未完成のブログ

未完成のブログ

May 18, 2010
XML
カテゴリ: FALLOUT3
鉄拳のエリカ(第三部)





OD(T-51b装備)

暴帝OD:この男のせいでウェイストランドの人口は半分減った。



アンナ第三部

爆裂のアンナ:エリカが納得できなくてもピンチなれば手を出す気でいる。



メディスティックアーマー装備ジョー

BG・ジョー:殆ど怒らない彼もODの事には怒りを覚えている。



サラ・リオンズ:逃げ去ったオータム大佐の行方を気にしている。



オータム大佐:アダマンチウムで全身の骨を覆う手術を受けている。隙を見て逃げた。



第177話【ライトブリンガーVSソウルテイカー】

この男だけはどのような謝罪償いをしようともわたしは許さない。

この男だけは一片の情けもかけることは出来ない。



破壊と殺戮を続けるこの男を絶対に許さない。

「エイリアンブラスター!!」

わたしの周りの時間がゆっくりと流れる。ODの指が光線銃のトリガーを引くのが見える。

わたしは光弾の軌道から体を外し攻撃をかわす。

「オラオラオラァッ!!」

放たれる全ての光弾を避ける。

光線銃の弾がつきリロードしようとするOD、わたしはその隙を見逃さず接近。手刀を叩き込み

光線銃を払い落とす。そのまま踏み込みODの腹に肘を叩き込む。

「おうっ」

後ろに下がるODの足を踏みつけ左手を上から振り下ろし掌をODのヘルメットに叩きつける。

「劈拳」



「鑽拳」

今のわたしにはODの動きが全て見える。

「やるなエリカァ・・・だがな、オレは究極をも越えた力を手に入れた、お前なんかがオレに勝て

る訳がねぇんだよ!!」

飛び起きるOD、階段の上に立ち左腕のPIP-BOYを操作する。



のサイコの100倍の効果だ!!うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ」

わたしは階段を駆け上がりODを追いかける。

「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ」

「はぁっ!」

叫ぶODに拳を放つ。

だがODはわたしの拳を片手で受け止めた。

「があああああっはっはー!!今のオレは常人の100倍の筋力ダァ!!お前の攻撃はもはやオレ

には通じんぞぉ!!」

そのまま武器を使わずわたしに殴りかかってくる。重い攻撃、でもジャンダーズのスピードにま

るで及ばない。わたしは全て受け流しODの顔面、胸、腹に攻撃をする。

「効かねぇ、効かねぇぞエリカァ!!」

「・・・・」

硬い。

ODのパワーアーマーはこれまで戦ったどのパワーアーマーよりも頑丈。

「それなら・・・」

パラライズパームをODに叩き込むまで。内部にダメージを浸透させるこの技ならアーマーの硬さ

は関係ない。

「はっ!その技は喰らわんぜ!!」

ODはパラライズパームを放った右腕を払い落としそのまま左手で殴りつけてくる。かわすとその

ままODは前に出て右足を進め同時に腕を突き出し右掌でわたしの胸を打った。

「猛虎硬爬山!」

「っ!?」

わたし飛ばされ階段を転げ落ちる。今のは一体・・・

「ハッハー!!格闘技を使うのはお前だけじゃないぜ~?オレはな、エンクレイヴにあった格闘

シミューレーションをすべてマスターしたのだ。ボクシングにマーシャルアーツ、ムエタイに柔

術、中国拳法に剣術、ありとあらゆる格闘技をなぁあああああっ!!」

シミュレーションで・・・そんな事が可能とは。

「エリカ!大丈夫かい?口から血が出てるよ?」

「アンナ・・・大丈夫、手出しは無用、あの男はわたしが必ず倒すから。サラも手を出さないで」

「ほざけぇぇぇっ!!」

腰に差したショックソードを抜き斬りかかるOD、とっさにアンナが渡してくれたフェンディの特

性ショックソードで受け止めた。

「なんだその剣は?オレの剣のパチもんかよぉ?」

「・・・・・・」

受け止めた剣の力を緩めほんの僅か体勢を崩したODの顔面に崩拳を打ち込む。

