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第6話『松陰はどこだ?』熱いぞ、吉田松陰!! 剣しか取り得のなかった龍馬が剣に疑問を抱き、まだ自分の生き方が定まっていない龍馬が吉田松陰に刺激を受ける。少しだけ遠回りして、龍馬の今回の修業は終了。シンプルかつスピーディに物語は進んで行く。今のところ桂小五郎は龍馬の案内人だな(笑)「受け売り」だと何人か挙げた人物のうちのひとり@松陰に早くも逢うことになる龍馬。熱い熱い吉田松陰。単純に彼に付いていこうとする龍馬がカワイイ。ちょっと哲学的だけど、龍馬も遂にひとつのステージをクリア。江戸行きは無駄に終わらず、一皮剥けたって感じ。時代も急速に流れていくし、これからはまさに嵐だな。その中を駆け抜けて行く龍馬は、その短過ぎる生涯の終わりにどれだけの高さに辿り着けているのだろう?龍馬との出逢いにより、佐那ちんはどんどん女っぽくなっていくな。兄@重太郎に拗ねてみせたとこなんて、もうすっかり女の子(笑)。凛とした態度を崩さないよう努力しながら指きりをせがむ姿は誌的でもあり、とても可愛かった。なのに、どこまでも天然な龍馬…。今の彼は、別な意味で好感は持てるのだけれど、この先の彼女との物語を考えると、ちょっぴり複雑な思いがするなあ。そして、我らが弥太郎。先回は武市との差に悩んだけど今回はそれが逆転。その口利きを加尾がしてくれたとは…今迄、悪く言ってゴメンよ。とはいえ、弥太郎の必死のプロポーズを断わるのは目に見えてるしな…やっぱイマイチだわ加尾>ぉそして、あまりにも真っ直ぐな武市…対照的に描かれている龍馬と弥太郎だけど、2人とも、自由で柔らかい心を持っているという点では共通していると思う。そういう意味では、本当の対照的な人物は武市なんだろう。長らく鎖国されてきた日本に染まり過ぎているのか、異分子は排除するしかないという考えが悲しい。吉田東洋は、まさにその器の小ささを指摘したのに、個人的な恨みを抱いてしまう姿が悲しい。ともかくも、江戸行きが可能になって良かったね、弥太郎。クリックしてね♪(3つも多過ぎ?) ドラマ&映画感想は「REVIEWの部屋」に色々置いてあります松下村塾の先生・吉田松陰メモ帳を使えば忘れないかも!?幕末メモ紙「吉田松陰」龍馬伝で話題の高知!お得な飲み方 なんと!ペットボトル500mlに50本以上は作れちゃう!「本場...坂本龍馬 ラバーストラップ 6種セット[ダイブ]《仮予約商品02月発売》
2010.02.09
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第5話『黒船と剣』黒船にうろたえまくる龍馬の図ぅ―剣だの侍だのと言っていても太平の世の中。鎧兜を慌てて買い揃える姿は滑稽とも言える(酷)釣鐘を運ぶのは遠目に大砲に見えるから(笑)そういえば、大柄な異国人に対抗するために相撲取りを集めた…なんて話も聞いたことがある。とにかく見た目を何とか整えようと懸命な日本人。そんな中、こっそり黒船を見に行っちゃう龍馬。ポカンと口を開け、虚しく剣を振り、子供のように叫び声を上げる姿がカワイイ。桂小五郎も来てるし(笑)黒船は蒸気船。黒い色はサビ止めのタール。さり気に解説してるし。それで龍馬よりは落ち着いているのかと思ったら、後のシーンでは目の下に隈(笑)先回の言葉は吉田松陰の受け売りと告白。今回は佐久間象山、斉藤新太郎と、まだ登場していない人物達をさり気に紹介。ドラマの進行に貢献する桂小五郎。つーか、受け売りばかりってのが笑える「刀など縫い針じゃ」剣しか取り得がなく、江戸に出るにも取り合えず当てにしたのは剣術道場、という状態の龍馬が、真っ先に剣の無力さに悩むというのが面白い。それを道場主であり師匠である人に面と向かって言っちゃうなんていつもの“天然”に加えて“KY”でもある龍馬(^^;)でも、それだけ真っ直ぐで純粋(単純とも言う)な奴ってことなんだろうな。武市の状況もいよいよ動き始めたけれど、弥太郎の方はまだまだ不遇。唯一誇れるものであり、それを武器にのし上がろうとしている“頭脳”を駆使して書いたはずの意見書は全く考慮されなかった様子で、加尾へのプライドもあるだろうし、何だか本当に気の毒(;_;)加尾は相変らず、弥太郎の気持ちを翻弄しているみたいでナンダカナ…縁談を断わったり、勝手に弥太郎の下について学問を習ったり、諌める兄に皮肉を言って逆らったり…当時の女性としては考えられない行為なんだろうな。だから現代人である視聴者には感情移入しやすい人物なのかもしれない、とも思う。龍馬を理解したい、少しでも追いつきたいという思いで勉強を始めたのだろうし「好き」という言葉を反芻するところなど>「妹」という言葉は排除するところなど(笑)同じ女として分からなくはないんだけど…弥太郎贔屓の私としては、やっぱりちょっと引っかかる。偏見でせうか?>スミマセンスミマセン佐那ちんはカワユス。先回はあれだけ突っ張ってたのに今回はイキナリ女らしくなってるんだもの。女物の着物を着て、縫い物も始めて、きんつばをプレゼントしたりして(笑)クリックしてね♪(3つも多過ぎ?) ドラマ&映画感想は「REVIEWの部屋」に色々置いてあります龍馬の手紙[ご当地キティ]横須賀限定★浦賀・黒船ペリーキティ根付【2010valentine0214】【love】【giri】...100年前から製法は変りません!日本伝統の和菓子の味!「きんつば」 好評発売中!四角の「生金...
2010.01.31
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第4話『江戸の鬼小町』「さかともくん」by桂小五郎いよいよ江戸に到着―おのぼりさん全開ではしゃいだかと思うと、観光の誘いも断り千葉道場へ挨拶に行く律儀な龍馬。遊びを優先させる溝渕とは、ここで既に差が?その後の水茶屋でも、あくまでもストイックな龍馬。とはいえ、道場に着いた途端に太鼓のアイディアを出したりして柔軟性もバッチリ持ち合わせている龍馬。都会に出てきて、益々発揮される龍馬の“天然”の魅力。そんな龍馬と千葉佐那の出逢いは、まさに正統派ラブコメ。龍馬との立会いで息もつかせぬ連続攻撃は、ちょっと笑ってしまったけど>こらこら女性である故に肩肘張ってるイジラシサと痛々しさは伝わってきた。そんな彼女に飄々とした態度で接する“天然”龍馬。半身ヌードもアップにして十分に見せ付けるし(違持ち上げるところは綺麗に持ち上げるし組み伏して“男”たる部分はしっかり見せ付けるし(違笑顔を褒めるのも乙女姐さんと比較して褒めるのも、まさに殺し文句だし惚れるなっちゅー方がおかしいシチュエーション(笑)佐那嬢の“堅さ”に対し、父や兄は比較的柔らかい人物の様子―経済的理由もあるとはいえ、女子供や商人も弟子入りさせているし父は娘の娘ならではの心の揺れにいち早く気付くし兄は龍馬の前で弱さを見せる妹の姿に喜んでいるみたいだし。そして全体がすぐに龍馬を受け入れてくれてこういう時に付き物のイジメや、変な人物が登場しないのは良い雰囲気だと思うけど、反面ちょっぴり出来過ぎな気もしなくもない…かな。何処でも誰にでも簡単に打ち解けられる龍馬…って意味もあるのだろうけどね。それに、辛い状況はこれから訪れるのだろうけどね。江戸行きに挫折した弥太郎は元通りの生活へ―外側は全くの元通りだけど、内側は辛さ倍増だろうな。塾を始めるというのはグッドアイディアだと思ったけど、やはり前途多難。そんな中で加尾が入門してきたのは…有り得ない行為だと思うけど、まあそこはドラマだからと目を瞑ろう>ぇ弥太郎にとっては一時的には救いであり喜びだろうけど彼女の目的は龍馬以外にありえないんだから、後で失望するだろうと思うと辛いよ。報われない(と思う)恋に一途な加尾はイジラシイと見てあげるべきなんだろうけど無自覚(かどうか疑わしい部分もあるけど)に弥太郎を翻弄するのがナンダカナ…。少~しずつ変化が表れてくるのが武市―龍馬と対照的な存在として分かりやすい弥太郎の陰で緩やかに密やかに心が動いていく。さすがに弥太郎には見透かされていたけど(笑)黒船来航と共に、これから彼らの人生が大きく変わっていくのがどんな風に表現されていくのかが興味深い。先週は弥太郎、今週は龍馬と佐那という風に一つに絞ってシンプルに描いていく算段みたいだものね。勿論、合い間に他の要素もチョコチョコと入れてるけどあまり散漫な印象がなく、良い感じで進んでいると思う。クリックしてね♪(3つも多過ぎ?) ドラマ&映画感想は「REVIEWの部屋」に色々置いてあります●有機栽培 国内産 大豆 300g 有機JAS認定品(メール便不可)誕生祝いなどの贈り物に!純日本製にこだわった本格派寿「小丸太鼓」女優・女として成長した23歳ありのままのしほりを魅せます!貫地谷しほり 写真集「カンジヤノハ...
2010.01.25
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第3話『偽手形の旅』何だかすっかり弥太郎が主人公(笑)坂本龍馬といえば、やはりヒーロー扱いだよね。『JIN-仁-』でも、えらく魅力的に描かれていたよね。何つーか、ワイルドで汚い(笑)けど器が大きくてカッコイイ。なのに弥太郎を配し、彼の視点で描くことによって、こちらの龍馬は苦労知らずの甘ちゃんに見えてきてしまう。予告での、江戸に着いてはしゃぐ姿は無邪気というより能天気って感じ。これって、かなり面白い気がする。それとも、龍馬を描く際に弥太郎は不可欠な存在なのかしら?もう、そーいうこと(だけじゃないけど)に疎くてスミマセンスミマセン。でもまあ、このドラマ単独で観た場合弥太郎をこれだけ重要な存在に描いているのが実に良いと思う。今回の話が弥太郎抜きで進められていたら、江戸に向かっていく龍馬は微笑ましくも頼もしく希望に満ち溢れて見えただろう。加尾との別れに、ちょっぴり切なさも窺わせつつ。なのに弥太郎が同行したことによって、もっと苦く辛い部分が浮上してくる。至れり尽くせりの龍馬と何も持っていない弥太郎の対照。厳しくも優しい龍馬の父親と、不甲斐ない上に息子に執着する弥太郎の父親の対照。弥太郎を探し回り、見つからずに妻の膝で泣く弥太郎の父は哀しい哀しい“親”だなあ…と思う。宿まで龍馬にオンブしてしまう弥太郎は、ちゃっかりしているようだけど実際には屈辱も感じていただろうな。そういう気持ちが龍馬への愛憎となっているのだろうな。憧れと軽蔑と妬みと友情と…龍馬の方は持って生まれた優しさが感じられて、そこが好感。弥太郎を助けるために早くも父の戒めを破ってしまい自己嫌悪に陥るところがカワイイ。まあ、少~しばかりワザトラシイ気はしないでもないが>こらこら一大決心で家を出てきても、まだ父親絡みで苦労する弥太郎も気の毒だけどでも、ここで龍馬の見せ場も作ってやらないとね>ぉ弥太郎に、自分が経験していない苦労を突きつけられた龍馬はきっと、そこにはコンプレックスが生まれただろうと思う。下の者が上の者に、持たない者が持てる者に抱くのとはまた別の、恵まれているが故に、知らずに通り過ぎてしまったこと、経験しなかったことへの言いようのないコンプレックス。つまりは、龍馬と弥太郎は表裏一体ってヤツなんだろう。こういう風に描く、ということが面白いと思う。最後は良いところを見せた弥太郎だけど、どうやって逃げられたんだよ!?という疑問は残る(笑)祖母の介護のために江戸行きを最初から諦めている武市も切ないよね。弥太郎ほど比重は高くないけど、彼もまた龍馬と対照的。以蔵の存在感が少し出てきたのが嬉しいクリックしてね♪(3つも多過ぎ?) ドラマ&映画感想は「REVIEWの部屋」に色々置いてあります龍馬「海援隊」と岩崎弥太郎「三菱商会」坂本龍馬【幕末偉人シリーズ】日本製MadeIn高知!!岩崎弥太郎【Cerisier】岩崎弥太郎キャラクタ...なかなか手に入らない『龍馬伝』特別セットです!【龍馬伝】芋・米・麦 3本セット
2010.01.18
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第2話『大器晩成?』江戸行きを父親に申し出て、少しの紆余曲折の後、遂にOKが出る…という話。小さな頃は弱虫だった龍馬が、母親の死を経て剣術の腕を磨いたもののそれ以外はサッパリ…というのが面白い。字も下手らしいし(笑)そんな息子がいきなり江戸に行きたいと言い出しても土佐もよく知らないのに…と父親が思うのも当然のこと。それで、まずは大きな仕事の責任を委ねるという流れ。退屈だ、と独り呟く龍馬。父を亡くした貧しい姉妹から握り飯を差し出され、請け負った仕事の重大さを認識する龍馬。いがみ合う農民達を持て余す龍馬。江戸に出て、もっと大きな世界に触れたいという願いに比べ小さく詰まらないはずの仕事が思わぬ壁になる。それを乗り越えて、少し成長する姿が今回のカタルシス。なんだけどそんな龍馬を妬ましく思う弥太郎の気持ちは分かる気がする。人一倍頭が切れるだけに、色んな事柄が見えてしまうんだろう。まあ、龍馬って、いわば天然だよね。それが彼の魅力でもある。それが彼の器の大きさに繋がっている。だから素直に悩むことができるだから男にも女にもモテる。いわゆる、人たらしってやつ(笑)最終的に農民達の心を掴むことができる、という話自体はベタだし、イマイチ起伏が足りなかった気もするけど龍馬のキャラを考えれば納得の結果でもある。そんな龍馬の長所も短所も、弥太郎は理解できる。龍馬の父親でさえ、息子を少し見くびっていた。息子として深く愛しながらも、あるいは愛するが故に、息子の資質を冷静に見極めることができなかった。今回の出来事は、龍馬の成長にも繋がったけれど何よりも父親の視野を広げる結果になった。そういう意味で、今回は父と息子の物語と言える。でも、それは表のテーマ。裏には愛と憎しみが入り混じった、複雑な弥太郎の思いがある。弥太郎には龍馬の姿が見える。彼の置かれた境遇も。自分のそれとの大きな差も。隅々まで…龍馬という「光」を描くに際しいわば「影」である弥太郎を配し、語りまでさせているのはこのドラマにかなりの深みを与えていると思う。ま、私が香川照之さん目当てで観てるから、そう感じるのかもしれないけど(笑)同じく江戸に行きたいという夢を持ちながら祖母の介護のために諦めモードの半平太も、悲哀の人ではあるしね。今回もまた赤い頬とソバカスが気になってしまった加尾は弥太郎が背負う鳥篭の意味を知らないところが、どうにも気に入らなかった(^^;)龍馬を弁当で懐柔しようとしたり、定番の“縁談”話で気持ちを探ろうとしたり、望む反応が示されなかったのでヒステリーを起したり、これまたベタなんだけど、ベタなだけに、女のイヤラシサが出ていて、どうにも好きになれんのだよ。スミマセンスミマセン!広末ファンの皆さん、怒らないで下さい!弥太郎と違って妬んでいるわけじゃありませんから>ぉそれにしても江戸行きを認められたものの剣術以外に取り得がないから、剣術の道場に行くよう取り計らってもらう龍馬。カッコ良いんだかカッコ悪いんだか(笑)そこに、今回のタイトル『大器晩成?』の意味がある?クリックしてね♪(3つも多過ぎ?) ドラマ&映画感想は「REVIEWの部屋」に色々置いてありますNHK大河 龍馬伝 前編京みやげ菓子 NHK大河ドラマ 龍馬伝 龍馬の恋文(あんころ餅)12個入 05P21Dec09今年は龍馬伝で大ブレイクの予想!!【司牡丹】・『坂本龍馬の船中八策』超辛口純米酒 1.8L
2010.01.12
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第1話『上士と下士』坂本龍馬:福山雅治岩崎弥太郎:香川照之武市半平太:大森南朗大河を観るのは久し振り。ていうか、今迄でマトモに観たのは『秀吉』『利家とまつ』のみ…という私。 この2本は脚本家が同じで、しかもあの悪評高き『天花』を手がけた人なのだが 別にそれで観たわけではなく、そもそも『天花』は未見(笑)実を言うとイマイチ好きになれない女優が出演しているので迷ったのだけど香川照之目当てで観ることを決定。『利家とまつ』での秀吉役や『坂の上の雲』での正岡子規役が素晴らしかったので。だから冒頭から香川@岩崎弥太郎が登場してくれて嬉しかった。龍馬のことを聞かれて思いっきり悪態をつく弥太郎。でも、その言葉にはメチャクチャ愛情が滲み出てるじゃん。これだけでもう、物語にグッと引き込まれてしまったよ。タイトルバックは、えらく凝っていて、これぞ大河って感じ>ぉ少年時代から始まるところが郷愁が漂っていて良いし、青年になってからも、青春群像劇といった趣で良い雰囲気だな。でも、そんな中で嫌でも突きつけられる下士としての惨めさ。岡田以蔵@佐藤健含む仲間達は若者らしい熱血ぶりで、力で向かっていくことを考えるし彼らより少し大人の武市半平太@大森南朗は、無茶な行動が齎す影響を考える。でも、龍馬は足蹴にされてでも争いを鎮めようとする。この対比が面白かった。優柔不断と罵られながらも、実は皆より遥かに高い理想を抱いていることが分かり早くも器の大きさを垣間見せ始めているところが素敵。ところで、チラリと目にした番宣によると、プログレッシブカメラというのを使用して従来のものより奥行きや質感を出しているとか。確かに光の色とか空気の色とかに味わいがあるな、とは思ったし男性陣は皆、それなりにカッコ良く映っていると思う。弥太郎なんて、あの汚れ具合が却って魅力的に見えるもの>私だけ?でも、女性陣はイマイチ綺麗に見えない気がするんだけど>私だけ?乙女@寺島しのぶの場合は、日に焼けて逞しく生きている女のイメージなのかもしれず却って好感を抱くのだけれど加尾@広末涼子は、劇中では「良い女」扱いなのに頬の赤味とソバカス(?)が田舎っぽくて魅力的には見えないんだけど…まあ、ワザとなんだろうけどね。龍馬の母親は儚げで綺麗だったもんな。イチャモンつけてスミマセンスミマセン。ともかくも、これから一年、観続けられるかどうか不安はあるけれど取り合えず次回が楽しみになった。クリックしてね♪(3つも多過ぎ?) ドラマ&映画感想は「REVIEWの部屋」に色々置いてありますNHK大河 龍馬伝 前編■送料無料■サウンドトラック CD【NHK大河ドラマ 龍馬伝 音楽 佐藤直紀】10/1/27発売ジュニアサイズ坂本龍馬【幕末偉人シリーズ】日本製MadeIn高知!!弥太郎パズルジュニアサイズ【C...
