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企画展示:東京ステーションギャラリー(東京・東京)こんな楽しい展示をやっていたなんて。木曜日にその存在を知り、あわてて駆け込みで行ってきた(会期1月23日まで)。国芳(1797-1861)っておかしいね~。なんかこう、型破りというか、枠を突き抜けてる感じで。今見ても目新しい。私はあの鯨とか馬鹿でかい緋鯉の絵が好き。躍動感がすごいの。特に緋鯉はすごい(別にシャレてるわけではない)。あの表現。ひたすら「ヤラレたッ」という感じ(全然説明にならん…)。でも絵葉書にはなってなかった~(涙)。あんなに存在感のあるいい絵なのに~。暁斎(1831-1889)は半端じゃなく上手いね。線も面も細かい細かい。でも私は一等シンプルな鴉が好き。かっこいいのだ、鴉。黒くてボテッと枝に停まってるだけのくせに(これも全然説明にならん…)。他はどうでもいいから鴉だけ欲しい。しかしてこれも絵葉書にはなってなかった……なんか恨みでもあるのか?(あるわけないけど)近江の国の勇婦、於兼(おかね)を描いた作品が二人に一枚ずつあって、並べて見られるようになっていた。構図というか動きの捉え方は暁斎のほうが断然上手いと思うんだけど、不思議なことにどっちが動いて見えるかといえば国芳のほうだったりする。力強いというか……。面白い。どちらも「本当にこれ版画なの?」と思うようなものがゴロゴロ。つい版木彫りの職人さんたちに同情したりして(だって細かいんだよ~何版も使ってるし~)。もちろん刷り師の職人さんたちにも同情(きっと何度も刷り直しさせられたんだ……)。彼らがタッグを組んで、ウォーホルなんかよりよっぽど早くファクトリーで生産した(しかも非常に出来のいい)アートをパブリックに行き渡らせていたのだ。そう思うとまた目新しい。で、珍しく図録を買ったのだけれど、左綴じにするのはやめれ~。浮世絵のときは縦書き文化でしょー。絵だって右から左に展開するんじゃないのー?それだけが不満の種。あとは秀逸でした。ここの展示は本当にいいものが多い。
2005.01.22
監督:ラース・フォン・トリアー出演:ニコール・キッドマン、ポール・ベタニー、ほか(思い出せない)わー。なんかもう救いのない話。ビデオのあらすじに書かれている以上の話はなかった(笑)。あるとても小さな行き止まりの村(ドッグヴィル)に、ある日グレース(ニコール・キッドマン)という女がやってくる。女はギャングに追われているらしく、村の青年トム(ポール・ベタニー)は村人の道徳向上のための教材として彼女を匿うことを提案する。グレースは村に置いてもらうべく努力し、村人達も彼女を受け入れてうまく行きだしたかに見えたが………。人間の貪欲さには際限がないというお話。都会だろうが田舎だろうがそれは同じこと。田舎の人間が純真だなんて、ただの願望だと思い知る。床に白のラインマーカーを引いただけのセット。これがすごい。よくこんなんで映画にしたな。舞台ならわかるんだけど。だって例えばドアがないんだよ? 全部俳優さんがマイムでやって、効果音で「開けたな」と確認するような感じで。さらに、ずーっとナレーションがつく。うるさい(笑)。でもナレーションがないとよくわからないだろう部分も多い。それが延々3時間。途中では長いとも思わず見てるんだけど、見終わったあとはずっしり倍返しで感じる。「長かった……」。要するにこの話、映画向きではないのでは?(笑)グレースへの見返りの要求は日を追ってエスカレートし、ついに村に最後の審判の日がやってくる。そして犬だけが残される。最初からこの村にはニンゲンなんていなかったんじゃないか、もともとイヌしかいない犬の村(=ドッグヴィル)だったんじゃないかとでも言いたげに。全然楽しくも面白くもなかったが、ショックは受けた。「イージーライダー」なみのショック。「見ろ、これがアメリカだ」と銃を突きつけられたような。救われない。ニコール・キッドマンは美人でした。まる。
2005.01.16
