未完成のブログ

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Jun 3, 2010
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カテゴリ: FALLOUT3
ローレン.jpg




鉄拳のエリカ

鉄拳のエリカ:熱を操る68号の猛撃の前にやられそうになる。


アンナ

爆裂のアンナ:別のカイリーナの部下と戦闘中。


フォークス:善人の心を持つスーパーミュータント。電撃を浴びて痺れている。




第181話【シスターズ】

「さぁどうした?こないのか?」

「ふふふ・・・消し炭にしてやるよ」

挑発するローレン、ゆっくりと近寄る68号。手足の空気の揺らめきは益々大きくなり熱量が上が

ったのが解った。



68号の素足が水溜りに入ると物凄い勢いで湯気が立ちのぼる。

「ゴホッゴホッ・・・」

咳き込む68号。隙を見逃さずローレンがボウガンを放つ。

「ちぃっ!」

矢を払いローレンに接近する68号、ボウガンを構えるも袖を掴み引き寄せられてしまう。

「さぁ焼けてしまえ!!」

「あああうう・・・」

煙をあげるローレンの左袖口、ローレンは濡れた右手を振り飛沫を68号の手に付ける。

飛沫は蒸発し湯気となって消え去った。

「邪魔な手だな、右手も焼いてやろう・・・」

「・・・・・・そう簡単にいくかな?」



膝を付く68号、左手を振り払い距離を取るローレン。

「ク・・・さっきの水溜りに有害物質が入っていたか・・・ゴホッ」

距離を取ったローレンが水溜りに手を浸している。

「ゴホゴホッ・・・馬鹿が、お前は逃げるチャンスを逃したぞ!」

「逃げる必要など無い。勝敗はまもなく決定する」



水溜りを走りローレンに猛然と襲い掛かる68号、ローレンはしゃがんだままの体勢で手に水を掬

い68号に浴びせかける。

「多少の有害物質を浴びたところでお前を倒すまでの間耐えればいいだけのことだ!!」

68号の攻撃を難なく回避するローレン、明らかに動きが落ちているのが解る。

「どうした?鈍くなってるぞ?」

「黙れ黙れぇ!!」

再び手足に高熱を纏う68号、手足の水が一瞬で蒸発する。

「ゴホゴホゴホッ・・・ガハァ・・・」

激しく咳き込み吐血する68号。その場に倒れ込み喉を押さえて苦悶の表情を浮かべている。

「勝負ありだな」

「ガアアアッ・・・ナ・・・ゼ・・・」

「水溜りに有害物質が含まれてると言ったな?この水溜りにはそんなもの含まれてはいない。い

や、いなかった・・・わたしが水に毒を流し込んだのだ」

「オ・・・オマエ・・・毒を操る・・・のか」

「そうだ。毒水を蒸発させ吸い込ませる為にお前を水溜りに誘ったのだ」

「クソ・・・私は・・・オマエとの相性は・・・最悪だったと・・・言う訳か・・・ガハッ・・・」

沈黙する68号、左腕を押さえながらローレンがトラックに戻ってきた。

「ローレン大丈夫?」

「ああ・・・左腕に少し火傷を負ったがな。こういう面と向かっての戦闘はわたしにはつらいな、

エリカやアンナのような強い体が羨ましいよ」

「ローレンがいてくれて助かった。あのまま戦っていたらわたしは危なかった」

「・・・・・・そうか。だがさっきのエリカは動きが鈍かったように思えたのだが・・・まだ本調子では

ないのだろう、無茶はするな」

「鈍かった?」

「ああ、いつものキレがあったのならば68号にあそこまでいいようにされてないはずだ」

「・・・そう」

わたしは全力でやってるつもりだった。そして前よりも修練を積んで強くなってるはずだっ

た・・・だけどローレンから見れば鈍くなっていたらしい。

「遠慮をシテイルように見えたガ?」

「遠慮?フォークスからはそう見えた?」

「アア、何か躊躇しているような感じダッタ」

「躊躇・・・あのカイリーナの部下達に手加減する理由なんて無いはずだけど・・・」

フォークスの言葉にドキッとした・・・。

「・・・・・・エリカ」

「何ローレン?」

「あの68号のヘルメットの中の顔は見ないほうが良い」

「・・・それは・・・」

それは気になっていた。あのヘルメットの中の顔・・・

「不安が的中した場合、お前は今後カイリーナの部下と全力で戦えなくなる」

不安?

