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本日2回目の講座。それぞれ書いてきた作品を提出。これはコピーして全員に配られた。それらについてのコメントは来週。今日は先生の作品「手錠の一日」と絲山秋子さんの「沖で待つ」を中心に思いつきをどのような器におさめるか、というような話の中で小説の時間経過の処理方法等について講義してもらう。途中、現代日本の小説7作品の冒頭部分を紹介される。“「ひまわりの祝祭」、これは誰の作品かわかりますか?”と先生。むむ。職業柄この手の質問には構えてしまう。タイトルに覚えはあるのだけど、誰だっけ?と思っていたら先生はある受講生に、“○○さん、ご存知でしょう?ほら、同業の藤原くんですよ”、と話し掛けられた。藤原くんとは藤原伊織さんであった。同業者!?○○さんってナニモノ?まさか小説家の藤原さんも○○さんも家業が実は豆腐屋、とかそういう意味じゃないですよね?などと興味津々であった。次回までにみなさんの作品を読んでこなくてはならない。作品も書かねばならないので、帰りの電車で大急ぎで読み始める。1回につき、それぞれ4000字程度を目安に書いてくるのだが中にその倍近く書かれたものもあって時間がないのに!、とムウっとする。でもまあ、私の駄文を読んでもらう方が申し訳ない気分なので、ムウ、も一瞬にしてエヘに変わる。提出作品が1回ずつの完結である必要はない。今回が長編の第1回目、という人も何人かいた。例えば、全体の予測400字詰め原稿用紙150枚相当のうち、今回の提出は10枚、という感じ。てことは15回書き続けるってことですね?月に2回なので半年以上の取り組みってことですね?長編を書いてきた人はみなさん上手で、早く先を読みたくはあるけど、15回もお付き合いするのですね。それって既にして連載小説家ではありませんか。ムムウ。長くなったので今日はここまで。おやすみなさい。
2006.10.31
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先日偶然会った先輩の所属されている合唱団の30周年記念公演を見に行く。ミュージカルでレ・ミゼラブルをする、その中でコゼットをするとは聞いていたがレ・ミゼラブルは第2部で、第1部では合唱曲の指揮者をしておられて驚いた。これまでクラシックの演奏風景を目にするとしても指揮者にはほとんど注目していなかった。このたび久しぶりの先輩の姿をじっと見ていると指揮者ってほんとに演奏者を鳴らすんだなあと思った。ちなみに私の指揮者に関する知識はほとんどが「のだめカンタービレ」によるものである。指揮者といえば千秋センパイである。その人はとてもエレガントな方なのだが強く歌うところでは激しい動作で優しく歌うところではやわらかい動作でそのメリハリが凛々しくておそろしくかっこよかったのだった。第2部のコゼット。「いい年をして、あたまに大きなリボンをつけるんよ」と照れておられたけどそれが全く違和感がなかったのだった。黒いワンピースに白いレースがついていて、頭のリボンも白いレース。今すぐメイドカフェ採用!というくらいにお似合いであった。このたびほとんど初めて耳にするその人の生歌声は、きれいなソプラノだった。もっともっと聴きたかったけど、今回の公演がとりあえず最後らしい。10年くらい、その合唱団でやってこられたとのこと。学生のころは、そういうことに興味がおありとは知らなかった。10年あったら、ずいぶんいろんなところまで行けるんだと思った。一緒に見に行った同期の友達たちも変わっていないようでいて実はみんなとても遠くまで行っているのかもしれない、と思う。
2006.10.28
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小学生の時の友達と、10数年ぶりに会う。引越しの多かった私が小学生の頃に住んでいたところは、ここから特急で4時間くらいの、さほど小さくもないけどけして大きくない町だ。すでに結婚している彼女は、先生をしているだんな様が今年1年間、この付近の大学に留学(というのか研修、というのか)されることになったので車で1時間ちょっとのところに部屋を借りて暮らしているらしい。前回会ったのはたぶん彼女が結婚する前だ。あの時は、マリッジブルーで、なんだか悩んでたよねえ、って懐かしく話す。小学生の頃は、よくいっしょに絵本を作って遊んだ。他愛もない、8ページほどの。いったいいつ頃から友達だったんだろうねえ、3年生くらいかなあ、と話し卒業の時もおんなじクラスだったよねえ、と話す。でも、その後の空白が埋められない。埋めたいけど、一体どこから埋めたらいいのか、見当がつかなくて少しもどかしい。2時間ほど一緒に過ごしたあと彼女はだんな様の車に乗って帰っていった。時間が短かすぎて、お互いたぶん、間合いを計りかねていたと思う。彼女は、非常に可愛かったこどもの頃のまま、今でもとても可愛らしかった。でもやはりあの頃とは違う、それぞれの本当に経験してきたあれこれを、気兼ねなく話すことができるようには、決してならないかも知れないなあ、と車を見送りながら、まるで、みんなが泣いていたけど決して泣けなかった小学校の卒業式の時のように、取り残されたさみしさを感じた。けど、また会おうっと。