2010.01.03
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第5話『留学生』「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」全てが自由で、誰でも何にでもなれるという希望に満ちていた時代―そうは言っても戦争や病気や死等…あまりにも障害が多かったのではないか…文学に生きたいと望んだ子規は早世し、心身共に力強く前進して行けた秋山兄弟は軍人という限られた道を行くしかなかった…という風に、ついつい否定的に見てしまう私なのだけど(^^;)子規はともかく、秋山兄弟のような人達の場合は自由だからこそ、そうした道を突き進んでいったのだと言えるのだろうな。貧しい小国である日本が世界に進出し、大国に立ち向かい、その上を目指す…それはまさに“坂の上の雲”であったんだと思う。だから「楽天家」達の物語だと。まずは外国の文化を「猿真似」することから始めた日本だから、精一杯背伸びして文字通りの“力”で走るしかなかったのかもしれない。それを「熱い」と感じるか「小賢しい」と感じるか…って差はあるけど(笑)まあ、歴史(だけじゃないけど)にはメチャ疎い私なのでほとんどナレーションで説明されただけでは難しいんですけど(^^;)だから、多分半分も正しい理解は出来ていないと思うんですけど(――;)そのせいか(?)広瀬のエピはベタで分かりやすくてヨロシイ>ぇふんどし姿で写真を撮ってもらうところとか、ロシアでの三角関係とか。特に後者では、ボリス君というベタ中にベタなキャラが大活躍。広瀬にあっけなく投げ飛ばされるところもイカニモという感じだし、広瀬とアリアズナがワザトラシイも程があるイチャイチャぶりを見せつけているところに花束を持って現れるところなど、涙なくしては見られない>ぉロシアに恋人と敵の両方を作ってしまう広瀬に姿に、まんま日露戦争が重なったりして。それにしても、子規は辛い。真之のアメリカ土産の毛布にくるまり、小さな借家と庭に「世界」を見る。文学者は往々にして早熟にして早世…ああいう状況にあってこそ、あれ程の作品を残したのだとも言えるけれど…でもやっぱり、もっと長くもっと違う色々なものを生み出してほしかったよ。その「世界」が崩れ去ったら、自分の命を注ぎ込んでいる文学も消え去ってしまうと日本を守ってほしいと真之に頼む姿もまた、あの時代ならではのものかもな。部下を戦死させ、坊主になろうと悩んだという真之だから子規と気が合ったのだろうな。大国に向かっていった日本よりも短い生に立ち向かっていた子規の方が果敢であったと思う。彼の方が真の意味で「死」を最も身近に感じていたというのが最も大きな皮肉かも。第2部は一年後。観られるかどうかも、ブログを続けているかどうかも分からないじゃんクリックしてね♪(3つも多過ぎ?) ドラマ&映画感想は「REVIEWの部屋」に色々置いてあります2010年03月15日発売NHK スペシャルドラマ 坂の上の雲 第1部 DVD BOX挿絵で読む「坂の上の雲」をゆく(上)ドラマ『坂の上の雲』に登場!道後の湯×10袋入
2009.12.28
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第4話『日清開戦』「なき人のむくろを隠せ春の草」戦争…私は右では決してないけど、左でも絶対にない。ただの小心者(笑)だから、物凄い無知を曝すけど>言わなくても分かってる?戦争って、あんな風に簡単に始まってしまうものなの?肯定する人達が必ず言うのは、祖国を守るということ…でも、その他大勢の国民達の意思は無視して、あるいは良いように操ってごく一部の人々の思惑によって歴史は動いていく。その、ごく一部の人々の間でも、全てが一致しているわけでなく代表となり指揮をする個々の人々の、その場その場での判断で気が抜けるくらい、あっという間に、国の進む方向が強引に決定されていく。個性的でカリスマ性のある、いわゆる豪傑な人物が日本にも複数いたらしい。その逸話はカッコイイかもしれない。実際のところは知らないけど、このドラマで描かれる各人はカッコイイけどカッコ悪い。好古は穏やかで優しい普通の人だったのが、最後の古武士と呼ばれる傑物となったとか。人間としての成長という意味では素晴らしいことだけど、それが生かされるのは戦争というのがな…。長身の阿部寛はビジュアル的にカッコイイけど、敵と味方と両方の死体の山の上に立つ姿は、やはりカッコ良くてはいけない。部下の死を目の当たりにして、自分は軍人に向いていないかもしれないと悩む真之の方がまだ少しは感情移入できる。でも、次回にはもう克服して、しっかりと立っているんだろうな…。先回から真之の傍にちょくちょく映ってフラグ立てまくりだった部下@花田は活躍することもなく、アッサリと亡くなってしまった。炒り豆を撒き散らして。その直前の、皆で炒り豆を分けて笑い合うシーンは、私的には泣けて仕方なかった。清国の酒売りの老人の姿にも、やはり泣けて泣けて仕方なかった。従軍記者を志願する子規にも、少しばかり複雑な心境。でも、それこそ時代性ってもんだよね。周囲が戦争で舞い上がっている時に、自分も何か出来ることをしたい…と思うのは寧ろ当然のこと。それこそが最高に美しい生き方だとされていたのだから。その願いがなかなか叶わず落ち込む彼に、律は涙していたけど私だったら、怒ったかもしれないなあ。忸怩たる思いでいる兄に、冷酷にも言い渡しただろうなあ。兵士ではなくとも戦争には行かせない、と。どうせ私は非国民デス>スミマセンスミマセンでまあ、結果的に子規の希望通りになったんだけどね。たった一ヶ月。「子供の遊び」だとナレーションでは言ってたけど、好古とも真之とも違う、軍人とは全く違う目線で違う角度で見たものは彼の心を大きく変える結果になったと思う。「写実的でなければ」という森鴎外の言葉も良かったな。帰りの船で、また喀血する子規。文学との戦に、文字通り血を流しながら立ち向かっていく姿の方がそれはそれは美しく尊いものに、私には見えてしまう。クリックしてね♪(3つも多過ぎ?) ドラマ&映画感想は「REVIEWの部屋」に色々置いてあります坂の上の雲1個2010年03月15日発売NHK スペシャルドラマ 坂の上の雲 第1部 DVD BOX【送料無料!20%OFF!】NHKスペシャルドラマ 坂の上の雲 Blu-ray Disc BOX 【Blu-ray disc 専用...
2009.12.21
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第3話『国家鳴動』目をクシャッと細めた時の好古@阿部寛が、写真で見る好古本人によく似ていた。雪の中で喀血する子規―その衝撃が、直後の日の丸の映像に重なる。日の丸が溶けて丸い形を崩し、雪の上に赤い染みが広がる。ああ、辛いなあ…それ以前には無かった自由を手にした日本の人々―何にでもなれる、何でも出来るとの希望に溢れていた日本の人々―そういう説明で始まった、このドラマ。その言葉の通りに、若者達は爽やかに未来に向かって走っている。いるけど…無邪気でいられた少年時代は終わり、主人公たちの前には色んな形で障壁が表れる。病気だったり、生活だったり、戦争だったり…真之との3年ぶりの再会に、さり気に涙を流す子規が良いな。 最期まで大勢の友人に囲まれていたという子規は、 それほどまでに好かれるに足るくらい、人を好きになれる人だったんだろうな。葡萄酒煮をパクッと一口で食べて残り汁をズズッと飲み干すところも良いな。 食べること大好きだったらしく、病床での献立も何やら凄いんだけど(笑) そういうところ、何だか好きだな。当時は死病だった肺結核を患っても、それを客観的に俳句に詠んだり肺結核を象徴するホトトギス=子規を俳号にしてしまうところが何より良いな。自分には時間がないと大学を中退し、新聞社に勤め、母と妹を呼び寄せる子規。律は二度目の結婚にも終止符を打ち、ずっと兄の看病をしたという話だけどああいう兄なら、私もずっと付いていたいと思う。庭の花を何度も植え替えてあげたいと思う。自由なようで、人間は少しも自由じゃない。病気や老いや死に縛られている。さらに、ごく一部の人々の思惑により、思いもかけない嵐に巻き込まれる。真之と好古は比較的順調に道を進んでいる様子だけど、大きな波に翻弄されているのも、また事実だよな。でも、基本的には自分で選んだ生き方だから、遣り甲斐はあったんだろうけどね。真之は無謀に振舞う陸軍兵を、いつものガキ大将風のやり方で追い返したけどそれはつまり、弱い者の味方をしたわけで彼の本来の正義感とか優しさとか真面目さが表れていると思う。加えてユーモアも(笑)それは部下への態度にも見られるし、何ていうか、もう少し選択の幅があったなら、何も軍人を目指さなくでも良かったんとちゃう?と思えてしまう。いよいよ戦争が始まって仲間に死人が出たら、きっと他の人以上に傷付く。仲間を家族を国を守るため…という気持ちは強いだろうけど敵側も同じように仲間や家族や国のために戦っているのだからそのことを実感した時に傷付かないわけがないと思う。飄々としていた父親が亡くなってしまったのが悲しい。父の前では真之も、庇ってもらわねばならない子供に過ぎなかった。これからは、本当の本当に自分の足で立っていなければならない。あの爽やかで輝かしかった少年時代は、ここで本当の本当に終わりを告げたのだな…好古の結婚式から日清戦争の話に切り替わるまでの画面が古い活動写真のような映像になっていたのが面白かった。皆、理想に燃えていたし、真っ直ぐに歩んでいたのだろうけど「守る」という気持ちは素晴らしいと思うけど、その先に現実の戦い=殺し合いがあるということ、どのくらい実感していたのだろう?私は多分、物凄く甘ちゃんで、言ってる事はセンチメンタリズムってやつなんだろう(笑)でも、理想とか机上の空論とか脳内お花畑とか>ちょっと違う?理論だけなら軍事も楽しいかもしれないけど、強引に実行してしまう上の人達が怖い。言葉で何とか正当化しようとする根性も怖い。国家的利己主義この言葉が耳に残った。クリックしてね♪(3つも多過ぎ?) ドラマ&映画感想は「REVIEWの部屋」に色々置いてあります【新品】[本] 我輩は猫である上 / 夏目漱石2010年03月15日発売坂の上の雲 第1部 DVD BOX【送料込】酒仙 栄光 松山浪漫セット「秋山真之」「正岡子規」「夏目漱石」ラベルお試し飲みく...
