未完成のブログ

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Oct 29, 2013
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カテゴリ: Fallout:NewVegas
カサンドラ




ダーモット

ダーモット:ダーツが得意。


FalloutNewVegas第34話「Dr.K」

カサンドラ、ダーモット、ベロニカの前に突如包帯フード白衣の女性が現れた。

「前と同じポーカーで勝負」

「いいわよ、他のプレイヤーは無し、ディーラーと私とお前のガチ勝負よ!」

「お前はやめて…だけどあの子達に会う前に名前を明かすのは控えたい。んーそれじゃ『K』

と呼んで。Dr.Kでいい」

包帯白衣の女性は右手を顎に当てて頷いて言った。



「それじゃあこの前の負けを取り返せない、2000枚にして」

「…いいわよ」

「お嬢様、2000枚もチップを買われますと…」

「心配しないでダーモット、勝てばいいのよ勝てば」

自信たっぷりのDr.Kの要求に引くわけにはいかないとカサンドラはダーモットの制止を振

り切る。二人はキャッシャーのいるカウンターへ、2000枚のチップを買う。

「わたしは負けない」

「今度も私が勝つわ」

ダーモットとベロニカの見守る中、ポーカーが始まった。

「乗せられるチップの最高枚数はどうする?」

「100枚でいいわよ」



カードが配られる。カサンドラは最初から100枚のチップを置いた。Kも同じく置く。

Kはカサンドラとディーラーの様子をじっと見て観察している。

1ゲーム目。カサンドラの勝ち。Kは降りた。

2ゲーム目はドロー。親の勝ち。

3ゲーム目、Dr.Kの勝ち。



えている。Dr.Kのチップ枚数がゆっくりと増えていく。

「コイツ…私の心が読めるのか?」

「それは読めない。だけど貴女の仕草、表情、呼吸の仕方のパターンで手札が予想できる。

わたしは覚えた」

「そんな事…」

「できる。わたしにはできる、覚えるのは得意だから」

そしてついにカサンドラのチップは全て無くなった。Dr.Kは4200枚のチップを手に入れた。

「わたしの勝ちね」

「く…くやしい…」

カサンドラはDr.Kを睨みつける。

「くやしいのは分かる。わたしも悔しい思いしたもの」

「次は負けないわ!」

「…ポーカーではわたしに勝てない。違うゲームでなら勝負する」

「言うわね、ボロクソに負かしてあげるわ」

「…そんなに怒らないで欲しい、これでお互い様。知り合ったのも何かの縁、わたしは貴

女と仲良くしたい」

「はぁ?」

Dr.Kの予想外の言葉に思わず声が裏返ってしまったカサンドラ。

「なんなのよ…ゲームで知り合った相手なんか信用できる?おかしいんじゃないの?」

「大丈夫、わたしには分かる。嫌いな人間のパターンは覚えている、貴女はそのパターン

に当てはまらない。だから仲良くしたい」

「仲良くって…あんたと友達になれって?」

「これ、渡しておく。わたしは今はここにいるからまた時間がある時に会いに来て」

Dr.Kは小さな紙を取り出した。『ニューベガス・メディカルクリニック』と書かれていた。

「なにこれフライヤー?ニューベガス・メディカルクリニック?病院の医者なのあんた?」

「医学の知識はある。本業は科学者だけど成り行きで手伝うことになった」

「ふーん…まぁ医者と知り合いになるのは悪くないかな。なんか私ってそういう連中に縁

があるのかなぁ…スタン博士もなんとなく知り合いになったし」

「じゃあ、わたしはこれで失礼する。あ、そのまえにチップ代は返しておく。お金がない

と困るのでしょ?」

そう言うとDr.Kはチップを換金する。2200枚をNCRドルに、残り2000枚をキャップに替

える。そしてキャップの入った袋ををカサンドラに渡した。

「何してるのよk」

「いらないの?」

「いらなくわないわよ、でもそれはゲームであんたが勝った分でしょ。だから持ってなさ

いよ」

「でもまたゲームするのでしょ?キャップ持ってないとできないから渡しておく」

「貸しって訳?…私は金の貸し借りはしない主義なの取り戻すから持ってなさいよ」

カサンドラはキャップの袋を押し返す。

「…じゃあ貴女の連れの…ダーモットと言う人に渡す。それならいいでしょ?」

「お嬢様、自分が預かっておきます」

ダーモットはDr.Kから袋を受け取った。

「屈辱だわ…こんな…」

ダーモットはカバンに袋を詰め込んだ。Dr.Kはアトミックラングラーの出入り口に向かう。

すると勢いよくドアが空いた。

「おいー!いるかぁー!?」

褐色銀髪の若い男が入ってきた。黒いロングコートを着ている。

「ここよ」

Dr.Kは若い男に向かって言う。

「ちっ、勝手にフラフラと歩きやがって!離れるなといっただろうがぁ!」

「大丈夫、わたしはそんなにヤワじゃない」

「そういう問題じゃねえんだよ!心配させるなって事だ!」

「そんなに引っ張らないで」

若い男はDr.Kの手を引いて出ていく。

「悪りぃ、騒がしたなぁ!」

「カサンドラ、またね…」

嵐のように現れて二人は去っていった。

カサンドラ達もアトミックラングラーを後にする。クリムゾンキャラバンのマクラファテ

ィに報告をする為に。

アトミックラングラーを出てしばらくすると後ろから着いてくる者たちがいた。

「ダーモット」

「はい、恐らくキャップの袋を見ていたのでしょう」

ダーモットとカサンドラは銃を抜きながら振り返る。