2006.10.26
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先週あたりから、めったに会わない人と会う機会が続いている。
2006.10.24
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仕事中、M県S市の同業者の人から問い合わせ電話がかかる。一般企業ではそんなことあるのかどうかわからないけど同じような規模で同じような仕事をしている人から全国的に注目されつつある仕事上の懸案事項について「お宅では○○はどうしてますか?」という質問。私の携わってる仕事内容は、職場内にて少数派なものだ。同じような仕事をしている人と話す機会はめったにない。まして、全く別の地方の方なんて。さらに珍しく女性の方で、しかもなんだか聞き上手の方だったので用件が終わった後、しばらく雑談を交わす。なにやら疲労気味のこの頃だったのだけど、初めて話す人とは思えないくらい和ませてもらった。今はそうではないけど本来は接客も多いので、こういう風に相手を警戒させない人って偉いなあと思う。私も常日ごろ、そんなに人を警戒させてはいない(機嫌の悪い時は人の何倍もダメだけど)と思うけど実は人を警戒させる人物が好みでもある。でも接客にはどうしたってある程度の愛想は必須。とはいえ軽んじられては失格。その匙加減を相手次第で瞬間的に変えていくことになる。今日の人はさらに縁もゆかりもないけど会ってみたいなあと思うくらいに魅力的なのだった。いつかS市に行ったら寄ってみたい。とても遠いけど。
2006.10.21
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『文学賞メッタ斬りリターンズ』。世に数多ある文学賞について、受賞作やノミネート作を評する本『文学賞メッタ斬り』の第2弾。主に2人の評者が作品ともども各賞の選考委員をメッタ斬りにする。選考委員には超有名作家の方々も多い。その人たちを描写するくだりが、事実はどうかわからないけど、なんだかキャラが立っていておもしろい。津本陽さんや宮本輝さんなど、散々である。石原慎太郎など、著者達の悪意さえ感じられる。そして全体的に辛口評で、世間には売れているけど実際どうなんだ?と常々疑問を感じている作品についてそうよねそうよねやっぱり「微妙」だよね(ほんとは「全然だめ」よねって言いたいけど書くだけでも偉いと思うので多少謙虚になっております)、と共感させられる超辛口評が堂々と活字になってるので読んでいて爽快。そんな中、絶賛されていたのが、舞城王太郎『好き好き大好き超愛してる。』2年前の芥川賞候補作である。この本がほんとに話題になっていた頃はタイトルから催される嫌悪により食わず嫌いだった。でもこのたび読んでみると、よかった。ストーリーは筋の通った一本ではなく、主となるストーリーにいくつかの別物が配されている。それら同士の関係は明らにはされない。たぶんこうなんだろう、と思うものはあるけど、そんなことは割とどうでもいい。題名の通り、人を好きと思う気持ちが描かれているような感じ。人を好きと思う気持ち、とか、それに限らず自分で何かを感じるということはいつも必ず自己中心的なことだ。だって人は必ずその人の主観の中に生きるしかないから。そんな感覚が、他人を愛するという一見誠実な心情を装いつつ、かなり自己中心的に描かれている、ような気がした。なんとなく、同世代の匂いがする。と思って確認したら、「ほぼ」同世代であった。この人の作品は以前に『熊の場所』を読んでいた。が、あんまり覚えていない。このたびも、個人的に、これからもっと読みたい作家ラベル、をこの人に貼ってみたがこの熱がいつまで続くかわからない。とりあえず、同じく『文学賞メッタ斬りリターンズ』で絶賛されていた絲山秋子さんの『沖で待つ』を読もうとしている今。これは、通おうとしている文芸講座の必須図書でもあるのだった。 大森望・豊崎由美『文学賞メッタ斬り!リターンズ』PARCO出版 舞城王太郎『好き好き大好き超愛してる。』講談社 舞城王太郎『熊の場所』講談社 絲山秋子『沖で待つ』文藝春秋
2006.10.18