演目:走れメルス出演・演出:野田秀樹出演:古田新太、中村勘太郎、深津絵里、河原雅彦、小西真奈美、ほか会場:シアターコクーン(東京・渋谷)つまらなかった。9000円返せ!!(笑)台詞は膨大にあって、早口で何を言ってるかサッパリ。共感も物語りも何もないままに進み、最後にばっさり切られることもなく(登場人物は刺しつ刺されつしてたがそれがなんだとゆーのだ)なんだかわからんうちに終わってた。きっと遊眠社の時代は、若さもとい「勢い」で演ってたんだろうな。押して押して押し捲る(客の側は押されて押されて押されまくる。それだったら気持ちよかったに違いない)。野田の舞台って、だいたい言葉遊びと言葉遊びの間に何か「おや?」と思うものが挟まっていることが多かったのだが、これにはなかった(早すぎて聞き取れなかったんだったらどうしやう…)。古田新太ばかりがおかしかった。もうおかしい。彼が出てきて何か演技するだけでおかしくておかしくて。笑い転げていた。ああおかしい。他はな~、今一だったな~。決して下手なんじゃない。上手いんだろうと思うが、プラスアルファがない。まぁ私はどうも脚本がしっかりしてない舞台は苦手みたいだから?それでこういうのが個人的にダメなだけかもしれないけど?でもやっぱり9000円損した気分なのだった。
2005.01.14
監督: カン・ジェギュ出演: ハン・ソッキュ、キム・ユンジン、他いわゆる韓流のハシリと言っていいのではないか。韓国映画界にとっては、南北問題を取り上げ(かつヒットし)た最初の作品?内容は、北朝鮮側の凄腕スナイパーと韓国側の諜報部員との許されざる恋。と、言ってしまえば確かにそれだけだが、なるほど話題になるだけあって面白い。情報戦や戦闘シーンが目立って、全体に劇画調。でもメロドラマの部分も外さない(笑)。そのあたり、ハリウッドっぽいけど、ハリウッドより面白いでしょう。脇役も結構しっかり描かれていてなかなか……。設定までは出てこないものの、一人一人に存在感があるし、単に「悪役」として片付けられてしまうのでもないところが心ニクイ(北側工作員にもちゃんと「青年の主張」をさせているのだ)。で、これでブレイクしていたハン・ソッキュはいったい今どこにいるのでしょう???とりあえず見て損はない。最初はヒマ潰しで見ていても、いつの間にかのめり込んでしまいそうな作品だ(今頃ナニを言っておるかとゆー感じですね……遅すぎ……)。他も見てみようかな。
2005.01.12

起きたら雪が降っていた。飛行機が出るのか心配。朝食を食べ終わったあたりで見たら、晴れていた。でもまたすぐに変わるんだろな。お別れに、雪だるまに会いに行ったらお辞儀された(どんどん前のめりになる)。長靴履いてそのへんを散歩した。どこも真っ白。裏手の竹林からときどき雪の落ちるざざーっという音が聞こえたりする。白菜の写真を撮ったり(雪をかぶってて可愛い)、そのへんの雪景色を見て回る。そういえばこういう観光(?)はしなかった。雪が降ってるとやっぱりなかなかそうやって歩き回る気力が出てこないんだよね(住んでる人はたいへんだ)。少しでも晴れてよかった。鳥取空港へ。いつ見ても小さい空港だー。2つしかない売店の片方で、つい、ふろしきまんじゅうを買ってしまった。ふつうのおまんじゅうなんだけど美味しいので。なぜ「ふろしき」というんだろう?言問団子と並んで、名物の和菓子だ(と思う、たぶん)。境港に水木しげるロードがあるのは知ってたけど、こんな缶ジュースが売られてるのは知らなかった(目玉おやじ汁とかねずみ男汁とか…その実体はお茶とジュース)。重いので買わなかったけど。画像が見にくくて済みません。飛行機は遅れた。乗る前は青空だったのに乗る直前から雪が降り出した(ホント、猫の目のような天気)。でも離陸してしまえばこっちのもの、一路東京へ向かう。羽田でアメリカンダイナーに入って昼食。ここはあまりオススメしない。いつまで経っても母のクラブハウスサンドイッチは出て来ず、とうとう断った(その際の店員の態度もあまりよろしくなかった)。もっとも私の注文したスパイシーエッグバーガーは、ピリ辛でおいしかったけど。でもきっともう行かない(高いし!)。午後の、あまり遅くない時間に帰宅して、のんびりとっとり旅行もおしまい。なんか食って寝て温泉入ってだらだらしただけのような気が……(汗)。のんびりできてよかったのはよかった(どうせ明日から残業の嵐だ)。時間の流れ方が違いすぎて、まるで別世界みたいだった。