2009.12.14
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第2話『青雲』東京大学予備門に入学し青春を謳歌する真之&子規。それは先回の『スタンド・バイ・ミー』的世界の延長。勉強に>全て英語というのが凄い遊びに>寄席で大騒ぎしたり無銭旅行そしたり野球をしたり…大らかで賑やかで希望と明るさが根底にあって、微笑ましくも羨ましい世界。でも、そういうのって必ず終わりが来る。真之は海軍兵学校へ―いずれは終わりが来るものを自らの手で終わらせたのだから、潔いと言うべきか「一身独立」を目指してのことだから、真面目と言うべきかいや、誰よりも早くに大人になったということなのか…子規に残したのは手紙と、居眠りする子規の輪郭を描いた壁の落書き。まさに、少年時代への決別と言えるかも。でも、その行き先が兵学校というのが悲しい>私だけ?当時としては仕方ないんだろうし、寧ろ立派な生き方だったんだろうし、そこにも青春はあるし、人生の目標に向かって真っ直ぐに歩む若者達が集っていたのだろうけどね。子規は文学の道に進むことを思い定めた様子―真之が後にした世界を、彼は逆にいつまでも守っていたのかも?大勢の友人に囲まれて、文学という自由な世界に繋げて広げて進んで行ったのかも?あまりにも短い生涯は、その代償であったのかな…?それにしても子規はカワイイなあ。合格祝いの鯛を食べる時、懐から茶碗と箸を出すところなんて最高。ベースボールを野球と訳し、自分の名前と重ねて「ノボール」と呼ぶところも。小説に出逢って夢中になって真之に話す様子も。真之にとって子規は目まぐるしく変わる多彩な球体のようだったとか。誰よりも深く生きたと言えるのかも?私的には、子規のような生き方の方が理解しやすい気がする。そういう風には生きられないけどね。今回も律@菅野美穂に感心。先回はまだ子供っぽさを強調していたけど、今回は走り方も大人のそれになったし顔も大人、特に真之を前にしては「女」の顔。昔の女性は辛かったよね。ちょっと『野菊の墓』を思い出したりも。それでも「一身独立」を目指すところが強く逞しい。こうして真之は、子規とも律とも別れて軍人としての道を歩んで行く。真っ白な軍服はカッコイイけど…この先、功績を上げて行くことになるのも分かるけど…どうも、戦いを学ぶことや戦争に参加することに痛々しさを感じてしまう私なのだった。クリックしてね♪(3つも多過ぎ?) ドラマ&映画感想は「REVIEWの部屋」に色々置いてあります「坂の上の雲」と司馬遼太郎 2009年 12月号 [雑誌]ドラマ『坂の上の雲』に登場!道後の湯×40袋入パンローリング 野菊の墓
2009.12.09
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正岡子規に興味を持っていたのでドラマも観てみた。かなり前からシツコイくらい(くらいは要らないくらい)番宣をやっていたのでそういうのには反発したくなる性質なものだから、どうしようかと迷ってはいたけど。父は「軍人の話だろ、観なくても良いよ」なんて言うし(笑)で、結局のところ、遅ればせながら観た。なかなか面白かった。実写を織り交ぜたセピア色の写真で始まるとことは、何故か映画『チング』を思い出してしまった。幼馴染みの少年達を描くという点では、この映画や『スタンド・バイ・ミー』に通じるものがあるのは確かだ。というわけで、初っ端から、ちょいとセンチメンタルなフィルターを掛けてしまった。西洋の猿真似で、のし上ろうとしていた日本。アジアの中で抜きん出た存在になっていったのは、そうした貪欲さと器用さと必死さの賜物なんだろうな。自分が生まれ育った国だから好意的に受け取るけど、愛国精神なるものはないのでこうした描き方が国家主義を煽ることになるのか逆なのか…との考えは取り合えず無視>ぇともかくも今回は爽やかな青春物語として楽しめた。時代の変遷、貧しさや偏見、その中で学問を求める姿勢が素敵だ。学校の件での好古と父親の会話がユーモアと機転が利いていて良いよね。その後の真之と父親のシーンにも繋がっていくし。真之が生まれ、好古が彼を庇うことから話が始まったけれど、それは今後もああやって兄が弟を助けていくことの前兆だったのかな?でも、真之ばかりが受ける側にあるのでなく、からかわれる好古を真之が守ろうとするところから少年時代が始まったのも良かった。それと対応して、虐められる子規を妹の律が庇う姿に画面が映るところも良い感じ。子規の祖父が亡くなり、祖父が好きだったという花火を真之が上げてやるシーンも何気に感動的だった。そして大人の役者に代わるんだけど、それぞれが良い雰囲気だな。真之@モックンの登場の仕方がユーモラスかつ爽やかだし、子規@香川照之はカワイイ。好古@阿部寛もカッコイイし。そして律@菅野美穂が最高。走り方からして演技派だなあ、と思う。希望に溢れた若者希望に溢れた時代。希望の詰まった学問…色んな要素が全て希望を感じさせ、共に坂の上の雲に向かって走っていきたい気分になる。とはいえ、西洋人の目にはまだまだ「猿」だし、日本人間にもまだまだ差別はあるし、女性は女性であるだけでまだまだだし、これから戦争に向かっていくのだと思うと切ないのだけど。それにしても、日本人のサラ・ブライトマン好きを証明するものがまた一つ(笑)クリックしてね♪(3つも多過ぎ?) ドラマ&映画感想は「REVIEWの部屋」に色々置いてあります坂の上の雲1個友へ チングスタンド バイ ミー - コレクターズ エディション 【DVD】NHKスペシャルドラマ オリジナル・サウンドトラック「坂の上の雲」
2009.12.02
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最終話『望み』上手いこと皆が「良い人」になって終わってしまったな>沢村除くさりとて沢村の“小物”感は最後まで変わらず>こらこら一つ一つの締めは悪くなかったと思う。*竜崎の力を拒否し続け亡くなった巽神父*最後にチラと息子の顔を見せた竜崎*沢村を殺そうとする碧井*竜崎の最後のメッセージ*病院での子供達の反応*初めて本当の笑顔を見せる竜崎*沢村のあがき*兄弟の対決…etc.ただ、物凄く既視感(^^;)でもって、繋ぎ方もイマイチな気が…まずはインパクトありきで、カッコ良く目を引くシーンを作ることを第一にする余り美味しいトコ取りみたいなシーンの羅列になってしまい、一個の作品としてどうなのか…という状態に陥ってしまったような>スミマセンスミマセンベタでも良いのよ、感動すれば。でも、悲しいことに寸止めで終わってしまった(^^;)そもそも私はアニメが劇中で使われると聞き、そこに興味を持って観始めたんだけどそのアニメの部分が、却ってチープな雰囲気を醸し出していたようにも。あと、CGも、もうちょい何とかならなかったのか>またまたスミマセンスミマセンでは何が楽しみだったかというと、やっぱ第一はタッキーの美しさ。それから錦戸君のちょっと影があって繊細そうな感じと八乙女君の甘ったれたチンピラぶりのカワカッコ良さ、かな。どーせ私はミーハーです>ぉ悪役でこそ輝く美や色気というものがあるから、その点を期待していたんだけど、タッキーも八乙女君も真の悪役にはなれず、これは多くのファン(多分、そのほとんどが乙女)を持つアイドルの限界なのかな?まあ、八乙女君@熊切に関しては、根底に甘えがあるので父子関係が修復されたことで悔い改める…というのはベタだけど「あり」だと思う。Tシャツやレザーパンツが似合ってただけに、最後のスーツ姿が惜しまれたけど>こらこら竜崎を「本当は良い人」にしてしまうところは、ちょい無理があったかなあ。傷付いている…というのは長谷部や碧井に解説してもらわなくても分かったけど。ていうか、その解説がウザかった。長谷部なんて、本来ならヒロインなのに、いつしか存在そのものがウザくなってたしな。竜崎との絡みが中途半端過ぎたかも。いっそのこと、彼女はもっと脇に回して竜崎&碧井の2人にもっと焦点を絞った方が面白くなったような気がする。この2人の関係にしても、イマイチ胸に迫ってこなかった。竜崎の今迄の言動を思い起こすと、全てが弟のためとは到底思えないし碧井を試すような出来事は何度もあったけど、あれって選択の余地がなかったよね。むしろ脅迫の類じゃん。それで碧井が何かを学んだようにも見えないし。かといって竜崎が彼に自分を殺させるために、どんどん追い込んでいった…という程にも見えなかった。最後の2人の「対決」は、沢村の余計な邪魔は置いとくとしても(笑)どちらに転ぶかハラハラさせるつもりが却ってギャグになってしまったかのようで橋から落ちてしまうところなど失笑してしまった>本当にスミマセンスミマセンハッピーエンドなのもファンの気持ちを考慮してのこと?夜神月@『デスノート』みたいに徹底的に「悪」にして、最後に人間的弱さを見せる…という話の方が見応えあったんじゃないのかな。まあ、それだと完全にパクリだけど(笑)榊がいきなり「改心」しちゃうのはオイオイだったけど、まあラスボス沢村を際立たせるためでもあるし、「あり」とは思う。それだけに沢村が大したことなく終わってしまったことが悔やまれるけど。あれだけ「変人」ぽく描いていた前園を何てこともなく終わらせてしまったのは一体どういうわけだと問い詰めたいくらい>というのはオーバーだけど(笑)ラストは彼女が実験室で、竜崎&碧井のクローンを生み出すことに成功してひとりニヤリと笑う―というのでも良かったかも。ともかくも、土手を歩く斜め掛けバッグの錦戸君が金八先生に見えて仕方ない私だった>こらこらクリックしてね♪(3つも多過ぎ?) ドラマ&映画感想は「REVIEWの部屋」に色々置いてありますオルトロスの犬(神の章)オルトロスの犬・公式フォトブック2010年01月27日発売オルトロスの犬 DVD-BOX
2009.09.26
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第8話『兄弟』おお!何と!竜崎と碧井は血を分けた兄弟だった!?…って第1話で既に99.8%の視聴者が察してたと思うんですけど?自分とは真逆のつーか同種の能力を持つ相手な故に碧井に関心を持っていたと思われた竜崎は本当のところは兄弟の絆を意識していたらしい。つまり彼は本当は誰よりも「普通」の生活を求めていて、愛し愛される相手を必要としている、「普通」の心優しい青年なんだよね。…という流れのようだな。彼の心の傷や孤独感を、長谷部と碧井がそれぞれ異口同音に語りかけるシーンがあったけどこれは一つに絞った方が良かったんじゃないかなあ…。もっと長い物語だったら、長谷部への淡い恋愛感情を含めるのも面白かっただろうけどわずか9話で終わってしまうのなら、碧井との複雑な関係を強調すべきだったような…だって実際ここの点が、ちょっとボケちゃってる感じがするし。え、恋愛風味がなければ萌えない?…そうかもなあ…でも、それなら碧井との仲をヤオイっぽくするのも手じゃん?え、そーいうのを喜ぶのは腐女子だけ?ススススミマセンスミマセン!今回の新しい動きは、巽神父@平田満の登場。朝ドラに脇役で連続出演していたため「困った時の平田満」と呼ばれていたのに>私が勝手に呼んでただけだけどねしばらく出ていないと思ったら、こんな所に。巽って、関口巽と同じ字じゃん>関係ありません碧井の方が彼に出逢ったのは加奈絡みで、お互いに父子と知らないまま心の悩みについて言葉を交わすところは良かったかもところで加奈だけど、碧井本人に向かって、碧井に逆らって病院に残って良かったと言ったり同じ口で運命には逆らえないから逃げないとか何とか宣言したり何か、えらく矛盾している気がするけど…まあ、置いといて>ぇ爆弾が摩り替えられていたというのは余分な捻りのような気もするけど、ラスボスに繋げるためだから、これまた置いといて何も知らず近付こうとする碧井と、彼を必死で止める竜崎。緊迫感が全くないのは何故?…というのも置いといて碧井が竜崎の胸に右手を当てたところで面白くなりそうだったのに爆発の衝撃で、その場はウヤムヤになっちゃったなあ。しかも爆発描写がモロCGじゃん。…というのは置いといて建物の外にいた長谷部達が飛ばされるほどの威力なのに、意外に軽症っぽい竜崎&碧井。陰も形もなくなってるんじゃないかと思われた巽神父も、まだ息がある状態。いや、ドラマ内ではそれなりに重症って設定なんだろうけどね(^^;)今回、提示された新情報は竜崎の能力は自分自身にも適用できるということ。他人は治せても自分は治せない…というところに悲しみと落としどころがあると思ったのに>ぇてことは、碧井も自分で自分を殺すことが出来るのかも…これが本当の落としどころかも>ぉ「神の手法」なんて陳腐なものを考え出し、分っかりやすい榊は、悪役として小物。ラスボスは、やっぱ沢村っぽい。竜崎&碧井のクローンを作ろうと企ててるところには、ちょっぴり面白味があるもののナンダカナ感も付き纏う。「オルトロスの犬」とタイトルを口にする沢村。つまりは自分がヘラクレスと言いたいみたいで、最終回は彼の過去が明らかにされるというわけなのかな?クリックしてね♪(3つも多過ぎ?) ドラマ&映画感想は「REVIEWの部屋」に色々置いてあります2010年01月27日発売オルトロスの犬 DVD-BOXオルトロスの犬 公式フォトブックTVサントラ/TBS系 金曜ドラマ「オルトロスの犬」 オリジナル・サウンドトラッ
2009.09.20
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第7話『非常事態』「厄介なミステリーの謎解きだ」う~ん…何ちゅーかさ、どうもイマイチ面白くないんだよな>スミマセンスミマセン所々、見得を切るみたいに(?)目を惹く言葉や絵が出てはくるんだけど、何ちゅーかさ…既視感ちゅーかデジャブっちゅーか>あ、同じかパッと見(もしくはパッと聞き)にカッコイイものを幾つも集めて適当に並べてみました~みたいな>言い過ぎ?「神が地上に降りた、いよいよ人の心が乱れる」ちゅーことで、自分の能力を公に知らしめてしまった竜崎のもとに、やはりというか、当然!という形で新たな事件が起きる。柴田さん事件の拡大版。犬死で終わってしまった柴田さんだけど、今回の、そして恐らく今後も続くと思われる類似の出来事の、伏線というか前座になった…と思えば少しは報われるかも?病院に立てこもった患者達を助けるか見捨てるか…という緊迫した状況(のようには見えないのが致命的ではあるのだが)にあって竜崎が提出した答は、患者自身に優先順位を決めさせること。さすがに、こうした時の対処の仕方には慣れてるなって感じ(笑)ここで彼らのエゴが渦巻いてトンデモナイ様子になったら面白いんだけど、ていうか、そうしてこそ面白くなるネタなはずなんだけど、意外にアッサリ。爆弾を仕掛けた犯人は加奈の父親だった…それも何者かに操られての犯行だった…ちゅーことで白川家の家族の問題を絡めて、ある意味人情話へとドラマは進む。でもなあ…ここで唐突に加奈の父親が登場しても感情移入できないんだけど>スミマセンスミマセン今度は竜崎の父親登場ということで、この白川家の事情も前座ってことなのだろうけど。爆弾を発見したのが碧井、ってとこまでは良いとしてそれを知らされた長谷部が、安全なことを告げるのにあんな大袈裟な動きをしなくても…どうも毎回、彼女の存在は必要なのだろうか…と疑問に思うばかり>言い過ぎ?まあ、彼女が女性(しかも美人)ってことが存在理由なんだろうね。竜崎に媚びず、寧ろ彼の内面の苦悩を少しずつ理解してゆく…そういう意味では竜崎にとっても初めて出逢った人間…てことになっていくのだろうな。でも、その通りに表現されているかというと、やはり少し疑問。ところで、その長谷部が今回のことで竜崎は益々憎まれるとか何とか言ってたけど助ける順番は患者達に選ばせ、爆弾犯に脅される形で加奈の母親を助け、他まで行かないうちに警察に逮捕され…と、上手い具合に竜崎本人に責任が問われないような流れになってるんだけど(笑)それは視聴者へのアピールでドラマ世界の中では、あくまでも竜崎は非難の対象で、可哀想な役回りにしておきさらに竜崎ファンを増やそうという算段?だって、どんどん「彼は良い人!悪いのは周囲で、彼は傷付いてばかりで可哀想」って雰囲気になってきてるじゃん。碧井の手こそ、「悪魔」ではなく「神」の手だと言う竜崎。何だか話が精神世界みたいな方向へ向かうんじゃないか…だからって、それを興味深く描けるとは思えないので>ぉ中途半端な浪花節で終わってしまうんじゃないか…という、ちょっぴり痛い予感がする…のは…きっと気のせいですねそうですね(^^;)【追記】刺された時の下向きになったタッキーの顔が素敵でした(^^) 追記するほどのことか?…ことです>ぉクリックしてね♪(3つも多過ぎ?) ドラマ&映画感想は「REVIEWの部屋」に色々置いてあります『オルトロスの犬』キーチェーン3点セット ベージュ難易度の高いトリプルネックをお手軽に!フェイクレイヤードUネックTシャツ!【20%OFF!】EVER...☆★5000円以上で送料無料!!★☆水川あさみ 2010年カレンダー CL-98 発売日2009/10/03
2009.09.13
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第6話『裏切り者』長谷部が竜崎の護衛だなんて、何だか都合良過ぎだな。しかも初日から失敗してるし(^^;)柴田が妻のために竜崎を拉致…という展開は、まあ悪くはないと思うんだけど長谷部の行動がモタモタしていて、ナンダカナ…だった。銃の構え方で柴田だと見抜くところもメリハリなかったし。でもって、竜崎の力に頼るか否かを決める際に迷うのが偽善っぽく見えてしまった。自分だって機会があれば娘を治して貰いたいと思っているのだろうに。いや、実際は、だからこそ葛藤がある…てことなんだろうけど、どうも長谷部の心情が上手く表面に出ていないと思う。多分、演技力のせい>スミマセンスミマセンここのところが上手く伝わっていれば、柴田の妻は柴田にとっては大切な存在だけれど、長谷部にとってはそうではないので竜崎の力に頼ることの是非をまず考えることができたけれど、長谷部にとって大切な存在である柴田自身が死にそうな状態になると何が何でも助けてほしいという気持ちが勝り、柴田と同じように銃を手にしてしまう…という皮肉が際立ったのに>ぉそれどころか、「オカシイんじゃね?」としか思えなかった>スミマセンスミマセン水川あさみを嫌ってるわけじゃないよ~。『風のハルカ』の時はかなり好きだったんだけどなあ。それ以外は観てないけど>ぉでもって、竜崎…どーせなら柴田に対しても長谷部に対しても、「アンタは俺に何をしてくれる?」と薄ら笑いでも浮かべてほしかった。全てを傍観していただけなのに、何が幸せなのか…なんて後付けっぽい台詞で竜崎も実は心に大きな葛藤を抱いているのだ…彼も苦しんでいるのだ…みたいな方向に話を持っていこうとしているみたい。変に情とか入れないで、それこそ夜神月@『デスノ』みたいに“悪”に徹して貰いたい…と思ってしまうのは私の勝手な言い分です>スミマセンスミマセンでも、「神の手」とも呼べるもので、どうやって世界を変えるのかと思っていたらそれにより人々の心を狂わそうとしているらしい…てのが分かってきたところは良い。吉住の変貌ぶりが、その象徴だよね。幼い頃は、そうした狂った心で近付いてくる人々に文字通り苦しめられていたらしい彼が今度はそれを逆手に取ろうとしているのが面白い。その力をまず世間に知らしめる道具として用いたのが沢村というのも。それにしても熊切ったら、沢村に復讐したい気持ちは分かるけど相変らず場を読めないというか、後先考えないというか、そういう面ではキャラが一貫してるというか(笑)…それとも碧井共々竜崎に暗示をかけられてた?まあ、沢村が刺された時は、ちょっと小気味良かったけど>ぉ息子を思う熊切父の情に、さすがの熊切もほだされてたっぽいし2人も碧井に助けられたということで、今迄と立場が逆転したりして?意外に(?)人情父子なのかもしれん。それにしても会場に集まった記者達ったら、沢村が倒れた瞬間に大騒ぎしたりして、気付くの早過ぎ。壁に大部分が遮られてたから、倒れる沢村の頭の先くらいしか見えなかったんじゃ?それでいて、横たわる沢村を放置って、どーよ?救急車は呼んだのだろうけど(多分)素人がやたら手を出さない方が良いと判断したんだろうけど(好意的解釈)近付きもしないのって、どーなのよ?でもって竜崎が右手を掲げた途端にワラワラ集まってきちゃうし(笑)マスコミなんて、そんな程度の奴らさ…という主張?ところで、真ん中にタイトルを持ってくるというのを定番にしたっぽい。前半は一気に放映して視聴者を引き込み、タイトルに後半の“予告”を入れて興味を持続させ、後半はスポンサー優先にCMをバシバシ入れる…という算段?視聴率が上がると良いね。…って、数字には関心ないので、どの程度行ってるのか知らないけど。クリックしてね♪(3つも多過ぎ?) ドラマ&映画感想は「REVIEWの部屋」に色々置いてありますKindai (キンダイ) 2009年 10月号 [雑誌]【ジャケットC】●滝沢秀明“ヒカリひとつ”<ジャケットC/初回限定仕様>CD(2009/9/23)【送料無料選択可!】TBS系 金曜ドラマ「オルトロスの犬」オリジナル・サウンドトラック / TVサ...