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“文章教室的講座”の初日。案内に「実作してもらいます」、とは書いてあったものの行ってみるまで内容がよくわからず、なんとな~く文章作法とか教えてもらえるのかな~と思っていたら全然、断然、文芸的でした。月に2回、毎回10枚程度の作品を出す。テーマやジャンルは全く自由。思っていたよりはるかに文芸的。見ると確かに講座の名前も「実践文芸ゼミ」とある。確かに。むむ。先生は作家のK氏。「図書館に行けば僕の作品もありますよ」とおっしゃるので帰りに携帯で検索したところ、、、確かに、この人の本を書架に返本した覚えあり。今日の出席者は全部で9人。7人までは年上な方々で、実作歴の長い人が多いようだ。それぞれこれまでの筆歴と書きたいジャンルを書いて提出、とのことだったが私の場合はほとんど実作経験がないので、筆歴についてはあっさりキッパリ「特になし」、ジャンルは「純文学系小説・エッセイ」と書いて出す。見るとみんなあれこれと書いておられるご様子。むむ、ついていけるんだろうかと不安になる。平均して2週間に10枚(時には1週おきに10枚)。書きなれた人には多分楽々な量なんだろうけど一体どの程度の負担になるのか見当がつかない。とりあえず今現在、10枚/2週 をこなす習慣がないことだけは確か。帰りにいちおう、5枚くらいになってもいいですか?と聞いてみる。そしたら、「いいですよ、2枚でも3枚でもいいから何か書いてきて下さい」と言ってもらった。優しい、のであった。ちょっと安心(してないで書かなきゃ)。
2006.10.17
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飼っていたハムスターのはなちゃんがいなくなって11日。先代のハム、“ぐう”を埋めた大きな植木鉢を掘り返して埋めたのだったがその時ちょうど、ぐうと一緒に埋めていたハナニラの球根が右半分のスペースを残して芽吹いていた。さらに感傷的気分に浸りつつもたぶん、ぐうを埋めたあたりの土は有機物を吸っていて元気だから春に咲いたハナニラがまた芽を出したんだろうと思いその芽吹いた半分は、ちょっと怖くて、よう掘り返さなかった(申し訳ない、ぐう)。ぐうを埋めてから2年あまり。ハムスターはどのくらいで土に還るんだろう。ところがはなちゃんを埋めたとたんに空いていたスペースからもハナニラが芽を出し始めた。はなちゃんを埋めるために掘り返したことが刺激になったんだろうか今や植木鉢全体からハナニラが芽を出している。生存条件の悪そうな、植木鉢の端っこぎりぎりからも。ぐう、もしかしてはりきってる?はなちゃんといっしょに埋めたひまわりの種、芽を出す余裕を与えてもらえるだろうか。やつ(ぐう)はお調子者だから・・・。ひまわりはお弁当だからあきらめられても来春のチューリップは咲かせてほしい。がんばれはなごろう。と、毎日帰宅するたびにはなごろう~、ぐうちゃ~ん、と呼びかけてしまうペットロス症候群気味の私。
2006.10.16
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夕方、時々しか行かないR駅付近を歩いていると前方に見覚えのある人が。走りよって声をかけるとやはり数年前に退職されたKさんであった。偶然に驚きながらそのまま一緒にR駅へ。帰る方向が一緒なので、ご飯でも行きたかったところだけど防腐剤無添加の豆腐を手にしていたのでかなわないなあ、と思っていたらR駅に入ったところで今度は大学時代の先輩Sさんに出くわす。お顔を見るのは一体何年ぶりか。。。思い出せないほど会っていない。この人はある武道系部活での先輩なのだけど当時から武道をやっているとは思えないほどに細身でかわいらしくって後輩の憧れの的だった。今は教師をしておられるのだが、聞けば来年から青年海外協力隊に入ってカンボジアに行かれるらしい。なんてパワフルな・・・。そういえば学生のころも体型に似合わない大食いでみんなを驚かせておられたなあと、懐かしく思い出す。そのため10年来続けてこられた合唱をやめることになったのでその合唱団の舞台として月末に予定されている「レ・ミゼラブル」のミュージカルでコゼットを演じることになったらしい。それって大役ではないですか。ぜひ見に行きましょう、と話す。奇遇な日。こんな偶然だけでつながっている友達が、実は他に1人いる。数日前職場にて、めったに電話に出ない時間帯にたまたまかかってきた電話に出たらその友達だった。この人とは、何の約束をしなくても数か月に1回、偶然顔を合わせることが続いている。乗ろうとした地下鉄に乗り合わせたりふだんは乗り降りしない、たまたま降りた駅ですれ違ったり。そんな日はたいてい一緒に食事をして帰る。でも帰り際に次の約束はしない。連絡先もよく知らないけど確認もしない。きっとまた会うという、へんな確信があるのだった。今回は電話でしたか。なるほど、その手がありましたか。。こういう偶然なつながりって何だか楽しい。日常当たり前には存在しない間柄とそこから派生する物事事々は何だか純粋におかしくって楽しい。だから、次の約束をしない。大切な間柄ではあるけど、偶然が起こらなくなったらきっとそれまで。だからよけいに大切。
2006.10.14