「ぐおおおおっ・・・今のはちょっと効いたぜ・・・なるほどな形意拳か?」

「答える必要は無い」

「ふん、まぁいいそれならオレの形意拳を見せてやる」

ODは剣を捨てわたしと同じ構えを取る。

「アイツ、エリカの真似を!!」

「ハッハー!!自分の技で死になエリカァ!!」

ODが襲い掛かってくる、わたしの攻撃はすべて受け流され反撃される。

しかしわたしは何の脅威も感じなかった。

マスターと手合わせをしたときのほうが何倍もプレッシャーを感じた。

「どうしたどうした!手も足もでねぇか!?」

「エリカ!!」

「本当に手を貸さなくて大丈夫か?」

「大丈夫・・・」

こんな形だけを真似した技で打たれてもわたしには通じない。

この程度の痛み子供達を守りきれなかった苦しみに比べたらなんでもない。

「ハッハッハー!その程度か?お前の身につけた拳法はよぉ~!!」

「・・・・・・」

攻撃を受けながらわたしはマスターの言葉を思い出していた。

『エリカよ技はそれぞれ生かし方がある。形だけを真似をし力だけで放っても真の威力は得られ

ん、気を纏わぬ技は死んでいるも同然。そんなものはなまくらの包丁と変わらん』

・・・・・・・・。

大事な事を忘れていた。

今のわたしは怒りに身をまかせ力づくで技を使っていた。

そんなものは本当のマスターの技ではない。

わたしは深呼吸をしながらODの技を受け流していく。

ゆるやかにそれでいて力強く滑らかに。

ジャンダーズ・プランケットを倒した時の感覚を思い出す。

「何ぃ!?オレの攻撃が・・・」

「はぁぁぁぁ・・・・」

流れるような動きで攻撃を捌き右掌をODの胸に当てる。

「・・・パラライズパーム」

「がぁっ・・・」

ODの動きが鈍くなる。

「馬鹿な・・・ヌカランチャーの衝撃耐えるこのアーマーがダメージを吸収できない・・・だと!?」

「パラライズパーム」

「ぐぅうおオオオ・・・」

膝を付くOD。

「エリカの動きが急に良くなった!」

「ホントだねぇ~」

「なんだ・・・私には二人の動きが良く見えんぞ・・・」

体を震わせ立ち上がるOD、膝は笑っていて今にも崩れ落ちそうな状態。

「クソガアアアアアアアアアアアアアっ!!!オレを誰だと思っている!!宇宙最強のVault101

のアイツ、OD様だぞおおおおおおおおおおおおおおっ!!!」

「崩拳!」

殴りかかるODにカウンターの崩拳を打つ。

ODは後方に回転しながら吹っ飛びそのまま壁に叩きつけられた。

「こ、この程度でオレが負けるかぁっ!無敵無敗常勝のオレ様がよおおおおおおおっ」

またもPIP-BOYを操作するOD。

「ぐううううううううおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ」

パワーアーマーからジェット噴射が起こりミサイルのように飛んでくるOD。わたしは飛んできた

ODを蹴り上げる。

「グアアアアッ・・・何故ダァァァァァァァ!!」

飛んできたところで何も変わらない。

ODは空中で反転しそのままジェット噴射の勢いでわたしに殴りかかる。

顔面を狙ってきた攻撃を左手で受けながら斜めに踏み込み脇腹に一撃を加える。

「炮拳!」

キリモミを描き地面に叩きつけられるOD、今の一撃は確かな手ごたえがあった。

「馬鹿なァああああああ!最強のパワーアーマーにヒビだとぉ!?」

わたしは倒れたODを引き起こして突き飛ばし、思いっきり壁に叩きつける。

そしてもたれかかるODに崩拳を打ち込む。壁と拳で挟み衝撃を逃がさない。

「ぐはあああっ」

ODのパワーアーマーにヒビが広がる。同時にピットで貰ったスチールナックルは変形し砕けた。

残った左のスチールナックルでヒビを目掛けて崩拳を叩き込む。

「ぎゃあああああああああああああっ」

ODのパワーアーマーのヒビはヘルメットにも現れた。わたしはヘルメットに鑽拳を叩き込む。

左手に伝わる感触でパワーアーマーのヘルメットを砕いた事が解った。

「あああああっ」

もはや抵抗のできないODに連打を浴びせる。パワーアーマーの装甲を砕いていく。

