こんにちは(^-^)

以前 金色堂を訪れた時の様子が 思い出されます。
車を降りて なかなかの距離を歩きましたよね。それで 義兄が父をおぶって 歩きました。
その二人は もうこの世には 居ませんので 懐かしいです。
このきらびやかなお堂を見せてもらって 父は喜んでいたでしょう。 (2026.09.25 16:30:25)

偐万葉田舎家持歌集

偐万葉田舎家持歌集

2026.09.24
XML
カテゴリ: 銀輪万葉
<参考> ​ アメブロ版偐万葉田舎家持歌集目次
(​ 承前 ​)
 前頁の続きです。今日、9月16日は中尊寺に向かいますが、前日の毛越寺庭園散策で腰痛が酷くなったみたいなので、旅館でタクシーを手配して貰い、中尊寺に向かうこととしました。
 玄関先の喫煙場所で電子タバコを一服しているとタクシーがやって来ました。荷物は旅館に預け、杖だけを持って蓮池下の駐車場まで行き、そこでタクシーを下車。そこから拝観券発行所までの坂道をとぼとぼと杖つきながら上ります。
 拝観券を購入し、パンフレットを受け取って金色堂へと向かう。
​ ​
(中尊寺・パンフレット1)
​ ​
(同上・パンフレット2)
 金色堂へは左手に進むが、右手を見ると阿弥陀堂と鐘楼が目に入ったので、先ずこれらを撮影する。
​ ​
(同上・阿弥陀堂)
​ ​(鐘楼)
​ ​
(同上・梵鐘説明碑)
 踵を返して、金色堂へと向かう。
 今回の平泉銀輪散歩は、芭蕉の「奥の細道」に誘われてのものであるので、金色堂は外せない。参考までに「奥の細道」の平泉の段の全文を掲載して置きます。

三代の 栄耀 ( えいえう ) 一睡 ( いっすい ) の 中 ( うち ) にして、大門の跡は一里こなたに 有 ( あり ) 。 秀衡 ( ひでひら ) が跡は 田野 ( でんや ) に 成 ( なり ) て、 金鶏山 ( きんけいざん ) のみ形を残す。 先 ( まづ ) 高館 ( だかだち ) にのぼれば、北上川南部より流るゝ 大河 ( たいが ) 也。 衣川 ( ころもがは ) は 和泉 ( いづみ ) が 城 ( じやう ) をめぐりて、高館の下にて大河に 落入 ( おちいる ) 。 泰衡 ( やすひら ) 等が旧跡は、 衣 ( ころも ) が 関 ( せき ) を 隔 ( へだて ) て、 南部口 ( なんぶぐち ) をさし堅め、 夷 ( えぞ ) をふせぐとみえたり。 偖 ( さて ) も義臣すぐって 此城 ( このしろ ) にこもり、 功名 ( こうみやう ) 一時 ( いちじ ) の 叢 ( くさむら ) となる。「国破れて 山河 ( さんが ) あり、 城 ( しろ ) 春にして 草 ( くさ ) 青 ( あを ) みたり」と、笠 打敷 ( うちしき ) て、時のうつるまで 泪 ( なみだ ) を落し侍りぬ。

夏草や 兵 ( つはもの ) どもが夢の跡

卯 ( う ) の 花 ( はな ) に 兼房 ( かねふさ ) みゆる 白毛 ( しらが ) かな  曾良

兼 ( かね ) て耳 驚 ( おどろか ) したる二堂開帳す。 経堂 ( きやうだう ) は三将の像をのこし、 光堂 ( ひかりだう ) は三代の 棺 ( ひつぎ ) を納め、 三尊 ( さんぞん ) の仏を 安置 ( あんぢ ) す。 七 ( しち ) 宝 ( ほう ) 散 ( ちり ) うせて、 珠 ( たま ) の 扉 ( とぼそ ) 風にやぶれ、 金 ( こがね ) の柱 霜雪 ( さうせつ ) に 朽 ( くち ) て、 既 ( すでに ) 頽廃 ( たいはい ) 空虚 ( くうきょ ) の 叢 ( くさむら ) と 成 ( なる ) べきを、四面 新 ( あらた ) に 囲 ( かこみ ) て、 甍 ( いらか ) を 覆 ( おほひ ) て風雨を 凌 ( しのぐ ) 。 暫時 ( しばらく ) 千歳 ( せんざい ) の 記念 ( かたみ ) とはなれり。
   
