未完成のブログ

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Aug 11, 2015
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カテゴリ: Fallout:NewVegas

ヴァン・K

運び屋ヴァン:自分の体に違和感を感じ始めている。



エイダ・ホワイト

エイダ・ホワイト:脳以外は全て人工物の戦闘ヒューマノイド。アルシアという姉がいる。


FalloutNewveagas109話「エイダ・ホワイト」

 フォローズはエイダの発言に驚いた。

「機械の体だって!?人間と同じように見える。誰がその体を作った??」

 エイダさんは特に不機嫌になることもなく。

「ベースはマスターが作ったんだけど、今のこの体にしてくれたのはアルシアだね。アルシアは私の姉だよとっても賢くて強いんだ~」

 脳の他は人工物らしい。モハビを目指しているらしいけどにはどんな用事だろうか。

 戦前建てられたであろう建物が並んでいる場所にたどり着いた。ここが釣り小屋だろう。エイダさんが手を上げると全身コンバットスーツの人物が二人現れた。顔は見えないが体格から男性だとわかる。胸にはオレンジ色の拳のエンブレムが描かれている。



「そうですか」

「外の世界にはこういうのが一杯いるのか?」

「ま、少しはね」

 釣り小屋は鍵がかかっていたがエイダさんがドアを蹴り破った。中から緑色のゲッコーが飛び出してきた。エイダさんの連れのロボットが瞬時に射殺。俺とフォローズは撃つ暇さえなかった。

「さ、探索して?私は服がないか探すから」

 釣り小屋の食料はゲッコーによって荒らされていたがそれ以外は殆ど無傷のままだった。核分裂バッテリーと壊れていないトランシーバーを2機見つけた。エイダさんはカーキ色のロングコートを見つけた。

「次はザイオン雑貨店とレンジャーステーションに向かうぞ。ホワイトレッグスの連中は仲間がやられたことで増援を送ってくるに違いない、気を引き締めていくぞ」

「ああ」

 俺は頷いた。エイダさんは笑みを浮かべている。

「皆殺しよ皆殺し。……………あ、そっか。なるほどねーじゃあそうするかな」



「殺すけどサンプルは採取する。アルシアが欲しいって言ってたの思い出した」

「誰かと話してるんですか?」

「あーこいつらと外殻脳でね」

 エイダさんはロボットに目を向ける。

「そんな訳だからホワイトレッグスを皆殺しに行くよ。二人もあいつらが消えたほうが嬉しいんでしょ?スティムパックくれたお礼だよ」



「見るなり襲いかかってくるしリージョンに入ろうとしてる部族なんて消えていいよ」

「でも…」

「うるさい!私に命令するなっ!!アルシアしか私に命令できないんだよっ!!」

 エイダさんは拳を叩きつけてカウンターテーブルを破壊した。

「ごめん、命令したわけじゃないんだ。ただ俺は皆殺しは望んでないだけだよ」

「ふーんそう、でも私はあいつら皆殺しにするからね。止めたければ戦うしかないよ?」

 何故かエイダさんは嬉しそうだ。

「お前はそうやって今までも戦いを仕掛けてきたのか?」

フォローズが言った。

「はぁ?私はアルシアと私の敵を潰すだけだし。人間と馴れ合うつもりもなければ同じ土俵に立つつもりもないから」

「…とても危険な考えだぞ。大事なものを失わないようにな」

「この世は所詮暇つぶしなのよ。私にとって大切なものはアルシアだけ。アルシアがいるから存在してるし、いなくなっちゃったら停止するつもりだから」

「そんな人生に意味はあるのか?」

「人生なんてものはね、とっくの昔に崩壊してるのよ。25年前のあの日にね!」

 エイダさんの目が光る。顔の表情が変わった、明らかに怒っている。俺はフォローズを制してエイダさんを見る。

「エイダさん、すまない。フォローズはザイオンから出たことがないから少し世間知らずなんだ、許してやって欲しい」

「うん、抑えてる。じゃなきゃ今頃そいつ肉片になってるから、じゃあね二人共私の邪魔をしないようにね、邪魔したら敵って認識するから」

 エイダさんは人型ロボットを連れて出て行った。ホワイトレッグスを皆殺しにする為に。だが俺たちには止められなかった。彼女には説得は無理だと感じた。アルシアという絶対の存在が彼女にはあるからだ。アルシアはどんな人物なのだろうか…

