未完成のブログ

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Jul 26, 2015
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カテゴリ: Fallout:NewVegas
ローズ・ローザ




カサンドラ2

カサンドラ:ラウルと共にシエラマドレを目指している


FalloutNewvegas104話「ゼアスタンズザグラス」

偽運び屋(スリーワン大佐)とローズ・ローザのVault22の探索は続けられていた。
地下4階の害獣駆除フロアーでデータを入手し、洞窟エリアに侵入していた。

「…これで実を…世界を…」

ローズ・ローザはブツブツと独り言を言いながら笑顔で歩いている。スポアプラントはあ変わらず二人を攻撃しない。ジャイアントマンティスなどの昆虫だけが襲いかかってくる。
二人はそれを苦にもせず撃退する。

「あそこに誰かいますね」



「ロロさん」

「ん?何ですか~?」

「あそこに人がいます」

「えっと…」

ライフルのスコープを除くローズ・ローザ。

「グールの女性のようですね~様子を見に行きますか~」

洞窟の岩棚の上にグールの女性は座っていた。二人が上がると大きくため息をついた。

「もうダメかと思ってたのよ。化物どもはうようよいるし弾は尽きたし。私はキーリー。あんたたちはどうしてこんな所まで?ひょっとしてアンジェラの知り合い?」

「そうです」

偽運び屋は答えた。キャップマッカランにいるNCRの研究員アンジェラと偽運び屋は面識があった。キーリーを救出して欲しいと依頼されていた。

「助かったわ。そっちのお嬢さんは研究員?このVaultのことを調べに来たの?」



「そうなの、でもこのVaultは危険すぎるわ。化物もデータも全て始末したほうがいいわ。こんなものが外に溢れ出たらとんでもないことになる」

「ええ~…ちゃあんと扱えば大丈夫ですよ~?現にロロたちは襲われてませんし~」

「そういえば…そうだね。グールでも無いのにここの胞子にもやられてないようだし」

「とりあえず目的のデータとキーリーさんも見つけたし帰りましょうか」

「どうぞ~ロロはここに残りま~す」



「駄目だロロさん一緒に帰るんだ」

「そうだよ、ここは廃棄しなきゃ」

「嫌です~ロロは絶対にここに残りますから~」

岩棚から飛び降りローズ・ローザは洞窟の奥へと走り去っていった。

「ロロさん!駄目だ!待つんだ!!」

「あの子…普通の子じゃないね。長生きしてるとわかるんだ、普通の人間じゃない」

「わかりますか…」

「あの子は化物に襲われないから大丈夫だろうけどデータは廃棄しなきゃね…あんた手伝ってくれるかい?」

「ええ」

ローズ・ローザは監督官室に向かった。偽運び屋とキーリーがデータを消す前にバックアップを取り、自身のPDAにもダウンロード。数機のターミナルをネットワークから切断し独立させる。そしてラボに向かい、内側からロックをかけた。

