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今年の黄金週間に行ったフランス旅行のばらばらな想い出をばらばらに書き留めています。今回は「道をきかれる編」。何年か前に両親がフランスに行ったとき、母親はパリで道をきかれたそうだ。道を歩いていたらいきなり車を停めて聞いてきたそうで。なぜフランスで、見た目まるきり東洋人種の母に道を聞くか??「よほど慣れてるような顔で歩いてたのかねぇ」などと言い合ったものだが……。私もきかれました。道って、きかれるものなのか? きかれるのがふつーなのか??パリで、バスティーユ広場からつづく大通りを歩いていたときのこと、脇の路地から出てきた車の運転手(おばさん)が窓を開けて何かきいてきた。実はその路地を渡るタイミングがちょっとぎりぎりで、「危ないじゃない!」と注意されたのかと思って立ち止まったのがいけなかった。そのおばさんはフランス語で、おそらく「バスティーユはどっちか」ときいてきた。「あっち」と指さしたら(たまたまバスティーユから歩いてきたところだった)、なおも何かまくしたてる。でもフランス語なので全然わかりません。「わかりません」と英語で断って、逃げるようにしてその場を離れた。このとき、私と前後してアングロサクソン系の男性が同じ路地を渡っていたのだが、なぜ彼にきかないのだ!?(「マダム」と叫んでたから絶対に私を呼んでた)しかも車を停めてまで!!わからない。フランス、謎。もうひとつ。アヴィニヨンに行ったとき、一人で歩いていたら、カップルに道をきかれた。だから私に聞くなって(しかもフランス語で)。パリなら「人種の坩堝」ゆえまだしも、なんでアヴィニヨンでまできかれなきゃならんのだ~!!困っていたら「エクスキュゼモワ、マダム(失礼しました)」と言って去っていった。まぁ、概してどこでも「旅行者」が多いのかも。フランス国内からの旅行者も多かったようだし。旅行者の国、フランス。だからみんなあてずっぽうで聞く相手を選んでいるのか?選ぶとゆーこともなく、その場で行き会った相手にてきとーにきいているだけなのか?でも2人以上いるときに、わざわざ東洋人種をチョイスするのはやめて~。(それとも何か理由が? ご存知の方がいらしたら教えてください…)
2004.05.31
会場:国立科学博物館(東京・上野) http://www.kahaku.go.jp/期間:2004.3.20~6.20友人と5人で科学博物館のスター・ウォーズ展へ行った。さすがに「スター・ウォーズって見たことない」という人間は一人しかいなかった(一人いりゃ十分だ?)。場内、あるわあるわ、模型だらけ。模型と、その前段階となるスケッチ、設計図、その他もろもろ。現在はほとんどCGで済ませることも、最初の三部作のころは全部模型を使って、ストップモーションアニメ方式で撮影していたわけで。その労苦たるや凄まじい。しかもそれだけ苦労したにも関わらず、映画の中で言ったら5分とか10分とかにしかならない。ようやるわ、ホント。さて。全員に一致した意見だったのだが、展示方法が今いち。展示方法とゆーか構成とゆーか。並べられているだけで(それだけでも「ごちそうさま」な気分にはなるけど)、展開がない。たとえば宇宙船のモデルを展示するにしても、原型と最終形態が離れてぽつぽつ置かれていたりして(ストーリーの制作時期順に並べられていたのかもしれないが)、見ていて頭の中でストーリーを作れない。製作法や工程などが示されているわけでもなく、単に「並んでいる」だけ。「ラフはこうで、原型ではこうだったが、最終的にこういう形になった」というのが一発でわかるような展示がされていれば、もっと面白いのに。アミダラ女王の服装にしても、ただ並んでいるだけ(PCを利用した解説がちらっとあったけど…)。