五月雨 さみだれ の 降 ふり のこしてや光堂
<参考>上記の現代語訳は​ コチラ ​をご参照ください。
​ ​

(同上・金色堂覆 <さや> 堂遠望)
 ここから行くのが金色堂への本来の入口なんだろうが、右手に進み拝観券を提示する入口から遠回りしての入場となります。
 金色堂の手前に宮沢賢治の詩碑があったので立ち寄ります。
​ ​
(同上・宮沢賢治詩碑)
​ ​
(同上・詩碑)
 副碑によると、この詩碑は、金色堂建立850年を記念して昭和34年(1959年)に建立されたものとのこと。
​ ​
(同上・副碑)
​ ​
(同上・金色堂の
覆堂 さやどう )

金色堂の覆堂の東側に沿って裏へと回る。覆堂の入口は裏側にあるのだが、その手前にあったのが、念仏行人阿波之介の舎利塚。

​ ​
(同上・念仏行人阿波介舎利塚)
<参考>​ 阿波介 ​・新纂浄土宗大辞典
  覆堂に入ると、燦然と輝く金色堂と本尊の阿弥陀如来、脇士の観音菩薩と勢至菩薩、それらを囲む形で六体の地蔵菩薩と持国天・増長天。
 「皆金色」の極楽浄土を表現しているとのことですが、見事な眺めであり、荘厳此処に極まれりであります。

金色 ( こんじき ) に  荘厳 ( しやうごん ) されて まばゆければ
光堂 ( ひかりだう )
とぞ 呼ばれけらしも (金色家持)

 金色堂は藤原清衡により天治元年 (1124年) に建立されたものであるが、「吾妻鏡」に所収の「寺塔已下注文」 (奥州藤原氏滅亡直後の文治5年<1189年>に、中尊寺経蔵別当心蓮が源頼朝に差し出したもの) に「金色堂上下四壁は皆金色なり」の記載があるとのことで、当時からこの阿弥陀堂が金色堂という名で呼ばれていたことが分かる。光堂というのは近世以降の俗称である。
<参考>​ 中尊寺 ​・Wikipedia
    ​ 中尊寺公式ホームページ

    ​ 中尊寺金色堂 ​・Wikipedia
​ 観光客は、
裏側 (南側) の出入口から覆堂内に入り、表側 (北側) の出入口から退出するようになっている。
​ ​
(同上・芭蕉句碑)
 金色堂を出たところに芭蕉句碑。
五月雨の降のこしてや光堂
 元禄2年
(1689年) 5月13日 (新暦6月29日) 、おくのほそ道の旅で芭蕉が詠んだ句。時に芭蕉46歳 (数え年齢) である 。
<参考>
曾良旅日記「(五月)十三日、天気明。巳ノ尅ヨリ平泉ヘ趣。・・高館・衣川・衣ノ関・中尊寺・(別当案内)光堂(金色寺)・・・」
 芭蕉句碑の斜め向かいにあったのが昭和天皇御製歌碑。
​ ​
(同上・昭和天皇御製歌碑)
みちのくの 昔の力 しのびつつ
         まばゆきまでの 金色堂に佇つ (昭和天皇御製)

​
(同上・経蔵)
​ ​
(同上・経蔵説明碑)
 経蔵の撮影では建物前でスマホ画面を眺めながら長らく楽しそうに立ち話をされている男性二人組が立ち去るのを辛抱強く待って・・(笑)。
​ ​
(同上・関山天満宮)
 関山天満宮から旧覆堂への坂道を上ります。
​ ​
(同上・芭蕉像と奥の細道碑)
 旧覆堂の手前にあったのは芭蕉像と奥の細道の碑。
​ ​
(同上・旧覆堂)
​ ​
(同上・旧覆堂説明碑)
 現在の覆堂は昭和38年(1963年)に建築され、それに伴って旧覆堂はこちらに移築された。
 芭蕉が見たのはこの旧覆堂の中の金色堂であったということになる。
​ ​
(同上・旧覆堂を別の角度から撮影)
 旧覆堂から、釈迦堂・弁天堂を経て、拝観券発行所のあった讃衡蔵 (宝物館) の展示室に入館。
 そろそろ腰が限界を迎えたようであります。
​ ​
(中尊寺九百年・讃衡蔵展示室の出口前ディスプレイ)
 讃衡蔵展示室を退出し、外に設けられているベンチで暫し休憩であります。
 これ以上歩き回るのは無理とみて、電話でタクシーを呼び、旅館・舞鶴経由で平泉駅前に戻ることとする。
 このアト駅前から衣川方面へ銀輪散歩するのですが、続きはページを改めることとします。(つづく)
<参考>過去記事、銀輪万葉・その他篇は​ コチラ ​。
    (東北地方銀輪万葉は、その他篇に収録)
    フォト蔵アルバム「​ 2026.09.15~16.平泉銀輪散歩 ​」