2005.01.11

起きたら晴れていた。わーい。でもおかげで雪だるまはうなだれていた(笑)。今日は街へ繰り出して、一軒だけある映画館へ。「ハウルの動く城」を見るのだ。東京だとまだ混んでそうだし、こういう機会を利用しないと結局ビデオで見る羽目になる。で、見た。面白かったけど、私は「千と千尋…」のほうが好きだな~。しかも最近、作品中に元気な男の子がいないな~。みんな「守る守る」言いながら結局守られてるあたりがなんちゅーか……。そんなことより、お客さんが二ケタ台いてびっくりした。前回、「猫の恩返し」を見に来たときは5人くらいしかいなかったのに……。映画を見た後は料理屋さんへ行った。建物が古い町屋で、雰囲気良し。でも大広間を使ってどこかの高校の陸上部がOB会をしていたらしく、そのOB・OG面々の長話がつまらなくて閉口した(聞くなって?)。餅しゃぶを食べる。水炊きみたいなお鍋(一人用)に薄く切ったお餅を入れて、しゃぶしゃぶ。はっと気付くととろけそうになっているので、引き上げて食べる。美味しいのだ。でもタイミングを間違えると溶けて鍋の汁になってしまうので、注意が必要だ(笑)。家に戻って昼寝。寝た寝た。今晩寝られないんじゃないかってくらい(実際、全然寝られなかった)。夕方、今回は父も一緒に三朝温泉へ。昨日と同じ三朝館へ行く。ひろびろしていい温泉だ~。曜日が違うので薔薇湯はないが、夜でまた風情が違って良い。しかも夕食時に入りにきたからほとんど貸切(笑)。他に人がいないのを利用して、庇から今にも落ちそうに張り出している雪にお湯をかけてやった。なかなか落ちないんだけど、ある程度かけたところで、ザザーっと露天風呂に塊が落っこちる。面白かった(何しとんだ)。
2005.01.10

鳥取二日目。朝起きたら雪、雪、雪だった。がああああん。昨日も降ってたけど、これほどじゃなかった。う~む、寒くて何もする気が起きない。と、年寄りのようにお家の中で丸くなっていたら、父親が車の雪を下ろしに行くのでついていって遊んでこいと母に言われた。長靴と上着と手袋で武装して駐車場へ。わあ白い(笑)。手伝うことがなさそうなので(お父さん一人でやっちゃうんだもん)、自分は雪だるまを作ることにした。東京じゃできないから。あっという間に雪玉がでかくなる。でかくなるとどうなるか。重くてなかなか転がらない。あの、よく絵本なんかに大きい雪ダマを笑顔で軽々と転がしてる子どもかなんかの挿絵があったりするけど、あれは嘘だと思った(もっとも粉雪の地方だと違うのかも)。胴体を作って、その上に載せる玉を作ったら、重すぎて持ち上がらなくなった。どうやっても一人じゃ持てない。父に頼んで二人がかりでやっとこさ上に載せた。……鳥取くんだりまで来て何やっとるんだ私は。2つめの玉があまりに大きいので、もう一つ小さいのを上に載せて寒椿の葉と花で顔を作った。グラマーで艶っぽい雪だるまになってしまった(笑)。だいたい身長160センチくらい。これだけ大きい雪だるまを作ったのに、駐車場はまだまだ真っ白。う~む。以下、続くかも(少なくとも今日は書いてるヒマがもうない…)。 ちょっとだけ続き。昼に父特製?のカレーうどんを食べ、午後はまた三朝温泉へ出かけた。今日は三朝館というホテルの湯めぐり。日曜日なので、女湯のほうには「薔薇湯」がある。風呂桶(桶って言わないか?)の中に薔薇の花がたくさん浮かんでいるのだ。とてもいい香り。赤や黄色、ピンク、うす紫など、さまざまな薔薇の花に埋もれてあったまる。ちなみにそこは露天なのでのぼせにくく、いつまでも入っていられる。こうする間も外では雪が降っていたりする。