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全国的な・・壮大な資産移転が、いよいよ始まる?
今年10月からの郵政民営化・・。
個人向けの各種金融業務を始めるようです。
その中のひとつ・・、来年5月から
郵便局で「 変額年金保険
」の販売を始めます。
変額年金保険
契約者が払う保険料を株式・公社債投信
などで運用し、運用成績しだいで将来
受取る年金額が変わる投資性商品。
現在・・銀行でも売られていますが、
さらにナジミの郵便局が販売を始めたら・・、なんとなくイメージだけで買ってしまう
消費者が後を絶たない・・のでは?
こんなもの、買ってはいけません。
理由は単純です。「コストが高すぎる。」
運用の費用の他に、保険の費用も・・。
毎年3%前後の手数料を払い続けます。
こんな暴利を取られ続けては、
資産運用になるわけがありません。
30才の人が30年間かけて老後資金を準備
する場合を考えてみましょう。
分かりやすくするために・・1千万円を
30年間 預ける設定で、手数料総額は・・?
1)元本がそのままの場合
1,000万円 × 3% × 30年 = 900万円
2)元本が50%増えた場合
1,500万円× 3% × 30年 = 1,350万円
3)元本が50%減った場合
500万円 × 3% × 30年 = 450万円
結局、どう転んでも・・ほぼ元本相当分の 手数料総額を払うことになります。
こんなに払って、「資産運用」になりますか?
消費者から金融機関への「資産移転」ですよ~。
一般の投資信託でさえ、運用手数料が1.2%~1.5%に
高止まりしています。
投信販売側は、手数料の競争といった市場原理が
働く環境になっていません。
変額年金保険の手数料・・約3%、
とんでもない暴利・・です。
金融機関は、確実に儲かります。
「資産運用」できるのは、金融機関
「資産移転」してしまうのは、消費者
私たちの老後資金準備の選択肢には、成り得ません。
金融機関の人も、自分は絶対に買いませんよ~。
ところが私・・、
これを、数人の相談者に買わせました。
もちろん老後資金準備が目的ではありません。
相続対策が目的でした。
相続対策には、使い勝手がいい・・です。
ある程度の高齢者でも買えます。
( そんな使い方しかできない商品です
)
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