たとえば横に十二単のホンモノを並べて「こういう類似がある、でもこういう相違がある」みたいに比較するとかさ~、そうじゃなくてもこれこそデザイン画の変遷を展示するとかさ~、なんかこーもーちょっとやりようがあるのでは???科学的分析も薄かったし、何より立場が中途半端だった。「反重力は科学的に認められていません」で終わったり、「ポッドレーサーは風速で首の骨が折れてしまうかもしれません」で終わったり、なんだいその夢の無い文章は(笑)。科学的事実を曲げろというのではなくて、 (A)もっと可能性を打ち出した解説にする (B)徹底的に「科学的におかしい」部分を洗い出すのどっちかの立場を取ったらどうか?それで、「おかしいじゃないか」とこてんぱんにやっつけようとする一方で、その疑問に対してルーカス・フィルム側がどういうふうに回答するかまで展示するとか(そうすると公平でいいね)。せっかく「科学博物館」でやってるんだから、そのくらい突っ込んだ企画にしてほしかった。問題は、だ。展示を見た子どもたちが(特に科学を敬遠しがちな子が)、「科学ってすごい」と科学の魅力に転ぶかどうかで、はっきり言って現状では恐らくだれも転ばない。せっかくスター・ウォーズなんて大立者を使うなら、もっときっちり利用して、科学の力、美しさ、ダイナミズム、未知の広がり、無限の可能性を、もっともっとアピールすべきではないのか。困難であるにしても、ちゃんと取り組むべきだった。インペリアル・ウォーカー(帝国の兵器)との戦闘に、モデル制作に9ヶ月、撮影に15ヶ月かけたというのはすごいし圧倒される。でもそれだけで終わらないで、たとえば「アニメーターが象の動きを観察してロボットの動き方に取り入れた」というのから、「今日でもロボット技術分野では同じように動物の動きを取り入れている、云々」といった発展性のある表現をなぜできないか。……もしかするとオーディオ・ガイドでそれをやってたのかもしれないけど、有料で、全員が聞くわけじゃなし、そういう重要な部分(発展性)こそはだれもが見る部分に表示すべきだろう。まぁあの……モデルやら衣裳の実物やら絵コンテやらスケッチやらは大量にあるので、それを見るだけでも面白いのは面白いです。特に模型好きにはたまらないだろうと思う。最後のほうに綿棒を利用したコロシアム観客席があって、これは非常に面白かった。他の人もみんな興味を惹かれて、よく立ち止まっていた。なんにせよ、映画のスタッフの方々に心から「ごくろうさま」を言いたくなる展示だった。
2004.05.30
会場:彩の国さいたま芸術劇場・音楽ホール曲目:モーツァルト 幻想曲 ハ短調 K.475 プロコフィエフ ピアノソナタ第6番 イ長調 op.82「戦争ソナタ」 ラフマニノフ 幻想的小品集 op.3 スクリャービン 12の練習曲 op.8より1, 2, 4, 5, 7, 10, 11, 12モスクワ音楽院の次代を担うといわれるピアニスト。最近、ゲルギエフとも共演していたはず(私はロミ・ジュリしか聞かなかったのでそっちには行かなかったが)。時間の都合で最後のスクリャービンは聞けなかった。前半2曲はどういうわけか印象が薄い。なんだろう。よくリラックスはできたけど。ラフマニノフは面白かった。ラフマニノフになってやっと気持ちが曲に入れるようになった感じだった。ロマンティックだった。なんだろう。割と印象が薄いのはなぜなんだろう?上手かったんだけどな~。ちょっと教科書っぽい?いや、私がぼんやりしてただけかも。大いにありうる(笑)。
2004.05.29