そう、わたしは何ともいえない嫌な感じがした。68号と戦いながらモヤモヤしていた。

能力者。

カイリーナの部下は恐らく全て能力者だろう。その事がどうしても引っかかる。

もしかしたら・・・という気持ちがわたしの動きを鈍らせたのかもしれない。

「私はモウ動ける、エリカとローレンはそこで休んでイロ」

フォークスがスーパースレッジを構えてトラックから飛び出す。外ではアンナとジョー、ガボー

ルがカイリーナの部下と戦っている。

「この野郎!!なんてスタミナだい!!」

「ふふふ・・・黄金のゲッコーの力を持つ私にスタミナでかなうものか」

「なにぃ?オウゴンノゲッコー?なに言ってんだお前」

アンナと黄金の剣をもつカイリーナの部下が戦っている。

「ふん、私の名は70号。お前を切り刻んでマザーへの土産にしてやろう」

横ではジョーが黒い剣をもったカイリーナの部下と戦っている。

「おい、70号!68号が倒されたぞ・・・」

「ちっ68号め、炎のゲッコーの力を持ちながら簡単に死ぬとは。奴は能力を過信しすぎたんだ」

「どうする?」

「我々シスターズの体は全てマザーのものだ、68号の死体を回収し一旦撤退するぞ66号!」

黒い剣を持った66号、黄金の剣を持った70号はアンナとジョーから離れる。

ガボールと戦っているカイリーナの部下に70号が声をかける。

「59号!撤退するぞ」

ガボールと戦っていた59号は手首から白い糸を飛ばして68号の死体を絡めとる。

「おおっと、お嬢さん達奇妙な特技をしてるねぇ」

「ガボール!感心してる場合かっ逃がすな!!」

ガボールの銃弾は全て59号の持つ篭手に弾かれる。

「ふん、また近いうちに会うことになるだろうよ」

地雷のようなものを撒きながら乗ってきた生物に向かう70号、66号、59号。

シスターズと言った彼女らはあっという間に去っていった。

その後わたし達は高速道路跡のタロン社のテントにトラックを止め泊まることにした。

火を囲み皆何ともいえない表情で焚き火を見つめている。

「ミンナ寝ないのか?私はスーパーミュータントだから2,3日は起きてられる。夜番は任せてお

け、今日は色々あって疲れただろうしナ」

「ローレンちゃん、毒を使いすぎただろ?さぁあっちで休んできなよ」

「・・・・・・」

「アンナーもうそろそろ寝ようよ~」

「あたいだって寝たいさ、けど・・・目が冴えて寝れないんだよ」

「わたしも寝れない・・・」

わたしはシスターズの事を考えていた。ローレンもアンナもきっとそうだろう。

結局眠りにつけたのは日付が変わってからだった。


181話終 次回へ






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Last updated  Jun 3, 2010 05:50:30 PM
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長月(ながつき) @ Re[1]:Fallout:NewVegas 第1話2話「目覚め」(11/19) Keyさんへ ありがとうございますがんばり…
久 遠@ Re:FalloutNewvegas121話「ストレンジトランスミッション!」(07/20) やほーい(=゚ω゚)ノ 何周遅れか分からないけ…
長月(ながつき) @ Re[1]:近況(12/30) あけましておめでとうございます。 今年も…
久 遠@ Re:近況(12/30) あけましておめでとうございます。 今年…
長月(ながつき) @ Re[1]:FalloutNewvegas103話「Vault22」(07/09) こちらもFO4までに終わらせるつもりです!…
くおん@ Re:FalloutNewvegas103話「Vault22」(07/09) やあ( ´ ▽ ` )ノ EDーEとの意思疎通方法、…

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