「うふふふふ…マザー私はやりますよ~」

キーリーと偽運び屋(スリーワン大佐)はデータ管理サーバーに向かう。その途中で偽運び屋は小型無線機をPIP-BOYに取り付けてメッセージを送る。

『副大統領、こちらスリーワン。22号と接触。Vault22を探索中』

数秒後、PIP-BOYに副大統領から返信される。

『ご苦労。同伴者はいないか?22号の邪魔をするようならそいつは始末するように』

『承知致しました』

偽運び屋は強化レザーアーマーのポケットからサイレンサーを取り出し、10mmピストルに取り付ける。そして…

「ウッ…!?」

3発の銃弾がキーリーの背中を貫いた。ゆっくりとうつ伏せに倒れるキーリー、更に偽運び屋は止めに首に1発撃ち込んだ。

「な…ぜ………」

沈黙するキーリー。偽運び屋はキーリーを植物の生い茂る部屋の隅に隠した。

「さて…ここは22号の彼女に任せて俺はマッカランのNCRに報告に行くとするか」

偽運び屋はエレベーターに乗り一人Vault22を出て行く。



モハビに流れるコロラド川。その西側の岩山を進む人影が二つ。カサンドラとラウルである。シエラマドレカジノを探して彼女たちはラジオの宣伝電波の発信地を探していた。

「ボス、こんな所にカジノがあるとは思えないのだが。足を滑らせて落ちそうだよ」

「いいから黙ってついてきて。私だってこんな所にあるとは思ってないわ。手がかりを追っているだけ」

武装車のイリオス号は岩山の下に止めてある。セキュリティシステムを搭載してある為、不用意に近づくと銃弾の洗礼を浴びることになる。

「もう少しよ。あの場所じゃないかしら?」

カサンドラが指差したのはマンホールにもよく似た円形の金属蓋。岩山の中にあるそれは不自然であった。

「ラウル、あんたはここで見張ってて。5分経っても私が出てこなかったらイリオス号に戻ってダーモットとベロニカに連絡するのよ」

「縁起でもない…それなら俺が行くよボス。老いぼれたグールがいなくなっても誰も悲しまないだろうしな」

「馬鹿なこと言わないでよ、あんたは私の大事な仲間なのよ。これは私の用事なんだから私が行くわ」

金属の蓋を開け下に降りていくカサンドラ。中は比較的広く人が住んでいた形跡があった。気になる点は白いジャップスーツの首の無い死体が転がっていた所。首輪のようなものがそばに転がっている。
BOSの紋章が壁に描かれている。

「ここはBOSのバンカー?人の気配は無い…奥から音楽が聞こえる」

カサンドラはドレスの裾から9mmピストルを取り出して構える。足音を殺して進んで行く。

「タレットもワイヤートラップも地雷も無し…」


ゆっくり進むカサンドラ。人の気配は無い。左手の通路を進み、電源の入っているターミナルを触る。
ターミナルからロックを解除。横手の部屋の金属扉からロックの外れる音が鳴った。

「ここは…」

部屋の中は作業台にリロードベンチ、実験器具にパワーアーマーT51bのヘルメットが。それと見慣れないものが入った瓶を見つけた。

「なにこれ?…やっぱりここはBOSのバンカーかな。だとしたらシエラマドレについて調べてたとか?奴らの欲しがる何かがあるというのかしら?」

部屋を出て奥に進むカサンドラ用心深くラジオに近づく。

「むっ!?」

突如壁から煙が噴出する。カサンドラはバックステップ、後ろを振り向く。

「しまっ…」

通路のいたる所から煙が噴出、カサンドラは胸元からスカーフを取り出して鼻と口を押さえる。

『階段まで戻れば…』

意を決しカサンドラは来た道を全力疾走で戻る。しかし階段上部の天井は塞がれていた。

『も、もう息が…』

ガスを吸い込み意識を失うカサンドラ。


気がつくと地面に転がっていた。首に違和感を感じるカサンドラ。金属製の首輪が取り付けられている。体を起こし見渡す。目の前には水の張っていない噴水、周囲は入り組んで建てられた石造りの建造物。空を見上げると赤い雲で覆われている。遠くに見える崖の上の建物はバンカーで見たシエラマドレのポスターと同じものだった。

「…うっ…頭が…それに何この服?」

薄汚れた白いジャンプスーツを着せられている。

『女、聞こえているか?』

「ん?」

噴水に浮かび上がる老人の画像。

『聞こえているようだな、良し。私の指示に従うのだ』

「誰?いきなり何なのよ」

『私が誰かなどお前には関係ない。今後私の話を良く聞くように。愚かな企み、小賢しい真似、嫌だと答える過ち。それは首輪がお前の頭部を吹き飛ばすことになる』

「この首輪は何?爆弾だって言うの?」

『お前の手首のPIP-BOYのようなものだ。ただし爆弾が搭載されているがね。旧時代の小さな無線機だ、多少のチューニングは必要だったが』

「ここはシエラマドレなの?あんたは何が目的なの?」

『その通り。ここはシエラマドレだ。私の目的はそこから見えるあの建物シエラマドレ・カジノの中にあるものを手に入れることだ。他の3人と共に協力し侵入してもらいたい。準備には長い時間を費やした』

