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みんな『 普通 』という名の条件付けの元に生きていいる『 普通 』であることは確かに落ち着くだろう何の危険も冒さず無意識に生きる事は可もなく不可もなくただただそこに留まり続けることだ失うものも無ければ得るものも無いだろう私の人生はそうではないこの生を得たその日から一日として” 普通 ”な毎日を送ってはいない間違いない。どうして私は私に生まれてきたのかと考えない日は無いだけどそれは私だけではないのだ。この世に生きるおおよそ全ての人達がそうなのだ。誰一人りとして” 普通 ”の人生など送ってはいない。子供が欲しくても子供を授からない夫婦。望んでもいないのに子供を授かってしまった女達。結婚したいのに相手が見つからない男女。愛する家族があってもそこに愛を見つけられない人達。仕事をしたいのに仕事を得られない人々。働いても働いても満足な暮らしを得られない人々。障害を持って生まれた人々。若くして致命的な病に患っている人々。いつ死んでも良いと言う程長生きしているのに、いつまでたっても死ねない人々。誰一人、普通の人など存在しない。普通の人など存在しない世の中から生まれる人生が、どうして普通であり得るのか?人間は、様々な条件付けを与えられて育つ。そんな条件付けの中で一生を終えるならば、おそらく私はこの世に生まれてくる必要は無かった。今、私はロシアンボーイと愛し合っている。だけど、この愛が昇天することはないだろう。ロシアンボーイは、世間体を気にし、普通でありたいと、ノーマルでありたいと思っているのだ。私達が実際に出会うことはもうないだろう。彼には自分自身よりも大切な世間体があり、周囲の目がある。自分の人生なのに、世間の為に生きるのだ。くだらない条件付けの元に生きる人生を、彼は送ろうとしている。私には何も言えない。彼の人生だ。私は彼にどんな条件も提示しない。彼が自分で選び、自分で決め、自分で実行する他に、彼自身を生きる事は出来ないのだから。彼がどんな答えを選ぼうとも、私は彼を理解する。
2008.08.25
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