未完成のブログ

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Apr 9, 2017
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カテゴリ: Fallout:NewVegas
オルガ・キュリレンコ



FalloutNewvegas122話「ステルススーツMK2」

X-13施設に到着したあたしたち。相変わらずロボトマイトが襲いかかってくる。迷路のように入り組んだ施設は、どうやらステルススーツの実験の為らしい。防具が心もとないあたしはちょっと不安だけど見つけたステルススーツとやらを装着した。

「どうだ?何か変わったことはないか?」

ヘザーが言った。長い髪をかきあげて周囲を観察している。

「ビッグマウンテンの開発したものだからな、普通ではないだろう」

グレタが言った。拳を構えて警戒している。

「うーん……このスーツ……少しカビ臭いけど体にぴったりとフィットしてそれでいて窮屈でもなくムレないしかと言ってスースーもしないね」

『こんにちはマスター!会えて嬉しいよ!!今日は誰から隠れたい?』



今の声何?誰?

『ワタシはステルススーツマーク2よ、よっろしくねー!ワタシの声はマスターにしか聞こえないの!!』

「え?何??スーツが喋ってるの?」

『はいそうです、サポートは任せてください!スティムパック、MED-X、その他の投与もさせていただきますよ。望むのなら歌だって歌ってみせます!!』

「変わったスーツだなぁ……ロボットみたい」

『やっぱり変わってます?でも200年以上もじっと待ってたんですから大目に見てくださいよぉ。スティムパックやMED-Xはスーツのポケットにセットしておいて下さい。そうすればワタシが必要な時に使ってあげますから』

「んー?どれどれ??あーここね。分かったじゃあセットしておくよ」

『順応性の高いマスターで助かりますー!では早速ですがしゃがんで見てくれますかー?』

「え?……うん、こうかな?」

『はい、結構です』

あたしがしゃがむとスーツ内部の特殊繊維が動き体を引っ張る。膝、腰に掛かる負担が軽減され、足の裏から柔らかい何かが飛び出し足音を消す。



『でしょう?マスターの辛い姿勢をワタシが支えて差し上げます。これでどんな姿勢でも敵から隠れられますよー』

パワーアーマーじゃないけどこれはこれですごいスーツじゃない?ステルス行動とかあたしは苦手だけどこのスーツがあれば行ける!

「何をしている?進むぞ」

ヘザーが言った。横にいるグレタは小さくため息をつく。

『マスター、ワタシは訓練することによってアップデートしていきます。この施設の訓練プログラムに参加されてはどうですか?』



ヘザーの能力のせいであたしは逆らえない。殴りかかろうものならヘザーに一瞬で動きを止められ、グレタに粉砕されるだろう。不意をつけたとしても二人が隙を見せるとも思えないしここはおとなしく従いながら、ビッグマウンテンの博士らの望みを叶えるしかない。
ステルススーツのアップデートは脳を取り戻してからもできるはず。

『ではその時が来たらお願いしますマスター』

そう、脳を取り戻すことが優先。そうすればヘザーの能力から解放されるしビッグマウンテンからも脱出できる。早く戻らないとNCRとリージョンが全面対決に突入してしまう。

「これでビッグマウンテンの科学者たちの望むものは手に入った訳だな?」

「そうだよ」

「ではシンクタンクに向かおうか。科学者たちにモビウスの居場所を探らせるんだ」

グレタとヘザーはフォースフォールドが張ってあるシンクタンクには入れない。出入りできるのはロボトマイトとあたしだけ。
施設から出るとまた大量のロボスコルピオン、ロボトマイト、サイバードッグが襲いかかってきた。Dr.モビウスが差し向けた連中だ。

「掌握!」

「粉砕!」

「オルガストーム!」

ヘザーがロボスコルピオンの動きを止めグレタがサイバードッグを破壊していく。あたしはロボトマイトに飛びかかりサタナイトフィストで蹴散らしていく。

『中々やるではないか!だがコイツは簡単にはいかんぞ?』

ビッグマウンテンに配管された巨大なパイプの影から飛び出したのは……パワーアーマー!?ジェット噴射で上昇しあたしの上に落ちてくる。横に飛んで回避する、落ちてきた奴は膝と拳を地面に叩きつけて着地した。

『行け!010011110110111001100101!』

「は?」

「ピーッガガガッ」

パワーアーマーに見えた目の前の奴は……セキュリトロンにパワーアーマーの手足をつけたような見た目だ。胸のモニターには変に歪んだ顔が映し出されている。

「掌握!」

「粉砕!」

ヘザーとグレタの目が光る。目の前のロボットはヘザーの掌握を受けず、グレタの必殺の掌打を回避した。そして手が伸び出し二人を殴り飛ばす。

「ぐっ」

「なにっ」

「排除する」

間髪いれずロボットは肩のミサイルを発射、あたしは飛び込み前転で回避、グレタとヘザーは……

「ちっ」

「くそ…」

回避に成功してた。腰のプラズマ付与ピストルを取り出している。ロボットは追撃のミサイルを放とうとしている。ミサイルが発射される前にヘザーのプラズマ付与ピストルの弾丸がロボットに命中、のけぞりミサイルは空に消えていった。

「カチカチカチカチカチ……」

あたしの後ろから声?音!振り向くとそこには赤いスーツを来た白骨死体!?え?なにこいつどういうこと??

