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現在日記を更新しようと2本3本書いてみたけどことごとく気分が乗らなくてやめ。書こっかなと思うことはあるけどなんかつまんないのであった。そこで困った時のハムだのみ(でた!)。写真は、歯をいためたためにここ数ヶ月来朝晩ご飯をふやかしてあげていたらすっかりなついて、ついに人の手の上で毛づくろいをはじめるまでになったはなごろう、の至近距離のぼやけ写真。一心につくろっております。
2006.04.29
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知人に勧めてもらった『犬猫』。しばらく探していたけどようやく見つけたので観る。20代前半くらいの女の子ふたり。恋愛をめぐってのわだかまりが2人の間にはあるけれどひょんなことから再会し、一緒に暮らすことになる。全篇を通じて、ドラマらしいドラマはほとんど見当たらない。仲よくできなさそうでいて、何となく仲良しでもある2人がちょっとずつ心にさざなみを立てつつでも大きな何かが起こるわけではない。その「微かさ」が心地いい。メイキング映像によると監督は主人公の2人の女優に、力の抜けた演技を求めたそうだ。ぽつりぽつりと口にされる台詞と淡々とした展開。でも観ているとなんだか毎日毎日を丁寧に暮らしていきたくなる。過剰に劇的な何かが、なんにもないのがいい。たしかに、こういうのが好きだ。細かい点では・2人が暮らす家が古い平屋建てで・窓の鍵がねじ込み式なところ・窓が床まで伸びていなくて・その窓の周りが白い壁で・カーテンを閉めてもなお下に白壁があるというあたりが気に入って古い家はやっぱりいいなあと思ったのだった。http://www.inuneko-movie.com/top.html
2006.04.26
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この世ならぬものが、この世ならぬものを売り買いする夜市。この世を含み、数々存在する多種多様な世界の間に時折現れる。幼い頃に偶然、そこを訪れた少年。その夜市では、何かを買わずに外に出ることはできない。そこで弟を売り、かわりに野球の才能を手に入れた彼が弟を取り戻すために再び現れた夜市に向かう。しかし弟には弟の物語があった。前半は、現在の彼が同級生の女の子を連れて夜市に赴きそこで弟を探すストーリー。後半は弟の、売られてから現在にいたるまでのストーリー。どちらかというと後半の方が引き込まれる。後半が謎解きの役割を担っていることもその理由だろう。でももしも前半の夜市の描写にて、魑魅魍魎の姿がさらにリアルに描かれていればもっと引き込まれたかもしれない。多分作者が力を入れたのも後半ではないかと思う。後半の語り口に比べて前半は話を急いでいる感がある。後半では時間をさかのぼって前半に著されたことがらの謎解きが行われる。同級生の女の子とともに、得体の知れない夜市に恐怖した読者も徐々にそのからくりを理解していくことができる。この構成はうまいなあと思う。すべての謎が解かれてなお後に残された問題がある。残されたその一点がほどよく不気味な読後感を残す。「夜市」、この語感も久しぶりだ。
2006.04.25
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『恋文』、リンク友の真遊さんの本。小学校、中学校、高校とひとりの男の子についての思いがかわいい挿絵とともに綴られている。彼に「あなた」と呼びかける女の子の気持ちが切ない。その時々の「彼」の気持ちが気になる。読み進めている間、頭の中にずっと流れていた曲は『すばらしい日々』。ユニコーンが歌い、矢野顕子がカヴァーした曲だ。 すばらしい日々だ 力あふれ すべてを捨てて僕は生きてる 君は僕を忘れるから その頃にはすぐに君に会いに行けるこの歌詞は奥田民生だろうか口ずさめば常に切ない。矢野顕子が歌う場合はさらに切なさあふれる魅力的な歌だ。読みながらこの歌を思い出した。読みながら歌って、心が揺れた。インスピレーション。間違いなくことばの力、そして音楽の力だ。片思いのやりきれない気持ちを抱えた時この曲にきっと癒されることができる。真遊さんもしご存じなくてしかも気が向いたらぜひお聴きください。 ユニコーン『スプリングマン』 矢野顕子『ひとつだけ』 音羽真遊『恋文』
