未完成のブログ

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Jul 13, 2011
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カテゴリ: FALLOUT3
音響のメロディ




ローレン

猛毒のローレン:チェスは得意。


ガボール・コール(Gabor=kohl)

ガボール:チェスはいつも長引く。そこそこ強い。




第248話【キリエ】

「自己紹介は済んだ、立ち去れ。お前達には関係の無い事だ」

感情の無い声でキリエは話す。

「だが、私に敵意を見せるのならここで消えてもらう」

「えらそうに・・・何様のつもりだよお前」

メロディはその場から動かずにキリエの様子を伺っている。



「そういう奴が一番危ないんだよね・・・何が裁きだ」

「理解など求めていない。私は私の価値観で動く」

「・・・ふん、あっそ。敵をいっぱい作る生き方って訳だ」

「敵はすべて排除する」

「解かり合えそうにないね、お前とは」

「去るかここで果てるか選ぶかいい」

キリエの威圧感に動けないメロディ、ガボール、ローレン。デズモンドはスティムパックが効き

始め出血は止まりつつある。

「おのれ・・・カルバートは私が殺すんだ!」

「だめだぜデズモンド・・・下手に動かない方がいい、あのレディまるで隙が無い」

「あの脳みそ野郎と私はどれだけこの瞬間を待ったと思ってるんだ!」



「くそ・・・」

座り込んだまま胸を押さえて怒りをあらわにするデズモンド。

「少しは己の罪を悔いたか?デズモンド」

「罪だと!?」

「お前は多くの人間をだまし利用し己の欲望を満たしてきた。他人に与える事はせず共感せず思



「ウェイストランドでは普通の出来事だ、キレイ事を並べて説教か?クソ女!!」

「綺麗事?説教?違う、これは私個人の意見。罪を悔いたか?」

「悔いるものか!私の邪魔は誰にもさせない!!」

「それならばここで消えろ」

「ハァッ!!」

何かを蹴り上げるキリエ、それに反応してノーモーションで圧縮した音波砲を撃つメロディ、

両者の間で何かがはじけ衝撃が走る。デズモンドを狙った攻撃はメロディに阻止された。

「・・・くっ」

「・・・・・・」

地面を転がるメロディ、キリエは空中で体勢を整え静かに着地する。

「敵対を選択か」

「危険だしお前。その考え方・・・野放しにできないね」

キリエの周囲でつむじ風が発生する。

「メロちゃんあれは・・・」

「うん、能力者だね」

「風?を操っているのか。メロディ、奴がシスターズの可能性は?」

ガボールに手を引かれ立ち上がるローレン、自身の毒を塗ったダーツガンをセットする。

「可能性は無いとも言い切れないけど・・・顔が見えない事には何とも。あんな能力の子私は知ら

ないしね・・・」

「知らない?母と一緒にシスターズ皆は暮らしてたのではないのか?」

「ん~・・・それはね第二世代からなんだ。私も第二世代で後から生まれた連中は皆見てきたけど

あんな能力のは知らない。似たような子はいたけどもう死んでいないし」

「ではそれ以前の?」

「どうかな?あのエンクレイヴコンバットアーマーを着てる辺り西海岸の残党かも知れないし、

ひょっとしたらアンドロイドかも?」

「そうか・・・もう二度と姉妹を殺すなどという事は御免だからな」

「ローレン・・・」

ローレンは悩んでいた。あの時あの選択がベストだとは考えていたが、時が経ち生き残ったシス

ターズの事を思ううちに自分が姉妹の命を奪ってしまった事を後悔していた。

「キリエさん、あんたが何者かは教えてくれないのか?手加減してローレンちゃんを軽傷で済ま

せてくれたんだ、俺はあんたに興味あるぜ?」

ガボールはホルスターに銃をしまう。

「興味?」

「ああ、どうしてこんな事をするのか聞かせてくれないか?」

「・・・お前は突然襲い掛かってくるレイダーにも同じことを言った事があるか?」

「ない・・・ね、でもそれとキリエさんは別だろ?レイダーは手加減なんてしないだろうしな」

「対話を望むか。いいだろう、私も無駄な殺生はなるべく避けたいところだ」

キリエの風は止まない。警戒を解く様子は無くいつでも攻撃できる体勢だ。

「キリエさん、あんたは何の為にここに着たんだ?目的はなんだ?」

「ポイントルックアウトに来たのは目的か・・・それともこの灯台の施設に来た目的か?」

「どっちもさ」

「私の目的は先に言ったとおり罪人を裁く事。そして善人を救う事。灯台に来たのはカルバート

がここに潜伏していると確信し始末する為に来た」

「灯台の中に入らせてくれない?」

「好きにしろ。カルバートの生命維持装置の修復はどうあがいても間に合わない。何か聞きたい

