未完成のブログ

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Feb 2, 2013
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カテゴリ: オリジナル
白峰吹雪



木城二郎

木城二郎:兄とは仲が良かった。従姉妹の沙夜とも仲が良い。


速水恭一

速水恭一:兄弟は居ない。彼女は数人いるらしい。


奥寺舞子

奥寺舞子:兄弟は居ない。他校に友人がいるらしい。



VAMPIREEYE 第九話「速水恭一」

「いいねぇ~俺好みの女だわ」

速水恭一は吹雪のつま先から頭のてっぺんまでを舐めるように眺める。

「…わたしは白峰吹雪。あなたを教会に連れて行かないといけない」

「はぁなんだって?教会??俺は宗教やってねぇぜ??」



あってそこから手をつっこんで刀の柄を掴んでいる。速水恭一が怪しい動きをすればす

ぐにでも居合の抜き打ちができる状態だ。

「おっとっと…なに?なにやってんそれ?殺気バリバリじゃん?別に触ろうとしたわけじ

ゃないのになぁ」

「ライカンスロープ…」

「あ?なんだって??」

「とぼけても無駄よ…おとなしく従うなら何もしない」

「とぼけるも何もなんのことやら」

肩をすくめてやれやれといった仕草でため息をつく速水恭一、その様子を見た吹雪は二郎

の顔を見る。

「大丈夫だよ白峰さん、絶対に間違いないよ」



「おいコラ!人のこと指差してんじゃねぇよ…」

そう言うと同時に速水は二郎の目の前まで一気に移動、二郎の義手を掴む。

「このサイバネ野郎がっ!義手の指へし折るぞ!」

「やってみろ!」

二郎と手を合わせて力を込める速水、二郎も義手から流れるVエナジーで身体能力を上げ



「ウオオオオオオオッ!」

「グウウウウウウウッ!」

「なんだこのサイバネ野郎の力は!こんな細い体と義手で…ありえねぇ!!」

「俺はまだまだいけるぞ速水!」

「俺も…まだまだこんなもんじゃねぇ!!グルルアアアアアアアアアッ!」

速水恭一の筋肉が盛り上がる。それを見た吹雪は太刀を抜き首筋に刃を突きつけた。

「確かに魔力を感じたわ、そんな力…人間には出せない」

「なんだと…」

力を抜く速水、二郎は手を離した。

「ここでは人目につくわ、場所を変えましょう」

「いいだろう」

三人は体育館裏に移動する。

「…で、俺をどうしようって?」

「とりあえず教会に来てもらうわ」

「断ればどうなんの?」

「力づくでも連れて行くことになるわ」

「へぇ~笑えない冗談だな!でもまぁ~…あんたが俺の女になるってのなら考えてもいい

ぜ?」

「冗談は言ってないわ。もう一度だけ言うわ、教会についてきて」

「はい喜んでー!っていうわけねぇだろ!!」

「そう、それなら…」

太刀を右上段に構える吹雪、速水は腰を落としいつでも動ける構えを取る。

「こりゃまたすごい殺気出しちゃって…ま、俺には通じないけどね」

「そうかしら?」

飛び跳ねる速水、何度か跳ねたあと一直線に吹雪に襲いかかる。その速度は人間の動きを

超えていた。

「はっ!」

サイドステップで回避する吹雪、制服のスカートには切れ目が入った。通り過ぎた速水は

振り返り余裕の笑みを浮かべている。

「予想通りパンツは白か。ますます俺好みだね」

「……」

「次はその物騒なモノ取り上げちゃうぜ?」

再び飛び跳ねる速水、またもそこから猛スピードの突進攻撃を仕掛ける。速水は今度もた

やすく攻撃が成功するだろうと思っていた。だが…

「ぐああああっ…」

突進から吹雪の左手に掴みかかろうとした瞬間、刀の柄で殴られ地面に転がることになっ

た。速水は頭を押さえて飛び起きる。

「いってぇ…俺の速さについてこれるとはやるじゃん?だけど本気の俺はこんなもんじゃ

ないぜ?」

