八銀と」
屋敷:「基本に忠実に固く構えたと」
加藤結:「(後手)4五桂と」
屋敷:「山崎流で積極的な感じですね」
「結構この辺りが感想戦でも時間を割かれたようでしたね」
「(桂馬を)捌きにいった」
この辺りの藤井棋聖の指し方が機敏だったとの事。
4五桂⇒同歩⇒5七銀⇒
加藤結:「そこで5三桂と」
屋敷:「山崎流ですね、なかなか浮かびませんけど」
加藤結:「(先手)3五歩と」
屋敷:「この組み立てが厳しかったですね」
ここから後手は陣形をまとめるのが難しかったようです。
角交換になり、(後手)6六歩。
先手は銀冠二枚で固い状態。
加藤結:「まず5五歩」
屋敷:「ちょっとジャブみたいな感じかな、と」
加藤結:「5六金」
屋敷:「これはもう(後手)行くしかない」
「藤井棋聖の構想力がこの先を見ていたと」
加藤結:「(先手)5五桂」
受けが難しくなってきた後手は攻め合いに。
屋敷:「(最終盤は)結構勝ち切るの大変だと思うんですけどね」
「(後手玉を)捕まえるの難しそうなんですよね」
「この後の(先手の)手順も見事なんですよね」
(先手)3三桂は詰め将棋的発想の手かなぁ、と屋敷九段。
<終局後感想戦>
https://www.youtube.com/watch?v=lSHiq4Gy9pY
盤側の中村修九段に話しかけてはるのが印象的でしたね。
棋聖戦第三局は名古屋の亀岳林万松寺さん。
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https://shogi.banshoji.jp/kisei/95_hulic_cup_3/
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