「拒否すればこの首輪が爆発するって訳ね」

『理解が早くてよろしい。聞き分けのない協力者は私に逆らい首輪で爆死する羽目になった。代わりはいくらでもいるが時間はかけたくない。お前はこれからシエラマドレにいる仲間を集める必要がある。嫌でも仲間とは協力しなければならない、首輪は一人が爆発すれば連動するように仕掛けてある。つまり裏切り、逃走、争いは自分自身の命を絶つことに繋がる。そして仲間を集めたら次にカジノを開けるためのオープニングセレモニーの準備にかかってもらう』

画像の老人は高圧的に言う。

「(想像してたのと全然違うけれどとりあえずシエラマドレには来たってことね。この首輪を外すまであの老人に従ったほうがいいか…)」

カサンドラはBOSバンカーにあったジャンプスーツの首なし死体を思い出していた。

「(あの老人の服…BOSの人間と考えて間違いなさそうね。あのバンカーは老人の物…シエラマドレに人をおびき寄せる為ラジオの電波を飛ばしガスを仕掛けていたと。…ラウルはどうしてるかしら)」

『まずはミュータントを探しに行け。シエラマドレの住人に対抗するのにそいつが役に立つはずだ』

「住人?」

『住人と言っても人間ではない。奴らと意思の疎通は不可能だ。生きた人間を発見するなり攻撃を仕掛けてくる。そして毒雲の奥へと連れ込み仲間にするのだ。厄介なことに奴らを殺すことは容易ではない。並外れた生命力を持つ銃弾やナイフで傷つけた程度ではすぐに立ち上がってくるだろう。集めるべき仲間の位置はPIP-BOYに送っておいた。それから私はPIP-BOYを通じて監視している、覚えておけ』

「従属な奴隷になれって事ね。それならロボットにやらせればこんな首輪を使わなくてもいいのに」

『ふっ…命令に忠実なロボットでは出来ないのだ。それも過去に試した。首輪を利用する前にも多くの人間に協力を仰いだ。だが皆シエラマドレにとりつかれたように裏切り殺し合い破滅していった』

「あなたに協力し目的が達成できたとしても私を解放するとは思えないんだけど?こんなことをされた者があなたにどういった感情を向けるのかわかるでしょう?」

『それでもお前は私に従う他に選択肢はない。目標達成の後、首輪を爆破するつもりだろうがな。私の機嫌を損ねなければ助かる可能性は0ではないぞ』

老人を睨みつけるカサンドラ。老人はそれを鼻で笑う。

『できる限り協力はする。武器も用意しておいた。外部からの持ち物はシエラマドレのセキュリティに引っかかるためBOSバンカーに置いておいた。お前の持ち物は全てそこにある丸裸でここに連れてきたのは別に私の趣味ではない』

「ご丁寧にドレスまで脱がせてね」

『お前の後ろに武器があるだろう?それは私がここに到着した時に作成したものだ。それを改良し調整したホロライフルだ。弾は限られているが武器が見つかるまではそれを使うが良い。ミュータントは警察署に居る、そこにいけばいくらかの武器、防具が見つかるだろう』

続く





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Last updated  Jul 26, 2015 05:34:03 PM
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長月(ながつき) @ Re[1]:Fallout:NewVegas 第1話2話「目覚め」(11/19) Keyさんへ ありがとうございますがんばり…
久 遠@ Re:FalloutNewvegas121話「ストレンジトランスミッション!」(07/20) やほーい(=゚ω゚)ノ 何周遅れか分からないけ…
長月(ながつき) @ Re[1]:近況(12/30) あけましておめでとうございます。 今年も…
久 遠@ Re:近況(12/30) あけましておめでとうございます。 今年…
長月(ながつき) @ Re[1]:FalloutNewvegas103話「Vault22」(07/09) こちらもFO4までに終わらせるつもりです!…
くおん@ Re:FalloutNewvegas103話「Vault22」(07/09) やあ( ´ ▽ ` )ノ EDーEとの意思疎通方法、…

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