偐万葉・LAVIEN篇(その4)
本日は偐万葉・LAVIEN篇(その4)であります。偐万葉シリーズとしては第259弾となります。
ブロ友lavien10氏とは、同氏が当ブログをお気に入りに登録下さったのが2013年11月で、小生が初めて同氏ブログをご訪問申し上げたのが同年12月6日、それ以来のお付き合いになりますから、2年半程度のお付き合いになります。
偐万葉でのlavien10氏の呼び名は、当初「ラビ麻呂」として居りましたが、ご本人がこれを「羅美麻呂」と表記されましたので、以後は「羅美麻呂」と呼ばせて戴いて居ります。
<参考>過去の偐万葉・LAVIEN篇は コチラ
からどうぞ。
lavien10氏のブログは
コチラ
からどうぞ。
偐家持が羅美麻呂に贈りて詠める歌19首 並びに 羅美麻呂が贈り来れる歌1首
膝痛も 長きにあれば
莫逆
の
友と言ふべし 不足はあらじ (家持膝栗毛)
マンホール 気にすは変人 ビヤホールに
目行く羅美麻呂 まともなりけり
(身も蓋もなき家持)
羅美麻呂が贈り来れる歌 1 首
長月は 西も東も 名月や
ココロも丸く おだやかなれと (羅美麻呂)
偐家持が返せる歌 1 首
名月や 芋また豆も いかがせむ
さまでまろくも なれぬ心の (偐迷月)
一億も 総活躍の 空言に そぞろ銀座も 寒き秋風 (空言大語)
わが背子は 銀座の散歩 難波なる ヤカモチわれは 銀輪散歩
(銀座)
わが庭の 秋はたけぬれ 野牡丹の 花はまだかと 待ちつつぞ居り
マンホールも 旅にしあれば その絵柄
一期一会の 景色なるらむ (蓋家持)
羅美麻呂が作りたる句(第 3 ~ 5 句) に偐家持が上 2 句を付したる歌 1 首
はろばろと 佐渡ゆ来たりし
柿林檎 歯にしみとほる 里の味かな
偐万葉掲載に当り改作したるは下記。
柿林檎 歯にしみとほる 里の味
はろばろ佐渡ゆ 今年も来たる
(モミジバフウの実)
生きるとは 節目節目を 生き抜いて
節々痛く なることなるか (落ち目家持)
万葉の 岬の坂は 失走し 失笑買ひつつ 押して行く老い (相生老)
月に吼える 青き猫にも あらざれど 背子や今宵は 月にし向かふ
吼えろとて 月は照らすに なくあるに
なにをやかこち なにをやなげく
(本歌)なげけとて 月やはものを おもはする かこち顔なる わが涙かな
(西行 千載集 926
小倉百人一首 86
)
(冬の月)
ほどよしを よしとはたれも しるなれど
ほどのほどをば しらぬもあるか
たるをしる ことなかりしを 貧乏と いいこといへる うるぐあいの人
(富士山)
春花の ためにはなにか 惜しからむ 急坂銀輪 身はなづむとも
(本歌)大君の ためにはなにか 惜しからむ 薩摩の瀬戸に 身は沈むとも
(月照上人 辞世の歌)
銀輪の ヤカモチわれは あるなれど
似合はぬ銀座は 走らぬものぞ (銀輪家持)
新宿は わが青春の きづあとを
とどめ悲しき 街にもあれる (追想家持)
(新宿)
益荒男と 思ひしわれも 老いぬれば
若きは気ばかり
鈍
の益荒男 (鈍家持)
猫の手を 借りてしばしの 猫だまし
ニャンと
手水
の 巻紙なるか (掻本ニャン麻呂)
あしひきの 山鳥の尾の しだるごと
ながながし紙 ひとりかも巻く (掻本ニャン麻呂)
(本歌)あしひきの 山鳥の尾の しだり尾の
ながながし夜を ひとりかもねむ
(柿本人麻呂 拾遺集 778
小倉百人一首 3
)
(猫とトイレットペーパー)
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