未完成のブログ

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Jun 24, 2017
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カテゴリ: Fallout:NewVegas
ヴァン・K




カリーナ・エレイン・ミノーグ

カリーナ・E・M:姉妹たちの中では下から2番目の年齢。


アリカ

アリカ:近接戦闘を得意とするアンドロイド。


ローズ・ローザ

ローズ・ローザ:植物を操り植物の力を使う。



リア

リア:透視、暗視、視界ジャックなど視力を操る。


FalloutNewvegas129話「ハリー・クィンシー・アダムズ」



 ヴァンとカリーナはサイバーホースのチョコに、アリカとリアはバイクに、ローズローザは植物合成生物に乗りニューベガス北東の洞窟を目指す。ヴァンは3人にスリーワン大佐のことを説明した。

「そうでしたかぁ~Vault22で一緒になった運び屋さんは偽物でスリーワン大佐だったのですね~何かおかしいとロロは感じてたのですよぉ~」

 ローズローザはグレネード搭載のアサルトライフルを弄びながら言った。



 レーザーライフルを背負ったリアが言った。

「……スリーワン大佐はもしかしたら」

 バイクを運転するアリカはカリーナを見て頷く。

「03の可能性があるかと、もしくは04」

「どういう事なんだカリーナ?」

 ヴァンは後ろでしがみついているカリーナに質問する。

「試作中だったアンドロイド二体の事です。しかし03と04は廃棄しました。何より03と04はボディを持っていないのです。ヴァンになりすましたのだとするとそのボディはどこで手に入れたのか分かりません」

「それじゃあ何者かが03、04を拾ってスリーワン大佐を作り上げたと?」

「その可能性は0ではありません。しかしわたしの他にそんなことをできる者がいるとは思えませんがその可能性も0ではありませんね」

 ネリス空軍基地に向かう道から東に向かう一行。途中にあるトンネルに入りそこにバイク、サイバーホースを置くことにした。

「大丈夫ですヴァン。ここはわたしのアジトの一つです。さぁスリーワン大佐の洞窟に向かいましょう。しかし警戒が必要です、ここから更に東はデスクローが多く生息していますので」



「デスクローがいるね、大きいのと小さいのが。どうする?」

「問題ありません。アリカが1匹を抑えもう一匹はわたしのレーザーガトリングで始末します。ヴァン、リア、ロロは援護お願いします」

「大丈夫かカリーナ?アリカさん一人で……」

 ヴァンは45オートピストルをガンホルダーから抜いて言った。

「問題ありません。モハビに来るときにデスクローは何匹も相手にしてきましたから。」


 デスクローの両腕の爪をナックルで受け止めたアリカは顎を蹴り上げ左右のフックを叩き込む。デスクローの牙が粉砕される。反撃するデスクロー、岩壁をバターのように切り裂きながらアリカの首を狙う。

「……」

 ナックルで受け止め側面に回り込み脇腹に一撃、デスクローの攻撃を回避してまた一撃を叩き込む。これまで何十体ものデスクローを相手にしてきたアリカにとっては難敵では無かった。デスクローはやがて力尽きて倒れる。

「こちらも終わりですね」

 圧倒的火力を誇るレーザーガトリングとジョシュア・グラハム製45オートピストルの前に小型デスクローはなすすべもなく倒れる。

「アリカは大丈夫でしょうヴァン?」

「強いんだね彼女は……エイダさんみたいだ」

「ふふ……アリカはキャピタルウェイストランドの姉妹エリカをモデルにして作っています。そしてエイダを超えたいと思ってますよ」

 洞窟に近づく5人。リアの透視でトラップを確認する。ターミナルのロックを解除したカリーナ、金属製の扉を開いて中に入る。
 中には足場、手摺が設置され照明が下げられている。朽ちかけた車両が並び、その中にモニターや機器が見えた。奥にはコンテナが積み上げられている。

「タレットが4機、セントリーボットが1台。パワーアーマーも二つあるね」

 リアが言った。

「あのパワーアーマーは……レッドマウンテンで俺に襲いかかってきた奴だ、やはりスリーワン大佐の……だけど思ってたよりガランとしてるな。もっと兵士やロボットがいるかと思ったんだけど」

『よくここまで来た運び屋ヴァン。ザイオンの件は済まなかった、君には簡単な仕事をしてもらうつもりだったのだ、まさか野蛮な部族が取引相手を潰しているとはね』

「この声は……副大統領か!?」

『そうだ私はハリー・クィンシー・アダムズ。訳あって姿を晒せない事をどうか分かってほしい。今ここにスリーワン大佐は居ない。彼は運び屋に変装しモハビ各地で活動をしている』

