PR
カレンダー
発見したばかりの Q & A 記事を取り上げて、
コメントしています。
Q
個人年金保険を解約して、住宅ローンの
繰上げ返済にあてようか悩んでいます。
※悩むことはない。
個人年金保険 月払い1万 4年経過(30年で満了)
住宅ローン返済 4年経過(35年ローン)
上記が今の現状です。
住宅ローンがあるにもかかわらず、老後の事を
考え個人年金に同時に加入をしましたが。。。
※おバカさんです。
月1万 5年定期預金
→ 満期後→ 繰上げ返済(期間短縮型) × 6回
以上を実行した方がかなりお得だと今更ながら
気付いてしまいました。。。
※契約前に気づきたい・・。
メリット・デメリットがありましたら、
アドバイスして頂きたいです。
よろしくお願い致します。
補足
<個人年金>
今解約すると12万のマイナスになります。
10年払込→7万のマイナス
18年払込→1万のプラス
30年払込総保険料 348万
→ 受取年金額累計 395万
+積立配当金による増額年金
※「配当金」とか「増額年金」とかは、
まったくアテにならない。
そもそも、「受取年金累計」額も、
一保険会社の約束に過ぎない。
30年という非常に長い期間、
その保険会社が無事なまま、
持続できているか?
分かったものではありません。
<住宅ローン繰上げ返済>
5年ごとに約60万繰上げ返済(期間短縮型)×6回
→ローンが約6年短縮(約600万)
金利上昇で更にお得に!
※繰上返済の効果を確認する場合は、
「短縮期間」より、「節約利息総額」
に注目して見ましょう。
やはり個人年金保険解約が得策?!
12万のマイナスが悔しいです(泣)
※12万円減って戻った解約返戻金で
繰上返済した場合の「節約利息額」を
チェックしてみればいいです。
12万円よりはるかにおおきな金額
になります。(当たり前)
5年後に100万円繰上返済すれば、
得られる収益は約52万円です。
10年後に100万円繰上返済しても、
得られる収益は約42万円です。
このようにリスク無しで高収益な
金融商品は存在しません。
繰上返済の効果は、けた違い・・です。
(当たり前)
A
損得で考えるのであれば何故遠い将来のために
今使えるお金を使えなくするのか
、、、不思議です。
ローンと個人年金を比べて
も
ローン金利以上の個人年金の予定利率は
ありえません。
※ローンと個人年金の契約時期が
同じであれば、まったくその通りです。
(時期が違えば、そうでない場合も)
だから、金融機関が成り立っています。

あなたが毎月遠い将来のために積んでいる保険料以上
ローンの
金利に金利が掛かっているのです。
※当たり前。
であれば
早期返済を目指してローン返済が無くなった時点で
同額を貯蓄するほうが間違い
なくお得となります。
今の7万円のマイナスはローンの早期返済で
早々に償還できる金額です。
※当たり前。
個人年金だけを考えて損得を
計算するのではなく
ローンを含めて合算でいくら支払うのかの
総額で計算すれば明白でしょう。
※そういうことです。
まあ良くあるケースです。
早期返済のデメリットは
あなたがローン返済の間に死亡する場合のみです。
年金保険は死亡時それまで支払った保険料総額が
戻りますし
ローンに団信が付保されている場合はそれで
ローン残高分は相殺されることになるからです。
しかし
死亡する確率は
低く誰もが将来を考えるのであれば
やはり年金解約でローン早期返済です。
※当たり前。
『別次元!最強の金融商品K』
そのすごさを、しっかり認識しておこう。

教育費の準備や、老後生活費の準備は、
「金融商品H」や「金融商品K」が良い。
銀行や保険屋さんは、決して奨めません。
彼らが儲かる金融商品ではないから。
ちなみに・・
「金融商品H」=「普通預金」
「金融商品K」=「繰上返済」 ・・です。
業界に流されることなく、生きていこう。
A
保険系FPです。
※出ました! 保険屋さん。
月1万円ぐらいの負担額ならそのまま
個人年金に入っておいた方がいいと
アドバイスさせていただきます。
※さすが、保険屋さん。
保険を解約してはいけない
・・と、言います。
(当たり前)
理由1.個人年金保険料控除
(10年確定年金など)
所得税の方は住宅ローン減税の恩恵を被って
ほとんど無税状態かも
しれませんが、
個人年金保険料を支払っていると
住民税も安くなります
ので、
税制メリットが享受できます。
※このような・・税制でお得だから
という説明をされたら、
慎重に自分の頭で考えよう。
現在の我が日本は、大変な財政状況です。
支出の3分の1を借金で賄っています。
一般家庭が・・
支出の3分の1を借金で賄っていたら、
その家庭は・・ほどなく破綻します。
なぜか我が日本は、破綻することなく、
ひどい財政状況のまま、継続しています。
そんな日本が、税制で・・
所得控除とか税額控除とかの大盤振る舞い
を色々な分野で行なってきています。
大盤振る舞いでお金のばら撒きを
繰り返していないで、
本来もらうべき税金収入を得て、
財政を健全化した方が、安心できます。
(国家が破綻したら、たまらない)
つまり、何を言いたいかというと、
保険業界や金融業界がメリットという
所得控除や税額控除などの制度は、
未来永劫続くものとは限らないという
ことです。
このような制度を、数十年の長期商品
の契約の判断材料にしてはいけない
ということです。
「常識」は業界が作っていますが、
「制度」も業界が作っています。
例えば、「生命保険料控除」なんて、
お金のたれ流しを奨励する
とんでもない制度だと思います。
こんなものは無くして、きちんと
税金を確保して、少しでも健全な
財政に近づけてほしいものです。
理由2.繰上げ弁済手数料
ソニー銀行などなら手数料は発生しませんが、
地銀・都銀などだと、
繰上げ弁済時に
2~3万円の手数料が発生することが多いです。
※少々手数料負担があったとしても、
繰上返済の大きな効果が、
薄められることはありません。
理由3.住宅ローンの早期完済と老後資金の形成は別物
※業界はこのように・・
「目的別貯蓄」の発想をさせようと
しますが、洗脳されてはいけない。
住宅ローンの弁済にブーストかけつつ
「終わり」が見えた頃にバタバタと
今度は老後資金を準備しよう、としても
「準備期間」が短いこともあり、
資金を準備するのは至難の業になります。
※このように、お金を目的別に
捉えてはいけない。
お金に色を付けてはいけない。
お金は融通されてこそ、お金。
我が家のお金は「総額の推移」で
一生の流れで捉えておきたいものです。
それをキャッシュフロー表とグラフで
実現することができます。
当ブログ記事に時々登場する
顧問会員のキャッシュフロー表の
実物を見て、マネをして作ってみよう。
近視眼になってドタドタと保険に入ったりやめたり
…を繰り返しても貴方の
ためにはなりません。
※近視眼的な話をしているのは、
あんた!! ・・ですよ~。
確定給付型の個人年金なら「固い」商品で
間違いはないのですから、
それを解約するより、
他に加入している生命保険のシェイプアップ
を図る
などした方がいいと思います。
※個人年金なら間違いは・・あり過ぎ!
保険で貯蓄をしてはいけない。

契約する前に気づけよ。
・・っと。
〇 商品販売をしない。
〇 しがらみを持たない。
誇りをもって、愚直に、
消費者側に立ち続けて18年目の
ファイナンシャル・プランナー事務所。
《 質問希望? 》 ブログ右「キーワード検索」をどうぞ。
「キーワード検索」に言葉 ⇒ 「このブログ内」 ⇒ 「検索」。
《 顧問会員希望? 》 「顧問会員って何?」で支援内容や
当事務所との関係を確認の上、右記へ
fpst@axel.ocn.ne.jp
メール顧問会員は、指定した月日のみに受付けます。
住宅ローン控除が継続に? 手続きは? 2025/12/03
2700万円の新築は 高望みでしょうか? 2025/12/02
住宅ローン残2200万 貯蓄3000万 子は2歳 2025/11/30
キーワードサーチ
フリーページ