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どうも、からだのエンジニア 鍼灸師 藤井崇次です。 最近、徒手調整ネタが続きましたので、本職ネタで本日はお話したいと思います。 そういえば、ここのアクセス解析のレポート詳細を見てみたんですがなんか異常に『鍼灸のデメリット』という記事に対するアクセスが集中しています。 正直な話、そんなにデメリットの起こる様な施術を提供している施術者が多いとは思わないので、通常はそんなにデメリットって強調されるものではないのですが、……奇妙な話に思います。 ちなみに高麗手指術こと手のひら鍼療法は、”手で施術が完結するので、服を脱ぐ必要もありませんし、危険部位もありません。手さえ使えればよく寝転がっていても、座っていても施術可能と施術姿位を問いません。手の甲側の一部で深く刺すと異感覚が残りやすいのですが、専用の鍼ならば刺さるのはわずか1mm前後なので深くは刺さりませんので安全です。 同じく瑞金療法協会の提唱する金鋒療法と組み合わせをすると刺鍼本数もかなり軽減できなおかつ、手指鍼術が苦手な筋硬結に対する効果も期待できます。が、いかんせん道具の入手が面倒です。 ちなみに日本で普及しなかった理由は、なによりも”専用の道具”がいること。そして元となっている鍼灸理論が若干異なること、手に施術するだけで良くなるという確信がなかなか持てないこと、最後に一般的な治療院で扱う肩こり、腰痛などの特に神経痛ではなく筋硬結により引き起こされているものに対して相性があまりよくないことがあげられます。※結果的に改善はするのですが、直接的に筋硬結(こり)を緩める効果はなく、自律神経系への作用、全身の筋緊張緩和方向への反射作用、血流改善、疲労回復、その結果としての筋硬結の減少となるので些か遠回りに感じられてしまいます。 とまあ、得意不得意がはっきりしている高麗手指術術ですが、頭痛は得意分野と言ってもよいです。外傷=怪我でない限り、基本的には神経系統の症状ですからね。 専門的な話をまずすると、難治性の場合は五運六気体質をとかなるのが正式なやり方になるのですが、これは運命学(占いに近い)の話が入ってくるのでさくっと割愛します。1.症状について話を伺う2.家族環境について話を伺う3.仕事について話を伺う4.飲食、睡眠については話を伺う5.主として過敏圧痛を頼りに相応点を探す。6.陰陽比較脈診により陽証/陰証などを振り分ける。7.三一体質をお腹の反応で確かめる。8.統治処方/五治処方のいずれを採用するかを決める。9.八性穴(奇経療法に相当)などを絡めるかを決める10.刺絡が必要か否かを決める。※泰心堂では基本刺絡が必要となる顧客は来院していない。11.処方を整理して、総刺激量に注意して刺鍼。12.10~30分置鍼または冷感、発汗、気分の変化などに留意して終了時間を決める。13.抜鍼14.難治性の場合は”こまつ式高麗手指術”の手順に従い二度刺しなどが入ることもある15.終了専門的な手順はこういう感じ。で、自宅でのケアとして基本方と呼ばれる処方と相応点に対してお灸をすえるように指導するまでがセット。 なおセルフケアでなんとかしたいという人は、頭痛の場合は中指の指頭(末節の上半分)の範囲を指の中心に向かってボールペンのペン先などで”圧して”みる。 ポイントは押すのではなく”圧す”であるところ。力を込めてぐりぐりとではなくて、ペン先相当の器具を持つ手の重さを加える意識で圧していくこと。 丹念に両手の中指の指頭を探って、周囲に比べて明らかに痛みがある点を過敏圧痛点と呼び、ここが第一の施術ポイント。ちなみに二番目以下は、硬結=かたいところ、温度異常=触ると熱い/冷たい、傷となります。 ツボ圧しで行うのなら、痛圧刺激=少し痛いかな?からチクンと痛みが出る程度の刺激で深呼吸2~3回を数回繰り返す。 推奨はお灸。火傷(やけど)に注意をしながら、「熱ッ」となる程度にすえる=刺激するのがコツ。 これを一日数回繰り返す。ただし、お灸でやる場合、火傷、水ぶくれが出た場合は治るまではやらないこと。 人によっては鎮痛剤を飲むより早く、痛みが治まる人がいます。 ただし、ハンマーで殴られたかのように痛みが走るものや、長引くもの、頻繁に起こるものは一度専門にに診せてくださいね。