2009.08.30
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第5話『暗殺者』中頃でやっとタイトルが出てきたところが面白かったかも。そこに後半ダイジェストって感じの映像がゾロゾロ重なったのはイマイチかも。前半は今迄と同じ雰囲気。後半は少し新しい要素が入って、話が広がってきたかな。そのために、間にタイトルを入れてスパッと2つに分けたのかもね。後半の中心は歌手レイ@平原綾香。末期癌の彼女を癒して、ファンを取り込もうという榊の計画。…ちょっと無理ある設定のような気がしなくもなくもなくもなく…彼女の歌が3曲くらい聞けたので、リアル平原ファンには魅力的な回だっただろう。最後のステージを最後まで務めることが出来ず、車椅子で去ろうとする彼女を呼び止める竜崎。竜崎の胸に倒れ掛かり、いきなり復活するレイ。言葉で書くとドラマチックに感じるけど、実際にはさほど迫力もなく、あれで竜崎の力を衆人に知らしめた…ということにはならない気がする。だいいち、病人とはいえ観客達が大人し過ぎ。車椅子も竜崎の登場も、単にステージ上の演出だと思ってたりして(笑)それ以外は、あまり進展もなかったな。*竜崎は偽名だということは先週言われてたけど、今週はそれに加えて、何と竜崎と二ノ宮が一緒に暮らしていたという事実が判明。 二ノ宮が異常なまでに竜崎を怖れている理由はまだハッキリしない。 竜崎の力を欲するあまり、周囲の人々の方が変になっていくという説明が 先週の碧井と犬のエピと同じくアニメで描かれる。 そもそもアニメに興味を惹かれてこのドラマを見始めた私だけれど、 あまり多用されるのも難だなあ… つーか、そこはかとなくチープだなあ… というのは置いといて>ぇ つまり、身体を癒す能力が精神を蝕んでしまうという皮肉? 二ノ宮の恐怖心は、そこに由来?*それを裏付ける(?)吉住の変貌。優しそうで毒がなさそうで却ってそれが胡散臭いと思っていたら、やっぱ変な奴だった。 だからって、 竜崎と長谷部のキスシーンがあるとは! キスというより、ぶつかっただけって感じだったけど>こらこら 長いこと刑務所に入っていて、お酒も飲んだことがないと言ってた竜崎だから 恋だって、したことないんじゃないかと思うと複雑な気持ちになるわ。 ままままさか、本気で長谷部を好きになっちゃう展開じゃないでしょうね!? 碧井も含めて三角関係になったりして!? 恋愛要素はないと勝手に思っていただけに複雑な気持ちになるわ。*吉住の長谷部への裏切り行為を批判する竜崎。上目線であくまでも冷静な口調で彼の弱さを嘲る…という態度なら納得なのだけどタッキーの演技は、もっと人間的というか、竜崎が普通に良い奴みたいな印象にしている。 ももももしかして、彼を究極の悪人と思いたがっているのは私だけで 彼は実は良い人間でした…なんてオチじゃないだろうな? タッキーの演技の様子は、そうしたことを示唆しているように見える。 多分、今迄にその力の故に辛い思いを数多く味わってきて厭世的になり 一生懸命に悪を装って肩肘張ってるだけだったりして? う~ん…それってナンダカナ… そそそそれともタッキーの演技力の問題だ…なんてことは言ってはいけません>ぇ*沢村に良いように操られ、熊切を殺そうとする碧井。都合良く長谷部が邪魔をしに現れたけど、却って碧井を動きやすくしただけ。 竜崎とは逆に、ダークサイドに捕われそうな彼。 でも、そうなったら、悪魔の手という設定の「まんま」になっちゃって これまたナンダカナ…だと思うのだけど。 でも、実直で、その分ちょっと不器用そうな雰囲気だった彼の顔が 少し暗い影を帯びてきた感じで、ちょっと良いかも>ぉ ところで熊井だけど、いつもの目玉の動き(笑)がなかったし、 殺すどころろか、逃がすために海に突き落とした可能性大。 イケメンを多くキャスティングしているアザトさ(こらこら)を考えると ここで八乙女君退場というのは考えられない>ぇクリックしてね♪(3つも多過ぎ?) ドラマ&映画感想は「REVIEWの部屋」に色々置いてあります[枚数限定][限定盤]ヒカリひとつ(初回生産限定/Music Clip盤)/滝沢秀明[CD+DVD][枚数限定][限定盤]ヒカリひとつ(初回生産限定/Drama Clip盤)/滝沢秀明[CD+DVD]GyaO Magazine (ギャオマガジン) 2009年 09月号 [雑誌]
2009.08.22
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第4話『逮捕 明かされる二人の過去』ミステリーが好きで刑事になったという人(名前分からん)あの台詞って笑うところ?盛り上がるところ?…失笑って感じだったんですけど>スミマセンスミマセン熊切を逃がして竜崎を呼び寄せたのは、やはり長谷部の罠だったってわけ?それにしては色んな部分が緩い気がするんだけど…でも、結果的に手錠をかけられたんだから成功ってことか。「あんたは俺に何をしてくれる?」竜崎の決め台詞に、上着を脱ぎ捨てる長谷部。娘の次は女を武器にするって、どーよ?「警察にしては正義感が強過ぎる」人の作戦とは思えないような…いやいや、そんな彼女に、ゆっくりと手を伸ばす竜崎の姿に「きゃああ!ダメ~!やめて~!」と、視聴者に黄色い声を上げさせるという意味では十分成功していると思われ>ぇでも、結局のところ、沢村に横取りされちゃったわけでしかも、そのことよりも娘を治してもらわなかったことを後悔してるわけで長谷部ったら、やっぱイマイチ緩いのでは…>スミマセンスミマセン逮捕された竜崎は免罪ということで釈放へ―手を回したのは心臓病を治してもらった榊。…ってことだけど、現実にも無罪みたい。3人の少年を殺したのは、二宮。…竜崎の力を試すためだったみたい。思惑に外れて少年達を見殺しにし、二宮に向かっていく竜崎。その後に何か恐ろしいことが起きたのかしら?だって二宮は竜崎を「悪魔」と怖れているのだから。そもそも、竜崎の力が癒しだけであるならば、彼に対し弱みを持つのは病人や怪我人もしくはその身内のみ。世界を変えると豪語する竜崎には、もっと何か裏がなければ。熊切父よりも榊よりもラスボスっぽい雰囲気を持つ沢村は、今のところ碧井の力の方に興味を持っているけれど、それを覆すくらい竜崎の方に“何か”があれば面白いかも。その前に、まずは美貌で世界を変えちゃいそうな竜崎ではあるけど(笑)取り合えず今回、判明したのは竜崎は偽名であることと、 龍谷村を知らずに育った碧井が実は村に深い関わりがありそうで、 龍谷村出身であるはずの竜崎が実は村とは無関係だったりして?碧井が最初に力を使ったのは愛犬に対してであったこと。 飼い犬が綱を引きちぎってまで碧井の妹に襲い掛かろうとしたことの方が謎。良い人っぽさが却って胡散臭かった吉住も、超自然的な力に遭遇してちょいブラックに変身していくのかしら?登場人物全員が最終的に皆、醜く穢れた部分を露にするという展開だったら私的にはとても面白いなあ>ぇそんな中、唯一善良にして純粋な人間は竜崎だった…なんてオチだったら、さらに面白いけど…そこまでは無理だろうなあ(笑)>つーか、ありえない?碧井の妹は存在感イマイチと思ってたけど、登場の度に何かしら食べ物を手にしているのが、ちょっと可愛い>親近感?クリックしてね♪(3つも多過ぎ?) ドラマ&映画感想は「REVIEWの部屋」に色々置いてあります[枚数限定][限定盤]ヒカリひとつ(初回生産限定/Music Clip盤)/滝沢秀明[CD+DVD]ハーモニカネックレス■MN-190■送料無料■ネックレス■ニュース■ジャニーズ■NEWS■錦戸亮■...ぜんぶ! YaーYaーyah
2009.08.15
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第3話『母か刑事か 悪魔に魂を売る者たち』「わあっ!」車中でいきなり熊切父を驚かす竜崎。…ってお前は、お茶目な男の子か!? 榊の前で彼女の演説を暗唱してみせるところも、何つーかもうちょいクールな演技をしてほしいと思ってしまうのは私だけ?外見は優しい雰囲気の美形なんだからそのギャップを強調した、甘さが全く感じられない声や台詞回しの方が竜崎のキャラが立つと思うんだけど…文句言ってスミマセンスミマセン今回は、加奈@碧井の生徒を癒す竜崎。回を重ねるごとに碧井を翻弄し追い詰めていく。スポンサーはソ○トバ○クだっけ?覚えてないけど、そうかもしれない…と嫌でも思わせられる(ぇ)ストラップを付けた加奈の携帯を使う竜崎がカワイイ>ぉオニオンフライ(?)を口に運ぶ竜崎がカワイイ>ぇカワイイだけに惜しいと思う、この愛憎入り乱れた思いを分かって下さい(^^;)ま、真に愛憎入り乱れるといったら竜崎&碧井なわけだけど…表面的なものとは正反対に、恐らく本人達の自覚もないままに、2人は魅かれあっていくのだろう。文字通り表裏一体だものね。今回、2人とも偶然に右手の甲に怪我をしたのが象徴的。ただ今のところ、竜崎は魅力的な“悪魔”というには、ちょっと中途半端な気がするし碧井は繊細さは出ているものの、ちょっと乗せられやす過ぎって感じ…が、しなくもなくもなくも…なのでした>スミマセンスミマセン碧井と違い、本当にただ利用されているだけの熊切は哀れ。哀れだけど、ちょっとツッコミどころ満載。あんなに堂々と加奈を殺しに現れるなんて、成功したとしても、その後はどうするつもりだったんだよ?加奈母の瞬間移動も凄かったけど>ぉそれで気をそがれて加奈をそのままに去っていっちゃう熊切って、どーよ?寧ろチャンスだったのに>ぇそんな熊切を逃がしてやる長谷部。未だ竜崎の癒しの現場には居合わせていないけど、加奈の奇跡的回復は目にしていよいよ自分の娘について深刻に考え始めた様子。って…先回も書いたけど、状況的には少しずつ信憑性が高まってくるように描いているのに彼女自身は、まだ何も起きていないうちから既に竜崎を信じていたじゃん。ここ、やっぱ、もうちょい葛藤が描かれていても良かった気がする。それともコレって彼女が仕掛けた罠という可能性もあり?う~ん…それだとちょっと安易かも?それにしても、沢村と碧井の手の大きさがあんなに違うなんて!?それが今回一番のツボだったかも>こらこらクリックしてね♪(3つも多過ぎ?) ドラマ&映画感想は「REVIEWの部屋」に色々置いてあります[枚数限定][限定盤]ヒカリひとつ(初回生産限定/Music Clip盤)/滝沢秀明[CD+DVD]GyaO Magazine (ギャオマガジン) 2009年 09月号 [雑誌]【送料無料選択可!】TBS系 金曜ドラマ「オルトロスの犬」オリジナル・サウンドトラック / TVサ...
2009.08.08
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第2話『生かすか殺すか 究極の選択』おお、やっとアニメが観られた。でも、外国のアニメーターとの噂を聞いてたんだけど、日本の会社だった。いや、別に国は関係ないですけど(笑)今回から登場したタイトルバックの映像は待ち望んでいたアニメよりも、タッキーのアップよりも、画面左右から伸びてきて握り合う2本の手の色っぽさに注目してしまった>ぇで、内容―ダムの底に沈んでいる龍谷村。碧井が持つ御守り袋の刺繍と同じ像が刻まれた石。「合わせ鏡みたいな人間」という碧井の言葉。何だかイカニモな要素てんこ盛りで何となくソコハカトナク真相が見えてくるような気がする。それにしても、長谷部…碧井が殺人をした現場にはいたから彼を怖がるのは分かるけど竜崎が人を癒すところはまだ目撃していないのに、思いっきり信じちゃってるよね。碧井の力が事実なら竜崎も…ってことなんだろうけどおまけに娘が喘息に苦しんでいるから他の人より敏感なのも分かる気がするけどそれにしても刑事という職業柄、もう少し疑ってかかっても良いような気がする。…イチャモンかしら?まあ、今回は、熊切がナイフで刺されるところを目撃しその後、ピンピンしている彼に再会したことで、信憑性は増してきてるけど。だから、疑いながらも少しずつ信じざるを得ない状況に導かれていく…てな方が面白い気がするんだけど>勝手な願望?後はひたすら神出鬼没な竜崎の図―*熊切息子が長谷部を襲うのを見透かしていたかのように駐車場に出現。熊切との2ショットに、もうちょいメリハリがあったら良かったな。単独では、それなりに悪っぽい熊切が竜崎の前では吹けば飛ぶよなチンピラぶりが際立つとか。*今回もまた、長谷部の目には触れない所で力を発現。まあ、熊切息子が力を身を持って理解できればそれで良しなんだけどね。さらにそれは熊切父に近付くのが目的なわけだし。*碧井の生徒@加奈の病室に出現。中原中也の詩を知っているというのは知性を強調?情緒を強調?思わせぶりに手を伸ばすも寸止めするのは意地悪さを強調?何だかんだ言いつつ碧井が必要なのね。*「IT界の風雲児」が入院する特別室に碧井と2ショットで訪問。熊切父による、竜崎の能力のテストなわけだけどつまりは紹介者である熊切父自身が半信半疑の段階なのに全財産を投げ打とうとするのは、やはり「風雲児」だから?>ぇまあ、末期症状ともなれば藁をも掴む気持ちにはなるんだろうけどね。それにしても、彼の妻ったら、これ見よがしに高価なオリジナルバッグを下げててその中には分けておいた財産の一部が…だなんて、脇が甘過ぎ(笑)分かり安過ぎ。そしてタイトル通り究極の選択を碧井に迫る竜崎―交通事故で運ばれてきた瀕死の子供達と、酒飲み運転で傍若無人な加害者…まあ、大抵は子供達を選ぶよな。碧井のような特別な力がなくとも、あんなヤツは殺したいと思うだろうな。だから状況的には、他の道は選べないのは明らか。看守を殺した時に見事に騙されたから躊躇はするけど…でも、何もしなかったら確実に子供達は死ぬわけだし。それでも碧井が迷うのは、やはり「天使」の心だからで…迷いもしなかった自分に、ちょっぴり反省してしまったわ(^^;)吉住@長谷部の恋人の預言者のような解説者のような言葉通り>ぉ竜崎ったら「神」の領域に進出しようとしている様子。それにしても、竜崎&碧井が見つめあうショットはやっぱ腐女子がターゲット?…というのは、ひとまず置いといて正面の顔は、そんなでもないのに横顔が何気に似ている気がする。それがつまり、これからのことを示唆してたりして?クリックしてね♪(3つも多過ぎ?) 朝ドラ『ファイト』~『つばさ』感想は「REVIEWの部屋」から行けます☆やっくんち☆One! -the history of Tackey-NEWS錦戸亮クン着用モデル!【RUSS-K】フロッキープリントTシャツ【Diavlo(ディアブロ)】【ディアブロ】オルトロスノーブルベルト(ブラック)【h0801dayo】
2009.08.01
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2009年/日本脚本:ワーナー・ブラザース映画ライターズワークショップ演出:加藤新、今井夏木音楽:井筒昭雄主題歌:『ヒカリひとつ』滝沢秀明出演:滝沢秀明(竜崎)、錦戸亮(碧井)、水川あさみ(長谷部)、八乙女光(熊切)山本龍二(柴田)、原田夏希(前園)、忍成修吾(吉住)、波瑠(白川)柴俊夫(熊切父)、六角精児(二宮)、佐々木蔵之介(沢村)、高畑淳子(榊)★ ★ ★ ★ ★ ★ ★第1話『神の手を持つ悪魔 悪魔の手を持つ天使』日本でなく外国のアニメーターによるアニメが挿入されると聞いたので観てみたけどチラッと映っただけだった。…第2話に期待せよ!ってことかしら?複数の脚本家が各シーンを持ち寄り、メインライターが纏め上げる…というアメリカのドラマ様式「ショーランナー」を採用したそうだ。確かにアメリカのドラマって面白いのが多いから期待しちゃったわよ。結果は…微妙…(^^;)「視聴者に絶対に先を読ませない」と謳ってるけど普通に十分読めちゃったんですけど?…これもまた、第2話に期待せよ!ってことかしら?ビジュアルが良いのは認める。画面が…じゃなくて、出演者が(笑)特に、タッキーが。だから半分は彼目当てで観たと言っても良いかな。考えたらタッキーの出演作って、ほとんど観ていない私。『義経』の最終回くらいかも?>幾ら何でも少な過ぎなのに何故、タッキー目当てと言えるかというと―1:我が愛しのムン・ヒジュンに、ちょっと似ているから ファンの皆さん、スミマセンスミマセン!2:CMで観た牢獄内での彼の扮装が大好きなL@『デスノ』っぽいから 名前も竜崎だし、これって意識的?碧井の能力は人を殺せること。それも心臓麻痺。竜崎の方は治癒能力だけど、彼の野望は世界を変えること。やっぱ、そこはかとなく『デスノ』っぽい。牢獄のシーンは『羊たちの沈黙』っぽいし楳図かずお『神の左手 悪魔の右手』も連想するな>未読なのでハッキリ言えないけど長谷部のキャラなども、ちょいステロタイプな感じ。まあ、これから話が進むにつれ個性が出てくる可能性はあるけど。熊切と愉快な仲間達に単身向かっていくなど、無謀な行動をするので実力を超えて張り切っちゃってる新米なのかな…世間知らずのお嬢様なのかな…なんて思ったらシングル・マザーという設定だったことには、ちょっぴり驚いた。あ、ここのところは「先を読ませない」に当てはまるな。そういう意味なら、竜崎も冷静冷酷な感情というものを持ち合わせていないようなキャラ…と勝手に思ってたら碧井を説得するのに意外に感情的な言い方をしていたし、最後は泣き落としみたいになってたし、これもまた「先を読ませない」に当てはまる。勿論、碧井を利用するための演技だってのは分かってたけど>そーいうとこは読めたけどもうちょいブラックな雰囲気で行くと思ってたので(笑)で、碧井には植物状態の生徒がいて、長谷部には喘息の子供がいて、そして榊は自身が心臓病…という実に竜崎に都合の良い設定が用意されているのであった(^^;)ところで「オルトロス」というのは、ギリシャ神話に登場する双頭の犬だとか―「犬」が重なってるじゃん!というのは置いといてつまりは、竜崎と碧井は表裏一体ってことっすね>あ、まんまか…取り合えず、第2話に期待せよ!ってことですね(^^;)クリックしてね♪(3つも多過ぎ?)◇にほんブログ村◇◇人気映画・TVBLOG◇◇人気ブログランキングへ◇ドラマ&映画感想は「REVIEWの部屋」に色々置いてあります☆やっくんち☆『NHK大河ドラマ総集編 義経(DVD)』神の左手悪魔の右手[文庫版] 1-4巻 漫画全巻セットヘッドポーター ポーター 吉田かばん 裏原 その他雑貨 通販 面白雑貨 デスノートキーホ...