ことがあるなら今の内だろう」

メロディとローレンが武器を下ろしたのを確認しキリエは風を停止させる。

「ガボール、わたしにも質問させろ」

「はいはいローレンちゃん」

ローレンがキリエを見据える。

「お前という存在は何だ?その能力はなんだ?」

「教えてやってもいい。だが私の質問にも答えてもらおう」

「・・・・・・いいだろう」

キリエはローレンに圧力をかける。数々の交渉の場を乗り越え多少のことでは物怖気つかないロ

ーレンだがキリエの言葉には押されている。

「(なぜだ?この女のの声には何か押される)」

「ローレンといったな?お前は誰に生み出された?もしくは改造された?」

「なに!?」

「そっちのメロディとかいうのもだ。お前達の顔は同じだ。答えてもらおうか」

「それを知ってどうするつもりだ?」

「確認したいだけだ」

「いいだろう答えてやる!」

メロディが叫ぶ。

「私達を産んでくれたのはカイリーナ・ミノーグ!」

「・・・・・・」

何も声を出さないキリエ。

仮面の奥の表情は解からない。だがカイリーナの名前が出た事でキリエの声に少し変化現れた。

「懐かしい名前だ。・・・・・・なるほど、お前達の顔を見て懐かしさを覚えたのはそのせいか」

「懐かしい?どういうことよ」

興奮するメロディ。

「あの人を思い出すからだ」

「要領を得んな・・・お前とカイリーナ・ミノーグの関係は何だ?」

「・・・・・・」

「答えろ!」

苛立つローレン。

「造物主と兵器の関係だ。私は彼女に生み出された。殺人兵器としてな」

「ほう・・・シスターズか」

「シスターズだと?私はナンバーズの4(フォー)悪風のキリエ」

「なに!?」

「シスターズじゃない!?」

キリエの発言に動揺するローレンとメロディ。

「興味深い・・・シスターズだと?なんだそれは、ナンバーズと何が違う?」

キリエはシスターズの単語に反応する。

「ナンバーズなんて知らないし。とりあえずお前仮面取れ」

「・・・ナンバーズとはカイリーナに生み出された10人の強化兵だ。フランク・ホリガンの量産化

を目的に彼女自身の細胞を使って生み出されたクローン兵。私達に人生など無く夢も無く思いで

もなく歳も取らずただ目標を始末するためだけに生み出された存在だ」

「第一世代・・・おそらくそれがナンバーズ・・・」

「第一世代・・・私達10人で飽き足らず彼女は研究を続けたのだな」

「・・・お前、マザーが嫌いなのか?」

メロディが不機嫌そうに答える。

「マザー・・・か、そう呼べるのは何故だ?シリンダーの中で育てられ偽りの幼少期を体験させら

れシミュレーターの思い出を作らされ殺しの訓練の明け暮れたのではないのか?」

「全然違う、シスターズは皆マザーの子。姉妹でミルクを飲み育った。遊び学んで訓練して・・・
皆楽しく暮らしてたよ。確かにクローンだけどシスターズは兵器じゃない」

複雑な表情を浮かべるメロディ。

「・・・わたしはウェイストランドで育ったシスターズだ。運良く拾われて不自由の無い環境で育
ったがな。楽な生活ではなかったが楽しかった、今でも充実している。母の事は殆ど知らないが

感謝はしているよ。能力が無かったら今の私は無い」

メロディに続きローレンが答える。

「・・・・・・」

「どうしたキリエさん?」

ガボールの問いに答えずただ黙っているキリエ。

「・・・・・・」

再びキリエの周りに風が吹き始めた。

248話終 次回へ






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Last updated  Jul 13, 2011 10:11:19 PM
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長月(ながつき) @ Re[1]:Fallout:NewVegas 第1話2話「目覚め」(11/19) Keyさんへ ありがとうございますがんばり…
久 遠@ Re:FalloutNewvegas121話「ストレンジトランスミッション!」(07/20) やほーい(=゚ω゚)ノ 何周遅れか分からないけ…
長月(ながつき) @ Re[1]:近況(12/30) あけましておめでとうございます。 今年も…
久 遠@ Re:近況(12/30) あけましておめでとうございます。 今年…
長月(ながつき) @ Re[1]:FalloutNewvegas103話「Vault22」(07/09) こちらもFO4までに終わらせるつもりです!…
くおん@ Re:FalloutNewvegas103話「Vault22」(07/09) やあ( ´ ▽ ` )ノ EDーEとの意思疎通方法、…

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