お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2026.09.24 15:26:51
コメント(8) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


Re:平泉銀輪散歩・中尊寺(09/24)  
中尊寺っていうと、修学旅行の生徒さんも多く訪れるみたいですね。

「いいね」完了です。
(2026.09.24 19:05:10)

MoMo太郎009さんへ  
けん家持  さん
  >修学旅行の生徒さんも
   多く訪れるみたいですね。
 そのようですね。修学旅行かどうかは不明ですが、この日も、中学生だか小学生だかが団体で多く来ていました。
(2026.09.25 09:54:07)

Re:平泉銀輪散歩・中尊寺(09/24)  
金色堂
最近では今年の四月に訪れているので
記事を読んでいると景色が目の当たりに浮かびます。

芭蕉の句碑も賢治の詩碑も鑑賞しました。 (2026.09.25 10:52:08)

Re:平泉銀輪散歩・中尊寺(09/24)  

ビッグジョン7777さんへ  
けん家持  さん
  >金色堂 最近では今年の四月に
   訪れているので・・・
 そうでしたか。
 今年の4月なら記憶新しく鮮明ですね、芭蕉の句碑も賢治の詩碑も(笑)。
(2026.09.26 10:07:03)

ひろみちゃん8021さんへ  
けん家持  さん
  >金色堂を訪れた時の様子が
   思い出されます。
 そうですか。中尊寺はお父上やお義兄さまの思い出ともつながっている懐かしい場所であったのですね。
(2026.09.26 10:16:43)

Re:平泉銀輪散歩・中尊寺(09/24)  
龍の森  さん
光堂前後左右上下黄金

    見果てぬ浄土いつか臨死体験

      果てなむ国ぞ今日も旅ゆく


   お疲れ様です

     撮影禁止なおも撮りたし
(2026.09.26 10:35:30)

龍の森さんへ  
けん家持  さん
  >光堂前後左右上下黄金
   見果てぬ浄土いつか臨死体験
   果てなむ国ぞ今日も旅ゆく
 これはもう自由律俳句ならぬ自由律短歌ですかな(笑)。
 行く先は 地獄必定 光堂の まばゆき浄土は 吾が事ならず (塵泥家持)
  >撮影禁止なおも撮りたし
 堂内撮影禁止は何処ともそうですが、金色堂やその内陣は撮ってみたいものです。
(2026.09.26 11:33:23)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

プロフィール

けん家持

けん家持

キーワードサーチ

▼キーワード検索

カレンダー

コメント新着

けん家持 @ 龍の森さんへ New!   >光堂前後左右上下黄金    見果て…
龍の森 @ Re:平泉銀輪散歩・中尊寺(09/24) New! 光堂前後左右上下黄金     見果てぬ…
けん家持 @ ひろみちゃん8021さんへ New!   >金色堂を訪れた時の様子が    思…
けん家持 @ ビッグジョン7777さんへ New!   >金色堂 最近では今年の四月に   …
ひろみちゃん8021 @ Re:平泉銀輪散歩・中尊寺(09/24) こんにちは(^-^) 以前 金色堂を訪れた時…
ビッグジョン7777 @ Re:平泉銀輪散歩・中尊寺(09/24) 金色堂 最近では今年の四月に訪れているの…
けん家持 @ MoMo太郎009さんへ   >修学旅行の生徒さんも    多く訪…
MoMo太郎009 @ Re:平泉銀輪散歩・中尊寺(09/24) 中尊寺っていうと、修学旅行の生徒さんも…
けん家持 @ ひろみちゃん8021さんへ   >毛越寺は藤原氏の権勢の下、贅沢な …
けん家持 @ 龍の森さんへ   >右回り 遺水祭りに 杖が減り   …

お気に入りブログ

紅葉かしら雨続き … New! 龍の森さん

奥会津只見町の旅(そ… New! MoMo太郎009さん

ジョーブログイベン… New! ☆もも☆どんぶらこ☆さん

コロッケをポテトサ… New! ひろみちゃん8021さん

ボイストラが一方通… New! ふろう閑人さん

アツさから アメへと New! lavien10さん

雲とツユクサ New! ビッグジョン7777さん

マスコミと大衆との… 七詩さん

ジプシーキングス  … くまんパパさん

晴のち曇ブログ fusan2002さん
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: