2004.08.25
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カテゴリ: カテゴリ未分類
株を始めると宣言してから3日、思い立った日から5日経った。
8月25日。日付を気にすることはあまりなかったが、重要かも知れないと思うようになった。
この5日の間、とにかく本を読んだ。
株や経済に関する本を買い込んできて、泥縄式に読み漁った。
「だまされないために、わたしは経済を学んだ」
「ヘッジファンド」
「東大生が書いたやさしい株の教科書」
「渋沢家三代」
「ネコでもわかる株入門の入門」

「株式市場の科学」
「株式用語1000辞典」
「経済ってそういうことだったのか会議」
「失われた10年を問う」
「メガバンクの誤算」

全部で11冊買ってきて、そのうち上から7冊読んだ。
辞典は読むつもりがないので、10分の7、70パーセントは読んだ。1日1冊以上ということになる。
読んだ端から忘れてゆくから、同じようなことが書いてある違う本で復習することになる。記憶力がほとんど皆無だから、反復トレーニングで身体に覚えさせてゆく。
入門書と専門書は交互に読んだ。直近の目的とはかけ離れてるようなエッセイや対談集も織り交ぜて読んだ。
前の日記は「だまされないために、わたしは経済を学んだ」の村上龍の文体を真似てみたのだったがうまくゆかなかった。
とりあえず結論としていえることは、いまだに重要なことは何一つ身についていないということだ。


自分がどうしても受け入れられない方式や戦術や思想があることもわかった。
まず方程式のような科学的なことは受け入れられないし、「誰でも気軽に始められる」というようなフレーズも気に入らない。あと「日本経済に貢献」とか、「集団としての利益」とかいう言葉も嫌いだと思った。

競馬を始めようとしていた頃に似ている。
「弱もちあい」とか「強気」とか「ローソク足」という言葉は、競馬でいう「うまなり」とか「かかりぎみ」とか「馬柱」だ。
19とかそれぐらいの頃に、競馬を始めようとやっぱり本を読みあさった。実際に始めてからも、本を買って読み続けることをやめなかった。本になにか、勝つ方法が書いてあると信じこんでいたからだった。そんな「方法」自体あるはずがないとわかったのは、つい最近のことだ。


やはり本を読むことから始めたが、将棋の本には競馬と違って、勝つ方法が書いてあった。その方法をアタマに叩き込んで実践に臨んだ。
しかし思うように勝てなかった。
相手が、本にはない手ばかり指すからだった。

株はどうなのだろう。
人の考えることだから、馬よりも確実性がありそうだ。
対戦相手がいるとはいえ、1人ではなく複数だから、あまり意味不明な手は指さなそうだ。
不確定要素は、ほとんどないような気がしているが、まだスタートラインにも立っていないし、わからないことがほとんどなくなるまで、何年もかかりそうだという感じはある。

本の読みすぎによる急性中毒なのか飲んだ酒が悪かったのか、今日はは朝から胸焼けがして一日中ふらふらだった。
明日からまたがんばろう。





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最終更新日  2004.08.26 00:53:24
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