2017年03月26日
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どうも、からだのエンジニア 鍼灸師 藤井崇次です。先日は、めまい・頭痛の方のための徒手調整術のキャンペーンへのご協力ありがとうございました。4月度も若干名ですが、受け入れたいと考えておりますので、ご興味のある方がいらっしゃいましたら、是非ご紹介ください。さて、本日のお話、病の原因=蓄積疲労とは? というお話。ええと、専門家としてとなると実はいろいろと複雑な話や立場、派閥の話などがあるのでとても大変なんですが、一般向けにはそこまではいらないと思いますので、できるだけ簡単にお話したいと思います。1.人は生まれて死ぬ(精気、生命力は逓減する)2.生きている以上、疲労する3.人の生活は、食べる(栄養補給)、寝る(修復、維持行動)、動く(肉体的活動、物質的活動)、考える(精神的活動)で構成される4.環境条件(外因)による負担に晒されている。5.心理的な負担(内因、いわゆる心理的ストレス)を自ら作り出す6.生物は出生→成長→衰退→死の過程を経るが、その過程の中でできるだけ良い状態を保とうとする7.良い状態を保てなくなると、病となり、いずれ生命力が枯渇し、死に至る。ざっくりというとこんなサイクルをそれぞれ繰り返していると言われているわけです。体の状態を維持しようとする力、あるいは修復しようとする力のことを○生命力(イネイト)○自然治癒力(vis medicatrix naturae、ギリシア医学→現代医学)○復元力(ほねつぎなど)○還元力(整体の一部)○気血栄衛の作用(東洋医学)などと言います。自然治癒力を東洋医学用語だとする人もいますが、元ネタがヒポクラテス「自然こそが最良の医者である」なので×。そもそもわざわざ自然治癒力などという言葉を使う必要がないのが東洋医学。詳しい話は復刻版がでていと思いますので、マックス・ノイブルガー『自然治癒力学説史』1926年などで学ぶとよいかと思います。ちなみにざっくりとした流れは内部環境の維持を提唱したクロード・ベルナール→ホメオスタシス(恒常性の維持)を提唱したウォルター・B・キャノン→各学派という感じですね。まあ、細かい話はおいておいて、ざっくりと人の体は安定した状態を保とうとすると考えてください。なぜ、良い状態としないのかは、相対的なお話で誰もが認める健康状態がその人にとって安定した状態とは限らないし、病の程度によっては一足飛びに理想の状態を望めない場合、あるいは安定しているがゆえにその状態に留まってしまうケースがあるから。その辺の話は詳しくなるのでここまでにしましょう。ざっくり話に戻ると回復力 ≧ 日々の疲労(環境ストレス、精神的ストレス、肉体的ストレスであれば日々元気でいられるのですが、回復力 < 日々の疲労になると、疲労が残ります。この疲労は回復できなかった余剰ですから、次に繰り越されます。回復力―蓄積した疲労 < 日々の疲労↓さらに疲労蓄積という悪循環を繰り返して病の状態になると考えます。つまり、東洋医学ー鍼灸術でいう、五蔵(肝之病、肺之病とかいうやつ)がどうとかいうのも要は、蓄積疲労状態からだの症状派生パターンということですね。なので、施術の目的としては最終的にこの蓄積疲労をいかにして解消していくかという面と、蓄積疲労がたまらない状態へどうやってもっていくのかの2種が大事ということになります。少なくとも泰心堂では。まとめ○体調不良や疲労を感じたら、蓄積疲労を疑いましょう。○蓄積疲労の解消には、良質の睡眠、適度な食事、適度な運動が必要。○睡眠、食事、運動で解消されないようであれば定期的に施術を!ああ、最後は宣伝になってしまいましたね。では、今日はこの辺で
2017年03月16日
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