未完成のブログ

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Oct 25, 2013
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カテゴリ: Fallout:NewVegas
ヴァン・K




FalloutNewvegas第31話「クリムゾンキャラバン社」

モヤモヤとした気持ちでボルダーシティを出た俺はアップグレードコードをレンジャース

テーション・デルタのシェファー隊長に持っていく。NCRはモハビ各地にこういった駐屯地

を設けてパトロールしているのだという。デルタは小さく急な傾斜の途中の岩棚に作られ

ていた。

「ご苦労様、上にも報告しておくわ。少ないけど手間賃よ」

シェファー隊長から50キャップ受け取った。

「ここはまだマシだけどフォーロンホープは地獄だって聞くわ。けが人に物資不足、通信



「はぁ…」

通信がうまくいってないらしい。続けて話を聞くとここデルタがスーパーミュータントの

群れに襲われたとかデマが流れたという。

「何の目的で誰が流したデマか解らないけど…マッカランでもスパイ騒ぎがあるのよ」

「マッカラン…モハビのNCR最大基地ですよね」

「そう、モノレールに研究施設、武器弾薬に車両にベルチバード、エリートレンジャー。

あそこがモハビの活動拠点ね。貴方は前哨基地といい今回の事といいNCRに協力的だから

マッカランに行けば何か仕事をくれるかもよ?私からも言っておくわ」

「それはどうも」

記憶をなくした俺は満足に運び屋の仕事もできない。ベニーに追いつき決着をつけたあと

の身の振り方を考えなくては。



い壁に囲まれ壁の端から端まではどのくらいあるかわからないほど広い。中の様子は分か

らないが元々空港だったというくらいだからかなりものだろう。大きく西に迂回して進む。

休まず歩き続け、マッカランの近くのレプコン社の探索前に泊まったモーテルで泊まるこ

とにした。日は傾きかけている、翌日にベガス入りを目指す。

モーテルのベッドはかなり傷んでノバックに比べるとカビ臭かったが野宿よりは断然マシ



ノバックと比べていいところは飲めないが水が使えることだろう。ノバックはタンクの水

を部屋に持ち込んで使用しなければならなかった。あの町には井戸も水道も通っていない。

「ベニー…ジェサップらグレートカーンズを雇ってまで俺からチップを奪った…なぜ?」

普通なら自分の手下を連れてくるだろう。チェアメンだっけか?連れてこなかったという

事は他のメンバーに知られたく無かったのかもしれない。

「セキュリトロンのヴィクターがモハビエクスプレスに荷物を運ぶ仕事を持ってきた。そ

してその仕事はユリシーズと名乗る運び屋が受けるはずだった。そいつは仕事を断って俺

を推薦したんだったな…」

そういえばビンスとベッキー。あの二人も運び屋だったな。今度会ったらもう少し詳しい

事を聞くとしよう。

「Beep」

ED-Eが0:00を知らせた。そろそろ寝る時間だと言いたいらしい。

「そうだな寝るか、お前が見張ってくれるおかげでグッスリと寝られるしな」

「Beep!」

俺は部屋の明りを消して目を閉じた。

「Beep!」

ED-Eの音で目を覚ました時刻は6:00だ。

「よく寝たな…さて髪を整えたらすぐにベガスを目指すか!」

「PUPUPUPU」

俺は水で体と髪を洗った後ロロさんから貰った整髪剤をつかって髪を整えてみる。

「こいつはいいな…わけのわからない動物の油の整髪剤とは全然違うぞ」

さらりと伸びがよくベタつかない。それに花の香りがする。

「この香り…ルナさんやメロディさんの髪からしたのと似ている。きっとロロさんが作っ

たのを使っているんだな」

最高にきまった髪に機嫌を良くしモーテルを出る。マッカランの近くの農場にはもう人が

集まり作業を始めていた。

「農業か…やってみてもいいかもな」

農場の横の大通りを北上する。徐々に建物が多くなってきた。この辺りは戦前ならもうベ

ガスの敷地だったという。今は大きな壁に阻まれ、北から回り込むかマッカランでモノレ

ールに乗るかしか入る方法はない。無理に壁を越えようとするとセキュリティが反応し蜂

の巣にされるのだと聞いた。北西に大きな塔のような建物が見える。夜でも明々と電気が

ついていたのを覚えている。

『ラッキー38』

あの塔のような建物はそう呼ばれ、あれもカジノホテルの一つらしい。しかし中に入った

ものはおらず、中にはベガスの支配者Mr.ハウスがいると噂されている。

崩れかけた建物が立ち並ぶ通りに入る。こういう場所は何が出てくるか分からない、警戒

する必要がある。

「Beep…」

ED-Eが反応する。PIP-BOYに警戒の赤いカーソルが二つ表示される。俺は10mmピストルを

構える。壁沿いに進み通りの横道の様子を伺うとフィーンドの男が二人見えた。

「レーザーライフル…奴らはなんであんなに高価な武器を持ってるんだ?」

それにBOSが狙わないのだろうか?ともかく俺はこちらの存在に気づいてないフィーンド

に先制攻撃を仕掛けるべく身をかがめた状態で10mmピストルを向けて引き金に指をかける。

「ぐぁっ!?」

フィーンドの首に弾丸が命中、一発で一人を仕留める。もう一人が慌ててレーザーライフ

ルを構えるがED-Eの攻撃の方が速かった。レーザーで体を焼かれ黒焦げになる。

「フィーンド…前もモーテルの近くで見たな。この辺は奴らのテリトリーなのか」

パウダーギャングは見なくなった。リージョンも今のところ見ない。

「NCRと敵対してるリージョンはいなくて当たり前か。パウダーギャングもNCRから逃げて