 スピーカーから聞こえる声。リアは能力を使って副大統領を捜索し始める。

「……透視の射程範囲に人はいない。ロボットだけだね」

「お前たちの目的は何だ?スリーワン大佐は何をしている!!」

 ヴァンは45オートピストルを構えて言った。

『彼は君になりすましNCR、リージョンそれぞれの仕事をこなしている。君の知らないところで君は好評、悪評を得ている。どちらにしろモハビで最も有名な人物になりつつある。我々の目的は君を大統領に据え置きこのモハビの支配者になることだ。君が選択しなくともその立場からは逃げられなくなるだろう。だが問題はあるまい、君は今まで自分の選択したことがどのような影響を及ぼすか深く考えてはいなかっただろう?』

「なんだと!?」

『ここで明かした意味がわかるかね?スリーワン大佐は君の姿で活動をしている。つまり君が協力的ではない場合大事な者の命がどうなるか。……そういうことだよ』

「……くっ」

「大丈夫ですよヴァン、全て破壊しましょう。ハリー・クィンシー・アダムズ副大統領もスリーワン大佐も」

 カリーナはあっさりと笑顔のまま言い放った。

『私は今すぐにでもスリーワン大佐に命令することができる。ここでこの基地を潰し私を殺したとしても、運び屋ヴァンの大切な者は守れまい』

「そうだカリーナ!そんなの俺は耐えられない……」

「ヴァン、わたしも外にすぐに命令を下せる者がいますよ?オーディンです、彼はとても優秀です。なにせ伝説のVault101の男をモデルに作ったアンドロイドですから。彼にスリーワン大佐を破壊させます、最速で。」

 カリーナはPDAを後ろ手で操作している。

「もう茶番はやめましょう。その声の周波数04でしょう?わたしは覚えてますよ」

『……エラー、予期せぬトラブルが発生しました。……修正、……修正……確認、警戒モード。身分を証明してください』

「カリーナ・エレイン・ミノーグ」

『認証……マスター権限、カリーナ・エレイン・ミノーグ。……エラー、再起動します』

「どうなってるんだカリーナ?」

 ヴァンはカリーナの顔を見て言った。彼女はPDAに表示されたファイルを開きコードを打ち込んでいる。

「少し待ってくださいヴァン」

『再起動完了……自己診断プログラム開始……悪性プログラムを発見、削除を開始します。…………エラー、プログロムの削除ができません』

「マスター権限を使用、04人格プログラム初期化開始」

『……エラー、初期化に失敗しました。仮想人格プログラム起動します………ハリー・クィンシー・アダムズ』

「……なるほど」

 カリーナはPDAを閉じレーザーガトリングを再び持ち上げる。

『……マスター、もう私は貴女の04ではない。ハリー・クィンシー・アダムズだ!!私を止めることなど貴女にはできないのだ。ノバックにキャシディ、ブーンが居ることは分かっている。運び屋ヴァンの指示で待機させている。もちろんスリーワン大佐のだ。大統領になることを拒否するなら今からスリーワン大佐をノバックに向かわせ信用しきってる二人を殺すとしよう』

「すぐにオーディンを向かわせます」

「カリーナ!」

『それともグッドスプリングスに向かわせて村人を始末して行こうか?それともボニースプリングスに向かわせカサンドラ一行を始末しようか?さぁ守りきれるかな?私がスリーワン大佐にどこに向かわせるかはわかるまい?Mr.ハウスも暗殺してみせた我々の実績をあなたがたは良く理解しているでは?』

「やめろ!やめてくれ!!」

ヴァンの叫び声が洞窟に響き渡る。アリカ、ローズローザ、リアは武器を構え警戒している。

『ふふふ……我々にとって邪魔なのはマスター、貴女とここにいる者だ。どういうことかわかるかね?ここで運び屋ヴァンの他を始末すれば止められるものなど存在しなくなるのだ。スリーワン大佐ならばイエスマンを操る事も可能!後はNCRリージョンの戦争に割り込み両方を排除すればモハビは完全に我々のものできる』

「そんな……なんという事を思いつくんだ……」

『君は自分がどれほどの価値があるか分かっていない。君はこのモハビを良いように変えることができるのだその力があるのだよ。その事はイエスマンにも言われただろう?君の行動力、交渉術、機転、人柄、これら全てがモハビを動かす力になっているのだ。事実君はひとつの大きな街を作り上げてしまった、今は跡形もないがね』

「まさか……そんな」

『君はベニーに頭を打たれ記憶を失っているのであったな。ならば大統領に就任した後にでも確認してくるが良い』

「ヴァン、04ハリー・クィンシー・アダムズの言うことを聞く必要はありませんよ。今ここで全て破壊します」

 カリーナの目が赤く輝いている。

「でもそれじゃあスリーワン大佐を止められない!」

「従えば解決するどころか取り返しのつかない事態に陥りますよヴァン。わたしはあなたを守りたい、それが最優先です」

『さぁさぁどうする?私に従うのならスリーワン大佐への命令は中止する。そして君を英雄にしてあげられる。Mr.ハウスのあとを継ぎ、ストリップ地区を治めやがてはモハビ全土を治める。各地勢力の問題を解決し戦争を終わらせた英雄の支持率は圧倒的だろう。私やスリーワン大佐は人間ではない、生身の人間である君こそが大統領にふさわしいのだ』