「そう、わたしもよ」

表情を変えないで言う吹雪、それを見た速水はやれやれといった感じで脱力する。

「言うじゃない、だけどここで本気出して殺し合いするのもアホらしいやめようぜ」

「じゃあ話を聞いてくれるのね?」

「ああ、だがその前に…」

速水は二郎を睨みつける。

「お前は気に入らねぇ。ボコボコにしてやんぜ!この子の彼氏か?それともただのお友達

か?どっちでもいいけどな」

「大人しく話を聞くんじゃなかったのか?」

「ああ聞くぜ、お前をブチのめしてからな!サイバネ野郎!!」

「そうかい、じゃあ大人しくさせてやる!白峰さんは下がっててくれ!」

「木城くん…」

構える二郎と速水、お互い間合いをつめ拳が届く距離まで近づく。

「どりゃあ!」

「でやぁ!」

速水の右拳が二郎の左顎を捉える。同時に二郎の義手が速水の鼻下に命中する。

「ぶはぁっ…」

「ぐう…」

お互い膝をつきかけるがこらえる。血の混じった唾を吐き、向きなおす。

「スピードスターと言われた俺のラッシュを食らって寝てなぁー!」

「倒れるのはお前だ!!」

お互いノーガードで殴り合う。これは命のやり取りではなく喧嘩。純粋に腕力で相手をね

じ伏せて従わせる雄同士の闘争である。殴り合いは3分以上続いた。

速水のパンチは二郎より速かったが二郎のパンチは速水よりも重かった。お互い満身創痍

で立っているのがやっとの状態にまでなった。

「ハァハァ…化け物かよ…このサイバネ野郎…男前をめちゃくちゃにしやがって」

「バ、バケモノはお前の方だろう?ライカンスロープ…さっさと負けを認めろ…」

「ウオオオッ!」

「いやああっ!」

お互いの拳がこめかみに命中、同時に仰向けに倒れる。

しばらく倒れていた二人、やがて体を起こしお互いを睨みつける。もう一発殴って決着を

つけてたいと双方考えていたが全身の痛みと疲労で動けなかった。

「おい…サイバネ野郎…」

「なんだよ…」

「延長戦はまた今度にしないか?…どうしてもってんなら今でもいいけどよ」

「ああ…延長戦はまた今度にしよう。白峰さんの話を聞いてあげてくれ…」


ボロボロになりながらも意識ははっきりしていた速水は吹雪の話を聞いた。

「……なるほどねぇ。化け物は教会とやらに登録して管理されるって事か。化け物の起こ

した犯罪は教会が対処する。登録されたヤツは教会側の犬になって働くも良しって訳か。

まぁ化け物じゃなくても国に管理されて警察に取り締まられるって訳だしそんなに変わら

ないのか?」

「簡単に言うとそうね」

「ふーん…拒否すれば痛い目にあうか最悪死ってか。んじゃあ奥寺も監視されてるのか

い?」

奥寺が人外であることを知ってるのは当然と言わんばかりに言い放つ速水。

「ええ、奥寺舞子は背後にいる存在を引きずり出すため泳がせている」

「俺は奥寺になんの興味もないなー。俺は陸上部でストレス解消に走れて彼女たちと楽し

く過ごせればいいんだよ。でもまぁ教会とやらに入って正義の味方とやらになるのも悪く

ないか。思いっきり自分の力を出してみたいってのは少しあるしな」

「じゃあ来てくれる?途中で逃げたらあなたには抹殺指令が下るわ」

「さらりと怖いこというじゃん。白峰ちゃんだっけ?君は全然笑わないんだね」

「……」

「色々事情があるって訳?詮索はしないよ。あ、そうだ顔を洗わせてくれ」

「それじゃ行きましょう。…木城くんは大丈夫?」

「ああ…すごく腹が減ったけどね。ちょっと購買部によってパンでも買ってきていいかな」

三人は体育館裏を離れ購買部に立ち寄り校門を目指す。途中水道で二郎と速水は顔を洗っ

た。準備を終え校門まで数メートルというところで後ろのグラウンドから悲鳴が聞こえた。

「!?」

「なんだ!?」

「女子の悲鳴!?」

振り返るとグラウンドで部活をしていた生徒たちが次々と倒れていっていた。二郎はあわ

