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公園の落ち葉を踏みしめながら打ち合わせに向かう。雪景色ならぬ、落ち葉景色。はらはらと目の前を散っていく錦の一片が辺り一面をおおう。銀杏の下に植え込まれたつつじには銀色の葉っぱが降り積もる。綺麗。。。と目を細めながらふと思う。この落ち葉たちは、人間でいうと死んでしまったということのなか。。。否。散ってなお、こんなにも鮮やかに美しさを際立たせる。皆、やがて土へと還り、豊潤な大地をつくるだろう。その土から養分を吸い上げた木々は、眩しい新緑を芽生えさせ、そしてまた夏に向けてわっさと成長する。そこにあるのは永遠の循環。私たちも同じだ。永遠の循環の中で生きていく。肉体は形を変えて、次世代のための土となるだろう。その土で作物を作り、作物を食べた子供たちは未来の大地を踏みしめる。そして大切に育んだ想いは、世代を超えて、人々の心の中に生き続ける。そこに「死」はない。あるのは永遠の循環。それも単なる循環ではない。世代を超えた想いが一人ひとりの心に蓄積しそれが叡智となったとき循環しながらも上り続ける螺旋的な進化へと発展する。。。そう、歴史は繰り返す。ではなく、「進化」でなければいけない。落ち葉に目を細めながら、人間を信じたいとまた思う。ウィルウィンドを頑張りたいと思う。Memoroを頑張りたいと思う。足取り軽やかに、こぶしを握った初冬の公園。
December 17, 2009
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ずっと怒涛の忙しさでした。Memoroの相棒、チンツィアがここ1カ月半日本を離れているのでかわりに引き受けたイタリアとの連絡も時差から夜中になって、ハイテンションが続いています。怒涛の忙しさの中、引っ越しさながらの模様替えなんかもしてしまってそして友達を家に招待してパーティーしたりとかなんで忙しい時には一気にいろんなことができるのでしょう。まだ年賀状やっていないしとにかく年末年始はゆっくりしたいのでそれに向けて頑張りたいと思います。さて怒涛といえば、怒涛の成長をしているのが、甥っ子の翔太です。先週、生後10か月にして歩きました。伝い歩きから、つかまらずに立てるようになって、立ちすくむ時間がが5秒から10秒から17秒になって。。そして一歩、一歩とよろよろと歩きだしました。5歩進んでは、目の前に人がいると満面の笑みで倒れこんできます。私の目の前で、人生初の方向転換をし、人生発のUターンをし歩く歩数が5歩、6歩、7歩と増えていきます。今日は妹から電話があって、床から手をついてそのまま立てるようになったとか。そして、この怒涛の成長の間に妹は断乳にチャレンジ。私は断乳3日目に甥っこを寝かしつけるという大役に名乗りをあげじたんだを踏んで泣き続ける彼の傍らでさー、もうおっぱいはないんだよ、大きな愛で包んであげるから安心しておやすみ、という特大オーラを醸し出そうとするも・・・まったく私にはスピリチュアルパワーがないんだということを思い知らされ結局45分間もの間、私は彼に恨まれっぱなし。。もう嫌われちゃっただろうな。。。ようやく寝かしつけ、部屋を出ると、妹と妹の旦那が拍手をしてくれました。すごいっ、45分で寝たとは!って。断乳一日目は4時間泣き続けたのだとか。そして昨夜は断乳4日目。どうだった?と訊くと、、絵本のお話を聞きながらすぐに寝るようになったと。翔太。おまえはすごいぞ。伯母も負けぬぞ。成長するぞ。人間のポテンシャルってすごいのだ。それを目の当たりにしてくれる翔太とともに伯母もまた明日、人生初を体験してゆこう。人間は成長する動物なのです。いつまでもいつまでも成長し続ける。成長したいという意思があれば、きっとそうできるのです。いや、まてよ。翔太を見ていると、成長欲は、きっと我々の本能の中に刻まれたごくごく自然な摂理に思えてきます。意思など持たなくてもいいのかもしれません。いくつになっても無限の可能性を自身の中に感じる。。。究極の幸せの一つなのかもしれません。
December 16, 2009
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