銀輪散歩で見掛けた珍しい蜘蛛です。
人生楽ありゃ、蜘蛛あるさ、
などと駄洒落を呟きながら写真に撮り、
さて何という蜘蛛かと
調べてみると、
蜘蛛ではなくサソリやダニに近い虫、ザトウムシでありました。
どう見ても蜘蛛ですが、蜘蛛にしては足が異常に長過ぎる。
身体が頭部と腹部に分れてなくて寸胴一体型。糸を吐かない。
しかし、ちょっと見は、やはり蜘蛛ですね。
「蜘蛛隠れにしダニの虫かな」(雲隠れにし夜半の月かな)、
という駄洒落にもなりますかな(笑)。
ザトウムシ
ザトウムシにも色々と種類があるようです。
これは、オオナミザトウムシ、オオナガザトウムシ、マザトウムシのどれかだろうと思いますが、写真からは何とも分からない。
一応、オオナミザトウムシということにして置きます。
実際に目にしたのも、身体部分は米粒かそれ以下という極めて小さなものであったので、よくは見えませんでした。蜘蛛の一種という思い込みから、よく観察しなかったのが悔やまれます。責めてもっと接近して撮影して置けばよかったですな。
ザトウムシの生態を紹介した動画は
コチラ
からどうぞ。
まあ、蜘蛛が苦手なお方にはお薦め致しませんが・・(笑)。
オオナミザトウムシ (2)
posted by (C)
けん家持
このザトウムシは足が5本しかない。本来は8本であるから、外敵に襲われて3本を無くしたのでしょうか。手負いの、いや、足負いのザトウムシであります。
オオナミザトウムシ (3)
posted by (C)
けん家持
ザトウムシは殆ど目が見えず、その細長い足で微細な振動を感知することによって、外界の状況を察知しているのだという。足自体が触角(いや、聴覚と言うべきですかな。)の働きをしているのですな。
長い足で前方を探りながら進むので、座頭のよう、ということで座頭虫という名が付いたらしいが、実際の動きは、そんなたどたどしいものではなく、とてもスムーズで素早いものである。
まあ、何にしても奇妙な虫である。
デザイン的にも面白い。
この虫の設計を担当した神様はなかなかセンスが良いと思う。
今度お目にかかることがあれば、じっくり観察させて戴くことと致しましょう。(ザトウムシ「よした方がよござんすよ。」)
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