「あの灰色の髪の女、普通じゃない。外の世界はああいうのと上手くやっていかないとダメなんだな」

「そうだな…モハビはトークが上手い方が生き易いかもな。銃の腕も科学の知識も無くても口さえ上手けりゃなんとかなる。逆にうちの上手い奴には気をつけなくてはならない」

「そうなのか外の世界は難しそうだな」

 モハビは口が上手ければなんとかなるのは間違っていない。暴力よりも口と金で物事を解決するのが主流だ。NCRの法律はあってないようなものだ。世界が崩壊する前は法律で秩序が保たれていて普通の人間が不自由なく暮らしていたという。

 カリーナはそういう世界にしたいと言っていたが何か不安を感じた。この不安とエイダさんに感じる不安は似ている。

 時折現れるホワイトレッグスを慎重に撃破しながら進む俺たち。ホワイトレッグスは武器は強力ではあるがあまりにも命知らずだ。特攻あるのみで退くことを知らない。奇襲は強いだろうが完全に警戒してる相手にはあまり効果的だとは思えない。ジョシュアの訓練を受けたデッドホースとの差がこれか。

「ホワイトレッグスは人数が多い。いくらデッドホースでも数で押されたら危ない。これまでは小競り合いで済んでいたが、奴らが総攻撃を仕掛けてきたらどうなることか」

「そうなる前にジョシュアはどうにかしたいんだろうな」

「ソローズもホワイトレッグスには手を焼いている。彼らはジョシュアの訓練を受けた戦士じゃないからな」

 ソローズには確かニュー・カナーンの宣教師のダニエルがいるんだっけか。

「さっきの灰色の髪の女が本当にホワイトレッグスを攻撃するのなら時間を稼げるな」

「だが…デッドホースとソローズには攻撃しないとは限らない。皆にエイダさんのことを知らせて攻撃しないようにしなければ」

 ジョシュアならエイダさんを排除しようとするだろう。だが戦わないに越したことはない、銃弾を弾き返し人間を軽く引き裂く彼女を相手にすれば被害は大きいはずだ。例えるならパワーアーマーを着た知能の高いスーパーミュータントだ。しかも強力な従者を連れている。ホワイトレッグスを相手にする方がマシかも知れない。


 ザイオン雑貨店、レンジャーステーションを回って医療器具と小さなスカウトランチボックスを回収する。これでダニエルに持っていく物は全部らしい。

「よし、運び屋。ナローズにいるソローズのダニエルに届けに行くぞ」

 ややこしい…ナローズ谷に住んでいるソローズ族、そこにいるニュー・カナーンの宣教師ダニエルに集めた物を持っていくのだ。

 川を渡り対岸の岩を登って道に出る。そこにはホワイトレッグスと思われる激しく損傷した死体が辺りに散らばっていた。

「ヤオ・グアイか…」

「いや、違うだろうな。散らばっている武器を見てくれ。いくつか弾倉が抜き取られている。それと死体の数と武器の数が合わない。野生動物が武器弾薬を持って行くとは考えにくくないか?」

「なるほどそうか。ではあの灰色髪の女たちの仕業か?」

「だろうな」

 圧倒的な暴力が振るわれた跡だ。ホワイトレッグスの間ではもうエイダさんの事は知られ始めてるかも知れない。

「急ごう運び屋、日が落ち始めた。この辺は夜になるとほとんど何も見えなくなる」

「ああ」

 早足でナローズ谷を目指す。
浅瀬を進んで行くとナローズ谷の看板が見えた。岩壁の間を縫って奥にいくと少し開けた場所に出た。明かりも見える。テントからベリーショートの女性が走って来た。右手にはヤオ・グアイのようなガントレットが装着されている。

