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もう始まったんだろうか、あの映画。私も結構興味があったのだが、ポスター見て興味の度合いが下がった。メインのキャッチコピーはいいけど、リード文というか、少し小さめの書体で書かれた文句が表現未熟でさ……「人間はまもるにたるべき存在か」そりゃ重複だって。「守るに足る存在か(=守る価値がある存在か)」か、「守るべき存在か(=守る義務のある存在か)」というのが普通でしょ。重複表現には、強調される場合と、単にうざったい表現になる場合と、意味をなさなくなる場合があるけど、これは3つめのケース。現在では「べき」は「可能」ではなく「当然・義務」で使われるから(私ゃ「可能」でも使いますが)、「守るに足るべきか」と言ったら「守る価値があるか」ではなく「守ったときに満足する義務があるか」になる。ヘンだって。まぁ百歩譲って「可能」で使われたとするなら、「守ったときに満足できるか」になるのでわからないでもない。でもたぶん違う。ここで言う「~に足りる」は「~する価値がある」の意味で使ったんだろうから、畢竟、ただの重複だ。制作者側の注文かコピーライターの企画かはたまたデザイナーの創作か知らないけど、こういうところで変な日本語使わないでほしいなぁ。表現力不足を突きつけられる感じで一気に魅力減(こんなこと思うの私だけかもしれないけど)。だいたい原作者泣くんじゃないか、昔気質の漫画家なんだから。※注:決してこの映画自体を非難しようというわけではありません。※注2:あんまり「楽しい誤植」じゃなくてスミマセン。
2004.10.09
またくだらないものに心惹かれたり。うっかり駅ビルの上の店に行ったりしたから(ちゃんと買うべきものがあって行ったんだけど)。あれ、ほしいと思ったくせに値段もなにも見てこなかったな。2000円くらいだろうと思うけど。問題は予算よりも、居場所である。むちゃくちゃかさばるものじゃないが、そのうちに所在がなくなってホコリかぶって転がっちゃうのが目に見えて……やっぱり買うべきじゃないよな~。って、阿呆のように悩んでいる問題のブツは、ただのクッションです。30~40センチ四方くらいの、食パンの形のクッション(目鼻付)。ふかふかでかわいいんだよ、食パン。私、食パンマンさまのファンだし(関係あるのか?)。……しばらくあの店の前は通るまい。
2004.10.08
すごいな。こんなに書くのさぼってたのか……(現在2005年1月末)。もう細かいことを書くのはやめ。要するに野田秀樹の作品。私が見に行ったこの「日本バージョン」のほかに「ロンドンバージョン」「タイバージョン」もやっていたが、「当日飛込みで行けばいいや」と思っていたら時間が取れなくて結局見なかった。後悔先に立たず。ある小さな島。すでに島内で村八分的な扱いをされている人間がいる。村人たちは「あの女」と呼び、彼女を本名で呼ばない。その「あの女」のところへ「赤鬼」が流れ着く。言葉の通じない、赤い髪と青い目をした異邦の民が。途中でいったんは「赤鬼」も島に受け入れられるかに見えるが、結局のところ、彼は「赤鬼」扱いしかされない。同じヒトとしての立場をどうしても与えられない(「あの女」と、精神薄弱なその兄と、彼女を好きな青年以外は)。追い詰められ、逃げ出した4人は食糧もなく海を漂流して………(以下自粛)。あるとき「赤鬼」が語る彼の「ドリーム」、これがなぜかキング牧師の有名な演説だった(笑)。「I have a dream, that one day....」というやつ。なぜだ。キング牧師が好きなのか?(確かに非常にスバラシイ演説だけど、何もまるまる使わんでもいいような気もしなくもないっちゅーか……)それとも異文化間理解のための典礼として出してきたのか。日本バージョンは確かに日本バージョンだった。島国根性っていうのかな?これはやはり他のバージョンと見比べるべきだった。しまった。特にロンドンバージョンなんかさぞ面白かっただろう。イギリス人特有の外国人差別が描かれていたにちがいないのだ。それぞれどういうふうに異文化不理解が描かれたのか、今となっては知るよしもない……。
2004.10.06
■演奏:鈴木雅明■日時:2004年10月1日(金)19:00~■会場:東京芸術劇場・大ホール(東京・池袋)■曲目:プレリュードとフーガ ト長調 BWV541 コンチェルト ハ長調『グロッソ・モグル』 BWV594 コラール『主イエス・キリストよ、われらを顧みて』 BWV709 パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV582 トッカータとフーガ ニ短調 BWV565 フーガ ト短調 BWV578 コラール『いと高きところにては、ただ神にのみ栄光あれ』 BWV715/BWV663/BWV664/BWV662 ※4ヴァリエーション プレリュードとフーガ ホ短調 BWV548今回はなんといっても私自身がヒサンだった。まずもってチケットが見つからず、そのうえ阿呆なことに「東京文化会館」だと思い込み上野へ(注:文化会館にはパイプオルガンはありません…)。上野で「あれ、やってない…?」ともう一度考え直し、あわてて池袋へ向かった。当然遅刻……。馬鹿だ~。「チケットなくしました」って申告して、席番号は控えてあったので再発行してもらい、1,2曲目が終わったあたりで場内に入った。二階の張り出しの、いい席だった。そっか。パイプオルガンなんだから、二階席のほうが奏者に近いんだな。音は一階のほうが降るようかもしれないけど。この人の演奏は、だいたいがやんちゃなイメージがあって、面白いときは若々しく瑞々しく「面白い!」と素直に思えるんだけど、今回はちょっとがちゃがちゃだった。がむしゃらっつーか。もうちょっと丁寧に弾いてほしかったなー。特にリズムがガタガタで。それも左と右でバラバラ。雅楽かこれは(えっ、実はそうなの?)。和声のところへ来ると緩和されて、素直に曲に耳を傾けられるんだけどね。パッサカリアなんかはよかった。アンコールも面白くてよかった。でももうちょっと……もうちょっと丁寧に……なんかもったいなかった。う~、やはり他のオルガニストを聴いてみるべきなんだろうなぁ~。とは思うものの、なかなか……。そういえばパリのマドレーヌ寺院に行ったとき、ちょうどオルガンの演奏会中で、本当に降るような音楽にしばらく浸った。CDでもかけてるのかと考えていたくらいだから、上手かったんだろうな、今にして思うと。しかも「前衛的だなー」と思って聴いていたら、実は12~13世紀の作品だったという(笑)。あれは面白かった。そういう演奏とどこかで出逢えればいいのだが。
2004.10.01
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