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夕刻。お昼に食べた鴨南蛮が足りなかったのか、何かがぽこっと落ちたみたいに急にお腹がすく。そして突然食べたくなったのがチキンのマスタード焼き。帰ったら作ろうと決心する。食べたいものが決まっている時は、多少帰りが遅くても作るのは苦にならない。鶏の胸肉にワインをかけて蒸し焼きにしよう、肉汁があるうちに粒マスタードをいれてからめよう、とイメージを持って買い物をして帰る。なのに。フライパンに塩胡椒をした鶏を入れて、白ワインを入れ、ふたをして蒸し焼きにしておお、いい感じに汁気が減っている、と思ったところでさて、何で味付けをしようとしていたんだっけ?と頭が白くなり。うーん、このままでもいいのかな、とか迷いつつ、ついお醤油を入れてしまった。忘れていたのですね。肝心のマスタードを。さて、お皿に、と思ったところでなんとか思い出す。つぶつぶマスタード。でも汁気が足りなくってうまくからまなかった。ちょっと不満を感じながら、お皿に盛り付けていただく。晩9時を回って食べるには、ちょっと大きかったかも知れないし。でもあっという間にいただいてしまった。それはそれでおいしかったのですね。お醤油味にアクセントでマスタード。ちょっと皮がよれている。
2006.10.10
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『パイレーツ・オブ・カリビアン』1作目を借りて見る。ジョニー・デップの厚化粧と濃い扮装になんだか引いてしまって、食わず嫌いで見ていなかったのだけどリンク友のあーごんさんの日記に再三再四登場するので見てみることにした。見てみたら何だか楽しい映画だった。キャプテン・ジャック・スパロウがあんなにコミカルな人物とは、、、あの風貌からは全然想像していなかった。オーランド・ブルームは相変わらず格好いいし。しかも大活躍。いや、でもね、ジャック・スパロウは何をしたっけ?主に活躍するのはウィルさんとスワンさんばっかりであれ?キャプテン、何かしましたっけ?と思い振り返る。冒頭、スワンさんを助けたのはまあ良いとして1 捕まって牢に入れられてた2 また捕まって海に落とされ島に流れ着いた3 スワンさんのおかげで島から脱出した4 敵から金貨をくすねた5 仲間がすばらしかったので船長になれた要所要所で戦ってはいるものの、、他に何かしましたっけ?自覚的に何か活躍してましたっけ?ウーン思い出せない。。。まあいいや可笑しかったから。ところでウィルさんの出自の詳細を最後まで理解できなかった私。お父さんが海賊なのはわかったけどえ?おとーさんからいつ金貨をもらったって?何で海に落ちてたの?理解が悪い。誰か教えてください~。
2006.10.08
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昨日の夜、はなごろうの様子が突然おかしくなる。帰ったら、このところの常としてトイレで寝ていた。ご飯が残っていたので、まだあげなくていいかと思い放っておいたら突然トイレからかけ出して私のいる側のケージの壁面で倒れこんだ。走り方が明らかにおかしい。慌てて外に抱え出して、人間用のゼリー飲料を与える。ペットボトルのキャップの底溜まり程度を、一生懸命舐めている。でも、そのままぐったり。ふだんから弱かった目が、目やにで開いていない。10~15分おきに、どこかが苦しいのか信じられないほどの勢いでぴょんぴょんと跳び上がって暴れるので体力を消耗させたくなくて両手で包んで抑える。このところ大好きだったみかんの房を割っても、ぶどうをきざんでやっても、食べられない。真夜中、跳び上がる元気もなくなってケージの中にぐったり横になった。でも数分おきに今度は激しい寝返りを打つ。眠っては起きて激しい呼吸をする。名前を呼びかけるが、こんなに苦しんでいるのなら、もう引き止めないほうがいいのかも、とも思う。3時間ばかりその状態が続いた後、口をあけて数回息をして、そのまま死んでしまった。今日は仕事から早く帰らせてもらって植木鉢に埋めた。半日しかたっていないのに、帰ってみたらもう、死んだ子の匂いが少しした。はな、という名前のかわいい子だったので、ピンクのチューリップの球根と一緒に埋めた。埋めようとした植木鉢にもともと植わっていたハナニラの球根がなぜか右半分を残して芽を出していた。空いたスペースに、お弁当を持たせて埋める。とてもおとなしくて臆病なハムだった。よその人に持たれても、病院で歯を切ってもらっても、しんとしていて人をかんだりしなかったのに苦しんでる最中に手の中に入れると、何回か手のひらに弱々しい歯を立てた。写真は幼いころのはなちゃんの、手に乗って緊張して爪を立てている様子。2年と2ヶ月。老ハムの大往生を目指していたのにあんなに苦しんでしまうなんて。
2006.10.05
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