2006.04.23
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ブログにて時々目にするバトン。リンク友のタイサクさんからいただいたので書いてみまーす。【Q1.無条件でトキメク○○な人を3人。】1.個性の強い変わり者 大好きですね。2.憂いのある人 見た目だけでも可3.1と2を満たしていながら軽薄そうに見えるしかも爽やかな人 これはなかなかいない【Q2.無条件で嫌いな○○なものを3つ。】1.におい立ちこめるほどの不潔感をまとった人 ありえへん2.いわゆる女っぽい女性 嫌い、というより苦手3.他人のものさしで測られ、挙げ句のはてに何かを強要されること【Q3.無条件でお金をかけられる○○を5つ。】 その時々で、ほんとに興味のあることならなんでも【Q4.無条件で好きな○○を3つ。】1.スイミン2.家族3.好きな人 たとえ何をやらかしてもOK【Q5.無条件でバトンを受け取らせる5人。】パスしまーす。【答えてみた感想】そうねえ。人がこれを読んでおもしろいものかどうか・・・。
2006.04.20
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サラリーマンの悲哀、今年度の人事異動が発表になった。かねてから、今年は忙しい予測を立てていたのだけど予想通り忙しい年になるかもしれない。これがはっきりするまでは、と先送りにしていた履修登録をすべく各書類を引っ張り出す。とりあえず4年生なので、4年生の科目の届は出しとこう。ただし卒業制作は来年度以降(たぶん再来年くらい)になるのでパス。共通専門科目に「20世紀の音楽」と「映画史」と必修の「マネジメント研究」を追加。必修でないものは実際、卒業までにやるかどうかはわからないけど、今そんな気分なので。スクーリングは、「戯曲演習」と「放送脚本演習」の1を、できれば夏に済ませたい(3年生の科目だけど)。「マネジメント研究」1は行ければ行こう。でも2はまず無理。あとは、、「言語表現演習2」の1と2も両方終わらせるのは日程的に無理だなあ。たぶん2なら行けるけど、2から行ってもポカーンってことにならないかなあ。うーん選択肢が少ない。年に少なくとも2回はやってくれないと困る。。。とはいえ結局、忙しそうな割にはめいっぱい取ろうとしてることに気づいた。異動の発表を待つ意味なし。しかしはたしてできるんだろうか。。。迷っていた学芸員資格はとりあえず見送ろうかな。今これをやるときっと散漫になる。
2006.04.19
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阪急六甲に行く用事があったので八幡神社にてアーティスト・イチハラヒロコさんの「恋みくじ」を探す。リンク友のゆりぞおさんに教えてもらったものだ。まあおみくじなんだけど神社と現代美術家のコラボレーションということで目立ちやすくポスターかなんか貼ってあるのかなと思ったらふつうに「交通安全守」とか「縁結び」とかとおんなじならびに「恋みくじ」と自然を装い毛筆書きで紛らかせてある。おみくじ番号の書いてある木の棒が入った多角形の木箱(←何ていうもの???)を念入りに振ってよいしょっと出す。36番。お姉さんが二ツ折りで渡してくれたそこには「結婚したい。」の文字が太字ポップ体で5行(か6行)。・・・。そういえば「結婚」、という言葉を久しぶりに意識したような。かく言う私の現在の心境としては積極的に結婚したいとも思わず積極的に結婚するまいとも思わないこんな感じ。そして世間一般的には、年齢が年齢なだけにこんなことを書くといかにも強がりっぽく見られるんじゃないかなんてことを書くとさらにほらやっぱり意識してるじゃないって思われるんじゃないかあそういえば何より、おみくじを渡してくれたお姉さんがいかにも遠慮がちだったような気がしてきたあヽだから二ツ折りだったのねなどとハラダムネノリ風自意識過剰スパイラル(イメージ)に落ちていくのであった。にしても「結婚したい×5」の太字ポップ体は重い。よりによってポップだなんて才能だ。ちょっと持って帰れない、と思い、そこらへんの木に適当に結んで帰る。いや、でも、としばし考える。「恋みくじ」なるものを引く人の年齢なり状況なり心境として「結婚」という言葉に反応しない人があろうか、いや、ない(反語は強い断定のココロ)。結局誰が引いても一定程度は心が揺れるのだ。今回ちょっと揺れ方が違うけど、はめられるまじ、イチハラどの。でも今度、二宮神社でも引いてみよう、と決心してみたのであった。