そこに現れたのは血まみれで初めて会って見たときよりも邪悪に歪んだ表情のODの顔だった。

「く・・・そ・・・がぁ」

「これで終わり」

ODの顔面を砕くべく拳を握り締める。

「へっ・・・オレを殺せば浄化プロジェクトは・・・作動しねぇぞ・・・」

「・・・・・・何故?」

「オレしか起動パスワードを・・・知らん・・・クククク・・・がはぁっ」

これはODのハッタリ?だけどハッタリでなかった場合困ったことになる。

「離せよエリカ・・・」

「・・・」

しぶしぶ手を離すとODは目の前にある扉を開け浄化プロジェクトの装置の中に入っていった。

透明の扉が閉められる。こちらから操作しても何も起こらない。

「クククク・・・お前ら浄化プロジェクトを起動させたかったんだろ?いいぜ起動させてやるよ・・・

だがお前らも道連れだ」

インターコムからODの声が聞こえる。

「どういう事・・・」

頑丈な扉はびくともしない。

「ハ、浄化プロジェクトはG.E.C.Kの力で動く・・・その際に強力な放射能を発するんだぜ・・・つま

りこの場に居る全員生きてここから出られないと思え・・・オレは放射能耐性を高めている・・・この

傷で死ななければオレの勝ちだ!!」

!!

わたしは階段を駆け下りて記念館のフロアーに戻る扉に手をかける。

「無駄だぜ・・・オレがロックした。いかにお前が怪力だろうがG.E.C.Kが起動するまでに扉をぶち

壊すことは不可能だろうよ・・・さぁ後10秒で起動すんぜ・・・はぁ・・・はぁ・・・しかしこんな形で親父

の念願だった浄化プロジェクトを起動させるとはな・・・」

「こっちの扉もロックされてるよ!ジョー、ショックソードを持ってきな!!」

「あいよー!」

「なんて事だ・・・浄化プロジェクトが起動するというのに!」

サラが扉に向けレーザーライフルを連射している。

9・・・

8・・・

7・・・

わたしにはどうすることも出来ないのか。扉を全力で叩き続ける。

6・・・

5・・・

4・・・

ジョーがショックソードで扉を切っている。

3・・・

2・・・

1・・・

『浄化プロジェクト起動します』


177話終 次回へ





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  May 19, 2010 01:24:12 AM
コメント(4) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

Free Space

Profile

長月(ながつき)

長月(ながつき)

Calendar

Archives

Oct , 2026
Sep , 2026
Aug , 2026
Jul , 2026
Jun , 2026
May , 2026
Apr , 2026
Mar , 2026
Feb , 2026
Jan , 2026

Comments

長月(ながつき) @ Re[1]:Fallout:NewVegas 第1話2話「目覚め」(11/19) Keyさんへ ありがとうございますがんばり…
久 遠@ Re:FalloutNewvegas121話「ストレンジトランスミッション!」(07/20) やほーい(=゚ω゚)ノ 何周遅れか分からないけ…
長月(ながつき) @ Re[1]:近況(12/30) あけましておめでとうございます。 今年も…
久 遠@ Re:近況(12/30) あけましておめでとうございます。 今年…
長月(ながつき) @ Re[1]:FalloutNewvegas103話「Vault22」(07/09) こちらもFO4までに終わらせるつもりです!…
くおん@ Re:FalloutNewvegas103話「Vault22」(07/09) やあ( ´ ▽ ` )ノ EDーEとの意思疎通方法、…

Favorite Blog

まだ登録されていません

Keyword Search

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: