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〇メール顧問会員
のNさん(40代)
(相談:生活設計・マイホーム建築)
2019.7.16 メール顧問会員申し込み。 2019.8.6 新規メール顧問会員。
2019.12.5 現状診断。
いただいたメールについて、
確認させてください。
※午前の記事で質問しましたが、
このお宅だということで大丈夫ですか?
そこが確認できないと、前に進めません。

5年くらい前に我が家の周りが、ガラリと変わりました。
※手前右側の新しい家は、セットバックして
建てているようです。
Nさんのお宅が 出っ張っているように見えます。
私が見た・・このグーグルマップの写真は、
撮影年月が 2019年5月になっています。
( まだ1年もたっていない写真のようです )
我が家の公道側にあった駐車場と隣接し公道沿いの空き家
(駐車場の持ち主)、
我が家の奥の一軒家(駐車場と我が家に隣接)を更地に
して、新しい家が数棟建ちました。
※そのようですが、この立ち位置から奥へは
入って行けませんでした。
近辺に「新しい家が数軒」建ったのであれば、
土地を分譲売却して数軒建築されたのだと
思われます。
その時に土地の境界にサインしてくださいと、
業者に言われて義母に連絡しました。
※その「業者」という人が、分譲業者に
依頼された土地家屋調査士だと思われます。
土地を分譲して売る場合や、
建築条件付き販売をする際には、
きちんと測量をして測量図を作成する
必要があります。
なので、近隣の住人に境界承認のハンコを
もらって回ることになります。
新しい家の住人達には、土地の測量図も
資料として渡されます。
( 法務局にも保存されます )
でも、
業者の境界と、義母とその姉妹達との記憶が違ってました。
元々その土地を買った義母の母が言っていた境界の印
(+ネジみたいな)ではなく、その印より我が家寄りで
相手側の登記はなっていると言われ、
法務局に私が我が家の登記を取りに行きましたが、
ありませんと言われ(・・;)
※法務局に行ったけど ありませんと言われた、
ここで言う「我が家の登記」とは、
具体的に何のことでしょう?
いただいた資料の中には、
土地の登記事項証明書(登記簿)、
建物の登記事項証明書(登記簿)、
どちらもあって、確認できています。
なので、「我が家の登記」がありません
という意味が分かりません。
我が家の「測量図」が無いということ
なら、理解できます。
隣接の数棟の新築家屋は測量しているから
測量図があって当然です。
ところが、N家が測量をしていないのなら、
勝手に測量図ができて、法務局に保存
されることはありません。
昭和40年頃に登記しましょうって流れになったらしい
のですが、我が家はしてなかったんじゃないかと、
言われました。
※ ???
お義母さんが相続したのは、平成19年12月です。
その前の所有者が相続したのは、平成4年4月です。
昭和40年ごろ・・って、関係ないのでは?
境界は義母と業者で話し合い、サインし、
新しい数棟の家が建ちました。
※はい、それが現状ですね。
我が家も測量して、登記した方がいいかねって、
主人と話し、測量業者を探し、お願いしたいのですが、
測量は終わり我が家との境界の話しあいで、
玄関前が私有地らしくその方との連絡が取れないとなって、
それっきり数年になります。
※ ??? 私有地? 所有者?
私も現地に行ってみましたが、
お宅の真ん前までは行けず、
「玄関前が私有地らしい」ということですが、
その「玄関」がどこにあるか分かりません。
公図の状況から想像するに・・
玄関の位置として考えられるのは、
南か東・・です。 どちらですか?

※写真で指摘した家がN家なのであれば、
この公図の赤い枠の家です。
上の2枚の写真の撮影位置は、黄色の
矢印のポイントです。
で、玄関がどこか分かりませんが、
その前に私有地がるとすれば、
可能性としては 533-25 か、533-4 です。
533-4 は、別の資料で 42条2項道路
(みなし道路)ということになっているので、
個人の所有ではないと思われます。
玄関の向きが東だろうが、南だろうが、
南側の2項道路に十分な間口で接しているので、
普通に建築はできるとうに見えます。
もちろん、道路中心線から2メートルの
セットバックは必要になりますが・・。
新しく建った家にも面しているので、
所有者は一緒なのに、何故数ヶ月で連絡取れなくなるのか
不明ですが...
※ ??? 本当に私有地?
そんな、こんなで、我が家は測量も登記もしていない状態です。
※測量は終わった・・ということでしたが、
法務局に登記はしていないとしても、
作成された「測量図」はどこにありますか?
なんか、高額な料金払わされそうで怖くて連絡出来ません(>_<)
※ ???
添付した資料も数年前ですので、新しい物の方が良かったり、
足りないものがあれば、法務局へ行ってきます。
ご確認お願い致します。
あと、Googleマップで我が家をみると、
周りは駐車場時代の古い並びになってます。
※私が見たお宅で間違いなければ、
周りに駐車場はありませんでした。
私が見た・・このグーグルマップの写真は、
撮影年月が 2019年5月になっています。
かなり、最近です。 新しいです。
※今日はNさんの記事を2本書きました。
回答や感想を、できるだけ早く
ポンポン返してください。
のんびりしていると、知らない内に
月日はどんどん経過してしまいます。
早めのやり取りをしているつもりでも、
マイホーム建築の段取りは、
結局は数か月を要してしまいます。
マイホーム建築後の人生を、
シミュレーションしてみました。
2019.12.17
※実際にマイホーム建て替えをすると、
その後の人生はどうなるか?
ザックリと計画プランを作って、
勝手にシミュレーションしてみました。
※設定条件
《 予算 》
・建物解体費:80万円(21坪)
・マイホーム建築費:1890万円(21坪)
・諸費用 :160万円
・合計:2130万円
《 資金 》
・自己資金:330万円
・住宅ローン:1800万円
・合計 :2130万円
《 住宅ローン返済 》
・57,895円/月 ( 694,740円/年 )
《 ランニングコスト 》
・ローン返済:69万円/年
・固定資産税等:10万円/年
・火災保険料等: 2万円/年
・リフォーム:150万円
(15年後・以降10年ごと)
まず、シミュレーション2で、
マイホーム取得をしてみましょう。

※マイホーム建築前の人生は、こうでした。
この状況でマイホーム取得をすれば、
以後の人生はどうなるか?
キャッシュフロー表とグラフで見てみましょう。
※マイホーム取得を載せたキャッシュフロー表。
左が現役、右が老後。

※現役の拡大。

※老後の拡大。

※その結果の人生は以下です。

※う・・、ちょっと危うい人生です。
教育費がかかる時期と、老後・・妻の一人期、
資金が不足することになります。
それでは、シミュレーション2より
さらに対策をしてみましょう。
※大丈夫かどうか?未確認ですが・・
妻のパート収入を80万円から100万円に。
左が現役、右が老後。

※現役の拡大。

※老後の拡大。

※その結果のキャッシュフローグラフです。

※ぎりぎり、何とかなりそうです。
もし、収入を増やす働き方が無理なら、
方法は、もう一つしかありません。
2 支出を減らす ・・です。
自分でキャッシュフロー表を、色々
自由にいじってみましょう。
質問や希望・要望をどうぞ。
家計を勝手に改善してみました。
3つの人生を比べてみましょう。
※これを参考に、自分たちの人生を
真剣に考えてみましょう。
マイホーム建築に突き進む前に、
このように生活設計していきたい
という方針を決めましょう。
※現状診断の結果、マイホーム建築する
には ちょっと不安な家計でした。
家計改善法は、2つしかありません。
1 支出を減らす。
2 収入を増やす。
シミュレーションしてみましょう。
金額をキャッシュフロー表に書き込めば、
その結果がグラフに反映されます。
どのように人生が変わるか?
確認できます。 これが、生活設計。
《 現状のまま の人生 》

※このままの状況でマイホーム建築に
突っ走ってしまうと、危険な感じです。
《 シミュレーション 1 の人生 》
1 現役中の妻の働き方。
年収58万円を80万円に。
( 黄色の塗りつぶし )
※これなら、なんとかなる・・かな?
《 シミュレーション 2 の人生 》
1 現役中の妻の働き方。
年収58万円を80万円に。
( 黄色の塗りつぶし )
2 老後の夫婦の働き方:5年延長。
夫:年収100万円、妻:年収60万円。
( オレンジの塗りつぶし )

※これなら、まったく安心して
マイホーム建築できそうだけど、
老後・・70歳まで働きたくない・・?
《 シミュレーション 1 のキャッシュフロー表 》

※現役の拡大。

※老後の拡大。

《 シミュレーション 2 のキャッシュフロー表 》

※現役の拡大。

※老後の拡大。

現状診断で分かったこと。
2019.12.5
※現状診断の「総評」でお伝えした事は
以下です。
教育費がかかる時期と人生の最終盤に、
危険な状況になります。

★収入を増やす工夫が必要だと思われます。
妻は58万円ではなくもっと稼ぐとか。
58万円ではなく80万円で18年間働くことで、
さらに約 400万円
増えます。
★老後、夫婦それぞれが、パート程度でさらに
5年とか働くことも必要になるかも。
夫:100万円・妻:60万円の計160万円を5年間で、
800万円
になります。
〇マイホーム取得計画の目安は、
ザックリと「住居費総額」を捉えます。
現状診断時点の住居費(総合計)は、2,013万円です。
(CF表より)
さらに・・最後(妻の死亡時点)の貯蓄残高は、
28万円です。(同上)
合計額は、 2,041万
円です。
★『マイホーム取得での住居費総額』 =
『建築費+諸費用+ローン利息+固定資産税総額+リフォーム代』
( 土地が無い人は 土地代も加算 )
の合計額が、 2,041万円
以内に納まれば、
現在の生活レベルのままで住宅取得が可能だ
ということですが、
ちょっと資金不足か?といったところです。
※建築費の見当は・・
現在の建物と同様のサイズであれば、
21坪です。
場所は大都会です。
坪単価の目安は、ザックリと90万円です。
21坪 × 90万円 = 1890万円
もう・・建築費だけで2000万円近くに
なってしまいます。
つまり、N家の場合は、
現状のままでマイホーム建築に
突っ走ってしまっては、危険です。
・・ということが、分かりました。
( 対策は、②で考えていきましょう )
〇死亡保障 : 必要額の計算結果は以下です。
( 13~19ページ )
夫は現在: 2623万円、10年後: 1467万円、
19年後:451万円 ( 加入:200万円 )
妻は現在:-2030万円、10年後:-140万円、
19年後:701万円 ( 加入: 0万円 )
「マイナス」は、不要・・ということです。
「加入生命保険と必要額」の推移を、
ビジュアルで確認してください。 (20ページ)
★夫は2,600万円ほどが必要です。
収入保障保険加入の準備をしたいです。
現状診断時点の状況。
2019.12.5
※マイホーム建築を実行する前の
N家の状況を具体的に見てみましょう。
キャッシュフローグラフ
( 1年ごとの貯蓄残高の推移 )

※この状況のままでマイホーム建築に
突っ走るのは、危険です。
※グラフの根拠になるキャッシュフロー表です。
左が現役、右が老後。

※読者の皆さんも、マネをして作ってみよう。
一生の見通しが分かってしまいます。
※現役の拡大です。

※老後の拡大です。

※老後の年金手取りの受け取り方は、
このようになります。

さあ! どんどん進めよう!
・・っと。
〇 商品販売をしない。
〇 しがらみを持たない。
誇りをもって、愚直に、
消費者側に立ち続けて19年目の
ファイナンシャル・プランナー事務所。
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