2006.04.18
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『となり町戦争』がよかったので、同じ著者の次の作品を読んでみる。超短編を含む、7つの短編集。どの作品も、主人公の過ごす日常が丁寧に描かれる。ただしその「日常」は、実際の現実世界と少しずつずれている。その「ずれ」を主人公たちが自覚しているものもあれば登場人物ごと、ずれた世界に含まれている(人物たちがその「ずれ」を当たり前に過ごしている)場合もある。その世界は少しずつナンセンスで、不条理文学の魅力さえ感じさせる。この魅力を支えるのは、描写の積み重ねなんだろうなあと思う。最初はそんなことありえないと思っても気にならなくなるくらいに作品の世界が揺るがない。そしてその「ずれ」が提示された時の、読み手の快感。立っている位置を微妙に変えられたようなちょっとした世界観の転換がある。たぶん、だるま落としのだるまになったくらいの衝撃。うまいなあと思う。取り上げられている素材や、ものごとの解釈の仕方に時々、すでになじみのものがある。どこかで聞いたことがある、どこかで読んだことがある、そんな気がするものが混じっているがもちろん、独自にきちんと料理されているので、真似をしているとかいうことではなくもしかして似たような本を読んできたのでは?と思ってしまう。作者は同年代だ。次も楽しみに。きっと読もう。
2006.04.15
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卒業制作では、もしかしたら、小説でも、書きたい、と思う私。小説の中では、いかにもついつい書いてしまいそうなのが恋愛小説だ。なんだかとっつきやすい気がするのだ。恥ずかしながら。そこで近頃話題のこの本を読んでみる。ううむ。恋愛小説につきものの、なんとも書くのが恥ずかしい描写が多くはないけどある。リンク友のkeiさんもいつか書いていたけど現代小説を書く上では避けて通ることは難しいかも知れない(と言いつつ全力で避けるつもりだが)。主人公は大学生の女の子。高校の時の演劇部の活動に、当時お世話になった顧問の先生から誘われて参加する。先生と久しぶりの再会。彼女はずっとその先生のことが好きでその先生も彼女に好意を持っている。お互いを常に気にとめながら、近づいては離れ、そしてまた近づき、を繰り返すふたり。紆余曲折を経た後、それぞれがそれぞれの生き方に真摯であろうとしたとき一緒に過ごすという選択肢は生まれない。彼女が相手を想う気持ちは別れるときには「二度と立てないくらいに」とことん壊してほしい、憎らしいと思えるほどに幸せになってほしい、と表現される。でも彼女は状況的に彼の幸せな姿を見ることはできない。それを見られた方が幸せか、見えない方が幸せか・・・それを考えてとても苦しくなった。そんなわけで、主人公の気持ちに寄り添うことはできるけど全体的には主人公のキャラクターに魅力を感じなかった。肝心のキャラが立ってなし、と、また断罪してしまうのだった。
2006.04.12
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今日は一日雨だった。春の雨は雨らしくて好きだ。もう雨が降っても凍えるほど寒くないし夏の雨みたいに湿気を連れてこない。窓を開けて眺めてみる。無数の水のしずくが一直線に落ちていく。それらが屋根や地面や葉っぱに落ちる音がする。この雨でたぶん桜が散ってしまう。雨が降ると聞いて、昨日近所の公園に桜を見に出かけた。ベンチに座って見上げるとちょうど月が。桜と月、ありふれた日本人だなあと思うけど、やっぱり心惹かれる取り合わせだ。満開に近い桜は賑やかな生命力にあふれているけど夜見る桜は周りに生命なんて存在しないかのように風を止めて音を止めて時間を止めて孤高に、揺れない光を放っている。桜の木のそばに座ってしんとする。なんだかどこかが空っぽになる感じだ。花の季節、今年もまた言い出せなかったことを思ってちょっと悲しくなったので帰る。今日でたぶん桜は散るだろう。そして桜が散るとようやく3月から続く鬱々した気分に区切りをつけられる気がする。そんな風にして毎年、本当の春が始まる。
2006.04.10
