未完成のブログ

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Oct 5, 2010
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カテゴリ: OBLIVION
アリス顔絵




ウェリス・マリア

マリア:気は優しく基本真面目。妄想を膨らませすぎて一人笑いをすることもしばしば。



ジゼル

ジゼル:自分の立場を忘れて思うがまま行動をしてしまう癖あり。



マルベリー(ツインテールver)

マルベリー:マリアにある仕事を頼んだ。その内容とは。



―OBLIVION of alternate world―ふたりは聖騎士


第二十九話「天賦の極術」

マリアは必殺の魔法を打つ為に魔力の回復を待っていた。これを外せば魔力の殆どを消費しまう

為うかつには撃てない。近接戦闘の苦手な彼女は魔力を失った時点で戦う術は無い。

無尽蔵の魔力を持つリッチは魔法を乱射しマリアを追い詰めていく。



『しぶといですね、さっさと死んで我らの仲間に加わりなさい』

「・・・・・・」

マリアの魔力は7割まで回復している。

『あのダンマーはマニマルコ様が始末されるようだ、こっちの魔術師を倒すのに協力しよう』

もう一体のリッチはジゼルを追うのをやめマリアの方に向かってくる。

(そんな・・・もう少しなのに!)

マリアに迫る二体のリッチ、彼女は大怪我をするのを承知でまだ魔力の回復に努めている。

絶対絶命だと思われたその時、空から雷が降り注ぎ二体のリッチを吹き飛ばした。

「遅いと思ったらこんなことになってるなんてね!あっちにはジゼルもいるじゃない!」

空中にマルベリーが居た。いや、飛んでいた。ルーンの刻まれた杖に跨っている。

マルベリーの電撃を浴びたリッチは地面に転がっている。



「あんたに帝都中に刻ませた魔術刻印のお陰よ。あそこから魔力を放出するようにしてこの杖に

刻んだルーンと同調させて念動魔法で浮かせてるのよ。10箇所全ての魔術刻印とこの杖の10

個のルーンを連動させて一番近いものを発動、それによってルーンと同調できる範囲内なら術者

のレベルに応じた空中移動が出来るって訳よ」

「テレポーターの魔術刻印を改良したようなものですか?」



「凄いですマルベリーさん・・・自分で魔術刻印を開発してしまうなんて!」

「詳しい話は後よ!まずはこいつらをどうにかしないとね」

『言ってくれるわ子供の魔術師・・・すぐに打ち落としてやる』

空中で旋回し猛スピードで飛び回るマルベリー、リッチはマルベリーに魔法を当てられない。

「実験は成功ね、最初は騎乗スキルの高いチビクロで試そうと思ったけどあいつはアホだしこの

杖折るかもしれないし止めといてよかったわ、エーテル・イ・フェーゴ!!」

巨大な火球を圧縮し炎の矢として撃ち出す。

リッチの顔面に炸裂し深く被っていたフードは焼け散った。

『グウウウウウ・・・流石は天才マルベリーですね・・・』

「あ、あんたは、ムシアナス!!」

『フフフフフ・・・』

リッチの一体はトレイブンの命令で死霊術師の中にスパイ潜入しているムシアナスだった。

『偉大なるマニマルコ様は全てお見通しでした。私がスパイだという事もね。あの方の手に掛か

り私は死にました。ですが苦しみや痛みは一瞬でした。目が覚めると私は想像も絶する力を得て

いました、マニマルコ様の秘術により私は生まれ変わったのですよ。死霊術こそ至高の魔法なの

です!トレイヴンの傍で私は長年魔術を学んできましたが死霊術に比べるとなんとも粗末な物だ

ったと今では思います。何故私はもっと早くに死霊術を学ばなかったのだと後悔しましたね』

「ふぅん・・・ま、これであんたは敵って事ね。いっとくけど私は元同僚だからって全く手加減な

んかしないからね?」

『フフフフフ・・・天才と言われていた貴女の実力見せてもらいましょう』



反対側の水面でジゼルとマニマルコは戦闘を続けていた。

「面白い、実に面白いぞダンマーよ!」

「くううう・・・わたしの攻撃が当たらないなんて!」

電光石火のジゼルの攻撃は全てマニマルコのドクロの杖で受けられていた。

「ブラスター!」

「ほっ!」

ジゼルの掌から放たれた紫の閃光をスライドするように横移動で回避する。マニマルコの動きは

筋力によるものではなく魔術的なものを思わせた。

「雷光蟲!」

「はっ!・・・あああああっ」

マニマルコの放った羽虫型の雷は回避したジゼルを追い炸裂した。

「どうだね?蟲の魂を操り電撃を纏わせた。避ける事は容易くないぞ?雷光蟲・群!」

マニマルコの周りに数十匹の電光蟲が現れジゼルに飛び掛る。

「はぁぁぁぁぁぁ・・・マキシマムドライブ!」

ジゼルの体を包む紫の魔力のオーラが増大する。一日一回しか使えない天賦の極術だ。

「避けれないならつぶすまで!あたたたたたたたたたっ・・・・」

拳に雷を纏わせ雷光蟲を相殺していく。

「ほう・・・そんな方法でこの術をやり過ごそうとする奴は初めて見たわ!」

「たあああああっ!」

雷光蟲を全て叩き落としたジゼルはマニマルコに飛び掛る。

「ソウルレイブラスト!!」

巨大な紫の閃光がマニマルコに放たれる。

