2003.11.25
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中村不思議はオレであることには変わりはないけれども、非日常的だ。日常を中村不思議というフィルターで透過させ、非日常的にしてしまいたいときの道具であり、言い訳であるともいえる。睡眠や食事や仕事やセックスのときにオレが中村不思議であることはありえない。人ごみの中で孤独を感じたり、酔って感傷的になったり、想像の中に浸りたいときなどに発動する危機回避装置が「中村不思議」であるといっていい。つまり普段の生活や仕事に対して、中村不思議は非日常だ。

その非日常を、日常だけで接点のある友人に伝えてみることにした。わかりやすくいうと、仕事仲間に、このサイトを見せてみることにしたのだった。
中村不思議としてのオレをいわゆる外部の人間に知らせることについてはだいぶ迷った。迷ったが、知らせることのリスクよりも、新鮮で正直な評価をしてもらうことをオレは選んだ。
彼女は、オレの仕事仲間で知っている限り、最も説明の必要がないと思われた。それでもかなり長い時間と言葉を使って前置きをして、彼女が密かに書いたという旅行記を読む権利と引き換えに、このサイトのURLを交換したのだった。

酔っ払っていたから正確なことは覚えていないが、「思想的にはかなり偏っているけど、まあOK」という評価をもらった。
偏っているというか、オレのデタラメなところを、言葉を選んで評価した挙句のことだろう。なんとなく次の日会社へ行っても、拒絶されていないみたいだから安心した。

その女を、12/4の宴会に呼んでみた。
フランスとか、自転車板の仲間とか、mimiとかが来る宴会に、仕事の同僚を誘った。このデタラメで全くまとまりのない集団の中に投入しても、きっとハマってくれるだろう、という打算のもとに誘ったとはいえ、どうなるか、果てしなくわからない。爆弾かもしれないし、養鶏かもしれない。全く未知数だが、異物であることには変わりはない。
純度の高いところに異物を投入する仕事は、嫌いではない。





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最終更新日  2003.11.26 01:04:56
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