2004年06月11日
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またまた、直接バスケ話ではないのですが・・・
以前「攻殻機動隊」のお話しましたが、今日も少しその話。

まず最初に前回の日記は意味が判らなくてすいませんでした(^^;
以下本文・・・

物語中、主人公の女性と、その相棒の男性はサイボーグ
(脳ミソだけ生体。後は機械人間)です。
物語中では「義体」と呼ばれていますが(義手の延長ですな)
その主人公たちは、サイボーグと言う事にある意味コンプレックスを感じてるのです。
いつでも体を取り替えられるんですから、「本当に自分か?」

物語の会話でも
「自分は人間扱いをされているけど、自分で自分の脳ミソ見た事ないから人間かどうか判らない」
って語ってます。
確かに、そんな世の中になるとそう思うかもしれませんね。
「果たして、今の自分は、本当に自分なのか?」と・・・
その上で、彼女たちは「外部記憶」と称して、
自分が自分たる記憶の為に(あるいは人間だと言う記憶を残しておく為に)
女性は「女性用の時計」を。男性の方は「筋トレ用のグッズ」を常に傍に置いてあるわけです。
自分が人間だと(また、女性だと)忘れない為に。

※「女性用の時計」と「筋トレグッズ」の補足
力を出す為には女性型(また人間型)のサイボーグで在る必要が無いし、


これって、物語の中で機械人間だからってわけでは無くて
私たちにも言えるのでは無いでしょうか。

今、私はバスケットには関わっていますが、
バスケットで生計は立てていません。
一介のサラリーマンでしかない。

(もしくは記憶)しばしば忘れる事があります。
それは当然です。サラリーマンですから、
常にバスケの事ばかり考えていたら解雇されてしまいます(苦笑)

それでも私は比較的恵まれている方でしょう。
ミニにも携わっているし、自分でもまだプレイする場所がある。

私も2・3年前までそうでしたが、
仕事・家庭に没頭していると、しばしばバスケの記憶が忘却の彼方に行ってしまいます。
自分は過去に(今も)
「目先の事に追われ、何をしているんだろう」
と思ってしまう事もしばしばありました。

私の「外部記憶」はボール。そしてフープ。

目を閉じてコートに立ち、ボールを持つと思い出します。

熱いくらいの照明。
耳が痛いくらいの歓声。
ぴりぴりするくらいの敵味方の気迫。
他人にも聞こえるのではないかと思うくらいの鼓動。
バッシュのアンダーソールまで自分の体と錯覚するような
研ぎ澄まされていく感覚。

私は生身の人間(当然なんですが(^^;)ですが、
そんなに強い人間ではありません。
だから、私が私だと思い出すために
ボールを持ち、コートに立ってフープを見上げるのです。

みなさんは、どんな「外部記憶」をお持ちですか?





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最終更新日  2004年06月11日 08時46分39秒
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