2009.07.25
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お月見なんて、ご無沙汰だなあ…風流とは程遠い生活をしている私(^^;)お月見饅頭作りを任されることになった武蔵&奈津ちん。幹事を務めることになった陽介君。そして、白井さんを心配する弟子。今回も複数の話がリンクする『あんどーなつ』ワールド。いかにも頼りなそう(笑)な陽介君より慣れてる勘助さんや秀明さんの方かずっと良い企画を手早く取り決めることが出来るはず。むしろ、陽介君の様子を見るのが危なっかしくて歯がゆいだろう。それでも、次代を担う若者に託す、というのが上の者の使命でもあり責任でもある。師匠と弟子という、経験のない者にとっては特殊な関係を、ただ前面に出すのでなく幹事という比較的分かりやすい例を並行して描いているのが親切。それに、明るい陽介君のキャラが生きていて微笑ましいエピでもあった。勘助さんの「バカヤロ」は怖かったけど>ぉひとり奮闘する陽介君に対し、奈津ちんは武蔵と息を合わせるのが一番の問題。“2人に”任せる、というのが、まんま生きている。そして、任せた後は、あまり口出ししない梅吉が大きさを感じさせて良いよね。葛を使った月見饅頭というのが新鮮。全国的には、やはり蒸かしたお饅頭が主流なのかしら?ひじゅにの地元は「おてまる」と呼ばれる、やや大きめのお団子を飾る。他の家は知らないけど、我が家ではやや厚めの輪切りにし、火で炙り>って、大抵はオーブントースター使用砂糖醤油をつけて食べるのさ。なかなかタイミングが合わない奈津ちんにアドバイスしてくれる白井さん。サラシで目隠しをして呼吸を読むというユニークな練習法。かつて彼と梅吉とで行っていたもので、今でも弟子達にやらせているとか。梅吉は、その方法を取り入れていない…ってか、忘れてた?そこが白井さんと梅吉の違いを象徴してもいるのかもしれない。一度は浅草を去り、京都で修業し、満月堂を助けるために再び浅草に戻ってきた梅吉。ずっと京都の店で頑張ってきた白井さん。上下の差よりユニットという考えを持っている梅吉と、弟子達はまだまだだと頑なに思っている白井さん。見えないものを見る修業に拘っていたのに、見えないものを抱えて悩んでいた白井さん。味が分からなくなってしまったのは薬の副作用だそうだけど、本当は彼の心の中にあった問題が、そうした形になって表れたのかもしれない。陽介君のスッタモンダの後で満月堂で開かれた、お月見。芸者さんを呼んだことで、彼の面目は立ったみたい(笑)あや乃さん登場の第7話で、芸者遊びに憧れていた姿が伏線?武蔵&奈津ちんの作った菓子に涙ぐむ勘助さんの優しさが、あの「バカヤロ」の後だけに、ちょっと沁みるなあ。そんな菓子を食べて、味が分かると言う白井さんも良かった。味と共に、見えない心の枷が消えたってことなんだろう。いつものメンバーが全員揃わなかったのは難だったけどな。まあ場所も狭かったしな。それと、京都の女将さんが、何だかちょっと危なっかしい感じがしたのが難だったかも?肝心の白井さんの弟子が画面には全く出てこなかったことも、ちょい物足りなかった。でも、ハッキリ姿を現さず、想像に任せていたところがミソだったのかもしれないな。白井さんの舌は、「よくあること」で、治ると保証されたのは良かったんだけど、拍子抜け。拍子抜けだったけど良かった、とも言えるけど(^^)梅吉が満月堂にとどまれることになったのも良かった。『瞳』『ちりとてちん』etc.朝ドラ感想は「REVIEWの部屋」から行けるっす☆やっくんち☆クリックしてもらえると嬉しいっす◇人気映画・TVBLOG◇秋の味覚厳選セットぴょんぴょんだんご8個入り北海道高級小豆使用!月見の季節に特別なお団子♪▼デジカジからリアルユーザーまで人気のモデル▼TBSドラマ「あんどーなつ」で使用▼2年間保証...
2008.09.17
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うっちゃん…(笑)★文哉クン、再び―先回は親子3人で花火見物は実現したけれど、別居はそのまま…。だから、今回は解決編ってとこか。それにしても、あの玉葱の微塵切りって…。弟の陽介クンが後継ぎは兄貴だと何度も強調していたからバンド活動に明け暮れて他が疎かだったとはいっても、龍太さんは料理人としての土台は出来ているのだと思っていた(^^;)プレーンオムレツは洋食の基本だと聞いたことがあるから、そのオムレツが上手く作れないことで、今の龍太さんのダメダメ振りを描くのは面白い。文哉クンの好物であるという設定も。加えて、オムレツを作る父親がカッコイイという、文哉クンの健気な言葉も。でも、あの微塵切りって、どーよ?上手い下手は別として、微塵になってるか否かは素人でも分かるじゃん。ちょっと拘り過ぎかしら(笑)秘密のバイト(つーか修業)をバラすのが奈津ちんでなくて良かった。私だったら、ほぼ確実に皆の前で言っちゃってただろうけどな(^^;)以前のエピと今回と、文哉クンの父親への思いはよく伝わってくる。妻子を置いて大阪に修業に行く決意をする龍太さん。ここでもまた、故郷を出てきた奈津ちんに重なる話。まあ、奈津ちんが抱えているものは、今のところコレしかないとも言えるが>ぉ若者よ(いや、若者に限らずだが)夢を持て、夢に向かって邁進せよ!つーのが、このドラマのテーマのひとつなのかもね。それにしても、文哉クン…奈津ちん達と食べた昼食はエビフライ@洋食屋さんの洋食お祖父さんに作ってもらった夕食はハンバーグ@洋食屋さんの洋食庶民の子には嬉しい外食も、家が洋食屋さんの場合ってどうなんだろう…と変な事を考えてしまったわ。はっ、それで洋食屋さんの洋食らしくない父親のオムレツが美味しいのかも?↑穿ち過ぎ★梅吉&母親―従兄弟の娘(だっけ?)は「外人のよう」だし、母親は美人だし、梅吉さんったら美形の家系なのね。前者の時に同棲を噂されたから、今回も騒がれるかと思ったら泰造さんにしっかり突っ込まれてたな。でも、そんな程度で抑えてくれて良かった>ぉ梅吉は10歳の時に両親の離婚で父親と離れ、15歳の時に母親の再婚で家を出たそうでひとり暮らしに慣れている=自立している、とも言えるけど父親の味をあまり知らない、とも言えるよな…。そこのところが、過去での出来事に関係しているのかな?浅草を去る結果となった喧嘩の件や、満月堂の先代との関係等に?その点が、これから描かれることになるのかな?再婚相手も亡くなって、ひとりになってしまった母親との同居を考えていたのに一足早く(?)再々婚を考慮中の母親。女性には限りなく不器用そうな梅吉とは対照的。これからもずっと、梅吉が母親と暮らすことはないのかもしれない。梅吉のケースは龍太さんとは、ちょい異なる。勿論、奈津ちんとも。修業じゃないし、一人前になるまで帰らないという悲壮な決意とも関係ないしいつかは一緒になるという目標もない。でも、離れて暮しても親子の絆は強い。…という意味で無理矢理関連付ける小朝であった。とはいえ、そうして遠く離れて暮しながらも心は繋がっている、というのは確かに素敵なことだし、簡単なことでもないので良いテーマだと思うよ。…と、フォローする私であった。コーヒー牛乳を買って梅吉に飲ませる母親には、ちょっとジンときたな。親にとっては子供はいつまでも子供のままだっていうものね。ましてや15歳の時に独立してしまった息子なんだからな。てことで、今回はコーヒー牛乳とオムレツの話でした>そうか?お茶会の菓子を頼まれた武蔵にエールを贈ろう♪映画&ドラマ感想は「REVIEWの部屋」☆やっくんち☆クリックしてもらえると嬉しいです◇人気映画・TVBLOG◇プロ級のできばえ!スノーマンとろっと名人ひらけオムレツ高原でのびのび育った牛たちからの贈り物!すずらん牛乳(900ml×2本)コーヒー、牛乳各1本 お...季節の特!上生菓子「三日月セット」
2008.09.11
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奈津ちん、奨励賞オメデトウゴザイマス。コンテストなんて聞いて、『美味しんぼ』みたいに菓子対決があるのか!?なんて少しばかり期待してしまったけど、そういうのがないところが、このドラマの粋なとこなんだろうな(^^)コツコツと練習を続ける真面目な奈津ちん。先輩ぶりながら、でも一生懸命にアドバイスする武蔵。ワンポイントでビシっと決める梅吉親方。やはり、この3人のバランスがとても良いね。加えて光子さんのフンワリした雰囲気も、とても良い。だけど、梅吉に「咲いてねえ」と却下された、あの“へら菊”、素人目には全然違いが分からないよ。誰も食べたいと思わないと言ってたけど、私なら喜んでで食べるぞ>ぉ先回の話に戻るけど、憲司さんに「迷うくらなら辞めれば?」と言った奈津ちん。おお、対等の仲間には結構キツイ事を言わはりますな…と一瞬ビビったけど>ぇお祖母ちゃんの手紙を読んだ後だったんだものな。あの時の決意が今回も生きている。時々、良い子過ぎ!と思わないでもない奈津ちんだけどあの真面目過ぎるほど真面目なところに憧れを感じたりもする。仕事中にボーっとしてしまい梅吉に注意されるシーンも出てきたけど某朝ドラのように不快感がないのは何故?奈津ちんの場合、アカラサマに手を止めてたわけじゃないし、悩んでいたのは自分の事でなく光子さんのことだし、普段はとにかく真面目に熱心に頑張っている姿が自然に描かれているからだろうな。検診結果を間違えて見てしまうのも、他のドラマなら「そう簡単に間違えんやろ」と、シラケてしまうヒネクレ者の私だけど、このドラマでは「うっかりすることってあるよね」と、好意的に考えてしまう。かなり贔屓目になっとりますな(笑)今回のメインは光子さん。集団検診で疑いがあるという結果が出ても、病院で再検査すると何とも無かったってこと結構よくあるから、そこの部分は心配しないで観ていた。実は不治の病で…なんて展開は、このドラマには不似合いな感じがするし。お見合いの方も特に何とも。はっ、てことは肝心のメイン・ストーリーがイマイチってこと?いやいや、肝心のストーリーの肝心な部分は光子&梅吉の言葉に出せない思いだろうからこれで良いのだよね。またまた先回の話になるけど、梅吉の恋の噂に女学生みたいな反応をしていた光子さん。今回は逆に梅吉の心が揺れる番で、少しずつ少しずつ進んでいく2人の物語。年齢に関係なく、とても可愛い光子さんだけど身体的にはやはり年齢を意識せざるを得ないってことが、検診の件で表されている。再婚しても、もう妊娠出産の可能性は極めて低い…ってことをはっきりと言葉に出さずに胸の影の話を持ってくるところが、このドラマらしい配慮かも?老舗なだけに跡取り問題も出てきたけど先代から梅吉に託された道具が、それを今やっと梅吉が預かったことが、さらに、それを奈津ちんに貸したことが、その答になっているのだろうな、と思う。★それにしても、いきなり転んだ奈津ちん。全くもって“お約束”のシーンじゃん、これで手を怪我したなんて展開だったらどうしよう…なんて一瞬思ってしまったよ(笑)道具に繋がるところが面白かったな。★それにしても、梅吉が夜に光子さんを訪ねるシーン、奥の部屋で磨いてた途中の三角ヘラを拭き布と共に無造作に置いただけだったのに次のシーンではキチンと入れ物の中に収められていたぞ。いつの間に誰がしまったんだよ?はっ、ももももしや亡くなった先代?そんなの普通は有り得ねーけど、この間の菊子さんの前例がある『あんどーなつ』ワールドだからな(^^;)★それにしても、光子さんのお見合い相手、顔が濃い>こらこら映画&ドラマ感想は「REVIEWの部屋」他にイラストや歌詞訳も置いてます☆やっくんち☆クリックしてもらえると嬉しいです◇人気映画・TVBLOG◇祝い上生菓子 寿六撰【敬老の日ギフト】【同梱不可】§京都 宇治のお茶屋作挽きたて抹茶をたっ...ういろう菊の香(きくのか)京の上生菓子即納!■送料120円■MONKEY MAJIK CD【ただ、ありがとう】08/8/27発売
2008.09.03
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奈津ちん、故郷に帰る―ちゅうことで、福井を舞台に一話費やすと思ってたよ。観光シーンも楽しかったし、謎だった奈津ちんの背景も出てきたしなかなか美味しい題材だったのに、何とアッサリ日帰りかい。回想シーンでの奈津ちんは髪を2本に縛り、喜代美ちん@『ちりとて』を彷彿。でも大家族の喜代美ちんに対し、奈津ちんは寂しい身の上。2人の性格の違いは、こうした生い立ちも大きく関係しているのだろうな。初回で奈津ちんは父親を亡くしたばかり、ということが語られその後、幼い頃に母親を亡くし顔も覚えていないことが判明し天涯孤独だと思ってたら祖母がいることが明かされその祖母の面倒をみてくれる叔母がいることも今回分かった。病院のベッドに横たわる祖母の顔を見てハッとする奈津ちん。その気持ち、分かる気がする。一緒に暮らしていると気付き難いけど、しばらくぶりに再会すると時の流れの残酷さと人間の肉体の脆さを実感する。ま、それはともかく「上品な甘さやのう。お江戸のお味やなあ」「口にも心にも優しい美味しさやな」「これだけ立派なお饅頭作るお店なら間違いないよ」なかなか凄い批評家のお祖母ちゃんだなあ>ぉ一人前の菓子職人になるまで故郷に帰るな、と書かれた就職祝いを持ってひとりバスで帰る奈津ちん。15年経っても修業が終わらない武蔵という前例を考えると、奈津ちんは祖母に再会できるのだろうか…と心配になってしまう(^^;)これで一応、今回の奈津ちんの物語は表面上は終了。出しゃばったかと思うと次は引っ込むヒロインと「水戸黄門の印籠のよう」と形容されたかと思うと次は引っ込む菓子は表裏一体?今回は3つのお話。★2つ目はアンナさんのエピ。外人客(MONKEY MAGIK)が大勢“満月堂”を訪れたと思ったら「外人のよう」な女性が登場。先回、自分の口の軽さで嫌な思いをしたばかりなのに、やはり噂好きは治らず、梅吉の恋話で盛り上がる、かづ江さんの姿はまあご愛嬌?恋話があるとすれば光子&梅吉だろうと秘かに思っていたので、かづ江さんの話に興味津々な光子さんに初めは違和感あったけど、心の底で気になっている相手だからこそ大騒ぎし、確かめようと躍起だったのかも。…って、穿ち過ぎ?(笑)両親の反対を押し切り、北海道に移って結婚したアンナさん。その結婚が危機に面したかと思ったら、一晩にしてアッサリ帰ることを決意。★3つ目は憲司さんのエピ。優人さん@鰻職人に続く出番一回こっきりの若いイケメン第二段>ぉぃついでに実家改装プランに揺れる長男第二段>ぉぃぉぃ自分なりの生き方を探すために大学に進学し、それは特殊メイクの道だと確信し、実家の魚屋を手伝いながら留学資金を溜めきた…と言ってたと思ったら、メイクの夢は子供時代からという台詞も出てきたしいつの間にか入学式も決まってるなんて話になってきたし何だかちょっと急ぎ過ぎで辻褄が変な気がするけど…要するに夢を追いかけていきたい息子と、後継ぎを期待している両親の図ぅ。まあ、今回の主要エピはこれ。でも、最初の奈津ちんのエピが前振りにも土台にもなっている。自分の道を見つけたら、真っ直ぐ突き進んで行くべき…という。基本的にはアンナさんも同じ。両親に反対された結婚、という意味で憲司さんの両親ともリンクするしな。3人が3人とも、故郷を出て夢に向かう。浅草にやって来た奈津ちんと、浅草を出ていく憲司さん。北海道に行ったアンナさんと、アメリカに行く憲司さん。物理的には対比になっていて、そこがまた面白いと思う。ついでに言うと、陽介さんは実家にいながら夢に向かっている。色んな夢があるように、その叶え方にも色々あるんだよね。近い将来、スクリーミング・マッド・ジョージのようになるんだな、憲司さんは。ま、本当言うと、この3つが最後に綺麗に繋がってくれたら感動的だったんだけどね。ちょっと分離しちゃってたよね(^^;)映画&ドラマ感想は「REVIEWの部屋」☆やっくんち☆クリックしてもらえると嬉しいです◇人気映画・TVBLOG◇【CD】TIME /MONKEY MAJIK 【新刊】あんどーなつ 江戸和菓子職人物語 (1-7巻 続巻)★本場でプロがプロの為に使用している本物!特殊メイク落としに使用♪リエンジェ・スーパーク...
