武田つとむファイナンシャルプランナー事務所　岩手盛岡駅前

あ　その垣根もすべて撤去するんだ・・・
５年後に家を新築ってどうでしょう？
解体工事終了予定の 12月3日です。
生命保険に入る必要があるのはどんな人？
住宅ローン控除が継続に？　手続きは？
こんなモノがマイホーム建築の見積書？
基礎コンクリートそのままだと搬出できず
2700万円の新築は高望みでしょうか？
玄関のタタキ廻りのコンクリートで苦戦？
子供４人だけど住宅ローン6000万 GO！？

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2008/11/14

医療費負担のインパクトは？

気になる記事を見つけましたので掲載します。

後半に私のコメントを・・。

2008年11月13日

　胆石症を患う知人が、数カ月前、
ついに胆のう摘出手術のために入院した。

　夏の暑い盛りの頃、あまりの腹の痛みに
耐えかね救急車を呼んだ。
かかりつけの病院へ運ばれ７日ほど入院、
その時は手術をせずに退院した。
手術についてはその後の経過で判断する
ということになったのだが、
救急車で運ばれた時のあまりの痛みに
ウンザリしていた知人は
「先生、お願いです。ぶっちゃけ、
もう耐えられません。取っちゃってください！」
と泣きついたという。

そのようなわけで９月半ばに 10日間入院、
胆のうを取る手術をした。
手術は無事済み、今では元通り元気に働いている。

　まあ、そうはいっても２カ月の間に入退院を
繰り返したとは大変なことである。
「医療費、どれくらいかかった？」
と訊ねたところ、快く情報提供をしてくれた。
今回、具体的にそれをご紹介しようと思う
（もちろん、本人の承諾済みである）。

　まず８月。
７日間の入院時の医療費は４万8840円。
自己負担額が高額療養費８万100円に達しないため、
この金額が最終的な自己負担額となる。

あとは食事代が2,340円（１回260円の９回分。
病気の都合上、毎回食事は取っていない）、
また入院した病院は衛生上の理由で、
レンタルタオルを使うきまりで、
それが１日210円の７日分で 1470円。
総計で５万2650円の負担であった。
そのほか、通院では6810円の負担をしている。

　では手術をした９月はどうか。
10日間の入院時の医療費は８万2868円。
３割負担はしていない。
それは知人が入院前に、加入している健康保険
（協会けんぽ。旧政府管掌健康保険）から
「限度額適用認定証」を取り寄せ、
病院に提出していたため。
こうすると病院窓口での負担が高額療養費適用後の
最終的な負担額だけで済むのだ。

　もし、限度額適用認定証を取り寄せていなければ、
入院時の医療費負担は15万円ほどになり、
あとで過払い分の払い戻し手続きが必要になる。
さらにその還付金を受け取るまでには
３～４カ月もかかるから、
入院時の限度額適用認定証の取り寄せは必須だ。

　あとは食事代5460円（21回分）、
レンタルタオル1890円（９日分）、
手術の時に必要な腹帯、T字帯、おむつが
あわせて 3,000円程度。

雑費としては携帯電話が使えないのでテレカ1,000円、
11時間分のテレビカード1,000円といった具合。

なお、知人が希望しないため差額ベッド代はかからない。

これらをすべて合計すると、
入院関連費の総計は9万5218円となった。
検査などのため通院した分は
それとは別に 7,320円の負担であった。

　なお、入院により知人が会社に行けなかった
期間の収入も一部保障された。
８月は有給休暇を消化したため影響なし。
９月は欠勤扱いになったが、給与の３分の２の
傷病手当金を受け取ることができたという。

　さて、知人の入院騒動２カ月間での
医療費＆雑費は16万円ちょっとであったが、
問題はこの金額をどう見るか、である。

　保険を販売する立場なら
「入院すると、１日約１万円もの負担が！」と言うだろう。
まあ、間違いではない。　しかし、
だからと言って日額１万円の入院保障を確保すれば、
その間、入院をしてもしなくても、
日常の家計からは保険料が支出されることになる。

