未完成のブログ

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Mar 14, 2010
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カテゴリ: FALLOUT3
鉄拳のエリカ(第三部)




アンナ第三部

爆裂のアンナ:トラックの中でヌカグレネードを作っていた。



ローレン第三部.jpg

猛毒のローレン:エリカの目力に押され黙ってしまう。




第165話【レスキューフロムパラダイス3】

パラダイスフォールズの近くでトラックが停車した。

「さぁ着いたぜ?後は攫われた子供を買い取るだけだな」

「行くぞガボール」

ローレンとガボール、マーカスは奴隷商人の立っているゲートに向かい歩いていく。

「エリカちゃんたちは格好が目立ちすぎだからここで待ってな。レギュレーターにBOSじゃあさ



「解った」

ローレン達は少し奴隷商人と言葉を交わしすぐに中に入って行った。

待つこと数十分、ローレン達が子供を3人連れて戻ってきた。

「どうした?わたし達が裏切るとでも思っていたか?」

「さぁね、お前はエリカと違って今ひとつ信用できないからね」

「Vault87に入るまでは協力関係だ。裏切るようなマネはしない」

「じゃあその後は?タロン社なんだろお前、あたいもエリカもタロンは好きじゃないんだ」

「我々の邪魔をするなら排除の対象だ。そうでなければ特に敵対する理由も無い」

アンナとローレンの間にピリピリとした緊張が走る。

「ミス・アンナ、今はタロンも大忙しでさ、ローレンちゃんもちょっとイライラしてるだけなん

だ。あまり刺激しないでくれる?」



子供たちはそんな空気も何処吹く風でジョーとおしゃべりをしている。フェンディは機械弄り、

クロスは通信機でBOSのロスチャイルドに連絡を入れている。

トラックはパラダイスフォールズを離れリトルランプライトに向かい走り出す。

「ねぇおねちゃん、なんで一人だけ銃を持ってないの?」

「使えない」



「銃が無くてもわたしは戦えるから」

「どうやって?火を吐いたりできるの?もしかしてロボットとか?」

「違うけど殴ったりして戦っている」

「すげー!ねぇ、スーパーミュータントも殴って倒せるの?ミレルークは?」

「どっちも倒せる。倒してきた」

「すっげー!ねぇねぇ、どうやって戦ったの?話してよ!!」

「解った」

リトルランプライトまでの時間、わたしは子供たちと色んな事を話した。これまであったこと、

格闘技のこと、ピットのこと・・・子供たちは話を聞いて怒ったり泣きそうなったり笑ったりして

わたしの話に夢中になっていた。

「よくやったな!約束だ中に入れてやろう。仲間を助けてくれたしな」

マクレディ市長は見た感じ10歳前後だがとてもしっかりしている。

リトルランプライトの中は複雑に入り組んだ洞窟で案内が無ければ迷ってしまうほど。

「みんな無事だぞ!とってもいいムンゴが助けてくれたんだ」

「おねえちゃん、僕たちの家を案内するよ!皆にも話し聞かせてあげて」

子供たちが集まってくる。わたしは手を引かれ色々なところを案内された。この場所は子供たち

だけで作られた集落とは思えないほどしっかりとして整備されていた。

皆それぞれの役割を果たし、強い者が弱いものを支え助け合っているように見えた。

ただ、18歳を迎えると掟で去らなくてはならず、去ったものはビッグタウンにいくらしい。

ビッグタウン。

スーパーミュータントやレイダーに襲撃され続け滅びかけていた集落。

わたしとフェンディはそこで彼らを脅かすスーパーミュータントを退治した。しかしその後・・・

ODの手にかかりビッグタウンの人々は皆殺しにされたのだと聞いた。

わたしはその事をマクレディ市長や子供たちに話した。

「そんな・・・大人になったら行く場所がないじゃないか・・・」

「あたし達どうなるの?」

「エリカ、なんとかならないの?」

「・・・仲間にも相談してみる。必ずなんとかする」

子供たちは一瞬驚いた、しかしパニックなどを起こすものはいなかった。ここで生きる子供達は

皆たくましい・・・。わたしは子供たちにウェイストランドの話、メガトンでの話、格闘技や音楽

