武田つとむファイナンシャルプランナー事務所　岩手 盛岡駅前

自分の頭で考える生活設計。
1級FP技能士 宅地建物取引士 武田 つとむ

​ ​​ ​​発見したばかりの​​​ ​​ Q＆A ​​​​ ​記事を取り上げて、
コメントしています。



Q
持ち家より賃貸の方が金銭面では安く
なりますか？
　　　※はい、総額では そうなります。
　　　　それが現実です。

　　　　下に、参考事例を掲載します。

一生で考えた場合、持ち家に頑張って
住宅ローンを払い続けたとしても
老後は家のメンテナンス等で
結局持ち家はお金がかかるイメージです。
　　　※当たり前です。

住まいの空間（スペース）、
　　　　性能、設備、クオリティ、豊かさ等々、
　　　　全く別次元の住環境レベルなので、
　　　　トータルでは 持ち家の方がお金が
　　　　かかって当然です。

しかし賃貸は、家賃と光熱費くらいで、
一生を考えると賃貸の方が経済的に有利な
気がしますが、どうなんでしょうか？

　　　※おバカさんです。

　　　　トータルでは 持ち家の方がお金が
　　　　かかる。　これは現実ですが・・・

今私は持ち家ですが、
子供が大きくなったら家を売って
賃貸にしたいと思っていますが、
どう思いますか？

ご回答よろしくお願いします。

​　　　※おバカさんです。

老後だけ賃貸にすると・・・
　　　　たとえば家賃10万円の賃貸だと
　　　　65歳から85歳までの20年だけでも
　　　　10万円×12月×20年＝2400万円！！

　　　　持ち家の老後20年間のメンテ費用を
　　　　軽く上回ってしまいます。

賃貸の方が 全期間の負担は少ないが、
　　　　老後に限って見ると・・・
　　　　（　家賃負担が大き過ぎるために　）
　　　　むしろ賃貸の方が高負担になります。

　　　　元々 持ち家なのであれば、
　　　　老後もそのまま持ち家で過ごす方が、
　　　　負担は少なくて済みます。

　　　　なお、年寄りは賃貸を借りにくい
　　　　という問題も 横たわっています。

A

ケースバイケースだと思います

我が家は反対で賃貸から持ち家にしました。

子供が小さいうちは
通勤通学が便利なこともあり
面倒見の良い大家さんとご近所さんがいる
賃貸に住んでいました。
何より家賃0円→半額補助が大きかったです。
（持ち家だと住宅補助は雀の涙だった）

この間に家賃を払ったと思って
つもり貯金をしていたので、
たまったお金を頭金にして
52歳の時に小さな平屋を建てました。

10年ほどで支払いが終わります。
老後を見据えているので
家事導線が便利で手間がかからない
余計なものは省いた住みやすいお家に
なっています。

一応定年になり嘱託になった今、
ローンの支払いは少額でもうれしく
ありません。
同様に賃貸料金を支払うのも
収入が落ちてきてからではつらいことです。

持ち家があって老後の支払いが発生しない
ようならば、うまく生かせるように
今から考えておくことをお勧めします。

A

持ち家の方がトータルでは安いのでは？
と思っています

例えば
5000万で4LDKのマンションを買ったとして
35年ローンで月の返済が13万ぐらい

管理費1万、修繕積立3万、固定資産税1万
（年間12万）として、18万

同じ物件を借りる場合は、
18万では借りられないかと

18万3LDK、4LDKなら20万超えると思います

築年経過で家賃も下がるでしょうし、
分譲住宅の場合はメンテナンス費用も
掛かりますが

それでも月2万の差額があるなら
メンテナンス費用を確保できると思います

賃貸のメリットとしては、家族構成に応じて
住み替えができるという点です

夫婦2人ならば8万

子供が産まれて3人家族ならば3LDK、
4人ならば4LDKに引っ越せばいい

子供が巣立って再び夫婦2人に戻ったら
8万の賃貸に戻ればいい

そうする事で居住費は節約できると思います

生活に応じて引っ越しを繰り返すならば
賃貸の方が安いと思いますが

老後を含め広い家で暮らしたいとするなら、
持ち家の方が安上がりだと思っています

A

ケースバイケースなのでなんとも言えませんが
平均するとどちらもあまり変わらないので
好きな方で良いと思います。

持ち家VS賃貸でよく議論されていますが
結論が出ないのは
どっちもあまり変わらないからです。

どちらかが圧倒的に有利なら
議論にもなりませんからね。

参考事例
『 これからの人生の 住居費総額 』

賃貸の人生　：4,608万円
持ち家の人生：6,151万円

《　K家 30代：4人家族　》　 2018年3月

《　賃貸の人生　》
　　　※一生 賃貸住まいのキャッシュフローグラフ。
　　　　（　一年ごとの貯蓄残高の推移　）




　　　※グラフの根拠になる キャッシュフロー表。
　　　　左が現役、右が老後。




　　　※現役の拡大。




　　　※老後の拡大。




　　　※マイホーム取得の資金計画。




《　持ち家の人生　》
　　　※マイホーム取得後のキャッシュフローグラフ。





　　　※グラフの根拠になるキャッシュフロー表。
　　　　左が現役、右が老後。




　　　※現役の拡大。



　　　※老後の拡大。


　　　※参考にして、自分たちのキャッシュフロー表を
　　　　作ってみましょう。

​
ちゃんと生活設計してみたらいい べ。
・・っと。


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