　確かに入院は望まない不測の事態である。
しかし不本意な支出であるからこそ、
負担感が大きいともいえる。
16万円という金額そのものは、
家計に対するインパクトがそう大きいとは言えない。
保障を買ってピンスポットで備えるまでもなく、
ある程度の貯蓄があれば、対応することが可能な金額である。

　そもそも家計とは、常に不測の事態にさらされる存在なのだ。
16万円の支出を要する不測の事態は入院に限らない。
冠婚葬祭、電化製品の故障
（しかも、1度に複数のものが壊れたりする）、
家の改修などなど、挙げ始めればキリがない。
こうした時には、多くの人はしぶしぶではあれ、
現金で対応するのが現実だ。

　医療費を負担した知人いわく
「貯蓄がちょっとあったら、入院しても困らないっていうのが実感」
だそうだ。

　　　　　筆者プロフィール生活設計塾クルー　清水香

　　　　　「日経マネーDIGITAL」FP快刀乱麻より
　　　　　(c)日経ホーム出版社　日経マネー編集部

・・と、人様の記事を引用させていただきました。

実際の医療費のお話で内容も興味深く、
消費者側に立った良心的なコメントだとは思いますが、
『入院時の支出額の捉え方』・・については不十分・・かと。

「もっと行けーっ！」

・・と感じながら読みました。
（　記事の後段部分は文句なく支持します　）
私の立場はもっともっと消費者側に片寄っています。

消費者側に片寄ったコメント。

1　食事代

　　　入院時の食事代が、8月：2,340円、9月：5460円、
　　　これらを・・かかった費用として上乗せ計上しています。

　　　これは実は、保険を売る側の論理です。

　　　私たちは普段の生活で、『食事』をします。
　　　入院したから特別に『食費』がかかるわけではない。
　　　普通は入院していない方が、多額の『食費』がかかります。

　　　なので、「普段の食費よりも〇〇円少なく済んだ。」
　　　・・という具体的な数字を、『引き算！』・・するべきです。

2　通信費・娯楽費

　　　テレカ1,000円、テレビカード1,000円・・等々、
　　　かわいらしい数字を上乗せ計上していますが、
　　　入院していない普段の日常活動ではどうでしょうか？

　　　入院しておとなしくしているから、お金はかからない
　　　・・ということです。
　　　活発に日常活動をしていれば、個人差はあっても
　　　毎月大きな出費をしているものです。

　　　これも、「普段の出費よりも〇〇円少なく済んだ。」
　　　・・という具体的な数字を、『引き算！』・・するべきです。

その他、色々な項目で言えることですが、
総じて・・『入院した方が、お金はかからない。』んです。

普段・・元気良く飲み歩いたり、外食が多い人とか、
趣味・娯楽等でお金のかかることをしている人とかは、
入院しておとなしくしていれば・・ガクンと出費が減ります。
（　当然　・・です　）

今回のこの「知人」の方の場合も、
普段の生活より増えた出費は・・「16万円」ではなく、
もっともっと少ない金額になるはず・・です。
（　ひょっとしたら・・10万円以下かも　）

貯蓄で間に合うことを・・『保険』で備えようとすると、
延々とお金をたれ流すことになります。

保険屋さんは保険を売るプロ・・です。
上手に保険商品を勧めてきます。

信じる者は、すくわれます。　（　・・足元を　）

《　消費者の方へ　》　
質問・感想など気軽にどうぞ。できるだけ早めにお返事します。
（　具体的な質問の際は、できるだけ詳しい情報提供を　）

《　業界の方へ　》　コメントを頂く場合は所属企業・団体名、
所属部署、姓名を名乗り、勇気を持って正々堂々と願います。
憶測に基づく勇気もない無責任なコメントは、固くお断りします。
（　私は、個人が特定できる状況で発言しています　）

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