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2008年06月17日
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 旧旭川村役場跡周辺散策を続けましょう。

その1 街並みはこちら

 なお、このシリーズで紹介している範囲は非常に狭い範囲です。


 さて、旧役場跡(土地改良区)のはす向かいに、鳥居があります。

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 旧旭川村の総鎮守「 熊野神社 」であります。立て看板によりますと、806年、白坂右近将監という人物が秋田に来た際に、家老が熊野権現を祀り、1749年に神社を建立した…とされています。
 良く分かりませんです、ハイしょんぼり

 明治維新以後、戦前までは近代社格制度による「村社」に列せられており、標柱には「村社」の文字をコンクリートで埋めた跡が見られます。なお、「村社」は下から2番目の社格だそうです。

 ★近代社格制度については難しいので、 Wikipedia をご覧下さい★

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 参道には橋がかかっています。名も無き疎水を跨ぐ橋です。この疎水(用水路)は旭川右岸の沢水を集め、泉地区の水田を潤すためにありました。現在は泉地区は完全に住宅街となり、この疎水も奥羽本線を越えたあたりから徐々にドブ川と化し、泉地区では暗渠となっています。

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 長い階段を上りますと、社殿があります。この階段は近年修復された形跡があり、この神社が大切にされていることが伺えます。
 というのも、秋田市内の地元の小正月行事として「 西国三十三番札所めぐり 」(通称:札打ち)というのがあります。故人の霊を弔う行事ですが、この熊野神社が第一番札所になっているのです。本家は中部、近畿地方ですね。和歌山県の熊野大社から始まって、33番目の美濃の谷汲寺で終わる33ヶ所。

 催行日は毎年1月17日午前0時からと決まっています。
 人々はこの「第一番熊野さん」を皮切りに、市内33ヶ所の寺(ここだけ神社で残りは全部お寺)を一晩で巡ります。これを3年連続で行う決まりです。


西国三十三か所ガイジン巡礼珍道中 …本当の「三十三番」(中部・近畿地方)を巡った外人さん

 近年では巡拝する人々の数はだいぶ少なくなり、500人ほどだそうですが、昭和28年の秋田魁新報では「善人善女一万人」と報じられたそうです(たふらんけさん「 二十世紀ひみつ基地 」の2006年1月16日の記事)。当時を知る人の話では、寺院を巡る人の波が、夜が明けるまで途切れず、沿道の各家庭では温かい飲み物などを夜通し振舞ったそうです(聞き取りによる)。


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 社殿はこじんまりとしています。昭和52年に放火に遭い、再建されたものです。現在なんらかの修繕工事が行われているらしく、工具が置かれていました。

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 社殿より街並みを見る。かつては眼下に水田が広がっていたんでしょうけれど、今は住宅が広がっています。木立が気持ちいいですね。

 神社を後にもう少しだけ歩きました。以下次回(一応完結)。


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最終更新日  2008年06月17日 14時33分46秒
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