薔薇湯の上は庇があって大丈夫だったが、露天風呂でも屋根のない部分へ行くと、ちと寒い(笑)。雪が顔に吹き付けてくるし。心なしかお湯も温め?そりゃそうだよね、今しもさんざん雪が降り込んでるんだから、温かいだけありがたいわ。それにしても、晴れたかと思うとすぐに吹雪いたりして変な天気。こちらではこれが普通だそうだが。私が「晴れた」とか「吹雪になった」とか天気が変わるごとに叫んでいたら、母に「お前はうるさい」と言われた。そんなで一喜一憂していたらもたないのだそうだ。こうして温泉であたたまったあとは、家に戻ってのんべんだらりと過ごして、昨日かろ市で買ったでかい赤ガレイを焼いて食べて、少しパソコンで入力作業して、それで寝た。ものすごくさぼった毎日を過ごしている気がする…。
2005.01.09
鳥取へ行った。まずは羽田でさんざん「状況によっては米子か伊丹に下りる場合がありますことを予めご了承ください」と脅された。東京はまっぴかりでも鳥取は雪らしい。きゃー。多少遅れたものの無事に鳥取空港到着。両親の車でまずは今宵のでぃなーを物色に行く。そうよ、今回はカニを食べにきたのよ、松葉蟹を。というわけで、かろ港の近くのかろ市というところに行って松葉蟹を見た。………た、高い。11月だったら安かったらしい。今はとっても高値。ひ~え~。まぁさんざん悩んだ挙句に、大きい生の松葉蟹を買ってもらった。氷を入れてもらって車に積む。市場の中にあるお寿司屋さんでランチを食べたら美味しかった。地元のひとがやってるお寿司屋さんらしい。女性3人がカウンターの中で立ち働いていた。すぐ隣にあるカニ博物館?でカニやら何やらを見た。松葉蟹の白いのがいて、これが目玉になっているらしい。青いのもいたが1月1日にお亡くなりになったそうだ。それにしても、松葉蟹の赤ちゃんがあんなに小さいとは。プランクトンじゃないですかまるで。どうしてどうやってあんなに大きくなるんだろう……?一旦両親の家へ。それから、三朝温泉へ出かけて、大橋旅館というところの温泉に入る。温泉だけ入れるのよ(有料だけど)。すごい岩風呂だった。岩風呂ってふつう、縁の部分だけ岩でしょ。全部岩なの。あまり手を加えてないらしくて。中に入ってもごつごつ。岩と岩の間に足が挟まったりするし。何より、深い! 一番深いところなんか、立っても胸の下までお湯がある。子どもは大変だこりゃと思ったが、こんなところに子連れでくる人はあまりいないのかも……。堪能しました。旅館は由緒ありそうな古い造りで、一度は泊まってみたいな~などと思った(でも高いんだろなきっと)。夕食は、さっき買ってきた松葉蟹をメインに、寄せ鍋。いやぁ、静かでした、カニを食べてる間(笑)。カニ食べ終わったら疲れてしまった(笑)。身の部分がしっかりあって、非常に美味しいカニだった。さすが、値段だけのことはある。(きっともう二度と食べられない……)温泉の効力が切れる前に、布団にもぐって寝た。
2005.01.08
監督:ティム・バートン音楽:ダニー・エルフマン出演:ユアン・マクレガー、アルバート・フィニー、ビリー・クラダップ、ジェシカ・ラング、ヘレナ・ボナム=カーター、スティーヴ・ブシェミ、ダニー・デヴィート、アリソン・ローマン ある父親が息子に語って聞かせる人生の回想。なんでもできる小さな町の英雄だった彼は、ジャイアントと一緒に故郷を出て、サーカスで働きながら、障害を越えて恋する女性と結ばれる。戦争へ行った先で出遭ったシャム双生児と一緒に敵地を脱出し、破産した町を買い上げて元通りにする……。奇想天外な物語に、息子は父親の言葉が信じられない。死期の迫った彼に「本当の話を教えてくれ。父さんが見えない」と頼むが……。バートンらしいおとぎ話だ。「えー、そんなのありー?」と思いつつ、にこにこユアン・マクレガー(=若き日のお父ちゃん)につられてぐいぐい話に引き込まれる。次はナニが出て来るんだろうと話の続きを期待してしまう。まぁ確かにこんな奇天烈な話を年がら年中聞かされて育ったら、思春期辺りから逆に辟易するようになるかもな。とは思うものの、何かがあって息子の不満よりお父ちゃんの話に軍配をあげてしまうのだ。