会社の同僚と一緒にショーパブへ行ってきた。新宿二丁目界隈にあるお店だが、割と有名でリーズナブルなところらしい。普通のお客さんも入れるけど、はとバスのお客さんも来るのだ。はとバスのコースだったのにはびっくり。えーと、普通のウェイターはともかく、他のスタッフはだいたいゲイのひとかニューハーフさん。ニューハーフさんってすごい。町中で会っても性別きっとわからない。肌とか綺麗だし、エステティックな面はすごいしっかり手入れしてるんだろうな。で、1時間~1時間半ほどお店の人とお喋りしながら(我々は全員初めてだったのでちょっと堅かったかも)、コースのお料理を食べて、19:30からショーが始まる(はとバスのお客さんは料理なしでショーだけ見に来る)。ショーってダンスショーなのね。狭い店内を縦横無尽に駆け回る感じでなかなかダイナミックな見応えのあるショーでした。全部で13曲だそうだけど、総勢12名がほとんど出ずっぱり。休んでいるのは衣替えの時間だけっぽい。あとで聞いたら、やっぱりモダンのレッスンとかちゃんと受けてるんだって。(そりゃレッスン受けなきゃあのレベルの踊りはできないわ)12人が毎日3セット、週6日間フル稼働だそうで……。……生きてくって大変だ。どこも体が資本だね。ショーの後がのんびりできないのがちょっと残念だったけど、面白い経験だった。
2004.05.28
今年の黄金週間に行ったフランス旅行のばらばらな想い出をばらばらに書き留めています。今回は「日曜はダメよ編」。今回の旅行でナニが残念だったって(たいしたことじゃないけど)旅程中に日曜日が多かったこと。そりゃこちとら会社員、土日祝日を利用して出かけるわけだから、日曜日はどうしても多くなるわけだけど。困るのです。日曜日はみんなお休みなのです。開いてるのは教会と美術館だけ(オーバーに聞こえるだろうがほぼそんな感じ)。個人商店はもちろん、シャンゼリゼ大通りの有名ブランドのブティックも(行かないけどさ)、ギャラリーラファイエットやら高島屋やらのデパートも、みんなみんなお休み。さすがヨーロッパ。日本人であるワタクシにとって、デパートが日曜お休みとゆーのはちょっとショックだった。ちなみにレストランなんかもお休みのところが多い。まーねー、フランスは特にカトリックの国だし、日曜日(安息日)は休んで当たり前なんだろうなー。とゆーわけで、ヨーロッパ旅行をするときは曜日にご注意。日曜日はほぼ「何も買えない」と思ったほうがいいです(笑)。ちと過剰表現かもしれませんが、案外本当ですよ。
2004.05.27
西洋中世の色彩感情では、 黄=芳しからぬ色、裏切り者、軽い狂気、道化師の服 緑=あまりよくない色、未熟者、若い、五月祭の色 青=誠実さ、ひっくり返って誠実さを装う(つまり中身は裏切っている) 黒=醜い、時代が下ると逆に良い意味になり流行(~現代に至るまで)もっとも、青のところで記したように全く逆の意味を持つことも往々にしてあったそうだ。劣性を表す黄色と緑。特に黄色。黄色の服をヨーロッパの人は着ないそうだが本当か?ただ例外として子どもは着るそうだ。一段低く見られているとのこと。「子ども」は「大人ではない」という分離概念が中世からあるとの話だが、中世にあってはまだ「子ども」は存在していない、ただの「労働力」だったはずだが。まぁ富裕層においては分離していたのだろう。ちなみに「黒」というのはもともと醜い、劣ったものだった(西洋中世の概念では)。「黒くごわごわした髪の毛」といえば「醜い人間」を指したらしい。その理由として、 ・支配者階級が金髪碧眼のゲルマン民族だった→優れているイメージ ・きれいな黒地の染めができなかった→「黒は汚い」このうち後者に関しては、16世紀ごろビロウドが登場して、「黒は美しい」に転換していくんだそうだ。ついでにプロテスタントの隆盛が「黒は良い」を推進したとかしないとか(色彩の豊かな衣服を着けるべきではないとかなんとか)。配色では、「明るい色と暗い色、それに赤」の組み合わせが好まれたらしい。たとえば、白と黒+赤。黄と緑+赤。それが、時代がやや下って、赤を明るい色と組み合わせるようになる。白+赤。明るい緑+赤。
2004.05.26