るんだったな。フィーンドはNCRをなんとも思ってないのか?」

NCRが奴らを放置してるとは思えない。今まさに抗争中なのかもしれない。

「Beep」

「どうしたED-E?」

ED-Eが何かMAPにマーキングした。

「ん?この近くにクリムゾンキャラバンがあるのか。そういえばグッドスプリングスで助

けたリンゴが居るんだったな。キャスさんの事もあるし寄ってみるか」

建物が並ぶ通りを抜けると開けた場所に出た。西側には電飾で飾られたゲート、フリーサ

イド東と書かれている。北東にはかべで囲われた建物がいくつも見える。PIP-BOYの地図を

見るとあの建物がクリムゾンキャラバン社で間違いなさいそうだ。

十分に警戒しながらクリムゾンキャラバンの金属の扉を叩く。小窓が開いて男がライフル

を構えた。

「動くな、お前は誰だ?」

「モハビエクスプレスの運び屋だ。クーリエ・シックスのヴァン」

「ちょっと待て…」

奥でもうひとりの男が机の上のターミナルを操作しているのが見える。

「よし、確認した。入っていいぞ運び屋」

ゲートが空いたので中に入る。中には柵の中に囲われたバラモン、リアカー、大きな木箱、

テント、貯水タンクのようなものが見えた。その中でも一際目を引いたのが一台の自動二

輪車だった。サイドに人が乗るであろう座席が取り付けてある。銃座もある。

「珍しいものがあるな。それよりもえーと…確かアリス・マクラファティって人に会わな

きゃいけないんだっけか。キャスさんが言ってたな」

「おーい運び屋!」

声をかけられた。振り向くとそこには懐かしい顔があった、リンゴだ。

「リンゴじゃないか、元気にしてたか?」

「ああ、おかげでな!ほら、前に約束してた残りのお礼だ」

100キャップを受け取った。

「どうも、ところでアレは誰か乗ってるのか?」

俺は自動二輪車を指差してリンゴに聞いてみる。

「あああれか。ウチの得意先から来てる連中がここに置かせて欲しいってさ。行動する仲

間がひとり増えたとかベガス入りするとかでな」

「ほう…どんな奴らなんだ?」

「一人はオレンジの髪に派手なドレスの女。一人はガタイのいい長身のスーツの男。もう

一人はカーキ色のローブとフードを被ったパワーフィストの女だ」

「金持ち夫婦と用心棒って感じだな」

「いや男と女はそんな感じじゃなかったな。わがまま娘とお守りの男と護衛の女って所か

な。マクラファティに仕事をもらってすぐに出て行ったぜ。フリーサイドに入ったんじゃ

ないか?」

「特徴のある三人組だな。ところでリンゴ、マクラファティに会いたいんだが。聞きたい

ことがあってな」

「いいぜ、案内してやるよ」

木造の建物の中に入るときれいに整頓された机が並んでいるのが見えた。中央の机には高

そうなスーツを着た白髪交じりの中高年の女性が座っている。

「すみません、マクラファティさんはどちらで?俺は運び屋のヴァンと言います」

「マクラファティは私だけど?」

スーツの女性はそう言った。

「貴女がマクラファティさんでしたか。知り合いのの紹介でここに来たのですが…」

「そう、仕事をもらいに来たって訳ね。小さな商社との交渉とヘンリー・ジェミソンの問

題解決、ガンランナーの調査があるけど?ああ、ヘンリーの件はさっきの3人組に任せた

から商社の交渉とガンランナーの調査だね」

「ええと…」

俺は仕事を貰いに来たわけじゃない。しかし顔を売っておいても損はないだろう。

「交渉というのは?」

「キャシディキャラバンって小さななキャラバンがあってね。キャスって女が率いてるん

だけどNCRと商売してて評判もいいのよ。競争相手だったけど最近キャスがキャラバンを

辞めたがってるとその筋の情報を聞いてね、それでウチに入らないかと交渉して欲しいん

だよ」

キャスさんのキャラバンは有名なようだ。

「キャスはモハビ前哨基地にいると会えるんじゃないかな?」

「…わかりました」

何か引っかかるが何が引っかかってるかは分からない。マクラファティの態度に違和感を

感じた。

交渉か…キャスさんにとってキャラバンは父から受け継いだ大事なものだ。そう簡単に渡

さないだろう。今は一人になっているけど彼女は手放す気はないように思える。ベニーの

件が片付いたらもう一度キャスさんに会いに行こう。ライカちゃんにも会いたい。

俺は一応『交渉』の仕事を引き受けておいた。

続く







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Last updated  Oct 25, 2013 10:51:24 PM
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長月(ながつき) @ Re[1]:Fallout:NewVegas 第1話2話「目覚め」(11/19) Keyさんへ ありがとうございますがんばり…
久 遠@ Re:FalloutNewvegas121話「ストレンジトランスミッション!」(07/20) やほーい(=゚ω゚)ノ 何周遅れか分からないけ…
長月(ながつき) @ Re[1]:近況(12/30) あけましておめでとうございます。 今年も…
久 遠@ Re:近況(12/30) あけましておめでとうございます。 今年…
長月(ながつき) @ Re[1]:FalloutNewvegas103話「Vault22」(07/09) こちらもFO4までに終わらせるつもりです!…
くおん@ Re:FalloutNewvegas103話「Vault22」(07/09) やあ( ´ ▽ ` )ノ EDーEとの意思疎通方法、…

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