「動くな。なんで私たちに着いてくる?答えないと撃つ」

「たまたま俺たちもこっちの方向に用があるんだよ」

「そう、たまたまだよ!」

うすら笑いを浮かべる二人組の男。汚れたコートを着ている。

「たまたまだと?じゃあ前を歩け」

カサンドラは小さなリボルバーを向けて言う。

「おいおいお嬢ちゃん、なんでお前の命令を聞かなくちゃいけないんだ?」

「そうだぜ、どう歩こうが俺たちの自由だろ?」

「あーめんどくさい、強盗だろお前ら?殺してやるからかかってこい!」

手招きをするカサンドラ。

「へへへっ話が早ええな…」

男たちは懐に手を入れる。

「あがっ」

「ぐへっ」

男たちの眉間に弾丸が命中する。ダーモットの9mmピストルから放たれていた。カサンド

ラの言葉で隙ができた瞬間を彼は見逃さなかった。

「クズめ!カジノで負けた連中かな」

「うかつでした、あの袋を見られていたとは」

ダーモットは小さくため息をついた。

「あー、私の出番なかった!パンチしたかったのにパンチ!」

ベロニカはシャドウボクシングをしてみせる。

「フリーサイド歩いてたら嫌でもパンチできるって。さぁクズの持ち物をもらうわよ」

カサンドラはそう言って眉間に穴を開けて倒れている男たちの懐を調べる。357口径ピスト

ルと弾を手に入れた。

「こんな手入れをされてない銃でも売ればいくらかになるかもね」

「じゃあ私も!」

ベロニカは死体から比較的新しく見えるブーツを脱がせている。

「これは売れるでしょ?」

「靴は消耗品だし状態いいなら売れるわよ」

「あ、タバコもあった!カサンドラもダーモットも吸わないでしょ?じゃあこれも売ろう」

空いてないタバコを見つけたベロニカはブーツと一緒にカバンに詰め込む。クリムゾンキ

ャラバンに戻る前に、街頭で子供が宣伝していた『ミック&ラルフ』雑貨店へ寄ることに。

そこでカサンドラは状態のいいスパイクナックルを見つけ、ダーモットは9mmホローポイ

ント弾を、ベロニカはサングラスをそれぞれ買った。

「流石に素手じゃキツイ相手もいるからね、探してたのよ良いナックルを」

「あら?そしたらパワーフィストは?」

「ベロニカのつけてるようなのだと技が限定されるからちょっと使いにくいかな」

三人はクリムゾンキャラバンに戻りヘンリーの事を報告する。

「よくやってくれたね、これは報酬だよ。さて、これでお前たちが信用できる取引相手だ

という事が解った、明日以降いつでも来るといい、仕事を用意しておくから」

500キャップを受け取るカサンドラ。

「こんなに…」

「ああ、クリムゾンキャラバンはいい仕事には金を惜しまないのさ」

500キャップを手に入れたカサンドラ達は泊まるためのホテルを探しにストリップ地区を

目指す。サイドカーは50キャップを払うことでクリムゾンキャラバンに置いておくことし

た。行商人のバラモンと同じで商売道具だと言うとマクラファティは納得した。

フリーサイドを進み南地区に入り大通りを更に南に進む。大きなゲートの前にセキュリト

ロンが4体ゲートの見張りをしている。カサンドラは通行証を見せてベロニカは連れだと

説明する。セキュリトロンはゲートを開いた。

「さぁここから先がお待ちかねのストリップ地区よベロニカ」

「ワクワクするわ!素敵なドレス売ってるかな?カサンドラのに負けないくらいの!」

「お嬢様、ベロニカ様、宿泊はどこにしましょう?」

「ホワイトグローブに行ってみる?あそこならドレスもいいのありそうだし。ちょっと従

業員がアレだけど」

「アレ?」

「全員気味の悪い仮面つけてるのよ。でもまぁそれ以外はいいところかな?清潔だしサー

ビス良いし静かだし。賑やかなのが良いならザ・トップスかな?刺激が欲しいならゴモラ

とか?」

「いいわね!ストリップ地区のホテル全部行ってみたい!」

ベロニカは目を輝かせている。

「今言った他にもホテルカジノはいっぱいあるから全部回るのは無理よ。でもその気持ち

は分かるわ、ストリップ地区にいる間は外の世界のことなんて忘れるくらいだもの」

「今日はホワイトグローブに決めた!」

「ではホワイトグローブに行きましょう」

ダーモットは静かにそう言った。

続く





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Last updated  Oct 29, 2013 11:12:55 PM
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長月(ながつき) @ Re[1]:Fallout:NewVegas 第1話2話「目覚め」(11/19) Keyさんへ ありがとうございますがんばり…
久 遠@ Re:FalloutNewvegas121話「ストレンジトランスミッション!」(07/20) やほーい(=゚ω゚)ノ 何周遅れか分からないけ…
長月(ながつき) @ Re[1]:近況(12/30) あけましておめでとうございます。 今年も…
久 遠@ Re:近況(12/30) あけましておめでとうございます。 今年…
長月(ながつき) @ Re[1]:FalloutNewvegas103話「Vault22」(07/09) こちらもFO4までに終わらせるつもりです!…
くおん@ Re:FalloutNewvegas103話「Vault22」(07/09) やあ( ´ ▽ ` )ノ EDーEとの意思疎通方法、…

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