5/18の日記で「何か書こうと思ったのに何を書くつもりか忘れてしまった」と書いたが、その「ナニを書くつもりだったか」を思い出した。フランスから出した絵葉書が、ほぼ全部届いたようだ。と、ゆーのを書くつもりだったのだ。「そんなの当たり前」? いやいやとんでもない。国によっては届かない葉書も出てくるのだ。あるいはとことん遅れて着く葉書とか。実際、メキシコシティから出したやつなんか1ヶ月以上かかったし(投函したのニッコーホテルだったのに!)。イタリア旅行では、とうとう父親宛の葉書は到着しなかった(これは切手の糊が悪くて、はがれて未配達になったんじゃないかと思う。ごめん父ちゃん)。ちなみにうちの親がアルゼンチンから出した葉書は、ただの1通も届かなかった。1通も!!さすがフランス、近代国家。こーゆーところは安心できる。ひとまずホッ。
2004.05.25
この間のゴールデンウィークに行ったフランス旅行のばらばらな想い出を、空いている日にちにばらばらに書き込むことにしました。今回は「横断歩道編」。知らない国へ行ったとき、横断歩道を渡るのに戸惑うことがある。もちろん青やら緑やらは歩行者へのGOサインで、赤がついたら歩行者は停止という信号の大原則はどこでも一緒なのだが、びみょーに仕組みが異なるので、一番最初はちょっと戸惑うんである。とにかく私は戸惑っちゃうのだ。タイミングとか。それで、最初のうちは現地の人々の真似ッこをして渡ることにしている。パリでもそれをやってみた。失敗した。何しろ信号待ちの間に隣人とのお喋りに夢中になって、歩行者の信号が青になっても渡らないんである!(もちろんちゃんと渡る人々も多数おりますが)おかげで私もうっかり一緒に何度か渡り損ねた(私が一番馬鹿かも……)。お喋りもそうだが、恋人たちは往々にして信号待ちの間にキスし始める。そうするとこれも渡り損ねる。さすが恋人の街、パリ。でも私には(ちょっと)理解できない(笑)。なぜ信号を渡り損ねるのだ~(大らかだねぇ…)。とゆーわけで、パリで「他の人に合わせて横断歩道を渡ろうとする」のはやめましょう。自分ひとりでしっかり渡ること。ああ、もちろん、友人としゃべくって1回渡り損ねたり、恋人とキスして何度も渡り損ねたりするのはOKです(笑)。
2004.05.24
今年の黄金週間に行ったフランス旅行のばらばらな想い出をばらばらに書き留めています。今回は「犬のフン編」。なんてダイレクトなタイトル。パリに行ったことがある人ならすぐにわかると思うけど、パリの街を歩いていて気になるのは、犬のフンの多さ。そこかしこに落ちてる。だれも始末しないらしい。挙句、フンづけちゃったりすると「幸運の印だ」とかって言われたりするらしい。やめてくれ~、と、日本人の中では潔癖でない部類に入る私でもやっぱり日本人らしく思ったものである。なぜ片付けないのだ~。あんなにたくさん街中にゴミ箱を設置してるんだから、ちょっと捨てに行けばいいではないか(飼い主が)。何のためにゴミ箱が充実してるのかわからない~。(そう、ゴミ箱多いんですよ。テロ花盛りの街のくせに~、ってだんだん支離滅裂になってきたかも)でもそのフンのそばで男女が熱烈なるラブシーンやってたりするんだよね。謎のフランス(あ、フン害はパリのみか?)。
2004.05.23
曲目:バレエ音楽「ロミオとジュリエット」全曲(4幕10場)作曲:セルゲイ・プロコフィエフ指揮:ワレリー・ゲルギエフ演奏:ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団会場:横浜みなとみらいホールゲルギエフって若い。いやその、見た目とか実年齢とかじゃなくて(でも指揮者ではまだ若手なのか? いくらなんでももう中堅?)、曲の作り方が。もともとチャイコフスキーのロミ・ジュリよりもプロコフィエフのロミ・ジュリのほうがメロドラマチックだと思っていたが、さらにメロドラマだった(ような気がする)。