PR
カレンダー
『間違いだらけの住宅建築』

発見したばかりの Q&A
記事を取り上げて、
コメントしています。
Q
ニコハウスの倒産について
ニコハウスが自己破産して、
契約者は住宅ローンで金を払ったのに
家が建たないまま
というニュースを見ました。
被害者の方は家がないのに住宅ローンを
払い続けることになるのですか?
だとしたらあまりに気の毒過ぎて、
なにか銀行側からの救済などは
ないのでしょうか?
※契約後に、あるいは着工後に
建築業者が 突然破綻!ということは、
まれにあります。
( 私も 同様のケースに遭遇 )
が、全額を払ったのに現地は更地のママ
ということは 普通はありません。
普通、建築工事請負契約の支払いは
「出来高払い」が基本だからです。
3分割とか4分割とかの支払いで
「出来上がった分のお金を払う」
のが基本なので、
基礎工事が終わったので その分、
上棟工事が終わったので その分、
というように支払いをしていきます。
なので、当初に全額を払ってから
建築工事が始まる などという事はなく、
住宅ローン全額を払ったのに
土地は更地のままという事にはなりません。
なので 現実にありそうな状況は・・・
建物は棟上げ状態で 業者が破綻!
工事がそのままストップした、
業者には( 頭金や つなぎ融資等で )
そこまでのお金が入っている、
のようなケースです。
住宅ローンは 一般的には 建物完成後に
実行されるので、
建物が無いのに住宅ローン返済をする
ということにはなりません。
なお、建築途中の建築業者破綻! では、
対応する方法はあるのか?
については、ありますので
きちんと知っておきましょう。
一般的に言われる 住宅の「10年保証」は、
保険に加入することで担保されています。
そのための大臣認可保険法人が数社あります。
自分が契約した建築業者が
どの保険法人と契約しているのか?
請負契約時点で確認しておきましょう。
建築途中で建築業者が破綻した場合は、
その保険法人に連絡をすることで、
新たな建築業者での継続建築が
可能になります。
たとえば 基礎工事の記録写真等が
建築業者から保険法人へ送られて
チェックを受けながら工事が進んでいます。
なお、継続工事を請けてくれる
別の建築業者を探すのは
( 私が絡んだケースでは
私が紹介してあげましたが )
自分の仕事になりますが、
そこは頑張るしかありません。
家が未完成のまま放置するよりマシです。
ガンバレ! ガンバレ!
住宅瑕疵担保責任 保険法人
は、
特定住宅瑕疵担保責任の履行の確保等に関する法律
第17条の規定に基づき、
国土交通大臣に指定された法人です。
事業者(建設業者及び宅地建物取引業者)
の方からの保険契約の引受け
株式会社住宅あんしん保証
〒104-0031 東京都中央区京橋1-6-1
三井住友海上テプコビル6階
電話番号:03-3562-8120
住宅保証機構株式会社
〒105-0011 東京都港区芝公園3-1-38
芝公園三丁目ビル
電話番号:03-6435-8870
株式会社日本住宅保証検査機構
〒101-0041 東京都千代田区神田須田町2-6
ランディック神田ビル4階
電話番号:03-6861-9210
株式会社ハウスジーメン
〒105-0003 東京都港区新橋4-3-1
新虎安田ビル
電話番号:03-5408-8486
ハウスプラス住宅保証株式会社
〒105-0022 東京都港区海岸1-11-1
ニューピア竹芝ノースタワー18階
電話番号:03-4531-7200
A
お金を払った後で納品前に倒産破産なら
払い損です。
債権者としてわずかな破産清算金を
貰ってお終い。
そうならないように後払いや分割での
支払いにしたり、
契約前に会社の経営状況を調べる必要が
あります。
救済や補償はありません。
A
当然、払い続ける必要がある。
救済はない。
仕事の完成を対価とする請負契約は、
完成後に後払いが原則。
先に払うのが間違いだし、
先払いを要求するメーカーになどに
依頼してはならない。
それだけで経営状態が悪いことは明白。
購入者のリスクマネジメント能力の問題。
A
完成保証契約を保証会社と結んでおれば、
保証会社が倒産した会社の代わりに
工事を引き継ぎました。
なので施主の被害は最小で済みました。
しかしこの保証契約には施工会社の与信審査
があります。となるとニコハウスは
与信が通らなかった可能性が高いです。
なので完成保証契約が通る施工会社と
契約するのが安心です。
※完成保証契約、ほぼ やられていません。
現実的ではありません。
A
現役銀行員です。
銀行も民間の営利企業ですからね、
なんで建築メーカーが潰れたからといって
救済しないといけないんですか?
※現実がどうであれ、銀行員が言う?
そんな言い方はないでしょう。
救済するべきなのはあくまで建築屋ですよ。
ただ破産してるので現実的では無いです
けどね。
保険とか入ってるように願うしかないです。
ローンはあくまで借りたいと言ってきた人に
貸してるだけですから、
家が建つか建たないかなんてのは
支払いには関係ない話ですよ。
※そんな言い方は ないでしょう。
まぁただ銀行としても
いらないトラブルはごめんなんで
建築メーカーの信用も与信判断には関与しますが、
それをもって救済するというわけでは
ないでさからね。
また新しくお金を借りるなりして
どこか別のメーカーに建ててもらうしか
ないですね。
※ひどい 銀行員です。
知っておきたい現実:
こんなに違う
『 建築業者による価格差 』
※北から南まで 日本全国で実施した、
地元工務店どうしでの提案コンペの
比較結果の実例です。
建築業者を最初に決めてしまうと、
大損していても 気付く事はありません。




※地元工務店どうしでさえ 大きな価格差
になります。
大手ハウスメーカーや地元有名工務店だと、
もっと ひどい価格差になり、
とても高過ぎて建てることはできないので
・家のサイズを小さめにしたり、
・設備のグレードを下げたり、
・安めの仕上げにしたり、
・外構工事をあきらめたり、
等々の方法で 予算に合わせて建てます。
地元工務店を複数 ピックアップして、
十分な比較検討をすれば、
我慢することのない まともな家を
適正価格で建築する事ができます。
《 実行支援 》
マイホーム取得等の実行支援は、引き続き行っています。
「不動産購入:実行支援」 3万円/年
「住宅建築:実行支援」 10万円/年
過去のメール顧問会員と全く同じ支援を行っています。
( 過去記事で 実際の支援状況を確認して下さい )
解体工事 終了予定の 12月3日です。 2025/12/03
こんなモノが マイホーム建築の見積書? 2025/12/02
基礎コンクリート そのままだと搬出できず 2025/12/02
キーワードサーチ
フリーページ