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テレビでやっていた、映画「東京タワー」。江國香織さんの本が好きなので、といいつつそのわりにはDVDで、以前観たことがある。この人の本を読むと書いてあることに感覚的に共感することが多い。この人の書く言葉はとても魅力的だと思う。でも、映画にすると、なかなかしっくりこない。たとえば「恋はするものではなく落ちるものだ」。本で読んだ時はすんなり入ってきたのだけど映画の流れの中でモノローグとして語られたその言葉はえもいわれぬ違和感があった。なんか、語られるにふさわしい場面じゃなかった。たぶんこういうのは個人差のある感想なので私には合わなかったということだけれども私だったらあの原作をどういう風に組み立てて映像にするかそしてどの部分でその言葉を入れたら違和感がないか、考えてしまった。うーん、むつかしい。いくつか映画化されている江國さんの作品の中ではいちばん好感が持てるのは「落下する夕方」だと思う。「冷静と情熱のあいだ」は悪くなかったけど主人公の女の子の寄って立つ母国語が日本語であることが隠れた重要要素だと思うのにそこがキャストに反映されていないのが不満だった。今度は「間宮兄弟」が映画になる。どうかわからないが、きっと観に行くと思う。映画ではわりと邦画をよく観る方だと思う。たまたまか全体的な傾向かは知らないが私の観る邦画には原作のあるものが多い。その中でのお気に入りは「ジョゼと虎と魚たち」。原作とはだいぶん変わっているけど失礼ながら原作よりずいぶんよかった。同時期の作品では「きょうのできごと」もよかった。これは原作もお気に入り。これらふたつがまさにそうなのだが、映画でいいなあと思うものの傾向としていわく言いがたい心の揺れがほのかに表現されているもの、というのがある。言葉にならない感覚をあらわすにはきっと映像作品にはかなわないと思いながらその映像作品に匹敵できるような言葉の表現でもって言葉にならない感覚をあらわしてみたいものだと思う。
2006.04.08
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ベランダの植木鉢に植えたハナニラが咲いた。初めて飼ったハムスターの「ぐう」を埋めた植木鉢だ。こんどの夏でぐうがいなくなって2年になる。このぐうさんは、知り合いの知り合いからもらったのだけど異常に人なつっこくって帰ってきて部屋に入るともう巣から出ていてケージの際に寄ってきてぴょこぴょことジャンプしておかえりおかえりって大歓迎してくれた。ぐうがいなくなった時は非常に元気のない時に飼い始めたこともあって翌日コンタクトレンズが入れられないほどに泣いた。うちには庭がないので埋められない。遠くに埋めるのが悲しくて大きめの植木鉢に埋めた。大好きだったひまわりの種とかぼちゃの種をお弁当に持たせた。数日してかぼちゃとひまわりが芽を出した。えさ用の種だから、とても花を咲かすまでには至るまいと思ったがひょろっと伸びたひまわりが小さな花を咲かせた。秋口の季節はずれだったにもかかわらず。その花は乾燥させて今でもうちにある。そこに一緒に植えたハナニラの球根。去年も今年も、春いちばんに花を咲かせた。
2006.04.05
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運動不足、睡眠不足、野菜不足の気になる私。このごろ常に運動と睡眠が不足しているけどせめて野菜くらいはと思い、野菜の中でもご無沙汰になりがちなにんじんのパスタを作る。瑞々しくてやわらかそうなにんじんを荒くすりおろす。豚の細切れ肉やきのこ等とともにオリーブオイルでいためて茹で上がったパスタを入れる。味付けは薄めに塩胡椒と、ごくごく少量のケチャップ。彩りにグリーンアスパラ。ひとり分に楽々1本入るのでにんじんを採れたことはまずまちがいない。薄味なのでにんじんの甘味がわかる。もともとは『みうたさんの野菜たっぷり料理』という本に載っていたもの。荒くおろしたにんじんが、お肉の味とともにぽろぽろと麺にからむのでにんじん嫌いなお子さんにもオススメ。今回は少し平べったいリングイネで作ったけど、長い麺よりくるくるねじねじのマカロニの方がいいかも知れない。
2006.04.03
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