November 19, 2006
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不登校の子どもたちと接していて思うのは、


学校に行かないことは問題じゃない。
出会いが少ないのは問題。です。

不安が多く、常に不安が先行するために、
結果的に学校も含め、出会いが少なくなってしまう。
一方で、不安を解消するのも出会いなんですね。
そんな堂堂巡りの状態が「不登校」なのかな、と思います。


不安が出ないようにするには?

積み重ねられた成功経験しか、不安に勝てるものはありません。
「自信を持て」と言われて持てるようなものではないから。


なぜ、不登校の子がイルカと泳いで自信を持つのか?

成功経験だからです。

イルカは大きく、強く、自由な存在です。
それはイルカの生態や解剖学など知らなくても、
水中で見れば感じられるイルカの存在感です。
頑張っていないと消えてなくなってしまいそうな自分を、
そのイルカたちがしっかりと見て、存在を認めてくれた。
自然界との「一体感」を感じられた。
そう感じられる経験が、何よりもの成功経験なのだと思います。


別にその子たちが弱いわけじゃない。泣き虫なわけじゃない。
それだけ「頑張ってきた」んです。


高校生くらいまでに成功経験の積み重ねが少なかった、
不登校の子たちを1週間預かって、何ができるでしょう?
やっぱり、成功経験を積み重ねてあげるしかないんですね。




成功経験は「見つけさせるもの」だということです。

成功経験はすべての経験にあります。
「海に行った。泳げなかった。」
失敗にしか見えないこの経験の中にも、成功経験は確かにあるのです。
- 怖かったのに、とにかく水の中に入った。
- ゴム臭くて嫌だったのにスノーケルをくわえてみた。
- 浮きにつかまって、足の立たないところまで連れて行かれた。
などなど。
「誉める」というのは、ウソをつくことではなく、
「できた部分」を認めてあげることだと思います。

大人が見つけてあげないと、子どもは自分では成功経験を見つけられないんです。

1位を取った。賞をとった。いい成績とった。
そんな、誰にでも分かる成功経験を味わえない子はたくさんいます。
「見つけてあげる」こと。
できた部分を教えてあげること。です。
逆にいい成績をとるような成功経験ができる子でも、
結局それを認めてくれる人がいないと、
どこか心に穴があいたままになるものです。
高校生にもなって、もしくは大人になっても、
この「物足りなさ」を感じている人はたくさんいます。

不登校児の親がそれに気づくと、自責の念にかられます。
「今まで何も見てあげられていなかった」と。
でも、成功経験は、
気づいたときから積み重ねるしかないのです。
気づけたことに感謝して、積み重ねればいいんです。
今からでは遅いとか、間に合わない、という問題ではなく。
成長には足し算しかないんですから。






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最終更新日  November 19, 2006 10:39:59 PM


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