それが何故なのかは結局よくわからなかったのだが……。不思議なことに、見ているうちに全く違う脚本を思い出して重ねていた。アーサー・ミラーの「セールスマンの死」だ。お父ちゃんの職業がセールスマンでほとんど旅行しながら営業していたという経歴や、息子とのギクシャクした関係が、なんとなく似ている。ただし、全くの裏返し。お父ちゃんは息子に何かを残して死んでいくし(セールスマンの死では保険金を残すために死ぬが、ある意味でそれは何も残さない)、語られる回想は異様に鮮やかで現在に劣らぬ存在感を持つ(セールスマンの死では回想は「古き良き時代」であり「懐古」でしかない)。息子はこんな楽しい父ちゃんを持ちながら、留守がちだったのは他の場所に他の女と家庭があったからじゃないかと疑い(セールスマンの死では若き日の息子は父親の素晴らしさを疑いもしない)、父ちゃんの大きさを受け入れられない自分を歯がゆく思う(セールスマンの死では息子は自分の小ささを受け入れようとしない父親に反発する)。まぁそんなごたくはどうでもいいんです(書いてみたけど)。面白い。とにかく。何か見えない糸でつながれている感じや、メタファーてんこもりなのに押し付けがましくないところや、そのへんが監督のうまさなんだと思うけど。お父ちゃんが「昔から、すぐに体が乾いて水がほしくなる」ようなことを途中で言う。これが最後に「ああ、●だったからなのか」とわかってうれしかった。なんというか、謎を解けた嬉しさではなくて、ちゃんと答えが用意されていたことの喜びを感じるのだ。お父ちゃんの奇想天外な人生の物語は、息子が締めくくり、跡を継ぐ。それで何かが満たされる。ナニが満たされたのか全然わからないのだが、とにかく感動する。なぜ?どこに感動しているのかわからないのに涙が止まらない感じ。どこを面白いと思ったんだろう?何度考えても全然わからない(だから今回のテキストは全然まとまりがない)。ただ、見てよかったと思う。非常にオススメの一作。追記:私はヘレナ・ボナム・カーターが好き。
2005.01.06
NHKで新しいシリーズが始まったらしい。(金字塔にすがろうというのかしら……むにゃむにゃ)ちなみに最初のシリーズは25年も前なのだと、あらためて認識して吃驚。今度のシリーズは語り手が松平定知。私も興味をもって番組を見てみたが……。個人的には今一…今二…今三くらい。特に語り手、うるさい!!全編ドラマチックに語るな!! うっとうしい!!次回からも同一人物のナレーションかと思うと、それだけで見る気が失せる(私は)。番組そのものも全体に押し付けがましい。「どうだすごいだろう」ってメッセージがびんびんに伝わる。だからうるさいって。すごいかどうかは私たちが見て決めることで、制作者にいちいち言われることではナイ。もちろん制作側が「すごい」と思って作るのは重要だけど、それをあからさまに「どーだ、どーだ」と出すのは野暮ったい。興ざめ。そのあとで25年前のシルクロードを見たら(今後も併映するらしい)、さっぱりしていてよかった。石坂浩司のナレーションは流れるようで、全く押し付けがましいところがないし、全体の構成も「こうだったんだよ」という事実の描写。だから見ている側が想像を膨らませることができる。だから面白いし、もっと知りたいと思うのだ。これはディレクターのセンスの問題なのかな。昔の制作者はたぶん、伝えたいことが山のようにあって、その中で放送する部分を選りに選って、自分が入れたくても視聴者にとってはどうであるかを考えながら泣く泣く削って削って、非常に洗練されたかたちのものを出してきていたんだろう。そのあたり、ストイックな美しさを感じる。でも今は違うのね。個人的に、シルクロードシリーズに関しては、昔のスタイルのほうが好きなので残念だ。あ~、新シリーズどうしようかな~。あまり食指が……とりあえず文字放送にして見るのはどうだろう?(笑)
2005.01.02
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