未完成のブログ

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Nov 27, 2014
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カテゴリ: Fallout:NewVegas
ヴァン・K




カリーナ・エレイン・ミノーグ

カリーナ・E・M:西部に来る途中でサウナは体験した


FalloutNewvegas第89話「ビヨンドザビーフ2」

運び込まれた料理を食べニュー・リノー産のSAKEを飲む。料理は豪華だった、カリーナとふたりで食べる。アリカさんは水を飲んだだけだった。SAKEは変わった味だったが悪くなかった。

「カリーナはよく食べるんだね」

「平均的な13歳よりは食べるかもしれませんね」

ステーキを口に放り込むカリーナ。

「カリーナは大人の倍以上は食べますからね。トップスのフードファイトに出場しようかと思ったほどですよ」

アリカさんが言った。食事の時もアーマーを着たままで苦しくないのかな?



カリーナは目の前の肉の塊を飲み込むとカジノフロアーで出会った老人のことを話しだした。名前はヘック・ガンダーソン。息子がこのカジノホテルで行方不明になり探しているのだと言った。

「ヴァン、わたしは覚えるのは得意なのでこのカジノホテルで見た顔は全て記憶しています。ですが、ヘックの息子のテッドを見たことはありません」

「じゃあこのカジノホテルにはもういない?」

「立ち入り禁止のエリアがあるのでそこにいる可能性があります。既に死んでいるという可能性もありますが」

「うーん…」

ゴモラのように裏で何かやっているのだろうか?ウルトラ・ラグジュはそんな風には見えないが元々は部族…儀式じみた事をするために人さらいをしているとも考えられる。
気になる。Mr.ハウスも三大ファミリーの動きには注意しろと言われている。テッド・ガンダーソンの行方を調べてみるか?

「カリーナはテッドの行方は気にならないのかい?」

「ええ、わたしとは関係ありませんからね。ただ…ヴァンが気になるというのなら手伝いますよ?」

「じゃあ食事の後でヘック・ガンダーソンに話を聞いてみるかな」

「ヴァン、ヘック・ガンダーソンは畜産事業を営んでいてかなり強引なやり方で同業者から多くの恨みを買っています。息子のテッド行方不明は彼に恨みのある者の犯行の可能性もありますよ」



なんだかんだでカリーナは結構調べている。関係ないと言いつつ実は気になっていたのかもしれない。
それとも何か別の理由でもあるのだろうか?

「カリーナ、実は結構調べてるんだね」

「ふふ…」

カリーナはちょっと嬉しそうな顔をして俺の目を見てくる。



「ほう」

「ヴァン、貴方の力が必要なんです。ヘック・ガンダーソンの息子のテッドの安否は全く気になりませんが、もし生きていたらテッドと一緒にヘックををある人物の元へ連れて行かなくてならないのです」

「そっちが本命なのかな?」

「そうです」

カリーナに詳しいことを聞いてみる。彼女がストリップ地区を歩いていると老夫婦が運び屋の噂話をしていたので接触したという。老夫婦の夫はヘック・ガンダーソンに強い恨みを抱いており婦人はそれをどうたしなめるか悩んでいるらしい。どんな依頼でも引き受けると噂の運び屋に会おうとストリップ地区をさまよっていたところにカリーナたちが現れたという。

「しかし…」

どこでどう噂が一人歩きしているのか…俺はなんでも引き受ける運び屋ってことになってるらしい。

「わたしはヴァンを知っています。知り合いです。だから老夫婦ウォルター・フェパス、エセル・フェパスに運び屋に話を通しておきますと言ったのです」

「あのカリーナ…それは…」

「ヴァンが捜査をする手間を省くためにわたしが解決し、ヘックとテッドをフェパス夫婦に引き渡すだけで済ませるつもりでした。しかし思わぬところで行き詰まってしまったのです」

カリーナは生き生きとした表情で頷きながら顎に手を当てている。

「申し訳ありませんねヴァン様、素直じゃないからこんなややこしい事に…」

「アリカ、余計なことはいわないでください!」

「えっと…整理しようか。カリーナはフェパス老夫婦からヘック&テッドの引渡しの運び屋の依頼を独断で引き受けて捜査を進めていたと。だけど行き詰まって俺に頼むしかなくなったということかな?」

「『頼むしかなくなった』訳ではないのですが、捜査は行き詰まりましたね。もしヴァンがこの件を引き受けなくても別のプランがあります」

「んー…カリーナ、俺は怒ってないけど一言欲しかったな…」

それを聞き驚いた表情をするカリーナ、そして俯いた後立ち上がり俺の横に腰を下ろす。

「ごめんなさいヴァン…勝手な行動をして申し訳ありませんでした」

「分かってくれればいいんだ」

「はい」

自信に満ち溢れたいつもの表情ではなく、あからさまに落ち込んでいるカリーナ。

「君のことを嫌いになったわけじゃないからね」

「はい」

「フェパス老人の恨みを晴らすために人を連れて行くのは気が引ける…何かいい方法はないものかな」

どうするべきか。テッドの捜査は続けるが見つけたその後が問題だ。ヘックとテッドのガンダーソン親子が本当に恨みを買われるような人物でなかったら?フェパス老夫婦の方が悪党だったら?その場合俺は人殺しの片棒を担ぐことになる。やはりヘック・ガンダーソンとフェパス老夫婦両方に会って話を聞いてみて判断する必要があるか。しかしあまりウルトララグジュを出入りするのは怪しまれる…今ここで出来ることをしてから外に出るべきか。

