未完成のブログ

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Jul 7, 2009
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カテゴリ: FALLOUT3
鉄拳のエリカ




フェンディ(22)

科学者フェンディ:あくまで肩書きは科学者Dr.ではない。



第54話【アンダーワールド】

「ガッハッハー!!タタカイ、ダイスキ」

「ヒネリツブシテ、ウデヲクッテヤル!」

渾身の一撃を緑色の巨人SM(スーパーミュータント)に叩き込む。

指を通し握りこむタイプの近接格闘武器スパイクナックルがSMの腹部にめり込む。

SMの鉄板で作られた鎧が陥没し数メートル吹き飛び沈黙する。

もう一体のSMの顎にスパイクナックルを叩き込む、後方に一回転しながら転がり沈黙。



「エリカさん・・・ちょっと荒れてません?」

そうかもしれない。

ビッグタウン壊滅のニュースを聞いて以来どうにも押さえが利かない。

駄目な理由はそれだけではない、わたし自身の力の事もある。

いくらわたしの膂力が強かろうとレーザーライフルを持った傭兵と同等かそれ以下。

いくら思い切り鉄拳を叩き込もうと一撃でSMは倒れない。ミレルークなど持っての他。

いくら素早く動こうとも大勢に飛び道具を使われれば近寄れない、すなわち倒せない。

銃を使う?・・・否。飛び道具に頼らずにこの拳でやらなければならない。

わたしに出来る事、わたしにしか出来ない事。

頑丈な骨、超人的な筋力のわたしにしか出来ない事。

今は亡き師匠のメックナーは銃の故障で命を落とした・・・だから・・・。




歴史博物館の前に銃を持ったグールが居る。

フェンディはグールが苦手?

「え・・・と、あまり接触する機会が今まで無かったので・・・」

そぅ・・・彼らは見た目が違うだけの人間、必要以上に警戒するのは良くない。

「そ、そうですよね・・・」



「あーらこんなところに何の用?観光客さーん」

「あ・・・その観光ではないんですけど・・・」

「何言ってんの?こんな危険なところにわざわざ来るなんてBOS以外に誰が居るっての?」

BOS(ブラザーフッドオブスティール)に何か不満でも?

「あー不満だらけだね!あいつ等私たちを見つけたら銃を撃ちやがるのよ、まぁわざと

外して撃つんだけどね。BOSにしてみりゃ私達なんて虫のようなものなのさ」

・・・・・・。

入り口に立っていた女グールに別れをつげ歴史博物館の扉を開ける。

中は比較的修復されてありマンモスの置物と恐竜の骨格標本が目に付いた。

突き当りには人間の頭骨を模したデザインの扉が設置されてあった。

「あの扉の向こうがアンダーワールドなのでしょうかね?」

ゆっくりと扉を開けると・・・そこはグールたちで溢れかえっていた。

博物館を改装しテンポや住居スペースを造ってある、警備のロボットまでいた。

前からつなぎを来たグールが近づいてくる。

「おいおい珍しいな!スムーズスキンが来たぞ!!」

スムーズスキン?

「そうさぁ・・・キレイですべすべの肌をしてるだろう?俺たちと違ってな、齧り付きたい

くらいさぁ!・・・って冗談だよ、警戒するなって~俺はウィンスロップお前らは?」

わたしはエリカ、後ろにいるのはわたしの連れのウェンディ、ココの医者に会いに来た。

「ほぉ~こんなところにわざわざ医者を探しに来たってのか?物好きだなぁ・・・ところで

お前さんたち何か使える廃棄部品とかもってねぇか?発電装置の調子が悪くてなぁ」

これくらいなら。

「おお、ありがとよ!もう少し持って来たらスティムパックと交換してやるよ」

わかった、それで医者はどこに?

「一番奥にいけばDr.バローズの診療所だ。ここではおとなしくしとけよ?」

街中のグールたちの視線を浴びる。フェンディはすっかりおとなしくなってしまった。

診療所に入ると異様な光景が飛び込んできた。左手に見える部屋では光りし者と呼ばれる

凶悪なフェラルグールが二体監禁され暴れていた。

「誰??患者??・・・人間?なんでこんなところに?」

看護士のグールが出迎えた。机にはバローズらしき医師が座っているのが見えた。

Dr.バローズに聞きたいことがあってここに来た。

「ふ~ん・・・ま、問題起こさなきゃなんでもいいけど。先生!お客さんです」

「なんだ~?また酔っ払いがきたのか?・・・なんだ人間がアンダーワールドに何の用だ?」

アンドロイドについて何か聞いたことは?

「なんだいきなり!アンドロイド・・・か。ウェイストランド中の医者に配られたっていう

ホロテープのアレな?知ってるぜ、ある程度のことはな」

「あ、あああの、詳しく教えてくれませんか?」

「俺自身がアンドロイドを見たわけじゃないが人に聞いた話だとそいつは腕利きの医者を

見つけたそうだ・・・確か名前はビンカートンだったかな?リベットシティにいるとか?」

「ええええええっ!そんなっ!だって彼は死んだって聞いてますけど・・・」

「おや?ビンカートンのこと知ってるのかい?」

「ええ、だって私はリベットシティに住んでるんですよ。それに父はビンカートンの助手

をしてましたから・・・でも生きてるって聞いたことないです」

「親父さんにビンカートンの事を聞けば何かわかるんじゃないのか?」

「父は・・・少し前に出て行ってそれ以来行方不明なんです・・・でも知ってる人はいるかも」

フェンディ、そういうことならリベットシティに行く?

「う~ん・・・そうですねぇ・・・なんか結局自分の街に手がかりがあったなんて複雑な気分

ですね・・・はぁ~・・・あ、でもエリカさんの体のことも帰って調べなきゃ解んないし・・・

でもVault92に行くのならリベットシティは反対方面だし・・・」

決めたリベットシティに行く。

「いいのですか?」

ええ、わたしのGNRに行くという希望を先に叶えてくれた。だから今度はフェンディの番。

アンドロイドの事を学んで友人の為に生身に近い義足を作るのが夢なのでしょ?

「ありがとうエリカさん!」

「ところでどうだいお嬢ちゃんたち、ちょっと人体実験に協力してくれないか?」

それは拒否する。それにあの部屋の光りし者も気になる・・・

実験はモイラで懲りている、こういう人たちは好奇心が強すぎて少しズレている。

「そっかぁ・・・残念だなぁ・・・まぁ普通の治療ならいつでもしてやるからな」

今日から出発するには少し遅い、ここに一晩泊まることにする。

フェンディはちょっと不安そうにしたが一緒のベッドで寝ることで了承してくれた。

54話終 次回へ





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Last updated  Jul 7, 2009 07:39:00 PM
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長月(ながつき) @ Re[1]:Fallout:NewVegas 第1話2話「目覚め」(11/19) Keyさんへ ありがとうございますがんばり…
久 遠@ Re:FalloutNewvegas121話「ストレンジトランスミッション!」(07/20) やほーい(=゚ω゚)ノ 何周遅れか分からないけ…
長月(ながつき) @ Re[1]:近況(12/30) あけましておめでとうございます。 今年も…
久 遠@ Re:近況(12/30) あけましておめでとうございます。 今年…
長月(ながつき) @ Re[1]:FalloutNewvegas103話「Vault22」(07/09) こちらもFO4までに終わらせるつもりです!…
くおん@ Re:FalloutNewvegas103話「Vault22」(07/09) やあ( ´ ▽ ` )ノ EDーEとの意思疎通方法、…

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