2008.08.27
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先週は兄、今週は母を得た奈津ちん―「コンニツハ!」今回は何といっても有希乃ちゃんに尽きますな。もう、実に良いっすな。何がって?あの食べっぷりが(笑)どら焼に齧り付くところも良かったけれど、何よりもその後が感動的だった。画面が変わってもまだ持っていて、残りをガボっと一口で食べてしまって、もう、思いっきり惚れたぜ!食べ物を放置するドラマが多い中、実に泣ける光景であった>ぉ最後の淡雪の菓子の食べ方も最高。掌に乗せて貰ったら、持ち直さずに掌をまんま持ち上げて頭から齧り付いていてああ、またもや惚れたぜ!そんな風に存在感&味のある有希乃ちゃんだったけど、本筋にはあまり絡まない。「お母さんをいじめないで!」という定番の台詞はあったけど、それだけ。実は今回は今迄より面白さが下がったかな、と思っちゃったんだけど>スミマセンスミマセン子供に頼らず、涙を強制しない話作りが良いなあ、と思った。まあ、何といっても今回は「母」物語だからね―有希乃ちゃんの母@あや乃さんあや乃さんの母@辰子さん奈津ちんの母@光子さんこの3人の「母」を中心に、悦子さんの母@かづ江さんも絡むし、奈津ちんの亡くなった実母の影も絡む。男性陣は鼻の下を長くしただけで終わってしまったな(笑)勿論、最後を締めたのは梅吉の菓子。この間『ぴったんこカンカン』に光子役の風吹ジュンさんが出演されたので絶対に観ようと思ってたのに、結局最後の方しか観られなかったのだが彼女自身がドラマにおける菓子の役割を「水戸黄門の印籠のよう」と言っていたので、こちらも遠慮なくそう受け取ることにしよう>ぇでも、あの美しい淡雪の菓子は、あや乃さんが一本になった時の祝いの菓子だった…というのがミソ。菓子に込められた思い出が辰子さんの心を動かした、というのは説得力がある。それと同じように、奈津ちんと光子さんの菓子が出来たラストが良かった。光子さんが母親に贈られ、今、光子さんから奈津ちんに贈られた着物をイメージした菓子。良いなあ、ああいう思い出の作り方もあるんだなあ…と思った。今回は(先回と違って・笑)大きな活躍はしなかった奈津ちんだけど、彼女の「母」に対する思いが全体を覆い、人々を動かしているようだった。軽くツッコミ1:麻衣子さんが同い年と知った途端にタメ口になる奈津ちん(笑)2:前半は話のきっかけ作りの役割だけで後半はほとんど出番無しの麻衣子さん3:煮物の味見にオクラを差し出す奈津ちん>ひじゅにはナスかカボチャの方が良い4:障子にもたれ、たどたどしい口調のあやめさん>ちょい心配『あんどーなつ』レビューは「REVIEWの部屋」から行けます。『まいご3兄弟』もあります。☆やっくんち☆クリックしてもらえると嬉しいです◇人気映画・TVBLOG◇涼やかな色に意匠に口どけに夏の上生菓子淡雪のようなやさしい食感の豆腐のデザートです。淡雪豆腐【新規開店080808】"白く冷たく輝く雪の花…"K18 ダイヤモンド 0.10ct ピアス 【0804お得10】
2008.08.21
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おお、武蔵は群馬の人だったのね!今日は兄と妹の話―武蔵と実の妹の律子さん。武蔵と妹弟子の奈津ちん。満月堂で修業を始めて、もう15年になるという武蔵。18歳の時からだそうだから、今は33歳…もっと老けて見えるな。なんてことは、どーでもよろしい>ぉ何だかキャピキャピ(死語?)していて軽薄そうな律子さんと彼女の夫。武蔵が継ぐつもりの父親の店を改装してイタリアン・レストランにしようと計画中。話し合いたくても感情的で取り付く島が無い。最後には「家の事情」「自分にも権利がある」と主張。―絵に描いたような悪役(笑)でも、何となく憎めない感じがするのは、そんな気持ちが分からなくもないから。彼女は職人の道は歩まなかったわけだから店に関しては他人のようなもの。肝心の兄は15年も帰ってこないし、その間、両親に何かあれば自分が面倒見て来た。年齢のせいで、最近は父親も仕事が大変そうだ。加えて夫の仕事が軌道に乗ってきたところなのに、場所的に恵まれていない。―とすれば、改装したくもなるんじゃないかなあ。両親と夫と両方のためになるから、とっても合理的。それに形は違うけれど、ある意味自分が兄に代わり店を継ぐことになる>場所だけだけど…という風に感じたのかもしれないよ、ハッキリ言葉にはなってなくても。少しの意地も含めて。少しの甘えも含めて。律子さんの夫が料理人という点に注目したい。イタリアンという和菓子とは無関係の分野に見えるけれど、どちらも客の口に入るものを、技術と心を駆使して作るという共通点がある。生まれ育ってきた環境の中で律子さんに知らず知らずに沁み込んでいるもの…また、職人としての父親に対する敬意や愛情…そうしたものが律子さんの心を、料理を職とする男性に向かわせたのかもしれない。本当は店を畳んでしまうのは良いこととは言えない…てことも分かってる。そんな葛藤を抱えているから、兄に反対されると必要以上に感情的になってしまい、つい酷い言葉を吐いてしまうのかもしれない。とはいえ、それは実際には父親のためとは言えない決断だし武蔵の人生を否定するようなものでもあるし武蔵自身は勿論、人の良い満月堂の人々が気を揉むのも仕方ないこと。新米で世間知らずの奈津ちんが、まるで朝ドラ・ヒロインの如く(笑)人の事に口を挟んでしまうのも、やはり気持ちが分かるから非難できない。奈津ちんが律子さんに頭を下げたって、実際は何の効果もない。律子さんの心がほんの少し揺るむ…なんてことも全くない。奈津ちんは何の役にも立てない。でも、何かせずにはいられない。そんな気持ちはよく分かるし、視聴者の心の代弁者でもあるよね。光子さんも口を出してしまった>奈津ちんよりは言葉遣いに配慮が見られた(笑)それもまた役には立たない。でも、兄妹の心の内を見抜いていたみたいな梅吉にしても、それだけではダメだった。だって、奈津ちんが律子さん達を満月堂に連れてきて、光子さんが説得を試みなかったら武蔵のはさみ菊は間に合わなかったから。結局のところ、律子さんの固くなってしまった心を解きほぐしたのは、はさみ菊。そして、はさみ菊に沁み込んだ兄妹の思い出。律子さんの夫も、最初こそ良い人に見えなかったけど“まめ太”を出る時にはちゃんと頭を下げていったので、ちょっと見直し律子さんが決意を変えた時、黙って深く頷いていたので、大いに見直した(笑)予定調和な話ではあるけど、面白かったよ。「まっすぐな男」と、梅吉が武蔵のことを言った時、涙が出てきた。奈津ちんは天涯孤独の身っぽいけど、良い兄が出来て良かったね。律子さんのように長い年月の積み重ねはまだないけど、きっとこれから増やせる。今回、武蔵のために気を揉んで、効果はなかったけれど動きもして、こうしたことが積み重なっていくのだろう。『あんどーなつ』INDEXは「REVIEWの部屋」☆やっくんち☆クリックしてもらえると嬉しいっす◇人気映画・TVBLOG◇赤飯饅頭セット(紅白2個づつセット)本格イタリアンレストランのスイーツ福袋です。ティラミス山 福袋上生菓子・桃の便り 詰め合わせ(10個入)
2008.08.12
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人騒がせなユミンってことで(笑)脇の人物にスポットが当たった話が続いた後で、今日はヒロイン奈津ちん中心に進行。これもまたバランス感覚?「いただきます」という言葉は、“命をいただく”という意味だとの梅吉の薀蓄。最近は子供にこの言葉を言わせない親が増えている、と聞いたのは何年前だったろう。その後、『喰いタン』の影響で言うようになった子供が増えたという噂も聞いたっけ。今は、一体どれだけの人が、この言葉を口にしているのだろう?なんて、話が横道かしら(^^;)ともかくも、人間は命を食べて命を保っている。自分の中に組み込まれた多くの命の重さを忘れてはいけない、ということだよね。そうすれば自分の命を大切にする理由が見えてくる。他の人の命も同じように大切だということも。今日は、色んな命の話が登場。人間に食べられるために死んだ鶏。放置されたために死んでしまった酵母。そして菊子さん。菊子さんの母親。振袖火事で亡くなった人々も。酵母を死なせてしまって涙を流す奈津ちん。酵母に話しかけたり子守唄を歌って聞かせる奈津ちん。ぶりっ子ギリギリの線だが>こらこら人間の命も酵母菌の命も、ある意味同等に受け止めることが出来るってことだよね。父親を亡くしたばかりだという奈津ちんは、どうやら母親もいないらしい。憧れていた洋菓子屋さんも亡くなってしまったし、第1話と第2話でも人の死が関わる物語だったし、奈津ちんが命というものに敏感なのも自然に納得できるな。そんな奈津ちんだから、一度しか逢ったことのない菊子さんを心配して店のことも忘れて探し回ることができたのだろう。また、そんな奈津ちんだから、異界の存在となっている菊子さんを何度も見かけることになったのだろう。そして多分、菊子さんは、そんな奈津ちんに叱ってほしかったのだと思う。だって、スカーフを引っ掛けておくなんて、探して下さいって言ってるようなもんじゃん。奈津ちんの思いに反応し、彼女に命の大切さを説いてもらいたかったのかもしれない。小豆洗いの正体はトホホだったけど、物語に軽さを加えて良かったかもしれない。逆を言えば、菊子さんの件もこれと同じで幻に過ぎなかった…という見方も出来るけど発酵が奇跡的に早かったという謎を残しているから、ここはやはり不思議な物語という受け止め方をした方が面白いかもね。『あんどーなつ』INDEXは「REVIEWの部屋」☆やっくんち☆クリックしてもらえると嬉しいです◇人気映画・TVBLOG◇「STA★COLLE」K18PGアメシスト白蝶貝ペンダント★笛木優子(ユミン)さん★サンキューカード付...バップ 喰いタン DVD-BOXお酒の香りがフワッと広がる「酒まんじゅう」
2008.08.07
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おお、漉し餡だ!美味そうだ、漉し餡! ←漉し餡好き鈴木裕樹と六平直政…2人とも好きな役者さんなので>と言いつつ、出演作は数える程しか観てないんだけどねちょっと、楽しみにしていた。そして、満足した(笑)今回は放送時にチラッチラッと観ることが出来たんだけど、あまりにもチラッチラッとだったせいか、あまり面白く感じられなかった>ぉ良い話だと思うものの、サラッとし過ぎてる気がして。でも、録画を改めて観たら感動した。やはり、このドラマはゆったりした心で、ゆっくり観るのが正解みたい。何しろさ、居酒屋で駄弁るおやぢ達を観てるだけで涙が出てきちゃうんだもんなあ…これって何気に凄いことだぞ。20年前に修行中だった勝さん(六平)が浅草に来て、満月堂の饅頭を食べて自分が店を出すのは浅草にしようと決めた…という話なんてさその情景が目に浮かぶようで、シミジミしてしまう。時の流れの重さも感じるし、現在、修業の身である優人(鈴木)や奈津にも重なるし。住み込みになった奈津。職人の多い浅草では同じように住み込みで修業をしている若者も多いらしい。「今の若者は」という言葉は恐らく、いつの世代でも言われるらしい。居酒屋“まめ太”で住み込みをしている美代さんは何やら不満を抱えている様子。鰻屋“うな勝”で住み込みをしている優人は不満が爆発して飛び出してしまう。てことで今日は、優人の話。「勝ち組」「負け組」という言葉にプレッシャーを感じる優人の気持ちは理解できる。第三者として話を聞けば、外食チェーンの社長になったという武蔵の友人にもファーストフード店で出世して「良い暮らしをしている」という優人の友人にも特別に憧れは感じない。物質的な成功など、どれ程の意味があるのか…伝統的な技術を学んでいる2人の方が、どれだけ価値のある生き方をしているか…なんて思える。でも、いざ自分の事となると、きっちり逆になってしまったりするんだよね。だって、その方がハッキリ目に見えて分かりやすいものだから…。奈津は、そうした「勝ち組」に魅力を感じない分別がある自分で見つけた道に認識を示している。掃除等の雑用にも真面目に取り組んでいるし、やり方がイマイチなのはご愛嬌ってヤツで、注意されれば謙虚に受け止める。初めて与えられた仕事も「器用だ」と褒められる。優人とは正反対。でもそれは表面的なことに過ぎない。良い子ちゃん過ぎる…と奈津のキャラを批判する人もいるけど、それは目に見える部分だけの評価だと思う。「人は環境が変わると高揚感もあってか、忙しくても元気になってくるもんでございます」このナレが、とてもクールで良いね(笑)奈津は最初は優人に対し、少し上目線になっている。「色々やらせてもらってる」なんて言葉にも、無意識ではあるにしろ優越感が漂っている。そもそも優人にはタメ口だし>同等の立場なんだから当たり前だけどね(笑)そして、次のシーンでは、そんな奈津が失敗をしでかしてしまう。バランス感覚がしっかりしてるよね、このドラマは。昔はワルだったという優人だけど、深く頭を下げて謝る姿や口の聞き方等根は優しく真面目だということが伝わってくる。雑用ばかり…怒鳴られてばかり…という今迄の修業期間が、キチンと彼の上に成果をもたらしているとも言える。優人が落ち込んでいた時に奈津が話しかけ、今度は奈津が落ち込んでいた時に優人が近付いてくる。そして2人とも、自分の仕事に愛情を抱いているということで同一なのだと分かる。土台の大切さ、毎日続けることの大切さを悟る2人。「勝ち組」になる願をかけられる“塔”の字の上に、2人とも立たなかったのが良かった。最後は勝さんの方も、自分に足りなかったこと(=言葉)に気付くというのがまたバランス感覚だね(笑)満月堂の人々は、そんな“うな勝”の鰻をとうとう食べられなかった。ラストシーンはドジョウ鍋。優人と勝さんのその後の様子を画面に出さない、このハグラカシ具合も過剰にならないためのバランス感覚なのかな?粋だね(^^)「REVIEWの部屋」に『あんどーなつ』INDEXあります☆やっくんち☆クリックしてもらえると嬉しいっす◇人気映画・TVBLOG◇【GIFT CROWN】GIFT CROWNのお中元 【送料無料】愛知県産 うなぎ蒲焼き『決定版 五代目柳家小さん 落語名演集DVD-BOX 第二期』《都製餡》特赤漉し餡パック【1kg】
2008.07.29
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『ちりとて』の頃から思っていたけれど、しほりちんは何かを食べる口元がエロい>ぉ先回、武蔵の存在が良いアクセントになってると感心したけれど今回、早速その武蔵が主役。いやあ、上手いこと視聴者の心を導いてるね。武蔵と文哉クンのW主役の巻、だったわけだけどこの2人が顔を合わせた時点で話がひとつに纏まるのかと思ったら、猿を見かけただけでオシマイ。あくまでも2つに分離したエピ。ここのところが粋だなあ、と感じてしまいましたぜ。勿論、2人とも花火が関係していることで共通している。2人が偶然に出逢う場所が花火大会の特等席というのも面白い。別々の方向にいた2人が接触し、再び離れていく。アルファベットの“X”のような形。出逢う迄は2人とも落ち込んでいて、離れた後は明るい結末に向かっていく。猿の出現を境にして。その猿にも、ちゃんとオチがあった(笑)とても心地よいドラマだよなあ。★文哉クンは、細面&美形の両親とはちょっと違うタイプの顔だけど父方のお祖父さん@勘助に似ていなくもないかも?なかなか絶妙な配役かもしれん(笑)気持ちを分かってくれた光子さんの言葉に、ポロポロっと涙をこぼすところ子供が苦手な私も思わず泣いてしまいましたわ(^^;)★武蔵の問題もスッタモンダの末、解決。スッタモンダといっても、本人の心の中でのことであって、表面上は特にドラマチックな描写でないところが、かえって感動的だった。梅吉の言葉と、それを伝える奈津と、それを応用する武蔵って感じ?線香花火をモチーフにした菓子を既に試作していたのであそこで初めて思いついたのではなく、最後の一歩を踏み出すきっかけとなったのだろう。ていうか、ようやく自分の心にあるものにハッキリと結び付いた瞬間だったのかも。試作の段階では(チラリとしか映らなかったけど)白っぽい地の表面に色取り取りの模様として線香花火が描かれていた。可愛いと思ったけど、インパクトはなかったかも?梅吉の作る菓子の華やかさに近付こうとして、近付ききれない作品と言えるかも。完成品は夜の色まで込められていて渋い。一見、地味だけれど、小さな火が散っている。半分に切った時、内側に燃える芯が見える。武蔵が武蔵らしい菓子を作ることに成功した…と、素人が見ても納得できる美しさ。こういう細かい部分まで、しっかり作りこまれているところが、これまた心地よい。★粋といえば、ヒロイン@奈津の地味さ加減も良い。武蔵のことも梅吉のことも気にかけていることは十分伝わってくるし、そのあまり、ちょっとキツイ言葉を吐いちゃうシーンもあるけど、その言葉が武蔵を動かすという安易な展開ではないところが良い。ついでに言うと、梅吉から武蔵の様子を聞かれた時に、自分のことかと思って答えてしまうところが可愛い。不自然な程に利他的な“良い子ちゃん”では決してなく、まだまだ自分のことで精一杯な感じで、かえって愛しくなってしまう。お茶の稽古を見学させてもらってた時の様子も真摯な感じ。お茶を手にして微笑むところに好感。お茶といえば、お茶には遊び心が必要という話が個人的にとても印象に残ったな。色んな人がいて、色んな出来事があって、でも、変にバタバタしてなくて、全体的に地味で、少~しずつ前に進んで行く感じが心地よいなあ…“日常”って良いなあ…と、何だかシミジミしちゃったりなんかして(^^)映画&感想は「REVIEWの部屋」、他にイラストやK-POP歌詞訳etc.もあります☆やっくんち☆クリックしてもらえると嬉しいっす◇人気映画・TVBLOG◇【夏の小物】夏の日の想い出「線香花火(女の子)」(【NEW】吉野羹花火京の上生菓子【夏】【2008お中元・送料無料】【2008お中元・送料無料】鶴屋光信 せせらぎ 竹篭入り<送料込み・カ...