「ぬううううううう・・・なんという術!だが・・・」

ドクロの杖で閃光をガードするも、凄まじい力に押され水面を滑っていくマニマルコ。

「ワシは倒せん!はぁっ!!」

紫の閃光はドクロの杖に吸収されていく。

「はぁはぁ・・・そんな・・・」

「素晴らしい力だ!だが使徒にする素材ではない、ここでスローターフィッシュのエサになれ」

ドクロの杖を構えるマニマルコ、ジゼルは水面に立っているのがやっとの状態だ。

「凍蟲槍!」

ドクロの杖から人間ほどの氷の槍が出現したかと思うとそれは姿を消し、次の瞬間ジゼルの腹部

に突き刺さっていた。

「・・・え!?」

「空気の流れを変えて光の屈折を利用し氷の槍を消したまでだ。さらばだダンマー、もう戦う力

は残っていまい」

「う・・・ぅ・・・」

ジゼルはその場に倒れこみ、湖の中へ沈んでいった。

「・・・久しぶりに血沸き肉踊る戦闘だった。さて、帝都に来た本来の目的を果たすかの」


◇  ◇  ◇  ◇

「はぁはぁはぁ」

アリスは帝都を走っていた。マルベリーが杖に乗り飛んで行ったのを追っているのだ。

「たしか波止場地区に行くっていってたよね」

クロエとロミルダは杖の事で宿屋に残り、マルベリーとアリスが外に出ていた。

嫌な予感がするアリスは全力で走り波止場地区を目指す。

人をかき分け、押しのけて走るアリス。礼儀正しく真面目な彼女が普段しない行動だった。

それだけ焦っていた、慌てていた。


◇  ◇  ◇  ◇

「ジゼル!!」

空からジゼルの姿を確認してたマルベリーは異変に気がついた。

「・・・・マリア!まだなの!?」

「もういけます!」

「私が動きを止めるから絶対にあの裏切り者のムシアナスに当てなさいよ!」

マルベリーは鞄から数種類のビンを取り出し空中に浮かべる。

「これが私の中で一番威力のある魔術よ!」

数種類のビンは空中で激突し割れ、混ざり合う。本来なら一瞬で爆発し消えてしまうそれをマル

ベリーは念動で押し留めて混ぜていた。

「この作り出したエーテル体は全ての属性に加え物理攻撃の要素も兼ね備えている、いくらリッ

チでもこれを受けて無傷でいられるかしら?エーテル・イ・ディオ!!」

『まさか!ポーションで作り出した魔力までを念動でだと!?投げた卵をトングでキャッチする

のと同じくらいの事だというのにか!?ありえん・・・』

マルベリーのエーテル体は猛スピードで飛び、ムシアナスの左腕を跡形も無く消し去った。

「ちっ!空中からだと精度が下がるわね。ほら、マリア!今よ!!」

「はい!!『ボエシアの炎激斧!!』」

マリアの体から巨大な炎の巨人が現れ炎で出来た戦斧をリッチに振り下ろす。

『ぐあああああああああっ!!馬鹿な!!これはなんという火力・・・再生が間に合わん!!』

マリアの使った『ボエシアの炎激斧』それは一日一回だけ使える天賦の極術。ダンマーである事

とボエシアの信者である事、先祖崇拝の念が強く破壊魔法の才能がある彼女だけが使えるのだ。

先祖の霊にボエシアのイメージを乗せマリアの全魔力を注ぎ込んでこの術は完成する。

この術の火力は鋼鉄をも飴のように溶かし、マルベリーに「デイドラの武具に匹敵するほど」と

言わしめた。

『グアアアアアア・・・マニマルコ様・・・』

ムシアナスはものの数秒で只の消し炭と化した。

「やったわマリア!これを飲んで沈んだジゼルを助けに行きなさい。もう一体のリッチは私が何

とかするから!」

マルベリーはマリアに魔力回復のポーションを投げ渡す。

『おやおや、ムシアナス。せっかくマニマルコ様に力を与えてもらったのに情けない。今度は私

が相手をしましょう』

ムシアナスの後ろでけん制、援護をしていたリッチがマルベリーに迫る。

(マニマルコらしきのとリッチ・・・アリスがくれば聖騎士の力でリッチなんか瞬殺なのに・・・)


つづく





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Last updated  Oct 6, 2010 07:06:10 PM
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長月(ながつき) @ Re[1]:Fallout:NewVegas 第1話2話「目覚め」(11/19) Keyさんへ ありがとうございますがんばり…
久 遠@ Re:FalloutNewvegas121話「ストレンジトランスミッション!」(07/20) やほーい(=゚ω゚)ノ 何周遅れか分からないけ…
長月(ながつき) @ Re[1]:近況(12/30) あけましておめでとうございます。 今年も…
久 遠@ Re:近況(12/30) あけましておめでとうございます。 今年…
長月(ながつき) @ Re[1]:FalloutNewvegas103話「Vault22」(07/09) こちらもFO4までに終わらせるつもりです!…
くおん@ Re:FalloutNewvegas103話「Vault22」(07/09) やあ( ´ ▽ ` )ノ EDーEとの意思疎通方法、…

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