1幕目は金管木管ともにやや不安定で「どーすんだー」と心配していたが、2幕目から立ち直って(?)よくなった。2幕目も3幕目もすばらしかった(他が悪いという意味ではない)。管楽器が一人でもこけるとおシャカな曲だから(何しろメロディパートの半分以上を管楽器が受け持っている…ような気がする)。トランペットは、1幕からずっと安定した演奏で、いつも安心して聴けた。それにしてもプロコフィエフはなんとゆー高水準をオケに求めていることか。むちゃくちゃだわ。ヴァイオリンとゆーか弦楽器のパートの3分の1近くがピチカート奏法だは、ホルンだろーがバスーンだろーがメロディをきっちり吹かにゃならんは、パーカスは種類豊富なうえ場面によっては本当に全身運動だは、観ているとちょっと疲れる(笑)。(たぶん演奏者は冗談じゃなく「ぐったり」だと思う)ヴィオラの主席のおっさんが、見ていて面白かった。テンポのいいところではリズムにあわせて首や肩を振る。メロディアスな部分では眉や首の傾きがメロディアスになる(笑)。音もよかった。ヴィオラっていいね、地味だと思ってたけど(まぁ地味だけど)。ゲルギエフは1幕のラストでタクトを指揮台にぶつけて落としていた。そして4幕ではっと気付いたら、またタクトを持っていなかった。どこかで落としたのか、それとも邪魔で指揮台に置いちゃったのか?うねるようなドラマチックなロミ・ジュリでした。特に2幕の、マキューシオの死からタイボルトの死のあたりが圧巻。で、19時開演で終わったのが21:50。当然か?まぁこのバレエ曲を通しで聞けるのだからありがたいと思わねば。(たいがい組曲ばっかりだもんね)その割に客数が少なくて気の毒だったかも。少数だったせいか、客質は非常によかったけどね。こんな客席の静かなコンサートは久しぶりだった。堪能。
2004.05.21
作曲:ジュゼッペ・ヴェルディ原作:ウィリアム・シェイクスピア指揮:ミゲル・ゴメス=マルティネス演出:野田秀樹合唱指揮:三澤洋史合唱:新国立劇場合唱団、藤原歌劇団合唱部出演:ヴォルフガング・ブレンデル、ゲオルギーナ・ルカーチ、妻屋秀和、ミロスラフ・ドヴォルスキー、井上了史、他会場:新国立劇場・オペラ劇場えっと。野田が演出するというので見に行ってみたが(ミーハーだよどうせ)。あまり面白くなかった(ファンの方、ごめんなさい)。特に最初の40分が異様に詰まらない。テンポ悪くて。バンコーの亡霊に脅えるマクベスを、マクベス夫人が「意気地がない」と嘆くあたりでようやく話に(気持ちが)入れるようになった。しかしそれもなんか……フツーの夫婦みたいなんだけど、マクベス。そこらの男が「やっちまったよ、ど、どうしよう」ってあとから怯えるのに、妻が「やっちゃったものはしょうがないでしょ。だらしないわね男のくせに」って叱咤する、そういうカンジ(笑)。とりあえずあんな情けないマクベスには申し開きの余地ナシ。自業自得じゃ。(そういう演出を目指していたなら成功です)最大の問題は、感情移入できなかった、マクベスに。シェイクスピアの悪者主人公の劇って、悪人でありながら主人公につい感情移入しちゃう、それで劇を楽しむものではないだろーかとゆー気がしなくもないとゆーか。悪人だろうがなんだろうがマクベスやマクベス夫人に感情移入できないと、舞台全体が面白くなくなるんである。まぁこれは歌手が悪いわけじゃないんですけど。歌手はがんばって歌ってたし。なに、もっと歌を聴け?そりゃそうなんだけど……。歌手でいえば、バンコー役は声がよかった。でも声量がちと足りない。骸骨とゆーか魔物とゆーか精霊とゆーか、魔女に相当するモノの演出は面白かった。人間と尺度がちがうことが身体つきのちがいから見てとれるし、動きはきれいだし。王家の亡霊のどでかい骸骨も好き。あと、舞台の仕掛けの使い方とかも非常に面白い。このへんは「さすが」という感じで。とにかく面白かった。ちょっとしつこかったけど。でもこれをオペラでやる必要があるのか……?(オペラでやるならせめてもうちょっと「このアリアを聞いただけで報われた」式の演目にしたほうがよかったんでは……)演目がマクベスだったのが、個人的には非常にまずかったのかも。蜷川マクベスのインパクトがどうしても先立ってしまう。私ゃしばらく大竹しのぶ以外のマクベス夫人は見られそうにない……(印象が強烈すぎて)。困った。大竹しのぶ、どこかでオフィーリアをやってくれないかな~。そしたらナニがなんでも見に行くのに。
2004.05.19
なんだろう。何かを日記に書こうと思っていたのに、それが何だったか思い出せない。うわー、気持ち悪いー。そしてどーしても思い出せないー。これが老化のはじまり?(すでに始まっているような気がするので第一歩ではなく第三歩くらいにしてみました)
2004.05.18
ちょいと恵比寿に寄った。別用で。それは結局何もならず(買い物せずに)帰ることにしたのだが、ちょうど恵比寿三越の前の広場で「ボテロ野外彫刻展」をやっていた。すっごいおかしい(笑)。だいたい、恵比寿駅から歩いてきて、まず目にはいると「なんだあの太いブロンズは?」と思う。女性はもちろんものすごい太さだが、ついでに馬まで太い(笑)。太いよ~。ボテロというアーティスト?は、絵画のほうで「ぶっといモナリザ」を描いたりしているひとだ。何年も前に三越だかどこかが展覧会を開催していたので知っている(でも見に行かなかった。行っておけばよかったかな)。しかしまさか彫刻にまで手を出しているとは知らなかった。見るブロンズ見るブロンズ、全部太い(笑)。その太さたるや尋常ではない。スフィンクスもずんぐりむっくり、「エウロパの誘拐」で誘拐されるエウロパも誘拐する雄牛のゼウスもとんでもない太っちょさん。笑いました。これが「芸術」かどうかはわからないけど、笑えるパフォーミングアートであることは間違いない。楽しい楽しい。もとから飾られていたスマートな彫刻が、存在感をすっかり奪われていたのもおかしかった。
2004.05.14
に、近い。旅行の写真の話。カメラのバッテリーが足りなかったらしく、後半はほとんど撮れていなかった。しくしく。成田で電池を買っていけばよかった~。皆さまも電池切れにはご注意くだされ。
2004.05.08
題名:髑髏城の七人作:中島かずき演出:いのうえひでのり出演:古田新太、水野美紀、佐藤仁美、坂井真紀、橋本じゅん、佐藤正宏、山本亨、梶原善、他会場:新国立劇場・中劇場(東京・初台)いわゆる新感線プロデュースの舞台。信長が倒れたあと、秀吉が天下統一する少し前を舞台に、関東で繰り広げられる伝奇スペクタクル?面白かった(わあ、シンプルな感想)。今回の脚本には、「なんでそこでそーなるの」といった無理やわざとらしさがなくて、つっかえるところもなくつるつる観られた。古田新太ってうまいね。ちなみに途中で気付いたけど山本亨も出てたんだね。なんか今まで見た役とイメージが違ってて楽しかった。声、いいなぁ。この役者さん、結構好き。ところでどこに梶原善が出ていたのだろう???(←今さら馬鹿だ?)
2004.05.07
ほぼ2週間ぶりに、お風呂に入った。旅行期間中はずっとずっとシャワーのみだったのだ(バスタブもなし)。ちょうど端午の節句で菖蒲湯。香りもいいし。ああ気持ちいい。こんな気持ちいいものに入らないなんて、他の国のひとはどうかしてる(笑)。風呂とトイレはやっぱり日本が一番だにゃ~、などとお湯と独断に気持ちよく浸っていたら、あがるのがすっかり遅くなってしまったのだった。
2004.05.05
ちゃんと日本に帰ってきました。関西国際空港、空いててよかった~。羽田は混雑してたけど。とりあえず無事です。
2004.05.04
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