未完成のブログ

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Feb 2, 2010
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カテゴリ: OBLIVION


ふたりは聖騎士TOP

第一話「ふたりの始まり」





ふたりは聖騎士クロエ

クロエ:小柄なブレトンの少女。ポジティブで少しお調子者なところがある。


深遠の暁の事件から半年。クロエとアリスは手紙でやり取りをしていた。

アリスは相変わらずモグラ退治と雑用に追われているらしい。そのうちモグラ騎士と呼ばれるか

もしれないと心配をしていた。

「・・・うーんモグラかぁ。カワイイし良いんじゃないかなぁ?」

クロエは手紙を書きながらつぶやいていた。

「アリスがんばってるなぁ・・・あたしは目指す道は決まったけどまだ足掻いてる感じ。パパのよ

うな凄い剣士になってブレイズとして活躍したいと思うし、ママのようにクヴァッチの魔術師ギ



クロエはアルケイン大学に入るべく受験勉強を始めていた。各街の魔術師ギルドの支部長から課

題を貰い推薦状を書いてもらうか、筆記試験と面接を受けるか。そのどちらかで合格できなけれ

ばアルケイン大学に入学することはできない。

「チビクロ!ボケッとしてないで行くわよ!」

「なっ!またチビクロって言った!!」

背が低いからチビクロエ、略してチビクロ。そう呼んでいるのは10歳の少女マルベリーだ。

マルベリーは10歳にしてアルケイン大学に受かった天才児。ダンマー初のアークメイジを目指し

てるとか。クロエの家で養女として迎え入れたので彼女は義妹という事になる。

「ふん、呼んでも返事しないからよ。」

急かすマルベリー。頭には黒い薔薇の造花、ワンピースにブーツ肩からはバッグを提げていた。

「もう行くの?まだ準備できてないよ~」



二人はアンヴィルの魔術師ギルドの交流会に参加する予定。

マルベリーは深遠の暁事件の活躍でウィザードの称号を得ている。これは上級魔術師として他の

ウィザードとマスターウィザードで行われる会議に参加でき、アルケイン大学の運営に意見を言

うことが出来る立場なのだ。

クロエは慌ててクヴァッチの紋章の入ったキュイラス装着しアカヴィリ刀を差しバッグを持つ。



「ママー、アンヴィルに行って来るね~」

「え?今日だっけ?」

「・・・今日だけど」

「あらら、ケーキ焼いちゃったけど・・・いいわ、がんばって食べるわ!いってらっしゃーい」

「あいかわらずね・・・フィービー」

「ああっ、マルベリー、ウチに来てもうすぐ一年になるというのにまだママと呼んでくれないの

ねっ!かなしいわぁ・・・」

「顔笑ってるじゃない」

「いこ、マルベリー。ママの相手なんかしてたら時間の無駄無駄」

階段を下りてきた二人の前に強面のオークが立ち塞がった。

彼の名はグログナック・グロ=フレール。通称グログ、魔闘士見習いの元戦士だ。

「俺も行く!!この前の事件の時は出張してて残念だった!!居たなら俺も英雄だった!!」

「声でかいよグログ・・・着いてきてもいけど、呼ばれてないから何言われても知らないよ?」

「ええ~・・・めんどくさいわ」

クヴァッチの魔術師ギルドには10人ほど魔術師が登録している。メンバーは全員個性的。支部長

のフィービーからして個性が強い、クヴァッチは非常に濃い魔術師ギルドになっている。

マルベリー曰く変人変態の集まりらしい。

「お前たちチビどもだけじゃ心配だから着いていってやるんだよ。ガッハッハー!」

グログは鋼鉄の鎧にクレイモアを背負い青いフードを被っている。

三人は街の馬小屋に寄り魔術師ギルドで飼っている白馬に乗る。

(オークは馬鹿だから嫌いなのに・・・)