てて女生徒に駆け寄った。

「どうしたの?」

「か、体に力が入らなくて…」

肩で息をしている女生徒、周りに倒れている生徒たちも同じような症状だ。

「保健室に…いや、この人数、救急車を呼ぼう!」

携帯を取り出す。だが電波が届かない。

「どうなってるんだ?」

空を見上げる二郎、すると空全体が夕日のように赤く染まっていた。

「白峰さん!これって…」

「土蜘蛛とは別の闇の住人の仕業ね…この魔力の感じは…」

「おいおい…なんだこれは?けだるいぜ…誰の仕業だ?」

グラウンドに立っているのは二郎、吹雪、速水の三人だけだった。

「おーい」

校舎の方から声がした。二郎が見ると三階の窓から奥寺舞子が手を振っていた。

「奥寺!お前が…これを」

「違うわよ。…あれ?木城君この中でも平気なんだ?」

「奥寺これは何なんだ!」

「化け物の仕業よ。かなり厄介な奴みたいよ?私挑発されてるっぽいわね」

「は?何言ってるんだお前!」

「化け物同士にも色々あるって事よ。今からコレ仕掛けたやつの顔拝みに行くけど木城君達も

来る?」

「これを仕掛けた奴?北側から魔力を感じる…そこにこんな事をした奴が居るのか?」

「北側って…あれ?木城君そんなことまで解っちゃうの?いつの間に?…北側で正解よ誰

なのかまでは解らないけど魔力の感じからしてこいつは…」

「吸血鬼…」

吹雪がつぶやいた。

「そう、吸血鬼ね。あははっ白峰さん流石同族!」

パチパチと手を叩く奥寺。吹雪は一瞬だけ見て無視する。

「……行きましょう木城くん。このままほうっておけば皆の命が危ないわ」

「そうだね!こんなこと止めさせなきゃ!」

「白峰ちゃん、俺はどうしたらいいんだ?手を貸せっていうのならそれでもいいぜ?」

「…速水恭一、あなたにも手伝って欲しい。今この学校は生命力を吸う結界で包まれてる。

この杭を持っていって結界の要に刺して欲しい」

吹雪は霊樹で作られた白木の杭を速水に渡す。

「俺を信用してくれるの?」

「…あなたが協力してくれなければあなたの彼女達とやらも衰弱死するかもしれない。わ

たしが結界を張った吸血鬼を倒すまでもたない可能性もあるわ」

「なるほど…そういうことねぇ。でもその要とやらの場所は俺には解らないぜ?」

「大丈夫、木城くんと一緒に行って。木城くんならきっと探し出せる。あなたの正体を見

破ったほどだもの」

「サイバネ野郎と?…鬱陶しい奴だが彼女たちの為だ我慢してやるよ!」

「それはこっちのセリフだっての」

続く





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Last updated  Feb 2, 2013 08:16:14 PM
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長月(ながつき) @ Re[1]:Fallout:NewVegas 第1話2話「目覚め」(11/19) Keyさんへ ありがとうございますがんばり…
久 遠@ Re:FalloutNewvegas121話「ストレンジトランスミッション!」(07/20) やほーい(=゚ω゚)ノ 何周遅れか分からないけ…
長月(ながつき) @ Re[1]:近況(12/30) あけましておめでとうございます。 今年も…
久 遠@ Re:近況(12/30) あけましておめでとうございます。 今年…
長月(ながつき) @ Re[1]:FalloutNewvegas103話「Vault22」(07/09) こちらもFO4までに終わらせるつもりです!…
くおん@ Re:FalloutNewvegas103話「Vault22」(07/09) やあ( ´ ▽ ` )ノ EDーEとの意思疎通方法、…

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