2008.07.22
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オープニングで髪を垂らした奈津ちんが、画面左下に走り去る姿がめっちゃ可愛い! 少々気になったのは、先回は藤村さんの父親が亡くなり、今回は鈴子さんの父親が亡くなるという、カブる内容であったこと。加えて、先回は以前の雇い主の死が、今回は父親の死が奈津が抱える過去として提出されたこと。でも、ドラマとして良かったから許しちゃう>ぇ手先は器用だけど融通が利かない=頑固 という、実は似た者同士である梅吉&奈津。この組み合わせだけでも面白いところを、武蔵が良いアクセントになっていると思う。いかにも梅吉の受け売りと分かる指導の仕方はユーモラスだし、見守る視線は優しい。女将さんも変に口を出さず、温かく見守る雰囲気が素敵だ。菓子を味見する手付きが微妙に不器用そうなところもカワイイ>ぉ和菓子職人の修業ぶりも、マンガチックに厳しさを強調したり不自然にドジったりさせずさり気ないけど細かくしっかり描写されているところが良いよね。店に立つことも修業のひとつ、というのが興味深かった。個人的に職人と接客業とは別物、場合によっては対極にあるものと思ってたもんで(*^^*;)そうじゃないのが、よく分かった。確かに、お客と切り離されたところで技術だけを磨いても、良いものとはならないよね。小豆を洗い、温度を見ながら茹でる奈津。餡子の煮方に失敗し、捨てられてしまう武蔵。それらが最後の梅吉の教えの中に生きてくる、この無駄のなさも良い(笑)あと数日の命と宣告された鈴子さんの父親は、ほおずき職人。満月堂の先代に貰った菓子は、ほおずき。植物のほおずきと、それを模った菓子のほおずきの映像が良い。おお、何だか絶賛モードだぞ。暴走してしまう奈津だけど、命が関係していること、タイムリミットがあることが強力な動機付けになっているので共感が湧く。つーか、ここで作らなかったらヒロインじゃねえ!って感じ(笑)さらに、彼女自身も父親を亡くしているという事実が深みを与えている。私も母親を亡くしているので、意識的に重ねて観てみたら、やっぱ泣けてしまった。そんな風に頑張るヒロインなのだけれど、出来た菓子はイマイチの出来ってところが良い。見つかってしまうのは“お約束”だけれど、つぶされて無駄に終わってしまうのが良い。作った菓子そのものは役に立たなかったけれど、そこまでした行為と心情が梅吉を動かすという流れが良い。梅吉もまた、先代の死に間に合わなかったという過去を持つ。梅吉が作った菓子をもう一度食べたいと言っていたという先代。その先代が願掛けのために封印していた“ほおずき”の菓子を作る梅吉。それぞれが持つ心の傷に全てが繋がり結び付いていくところが良い。おお、またもや絶賛モードだな。触ってみるまでもなく、見た目が全然違う2人の菓子。奈津のは何かモッサリしていて艶がないし、色も一色>完熟トマトみたいな色梅吉のは黄色味の強いオレンジ色から黄色へのグラデーションでキラキラしている。これで、店の名前を使ったらヤバイよな…って、梅吉に言われなくても納得。そうやって鈴子さんと彼女の父親の願いを叶えることが出来て、最初の客の笑顔という話に繋がる。それでも現実は変えられず、父親は翌日に亡くなってしまうという結末が悲しく美しい。でもって、ここでまた泣けてしまった。良い結果を招いたとはいえ、間違っているところはキチンと正す。それも、例えを用いて分かりやすく、冷静に説明する。梅吉って素晴らしい師匠だな。「身を引き締めるような」という表現が脳裏を過ぎった(^^;)真摯に受け止める奈津の表情も素敵だったしな。少し成長した奈津と、過去を少し克服した梅吉。封印がひとつ解けた満月堂と完成した今年の新作。一見とても単純な話なのに、色んな面が含まれていて、実はとても複雑だった。『ちりとてちん』&『あんどーなつ』感想は「REVIEWの部屋」から行けます☆やっくんち☆クリックしてもらえると嬉しいです◇人気映画・TVBLOG◇夏の風物詩・ほおずきを見て夏を楽しみながら、冷たいくずきりをあじわってもらう、喉ごしヒン...フランスのあまずっぱさって?食用ほおずき『ほたるのたまご』ほおずき大福!【どんぐり屋】ふんわりおもちと爽やかな甘さの白あん♪【ほおずき大福】
2008.07.15
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B子&かもか先生の共演ということで、観ましたぜ。『ちりとてちん』では、とっても可愛くて、ちょっぴりウザい>こら『キミ犯人じゃないよね』では、とっても綺麗で、ちょっぴり小賢しい>こらこら…というイメージだった貫地谷しほりちん。 ←どんなイメージやねんちなみに、私は『ちりとて』での初高座シーンと『キミ犯』での「お待ちどおさまでしたああーっ」という台詞が大好きだった(笑)今回の安藤奈津は、割と落ち着いていて普通っぽい雰囲気かな。前半は求職中でスーツ姿だったからかもしれませんが。道に迷った年配の女性を見かねて一緒に浅草まで行っちゃう人の良さにまず好感。その浅草で、自分の人生を変える出逢いをするというわけなのだけどその前にも梅吉@かもかと擦れ違っているところが面白いね。偶然ではなく必然の出逢いということなのだろうね。風に飛ばされたおみくじを追って満月堂に辿り着く奈津。B子が落語の声に導かれ鳥居をくぐって草若師匠の元へ辿り着くシーンを彷彿とさせる。どちらも、異世界へと迷い込むファンタジーの趣き。祭に結婚に葬式に…と、てんこ盛りだったし、出演者達が次から次へと顔見せに登場したし、梅吉の過去も少し語られ、奈津の背景も少し語られ、非常に忙しい第一話だったけれど、なかなか面白かったし、しっかり泣かされた。いやあ、林家正蔵に泣かされるとは思わんかったわ>ぉ「これ、持ってけ」なぎら健壱が正蔵を呼び止めて差し出したお菓子はココナッツサブレ。父が好きなお菓子で、私も子供の頃よく食べたのでいかにも昔からの駄菓子って雰囲気が私的には強く感じられて、感慨深かったな(笑)和菓子職人の話―実際、今回は梅吉のお饅頭がフィーチャーされた話―なのに和菓子至上主義(何ちゃ、それ?)じゃないところが良いなあ。奈津が最初に夢見ていたのは洋菓子だったしね。以前に勤めていた洋菓子店の主人はドラマ開始時点で既に亡くなっているのに、ちゃんと彼女の命が奈津の中に生きているところが良い。そして、そんな彼女が和菓子の世界に入っていくというのも興味深い。余談ですが、ワタクシは漉し餡が好きっす。饅頭も良いけど、やっぱ練り切りが好きっす。 ←誰も聞いてません『瞳』『ちりとてちん』etc.朝ドラ感想は「REVIEWの部屋」から行けるっす☆やっくんち☆クリックしてもらえると嬉しいっす◇人気映画・TVBLOG◇【新刊】あんどーなつ 江戸和菓子職人物語 (1-7巻 続巻)シンプルなビスケット、ココナッツの味と香り!Cisco's ココナッツサブレ旬を味わう♪7月の和生菓子茶道のお稽古に7月の和菓子 《 あやめ 》練りきりはーと型の上用紅白饅頭 小 4個セット【化粧箱入り】
2008.07.08
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好きなドラマの最終回を観るのには勇気がいる…放送はとっくに終了したのに、今日やっと観終わった。私の悪いクセ。同様の理由で『勝手にしやがれ』も最後の数話を放置中(笑)ばてれん れんこん とまとあま~っくす!狭い世界の中で周囲と迎合して生きていた弱冠14歳のニコがある日、いつもと違う横道を通った時、世界への扉が開いた。色々な出来事に遭遇し、その都度、多くのものを学び身に着け、そうやって少しずつ成長してきた彼女が、道の終わりに出逢うものが周囲に流されるか自分らしさを保つか…という大命題であったのは必然。その答を出した時、横道は元の大通りに繋がる。だから三日坊主との出逢いに始まり、三日坊主との別れで終わるという構成は真にふさわしいものであったのかもしれない。私にとって三日坊主のエピは最高のものであったから、再登場には懸念してたんだけどアッサリした扱いだったし、彼にも救いが与えられたので、これで良かったのだろう。セキセイインコのルミちゃんがニコとロボには見えるのに、他の人には見えない。やがて、ニコにも見えなくなる。三日坊主の姿も同じ様に、最初は見えていたのに突然見えなくなる。最初は、純粋さ、もしくは子供の心が残っているか否かの違いなのかな、と思った。ロボはいつまでも純粋だけれど、ニコは転校生に皆に合わせて生きるべきだと大人の処世術のようなことを勧めてしまったから。実際、それが彼女の生き方だったから。でも、自分の意見をハッキリ言うことが出来た後にも、まだ見えないままだったからちょっと違うかな…。三日坊主に爆弾を渡した男性(殺人依頼の仲介者)には三日坊主が見えたしね。ルミちゃんが見えなかったマキさんにも、最後に三日坊主を見ることができたから三日坊主の方から相手への働きかけが強い場合は見えるのかな?「この世のことで忙しい人には、見えないんじゃないんですか」と、三日坊主自身は言ってたけど…。実は放送時に、最後の方だけチラ見してしまったのだよ。ニコとロボが別れるところ。その後、何故か彼に逢えなくなってしまったのは、彼女が大人になってしまったからか…と思ってしまったものだから、今回少しばかり先入観を持って観てしまったかも。先に書いたように、ニコは横道を歩き終わって本道に戻ったわけだから、三日坊主だけでなく、マキさん&よっちゃん、そしてロボと交わる道がなくなってしまった…ということなのかもしれない。それぞれが、別々の道に渡ってしまった…ということなのかもしれない。でも、ニコはまだ14歳。これからも色々と変わっていくだろうし、その中でまたロボ達と道が同じになる可能性はある。それは、ニコの妄想のように、何十年も先の話かもしれないし明日かもしれない。だから、この終わりは決して悲しいものじゃない。切なさに、夜中に目を覚ます類のものじゃない。…そう、私は自分に言い聞かす(^^;)それにしても、ロボのキャラは何て素敵だったのだろう。ニコも、マキさんも、よっちゃんも、三日坊主も魅力的だけど>あ、勿論、ニコ家族もでも、ロボには特別なものがあったな。「ロボはダイヤモンドで出来た星みたいだと思ったどんなものでも、きっとロボを傷つけることは出来ないだろう」周囲からは理解され難いかもしれないし、未熟な部分だって勿論あるし、決して全てが不動というわけではなく、それなりに変わっていったりもするけれど根本は、きっと永遠。だから、ニコとの再会が何十年先であっても、つい昨日逢ったばかりみたいな顔で迎えるんだろうな、ロボは。彼のような強い強い内面を持ちたいから、私もニコと同じくロボに倣ってずっと、自分の味方でいようと思う―○『セクロボ』review今迄の分はこちら から☆やっくんち☆◇人気映画・TVBLOG◇DVD ユメ十夜 (8/3 発売予定) ちゅらうみ 沖縄美ら海水族館への招待【ポイント2倍】セクシーボイス アンド ロボ オリジナル・サウンドトラック/TVサントラ[CD]
2007.07.11
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「お金さえあれば幸せになれる、っていうのは本当かもしれないでも、世の中それだけじゃないって…誰か言ってなかったっけ?」突然、ニコを養女に迎えたいと言い出したマキさん。噛み切れない肉入りのカレーを食べた直後に、提示された額は何と2億円。積み上げられたマスクメロンが笑える。生活は今迄通りで構わないというし、ニコ・パパの夢の「世界平和」が揺らいでしまうのもムベなるかな。このまま売られていきそうなニコの姿に、ロボとケロ山さんが歌う『ドナドナ』が被る。父親が借金を負った上に腰を痛めたため、実家に帰らなければならなくなったケロ山さん。大切なフィギュアを手放して。家には実は300万円もの借金があるという話も聞かされてニコの世界の中で突然クローズアップされた「お金」―一方、信田コーン@人気マンガ家は、あふれる程の財産を築いても幸福じゃない。うん、今回は分かりやすいテーマだな。マンガの仕事にも情熱を見出せなくなってしまった信田さんは、占いに凝りニコの子供として生まれ変わり、今以上に成功する…というお告げを信じて今、ニコをあらゆる害や汚れから守り、50億もの資産も譲ろうとする。ここでマキさんの目的がバレる(笑)聖書の言葉にある「金が身の守りであるように、知恵も身の守りだからである」<伝道7:12>「金銭に対する愛はあらゆる有害な事柄の根」<テモテ第一6:10>この世で生きている限り、ある程度のお金は必要だけれど、それを第一に求めることで幸福にはなれない。信田さんの奥さんは、それがよく分かっている。人によっては裕福であることに溺れ、益々それを追い求める生き方をしているだろう。貧しくても夢を持ち、2人でそれを分け合っていた時の幸福を忘れない奥さんは立派だ。「今」を解消するために魚達の命を奪おうとしたのは問題だけど…。そこまで追い詰められていたのだろうけどね。突然の停電により未遂に終わったわけだけど、いったん差し込んでしまったコンセントをちゃんと外しておいたかどうかが妙に気になってしまった(^^;)犯人が奥さんということは十分察しがついたから、サスペンスの面白さはなかったけどテーマはそんなところにあるんじゃないから、むしろ良かったと思う。「四角い箱の中に入ってるものが昔から好きだった」信田さんも自分の幸福を思い出す。だからマンガ家になったのかもしれない…そう思った後で停電で全てがいったん闇になり、再び灯りがついた時、一面に広がる家々の窓の四角い光がマンガの枠に見える。ほんの少し遠回りして、信田さんは来世なんかでなく今この時の幸福に辿り着く。ニコ両親も暗闇の中、お金と思って抱きしめていたものは家族写真だった…というオチで自分達にとって本当に大切なものが何なのか気付く。ついでに(?)一海ちゃんは、よっちゃんに対して何やら気付いてしまった様子だけど(笑)「ずっとなんて幸せ、ここにはない」マキさんのニヒルな台詞も踏まえつつ、今回のニコは「誰にも絶対譲れない本当の幸せ」というものを考える。「私の幸せとロボの幸せが一緒だったらいいのにと思う。でも…多分違うだろうな」クールなニコがロボに対しては、ちょっと情緒的になる。可愛くて、切ないなあ…。○『セクロボ』review今迄の分はこちら から☆やっくんち☆◇人気映画・TVBLOG◇日本テレビ系火曜ドラマ「セクシーボイス アンド ロボ」オリジナル・サウンドトラック■送料120円■通常盤■みつき CD【大切なもの】 07/6/20発売セクシーボイスアンドロボ(1)