「カリーナ、捜査はどこで行き詰まったんだい?」

「少し前にも泊り客の少女の行方不明事件があったので、その捜査に来ていた人物に会う為に部屋の場所と鍵を手に入れられなくて行き詰まっています」

「じゃあその捜査をしている男に会いに行こう」

「わたしは少しやりたいことがあるのでアリカを連れて行ってください」

俺はアリカさんと一緒にホテルのフロント行き、カウンターに居たシルクハットの男に事情を話し捜査官の部屋を尋ねる。

「本来ならお客様の部屋を教えたり鍵を渡したりという事はしないのですが、噂の運び屋の頼みとあれば断るわけにもいきませんな。少女を探しに来た男の名前はジェイ・バーンズという名でチェックインしています。階段を上がってすぐ右手の部屋にいますよ」

鍵を受け取ってホテルの階段を上がっていく。塵一つない清潔な階段だ。

「ヴァン様…血の匂いがします気をつけて」

「なんだって…」

捜査官ジェイ・バーンズの部屋の扉に鍵を差し込んで回す。ゆっくりと扉を開けると血だまりの中にコートの男が倒れていた。

「駄目だ…死んでいる」

喉と胸に穴が空いていた。小口径の銃で撃たれたのだろう。

「ヴァン様」

アリカさんの声を聞いて振り向くとウルトララグジュのスーツ、仮面を身につけた男が二人ステッキを持って立っている。

「この部屋を調べる許可は得てますよ?」

「………」

男たちは無言でアリカさんに杖を振り下ろす。

「そんなもの」

アーマーの篭手で受け止めるアリカさん。両手を振り下ろして杖を払いのける。

「ぐげっ…」

「があっ…」

アリカさんの体が動いた瞬間二人の男が吹き飛んだ。速すぎてよく見えなかったが一人の顔にパンチ、もう一人の男の股間に手刀を叩きつけたようだった。

「…力の加減を誤りましたね。これでは聞き出すことは不可能です」

「死んだのですか?」

「形意拳・鶏形勢把の第三式、第四式を使いました。頭蓋骨粉砕、内臓破裂の手応えがありましたので恐らくもう助からないでしょう」

「そうですか…」

「ヴァン様、誰かに見られる前に死体を捜査官の部屋に入れますね」

アリカさんは片手で二人の男を担ぐと捜査官の部屋に無造作に投げ入れた。俺は捜査官の部屋に入り扉を閉める。

「…私は戦闘用アンドロイドですので手加減をするのが苦手ですね」

「これは…」

一人の男の顔は陥没しもう一人の男の下半身は血に染まり妙なところで曲がっている。骨盤が砕けたのだろうか。

「私のモデルになったカリーナの姉はデスクロウの身体能力、アダマンチウムの骨格を持ち、アリの知覚を身につけていた者でした。私はその者と同等かそれ以上のスペックを持っています」

「なるほど…スーパーミュータント、デスクロウに殴られたらひとたまりもないですね」

「普通の人間はそうでしょうね」

彼女が味方でよかった。

「さて…捜査官が殺されているということはこのウルトララグジュに犯人がいるという事かな。そして口封じのための彼は殺された、何か行方不明事件のことを掴んだのかもしれない」

「捜査官の遺体と部屋を調べましょうか、何か手がかりがあるかもしれません」

バスルームの洗面台に血飛沫が飛んでいた。ここで捜査官は襲われたのだろう。捜査官の固く握られた手を開くとマッチ箱がでてきた。中を開け確認すると箱の裏側にメモが書いてあった。

「PM4:00サウナ…」

「現在の時刻はPM21:37です」

「この時間にサウナに行けば誰かが待っているとか?」

「一旦部屋に戻りましょうか、カリーナにも知らせましょう」

俺とアリカさんで部屋に戻ると…カリーナの姿はなかった。彼女が座っていたソファの前のテーブルには端末と記録ディスク、飲みかけのミルクがあった。

「トイレでもないですね」

「俺たちを追いかけて入れ違いになったとか?」

俺はふとカリーナの言葉を思い出した。
テッド・ガンダーソンの行方がわからなくなる前に客の少女がこのホテルで行方不明になった事を。

「アリカさん、まさかとは思いますがカリーナは…行方不明事件の犯人に狙われたのでは?」

「部屋が荒れてないところを見ると言葉巧みに連れ出されたのかもしれませんね…カリーナに埋め込んであるインプラントの信号は私の脳を覆っている外殻脳でキャッチできますのでよほどの場所でない限り彼女を追うことは可能です…そう遠くない所に彼女はいます行きましょうヴァン様」

続く





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Last updated  Nov 27, 2014 11:04:05 PM
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長月(ながつき) @ Re[1]:Fallout:NewVegas 第1話2話「目覚め」(11/19) Keyさんへ ありがとうございますがんばり…
久 遠@ Re:FalloutNewvegas121話「ストレンジトランスミッション!」(07/20) やほーい(=゚ω゚)ノ 何周遅れか分からないけ…
長月(ながつき) @ Re[1]:近況(12/30) あけましておめでとうございます。 今年も…
久 遠@ Re:近況(12/30) あけましておめでとうございます。 今年…
長月(ながつき) @ Re[1]:FalloutNewvegas103話「Vault22」(07/09) こちらもFO4までに終わらせるつもりです!…
くおん@ Re:FalloutNewvegas103話「Vault22」(07/09) やあ( ´ ▽ ` )ノ EDーEとの意思疎通方法、…

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