『そいつはこのビッグマウンテンをさまよう兵士マスタートラウマハーネスだ。死してなお機能し続けるスーツのおかげで今もこうして動いているのだ』

なにー!?ホントこのビッグエンプティはロクでもない発明ばかりだね。あ、あたしのステルススーツは大丈夫だよね?

『大丈夫ですよマスター、ワタシにはマスターを動かす程の力はありません』

「オルガローチタックル!!」

ラッドローチの素早さをイメージして練習した高速タックル!名前はカッコ悪いから変えようとは思ってるね!高速タックルでなぎ倒して馬乗りになり、サタナイトフィストを連打連打!!スーツ頭部の透明のヘルメットを粉砕し白骨の頭蓋も粉砕する。

「カチカチカチ……」

まだ動いてる!?そうか、スーツを制御してる所を破壊しなきゃ中身は死体だもんね。

『背中ですマスター、そのスーツは背中から熱源反応があります』

「え?そうなの?てかステルススーツなのに見えてるの?」

『マスターと神経信号を読み取ってますから視覚情報もワタシに入ってきますよ』

「そうなんだ……」

えー……なんか緊張するなぁ。と、そんなことよりもこのトラウマハーネスとやらを破壊しなきゃ。
あたしはコイツをうつ伏せにして背中のタンク状のものを力任せに引っ張ってもぎ取った。すると白骨死体は途端に動きを止めた。

『流石ですマスター!サイコを使わなくてもすごい筋力ですね!!』

「え?できなきゃ勝手にサイコぶち込んでたの……?」

うーん……ジェットとサイコはポケットに入れるのやめようかな。……でもピンチの時に判断して使ってくれるんならありがたいなぁ。
さて、グレタとヘザーは?

プラズマ付与ピストルで牽制するヘザー、伸びてくるパンチを回避して間合いを詰めるグレタ、胸のモニターに左右の掌を炸裂させる。

『ーーーーーー!!!』

モニターにヒビが入り歪んだ顔の表示が消える。

『コロ…ス!!』

上部に取り付けられたパワーアーマーのヘルメットの目が青く輝きグレタの肩を光線がかすめた。

「グレタ離れろ!」

ヘザーの声で離れるグレタ。ヘザーのプラズマ付与ピストルがロボットに命中していく。

『コロ…ス、アメリカの、平和は俺が、守る』

背中に手をやるロボット、何を取り出した。あれは……ミニニューク!!

「この距離じゃ爆風は避けれないっ!!」

ミニニュークを投げる体勢に入るロボット、グレタとヘザーは大きくバックステップを繰り返し離れていく、じゃああたしはどうする?答えは……

『吹き飛べ!』

「させるかああああああ!!」

あたしは……ロボットに向かって高速タックル!!ロボットは僅かにのけぞる、一瞬の隙を見て足を弧を描くように振り上げてミニニュークを持つ手を蹴り上げる!オルガジェノサイドカッター!そして落ちてくるミニニュークをキャッチ!着地と同時にソバットを叩き込んでロボットの背後に周り全力ダッシュで離れる。

『アメリカの敵はコロス!』

青いレーザーが発射される。あたしはジグザグに走ってビッグマウンテン中に通っている大きなパイプの影に飛び込んだ。

「これは返すよ!」

ミニニュークのスイッチを入れて投げる。放物線を描きロボットの足元に落下した。

『アメリカの……』

耳がキーンとなる程の爆発音、そしてキノコ型の爆炎、周囲50mは巻き込んだであろう衝撃!Pimp-Boy 3000000000のRAD数値がみるみる上がっていく!!

「うひゃああ……こんなものポンポン投げるものじゃないねー」

あたしはゆっくりとパイプの影から顔を出す。ミニニュークを投げた地点には金属片が散らばっていて、少し離れたところに壊れたロボットが倒れていた。もう動かない?

『大丈夫ですよマスター、あのロボットは完全停止してます』

「ふいー……それは良かった」

グレタとヘザーはどうなったのかな?

「……やるじゃないかオルガ」

「相当な数の修羅場をくぐってきたようだな」

「まーねー」

二人はパイプの影から現れた。ミニニュークの影響はなさそう。こんなこと考えたらダメかもしれないけどグレタとヘザーがいなくなったらあたしは楽なのに。でも二人がいなかったら大量に現れるロボスコルピオンやロボトマイト、サイバードッグを一人で相手しなきゃいけなかったんだし……う~ん。こういう関係モヤモヤするなぁアルケイド先生がいればうまく立ち回るんだろうなぁやはりあたしには先生が必要だ!

つづく





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Last updated  Apr 9, 2017 06:39:29 PM
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長月(ながつき) @ Re[1]:Fallout:NewVegas 第1話2話「目覚め」(11/19) Keyさんへ ありがとうございますがんばり…
久 遠@ Re:FalloutNewvegas121話「ストレンジトランスミッション!」(07/20) やほーい(=゚ω゚)ノ 何周遅れか分からないけ…
長月(ながつき) @ Re[1]:近況(12/30) あけましておめでとうございます。 今年も…
久 遠@ Re:近況(12/30) あけましておめでとうございます。 今年…
長月(ながつき) @ Re[1]:FalloutNewvegas103話「Vault22」(07/09) こちらもFO4までに終わらせるつもりです!…
くおん@ Re:FalloutNewvegas103話「Vault22」(07/09) やあ( ´ ▽ ` )ノ EDーEとの意思疎通方法、…

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