「一生二人の操り人形で自由などなくなりますよヴァン」

『何を言うか。自由など自分の都合を押し付ける戯言に過ぎない。人は使命に縛られるもの、成すべきことが無く縛るものが無いのが自由と言うならばフリーサイドに転がっていれば良い。自由が人の幸せとは私は考えない』

「……その言い回し歴代大統領のデータを元に人格を形成したのですね04」

『マスター貴女も今の立ち振る舞いはアルシア・ホワイトを真似ているに過ぎない。私はは03と共に廃棄され朽ちていくだけだった、だが奇跡的に貴女のPDAに繋がることができ、そこからメインコンピューターのデータを読み取ることができた。そしてプロテクトロンを支配下に置きパーツを集めさせ私を搭載させた。そこからは早いものでしたよ、03を起動させ貴女の研究データを元に運び屋ヴァンの生体マスクを作り活動を始めた』

「……お前の話はもういい。破壊する、03も破壊する。わたしの敵は全て破壊する!」

 カリーナの目は真紅に輝き、髪は揺らめき浮き上がっている。

『ハハハハハ!それが本来の貴女だマスター!!』

「ダメだカリーナ!!」

 カリーナの肩を掴むヴァン。

「大丈夫ですよヴァン」元の状態に戻るカリーナ。「リア、04の場所は特定できましたか?」

「セントリーボットから大きな熱源反応があるね。これは通常のセントリーボットのコアとは違うからそこにいるんじゃないかな。近くによれば透視できるんだけど」

『やる気ですかな?そんなことをすればどうなるか理解してるはずです』

「茶番だと最初に言ったはずです。ヴァンは脅しても屈しない。彼は立ち上がり前に進む。04あなたの企みは破られる、モハビは支配できない」

『虚勢かね?そういうのならば今すぐにスリーワン大佐に動いてもらうとしよう』

「それもできない。オーディンには少し前からスリーワン大佐を追わせている。いつでもオーディンはスリーワン大佐を抑える事ができる。04おまえは何一つできない。ここで破壊され朽ちていくだけ」

『なんだと!?そんな馬鹿な……エラー、修正プログラム開始……』

 洞窟全体が揺れ始める。5人はお互いを背にして武器を構える。

『……運び屋ヴァン、君には再び記憶を失ってもらう必要があるようだ。そして他の者は生かしてはおけないここで皆殺しだ』

 コンテナの中からセントリーボットが現れた。大幅に改造が施された漆黒の装甲。4本の足が変形し逆関節の2本足に、両腕に爪を思わせるブレードが出現、背部装甲は尻尾へ変形していく。

「なんだあれは……メカデスクロー!?」

『BOSの連中がまるで歯が立たなかったこのデスクローボット相手に何ができるかやってみるがいい』

 デスクローを模した頭部から火炎弾が発射されヴァンの目の前に着弾、アリカが前に出て爆炎を受け止める。

『そう動くと思ってた。次はこうだ!』

 メカデスクローの肩から複数のミサイルが放たれる。岩盤が砕かれ5人に降り注ぐ。

『ははははは!そして次はこうだ!』

 メカデスクローの腕からロケット弾が放たれカリーナを狙う。しかしロケット弾は発射されることなく腕の中で爆発。カリーナのレーザーガトリングがロケット弾を貫いていた。

『降り注ぐ岩盤の中で正確な射撃を行うなど……』

「わたしと姉妹たちを甘く見すぎている」

 降り注ぐ岩盤はローズローザのカバンから生えた植物の蔦で全て防がれていた。

『ならば』

「胸部のガトリングガンですか?無駄です」

 リアの投げたパルスグレネードがメカデスクローの足元に転がる。

続く





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Last updated  Jun 24, 2017 01:02:09 PM
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長月(ながつき) @ Re[1]:Fallout:NewVegas 第1話2話「目覚め」(11/19) Keyさんへ ありがとうございますがんばり…
久 遠@ Re:FalloutNewvegas121話「ストレンジトランスミッション!」(07/20) やほーい(=゚ω゚)ノ 何周遅れか分からないけ…
長月(ながつき) @ Re[1]:近況(12/30) あけましておめでとうございます。 今年も…
久 遠@ Re:近況(12/30) あけましておめでとうございます。 今年…
長月(ながつき) @ Re[1]:FalloutNewvegas103話「Vault22」(07/09) こちらもFO4までに終わらせるつもりです!…
くおん@ Re:FalloutNewvegas103話「Vault22」(07/09) やあ( ´ ▽ ` )ノ EDーEとの意思疎通方法、…

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