「お前たちはジョシュア・グラハムの使いの者か?」

「はい」

「洞窟の父の祝福を。ダニエルがお前たちを待っている」

 彼女はウィンキング・クラウドと名乗った。ダニエルに出産の際助けてもらったらしい。ソローズの看護師で薬草探しもしているという。ダニエルのニュー・カナーンの教えにソローズは心酔しているらしい。ダニエルのおかげでソローズはホワイトレッグスの驚異から今まで守ってこれたのだと彼女は語った。

「運び屋、ここでお別れだ。自分の仕事は運び屋をここに連れて来るところまでだけ。ジョシュアに報告しに帰るよ」

「そうなのかフォローズ。またデッドホースの住処でな」

「元気でな」

 フォローズは帰っていった。彼は夜目が効くとのことなので心配はないだろう。俺はウィンキング・クラウドさんに付いていく。

 複雑に入り組んだ谷。霧も発生している。子供や老人の姿が見えないと言うとウィンキング・クラウドさんは、

「老人、子供は安全な場所にいる。ホワイトレッグスが大挙してこない限り大丈夫だ」

 と言った。彼女の案内でダニエルのいるテントに連れて行かれる。そこにはツギハギだらけのシャツを着たヒゲをはやした男がいた。

「君がジョシュアが遣わしてくれた運び屋だね?デッドホースの者からハッピートレイル・キャラバンの事は聞いたよ。他人の言葉や同情に価値があるかは分からないが…すまない」

「貴方がダニエルですね。貴方が謝ることじゃない、あれは不幸な出来事だった」

「ソローズのみんなは君の友人のことを悼むだろう。例え敵のホワイトレッグスでも。彼らは純真なんだ。」

 ダニエルはここでソローズにニュー・カナーンの教えを説いているらしい。彼はとても熱心でソローズの事を本気で思っているのが分かった。

「君の届けてくれた物資を使ってこの地からみんなを脱出させることができそうだ。ジョシュアはホワイトレッグスを殲滅する気でいるが戦いは犠牲が大きい。それにホワイトレッグスは放っておいても長くは続かないだろう。彼らには文化がない、ゴミ漁りと略奪だけなんだ。リージョンに加わわれなければ1世代で消滅する。彼らはレイダーと変わりないんだ」

「ジョシュアは敵を殲滅することを望み貴方は争いを避けここを去ることを望むのか」

「そうなるな。君には是非とも脱出を手伝って欲しい。戦闘が得意でないソローズに代わって私とジョシュア、君で護衛するんだ。そしてこの谷から一緒に脱出しようじゃないか」

 ジョシュアが動けばデッドホースも来てくれるだろう。
ダニエルの案に乗ってソローズとともに谷を脱出するかそれとも…

 一度ジョシュアの元に戻って話をする必要があるな。

続く





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Last updated  Mar 30, 2016 09:10:39 PM コメントを書く
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長月(ながつき) @ Re[1]:Fallout:NewVegas 第1話2話「目覚め」(11/19) Keyさんへ ありがとうございますがんばり…
久 遠@ Re:FalloutNewvegas121話「ストレンジトランスミッション!」(07/20) やほーい(=゚ω゚)ノ 何周遅れか分からないけ…
長月(ながつき) @ Re[1]:近況(12/30) あけましておめでとうございます。 今年も…
久 遠@ Re:近況(12/30) あけましておめでとうございます。 今年…
長月(ながつき) @ Re[1]:FalloutNewvegas103話「Vault22」(07/09) こちらもFO4までに終わらせるつもりです!…
くおん@ Re:FalloutNewvegas103話「Vault22」(07/09) やあ( ´ ▽ ` )ノ EDーEとの意思疎通方法、…

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