Greeting Cards from.....

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July 30, 2025
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カテゴリ: 札幌の記憶
夕方、新函館北斗駅から特急に乗って札幌に向かった。



僕がまだ子供だった頃、仙台から札幌に帰る時には、夕方4時半頃に函館駅を発ち、夜8時半頃に札幌駅に着く特急北斗に乗ることが定番だった。

朝7時に仙台発の急行くりこまに乗って、青森まで約5時間。ぞろぞろと桟橋を歩いて青函連絡船に乗り込んで、函館まで約4時間。
そして函館から特急北斗に乗って、その日のうちに札幌に到着。
今思うと大旅行だけど、当時は子供心に「早い、速い、かっこいい!」と感じる帰省旅だった。

北海道から内地に引っ越した頃、僕は内地の方言に余り馴染めなかったし、湿度の高いモヤッとした空気と輪郭のはっきりしない風景にもスッキリしないものを感じていた。
一言でいうと、北海道に戻りたかった。

だから、特急北斗の車窓から見える夕方の北海道の風景と、故郷に向かってひた走るディーゼル特急のエンジン音は、強烈なワクワク感と共に記憶に残っている。



この日、当時とほぼ同じ時間に同じ路線を走る列車に乗ることができた。

そして僕が大好きなディーゼルエンジンの加速音は列車の形は変わっても健在だった。

うろ覚えだけど、特急でも長万部で駅弁を買えたこととか、貨物列車に追い抜かれるための停車時間があったこととか、昔のことを少しだけ思い出した。





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Last updated  July 30, 2025 12:00:18 AM
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