の話などを聞かせた。これほど長い間話をしたのは初めてだった。



今夜はここに泊まることにした。わたし、アンナ、ローレン、フェンディ、クロスは同じ部屋

ガボール、ジョー、マーカスは他の部屋に案内された。

フェンディとクロスは洞窟を少し見て回ると出て行きわたしとアンナ、ローレンが残された。

「・・・ローレン、聞きたい事がある」

「なんだ?」

「あなたは人とは違う特殊な能力を持っている?持っているはず・・・」

「そのとおり、特殊能力を持っている」

「あたいもそこらの奴とは違う能力を持っているよ」

「ほう・・・興味深いな。話してくれないか?」

「わたしは・・・アダマンチウムの骨と常人の数倍の筋力と・・・最近アリの知覚を手に入れた」

「あたいは超感覚と~瞬発力、バランス感覚に消化力かな」

「わたしの能力は生物操作と体内毒精製だ」

わたしはこれまでに出会った能力者、改造人間のことなどをローレンに話した。ローレンはそれ

程驚く様子も無くわたしとアンナの話をじっと聞いていた。

「わたしも・・・改造人間だというのか」

「ええ、多分」

「そうか・・・自分の能力の秘密が少し解ったな」

「気になる。同じ顔、能力・・・わたし達の存在はなんなのか」

「それは確かに気になるねぇ」

「そのラズロとかいう男の話ではわたし達もなんらかの生物の性質をもっているんだな?」

「そうなる」

わたしたちは深夜まで話し合った。同じ顔の三人で話し合った。

わたしはローレンのことが気になり始めた。彼女の生き方、考え方に興味を惹かれ出した。

タロン社という事はひっかかるものの彼女には魅力があった。

次の日の朝、わたし達はマクレディ市長の案内でVault87に続く殺人通りと呼ばれる洞窟の前ま

で来ていた。スーパーミュータントが大勢いるらしい。

「本当に行くんだな?止めても無駄だろうな・・・精々頑張りなよ」

わたし達はリトルランプライトの子供達に見送られる。



165話終 次回へ






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Last updated  Mar 14, 2010 10:42:02 AM
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子供たち  
久遠 さん
全ての戦いが終わった時、ランプライトの子供たちをエリカ嬢が引率して暮らしていくという微笑ましい姿が脳裏に浮かびました。世界は残酷で過酷だけど生きている者は生きていかなければならない、それは子供たちも例外ではなく。
爪跡深い世界でエリカ嬢は何を成そうとするのか、楽しみです。 (Mar 15, 2010 11:17:27 PM)

Re:子供たち(03/14)  
久遠さん
おお、久遠さん鋭いですね!
このランプライトのエピソードは後に繋がります^^
ヒロインズのこれからの物語、どうか最後までお付き合いくださいませ。 (Mar 16, 2010 12:41:52 AM)

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長月(ながつき) @ Re[1]:Fallout:NewVegas 第1話2話「目覚め」(11/19) Keyさんへ ありがとうございますがんばり…
久 遠@ Re:FalloutNewvegas121話「ストレンジトランスミッション!」(07/20) やほーい(=゚ω゚)ノ 何周遅れか分からないけ…
長月(ながつき) @ Re[1]:近況(12/30) あけましておめでとうございます。 今年も…
久 遠@ Re:近況(12/30) あけましておめでとうございます。 今年…
長月(ながつき) @ Re[1]:FalloutNewvegas103話「Vault22」(07/09) こちらもFO4までに終わらせるつもりです!…
くおん@ Re:FalloutNewvegas103話「Vault22」(07/09) やあ( ´ ▽ ` )ノ EDーEとの意思疎通方法、…

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