第48回智麻呂絵画展
智麻呂ファンの皆さまにはながらくお待たせいたしました。本日は銀輪散歩のついでに智麻呂邸を訪問。新作を仕入れて参りましたので、先日の分と併せて全11作品一挙公開であります。相変りませず多数のご来場お待ち申し上げます。
(風船唐綿・フウセントウワタ)
風船唐綿は第21回絵画展でもその作品がありますが、今年もご近所の奥様が絵の題材にとお届け下さったものです。
冬近み はや綿入れの 支度らし
風船唐綿 膨らみゆけば (偐家持)
(ホトトギス)
冬春は 知らず夏鳴く ホトトギス
花もよかりき 秋にぞ咲ける (偐家持)
(オンシジウム)
四季問はず 黄金に咲くや オンシジウム
よき脇役の ゆかしその花 (偐家持)
(柿ー1)
この柿は先日の偐家持・偐山頭火の銀輪散歩の際に河内飛鳥川の畔にて手土産にと買い求めたもので、次郎柿ですな。次郎柿は富有柿、平核無柿に次いで生産量第3位の柿らしいです。生産量で言うなら三郎柿というべきでしょうかな(笑)。その約8割が愛知・静岡両県で生産されており、豊橋市が日本一の生産量です。もっとも、これは河内飛鳥の次郎ちゃんですが・・。
富裕
でも 平
氏でもなき 次郎柿
苦労
すも よし
つね
にもなくば (偐次郎物語)
(虎)
来年は寅年ということで智麻呂氏も虎に挑戦。来年のタイガースはこの虎の如く強く荒々しくあれ。トラぬ狸となるなかれ。
虎吼えよ 燃えよ
明日
の
六甲
の山
熱き
男
の 打ちてし止まむ (明日のジョー島)

(アケビ)
このアケビは例によって小万知さんの手土産ですな。智麻呂氏の絵心を刺戟するすべを一等心得て居られるは小万知殿とお見受けいたしましてござりまする。
三人 の をみなが笑ふ 木通 の実 (筆蕪蕉)
(アロエ)
フィリピンの大統領ではありませぬ。アロエであります。
効能は 様々なりて 医者いらず
アロエをまねて みたくもアロヨ (フィリピーノ )
(サンドマメ・サヤインゲン)
関西ではフジマメ(藤豆)をインゲンマメ(隠元豆)、隠元豆を藤豆といい、サヤインゲン(莢隠元)はサンドマメ(三度豆)といいますな。隠元豆というは隠元禅師が明から我が国に伝えたということからと言われていますな。
(山菜のり)
これは、智麻呂絵画の熱烈ファンでもいらっしゃるF夫人のお土産です。丁度お礼の絵手紙が投函される前に撮影できました。
(桜葉もみぢ)
上のもみぢ葉と下の柿は屋外にての写生であります。車椅子から枝を見上げながらの写生はさぞ首が疲れたのでは、と推量いたしますが、桜の枝は、恒郎女様曰く「手折れ」と智麻呂氏が要求されたとか。きっと首がだるくなったのでしょうな。でもそのままにて写生は完了いたしました。
(柿ー2)
柿三つ 食はぬさきから 首痛し
一茶もせずて 描きや尽くせり (中林三柿)
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