マルベリーは不機嫌な顔したまま馬にまたがる。

「しゅっぱーつ!いざアンヴィルへ!!」

「うおおおおおおおおおっ」

「は~ぁ・・・」


◇  ◇  ◇  ◇


ふたりは聖騎士アリス

アリス:黒髪のダンマーの少女。少しドジだがやさしく努力家で強い意思を持つ。


「アリス!モグラ退治は終わったのか!?」

「お、終わったよ叔父さん!」

こそこそと日記をつけていたアリスは大きな声を出され驚いた。大きな声の主は戦士ギルドの

No.2オレイン。彼は最近忙しい日々を送っていた。深遠の暁の事件でアリスが活躍した事が良い

宣伝となり戦士の志望者が殺到、新人の教育に追われているのだ。

「アリス!新人のメシの準備は出来てるのか?」

「朝に仕込みはしといたから後は鍋を火にかけて~」

「アリス!弓の的用の藁はどうなってる?」

「切って置いたから後は台に取り付ければ完成だよ~」

アリスは現在戦士ギルドで寝泊りしている。幼い頃はオレインと一緒に暮らしていたが彼の家は

仕切りが無いワンフロアーの間取りだ。年頃になったアリスの為にオレインは戦士ギルドの一

部屋を彼女に与え、その家賃代わりとして雑用係としたのだ。

「はぅぅぅ・・・最近人使い荒すぎるよぉ・・・」

噂を聞きつけた新人はアリスを見てどんなに凄い戦士だろうと期待を寄せてやってきた。

そこで見たものは雑用でこき使われるダンマーの少女だった。

アリスは尊敬とは違った目で見られるようになりイジられるようになっていった。

「騎士の称号持ってるのに・・・モグラ騎士とか呼ばれるようになったらどうしよう」

アリスは腐ることなく誰よりも練習し真面目に魔術の勉強もしていた。

「クロエとマルベリーの手紙面白いなぁ~。毎日楽しそう」

6人の新人が食い散らかした食事の後片付けをしているとオレインが話しかけてきた。

「アリス、明日アンヴィルに行って来て欲しいんだが予定はないよな?」

「へ?何、どうしたの?」

「実はアンヴィルのアザーンから人手不足で困ってると手紙があったんだ。コロールは仕事は大

したものが無く人手も今は足りている。アリス、経験を積んで来い」

「本当!?あたし頑張ってくる!!」

「新人も一人連れて行ってやってくれ、腕は未知数だが傭兵の経験があるそうだ。おーい!」

「失礼、オレインさん呼びましたか?特別手当の話ですか?」

「違う、仕事を与える。アリスと一緒にアンヴィルに行け。詳しいことは向こうにいるアザーン

に聞くが良い。報酬もアザーンからもらうんだぞ」

「仕事か!俺には金が必要なんでね!家族がいるもんで」

「・・・はぁ。よろしくお願いします・・・あのお名前は?」

「マグリールだ!よろしくなアリス!!がっぽり稼ごうぜ」

マグリールと名乗るポズマー(ウッドエルフ)の青年は自信満々にそう言った。だがアリスは一

抹の不安を覚えていた。

(この人大丈夫なのかなぁ・・・)

「今回は任務だから馬を貸してやる。ありがたく思えよ?」

「叔父さん、あたしアンヴィル行くの初めてなんだけど・・・」

「ん?それがどうした?街道沿いに進めばいいだろ?迷ったら警備兵に聞け」

「そうだぜアリス!そんな事じゃ金持ちにはなれないぞ!!」

「あぅぅぅぅ」

(マグリールさん新人なのに偉そうだよぅ・・・)

次の日、鉄の鎧を装備し腰には鉄のロングソード、モグラのナップザックを持ったアリスと、全

身鉄のフル装備をしたマグリールは馬に乗りコロールを出発した。

「行くぞアリス!」

「は、はい・・・」



つづく





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Last updated  Feb 2, 2010 11:44:37 PM
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長月(ながつき) @ Re[1]:Fallout:NewVegas 第1話2話「目覚め」(11/19) Keyさんへ ありがとうございますがんばり…
久 遠@ Re:FalloutNewvegas121話「ストレンジトランスミッション!」(07/20) やほーい(=゚ω゚)ノ 何周遅れか分からないけ…
長月(ながつき) @ Re[1]:近況(12/30) あけましておめでとうございます。 今年も…
久 遠@ Re:近況(12/30) あけましておめでとうございます。 今年…
長月(ながつき) @ Re[1]:FalloutNewvegas103話「Vault22」(07/09) こちらもFO4までに終わらせるつもりです!…
くおん@ Re:FalloutNewvegas103話「Vault22」(07/09) やあ( ´ ▽ ` )ノ EDーEとの意思疎通方法、…

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