2007.06.21
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「何かをする時、ひとりじゃ心もとないじゃん」byニコパパひとりになっちゃったニコ。何もかも元のままなのに…ロボが消えただけなのに…ニコにとって世界は変わってしまった。以前の無難な生き方の象徴のような牛乳パックを握りつぶすニコ。どんな事にも、いちいち自分とロボに置き換えて考えてしまうニコの気持ちが可愛い。昭子さんの手紙を捨ててしまう乙女心も。「浮気して帰るみたいで」というロボの言葉に、ちょっと期待しちゃうところも。2人でいる幸せに浸っているロボ。昭子さんが洗濯を干したり、そっと見送ってくれたりする、その小さなひとつひとつに感激する姿が、めちゃカワイイ>お姉さまキラーかもしれんでも、その幸せは今迄のロボの人生を全て捨てること。命より大切にしていたハズのロボット達も、ニコも、マキさん達も、正義の心も。だから、昭子さんが人を殺すことを決めた時、ロボの心は裂けてしまったんだと思う。拳銃の試し撃ちをしてきた昭子さんの手を取って「悲しい匂いがする」と言うロボが切ない。プッチーニに宛てた黒い折鶴の手紙は、マキさんが書いたものだった。赤い目で神頼みする、よっちゃんがいじらしい。死の間際にいる人の願いを叶える―殺人までも―と聞いてたのに、まだ人を殺したことはないんじゃん>プッチーニ拳銃が発見された時は慣れてるんだな、と思ったけどワケあり患者@サキヤマさんのロッカーから無断借用したものだった。ちょい拍子抜けだけど、ここに救いがあった。プッチーニがプッチーニである強力な理由は別子という人の存在。でも、詳細は語られることなく終わってしまったな。かえって想像の余地があって良かったのかな?病院の窓から外を眺める患者の気持ちは、ほんの少しなら分かるつもり。私も何度か入院したし、入院した家族の付き添いも何度か経験した。ガラス一枚隔てた外の景色は、まるで異世界のように感じた。そういう気持ちは、ほんの少しかもしれないけど分かるつもり。死ななかったじゃん、と言われそうだけど、死を意識したことはあったよ。…そんな風に、今は外の世界に生きていても、病院の中の小宇宙を知っている人も少なくはないと思う。まあ、それでもね、そのガラス戸一枚の厚さが越えられない人達のことを常に意識しているわけでもないんだよね。自分の人生を楽しむことに没頭してしまいがちなんだよね、悲しいけど。…だから、ほんのちょっとの立場の差によって、きっと誰もがプッチーニになったりマキさんになったりする。いや、プッチーニにしても、死に行く人本人ではないから固い決意で始めたはずのことが、いつの間にかブレてきている。それを自分達でも悟っているから、彼女達も救いを必要としている。「それぞれの道を歩いていって下さい」と、別子さんは書き残していた。「しあわせになりや」と、サキヤマさんも書き残した。「友達だから」と、マキさんの恋人も、ロボも、相手を許した。救うことが出来るものは、互いを思う心かもしれない…と、か~な~り青臭いことを言ってみる(笑)病院は、個々の人間を象徴するものとも捉えられるかもしれない。以前のニコは自分の中だけで生きていたけれど、外の世界に踏み出した。最初に学んだことは、誰もが、どうしようもなく世界に関わっている…ということ。例えば三日坊主の死に関わってしまったこと、三日坊主にかけた言葉がマキさんに死を決意させてしまったこと。でも、逆に、マキさんに生きる決意をさせることも出来た。池に小石を投げ込んだら次から次へと波紋が広がって、いつまでも静まらないようにたったひとりの人が消えてしまうだけで、残された者にとって世界は変わってしまう。だから生きていてほしいと願う。そうして、いつしかニコは愛するということを知ったのだと思う。…ああ、支離滅裂でスマソ「しあわせになりや」サキヤマさんの最後の言葉に、久し振りに涙ぐんでしまったよ。○『セクロボ』review今迄の分はこちら から☆やっくんち☆◇人気映画・TVBLOG◇■送料120円■初回盤■みつき CD+DVD【大切なもの】 07/6/20発売《送料無料》中塚武(音楽)/「セクシーボイス アンド ロボ」オリジナル・サウンドトラック(CD)セクシーボイスアンドロボ(1)
2007.06.12
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スイッチを切ってる―死の間際にある人の願いを叶えてくれる3人組“プッチーニ”の物語。淡々と使命をこなす彼女達がカッコイイというか、非常に独特の雰囲気を醸し出していて、存在感がある。冷めた中学生だったニコ。事を荒げる気力がなくて、適度に良い子で過ごしてきた彼女がロボと出逢い、マキさん達と出逢って、広くて得体の知れない外の世界に飛び出していく。生きているということは嫌でも他人に影響を与え、また与えられるものであること…恋愛とは、他の何にも代え難い存在を持つこと…そんな色々な事を学びながら少しずつ少しずつ成長していく彼女の物語がこのドラマの根底には流れているのだと思うと、今回はとても興味深い展開。起承転結の「転」に当たる部分なのかも。「玉枝に会いたい」ニコの曽祖父の願いを、偶然ながら>ついでに幻想ながらニコが叶えてあげた…というのも印象的。「あの人にも、この人にも、みんな青春があったんだ」やっと気付くニコ。明日をも知れない曽祖父よりもTV番組の方が気になっていたニコの心のスイッチが少し緩み始めた瞬間なのか、証拠なのか。“プッチーニ”の一員である昭子さんに恋してしまうロボ。丼を持って全力疾走する姿がめっちゃカワイイ。いきなり二枚目になるラストシーンもカワイイ。そんなロボに、ニコのスイッチが入る。激しく感情を表し始めるニコ。そんなニコの気持ちが初恋なのか別のナニモノなのかは、まだ分からないけど多分、本人も何も分かってない段階だろうけどロボが彼女にとって何にも代え難い存在になっていることは確か。「悲しいくらい変わらない」とタカをっくっていた日常が、自分の知らないところで確実に変わっていることへの動揺もあるだろう。ロボの昭子さんに対する気持ちも本当の恋なのかどうか、まだ分からない。命よりも大切だと思っていたマックスロボの腕をトイレから取り出せなかったことで、確かだと思ってたものが少し揺らいでしまったのかもしれない。「ビリビリとくるのが恋」という、よっちゃんの言葉に乗せられてしまったのかもしれない。「もう、フィクションはいいんだ」フィギュアを残したまま、部屋を出て行くロボは何にも代え難いものを見つけたのだとも言えるし、一時的に盲目になってしまっているだけなのかもしれない、とも思える。「2人でいるっていうことは、いつまでも夕焼けの中にいるみたいなものなんだ」昭子さんのヘア・アクセサリーの色を見間違えたのは、この言葉に対応するもの=本当の恋、とも受け取れるし本物の夕焼けに惑わされて、真実を見誤っているのかもしれない、という見方もできる。力説してるなあ、自分(爆)でも、ロボの苦しみや、視野が狭くなっている状態が決してハッピーエンドにはならないと示唆しているように思えるんだもん。昭子さんも、今の自分に少し揺れている。看護士という職業は、感情のスイッチを切っていなければ辛過ぎるものなのだろう。でも、そのために感情を無くしてしまったかのような自分に嫌気がさして“プッチーニ”になったのかな?それが今は、その“プッチーニ”の仕事にも、義務感が先立ってしまい本末転倒みたいな状態になってしまってるのかもしれない。別子、という人の存在が鍵らしいけど。皆が皆、今迄の状態から少し変わろうとしている。スイッチは入った。○『セクロボ』review今迄の分はこちら から☆やっくんち☆◇人気映画・TVBLOG◇日本テレビ系火曜ドラマ「セクシーボイス アンド ロボ」オリジナル・サウンドトラック松山ケンイチ1st photo book「起」松山ケンイチMONDAY VOL.339「香港訪問インタビュー記事」香港版
2007.06.03
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「死ななきゃ、それでいい、死ぬまでロボットいじってろ」ニコ両親は離婚の危機>怒りのステーキロボ母は韓流ファン>『冬のソナチネ』カン様にとってファンは家族。殺し屋ZIがハマったのは家族。捨てられてしまう牛乳の蓋とロボット・フィギュア。よくある展開だけど、ちょい苦手。失われてしまった物と、失ってしまった人の心情をつい考えてしまうから。でも、牛乳の蓋はマキさんの元に流れ着き、無事ニコ家に戻った。金の延棒は金の牛乳の蓋になった。マキさんは、よっちゃんを家族と呼んだ。―この流れが良い。ロボのコレクションもラストでは元通りになっていたし、優しい顛末で良かった。息子に“大人”になってほしくて文学集を揃えるロボ母>仕上げはドストエフスキーこれはこれでアブナイ気もするが(^^;)母は母で熱狂する対象=カン様がいて、カン様はロボのそっくりさん。ねえ、母はもしかして、無意識に息子を重ねていたの?だから、夢中になれたの?知らない者同士が偶然出逢って家族になる―偶然出逢って、時間が経てば、また解けてバラバラになっちゃう―それをモロに象徴していたのがZIと、その家族。馬鹿馬鹿しいほど究極悲しいほどマンガチックでも、ハマっていたんだよね。他人のために生きるなんてバカバカしいと思っていたのに、他人のために何かする幸福に目覚めてしまったZI。失いたくなかった唯一のものを失いたくないが故に失ってしまった。子供のために人文字を作るクライマックスは、感動的ではあったけど集まった奥様方はカン様のために集まったので、騙すというのはイマイチな気も…。いや、カン様の飛行機が頭上を通ったのは事実だから騙したとは言えないか。事情を知って同情して集まった、なんてのだったらアザトイしね(笑)ところで、TVに映ったカン様の背後に掲げられた文字…「プサン」=“釜山”?奥様方がワザとらしく持ってるウチワに書かれた文字…「ケンモヤン」=“晴れ模様”?「ヨギバッキョ」=“ここ剥がして”?…ススススミマセン、よく見えなかったので全然違うかも>私の韓国語力なんてこんな程度です現実だけでは辛過ぎるから、人は何かに熱狂するのか?自分の世界が欲しいから、人は何かにハマるのか?納得する部分と、反発したい部分があるけど、母に何も言い返せなかったロボが、一度は嫌で脱いだ鬘と眼鏡をまた付けて「アンニョンヒガセヨ」と言えたのは2人の間もロボ自身も、ほんの少し“大人”になったってことだよね?息子のために銃を売ったZIは、これからは本当に息子のために生きていくのだろう。いつか息子は巣立ち、宇宙人だという父親の嘘も見抜く日が来るだろうけどその背後に隠れた家族の愛情をも理解して、“大人”になっていくのだろう。そんなセンチメンタルなことを考えてしまう私は、まだまだ乙女チックですぅ。ともかくも母の日に合わせた今回の話だったね。ニコやロボがZIの店で買ったカーネーションに対応して、最後はニコ父がZIから、ありったけの花を貰う。―こうした締めも良い。○『セクロボ』review今迄の分はこちら から☆やっくんち☆◇人気映画・TVBLOG◇【送料無料選択可!】「セクシーボイス アンド ロボ」オリジナル・サウンドトラック / TVサントラ『冬のソナタ DVD第2集』【春第3弾10】デジカメ画像やテンプレートを使って世界に1つだけのオリジナルうちわが作れる。 ...
2007.05.24
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「言ってることがビタ一文わかりません」微妙に幼い高校生と微妙に老けた高校生&何か勘違いしている高校生の今回の使命は高校潜入。うしみつ様の呪いを暴くこと。ツンツルテンの制服に黄色いソックスのロボがカワイイ。とはいえ、何だかネタ・ドラマっぽくなってきたなあ(笑)ちょい『TRICK』風?好きだけどね>大笑いできたしでも、メインの話をもう少し重くしても良いんじゃないかなあ。どうも私の中では第1話がいつまでも大きい…。ま、松山クンが頑張ってるからOK。スパイ(というより探偵っぽいけど)というコンセプトは一番生きてたかも。ニコもロボも個性と特技が発揮されてたし。とにかく、ロボがカワイイ。目力が効いてる黒川智花。『こころ』の時は唯一の良心的存在であったし>ぇ『金八先生』では前半のストーカー目線がアヤシク、後半の純情可憐ぶりが可愛かった。それ以外は観てないけど>ぉぃ今作では、悪女役もイケルと証明。「学校という恐ろしくつまんない場所を面白く過ごすためのゲーム」と嘯く彼女に「もっと幸せな予言にしてよ、タダでさえ嫌な事ばかり起きているんだからさ」と言うロボが素敵。彼女らに騙された生徒達は、意外にアッサリしていたな。私だったら、何よりもまず「金返せ!」と責め立てちゃうだろう(^^;)超常現象っぽいオチは賛否両論ってとこ?ロボの台詞で終わらせてたら、ちょい青臭かったか(笑)うしみつ様は廃れても、代わりに“よっちゃん人形”が流行し始める>んなバカなそんな風に、弱い人間は何かを信じ頼りたいと願っている…(そりゃあそうよ、人間は何かを崇拝したい欲求を持つものとして、神に創造されたのさ)高校潜入する際に、その気にさせた言葉はロボ→女子高生・ミニスカート・ハイソックス・放課後・体育館の裏・初恋・告白よっちゃん→リーゼント・マブダチ・メンチギリ・タイマン・尾崎豊私の場合は何だろう?教室とか、部活とか、文化祭とか、放課後の夕日とか…かな。間違っても給食や弁当や調理実習ではありません。何気にロボとシンクロするなあ…嬉しいような悲しいような…>ぇ○『セクロボ』review今迄の分はこちら から☆やっくんち☆◇人気映画・TVBLOG◇(なめんなよ)なめネコ根付 学ラン炎の転校生(1)ウィニング・パス(DVD) ◆20%OFF!
2007.05.15
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ど、ど、ど、ど~~~~~~~~~~生きていくということは自分の力では、どうしようもない納得のいかないことの連続らしい。我慢に我慢を重ねていったら、そこに何か見つかるのだろうか?見つからないのだとしたら、私はどうやって生きていけばいいのだろう?ニコの哲学的な疑問で今回も始まった『セクボ』。主ストーリーの方は回を追う毎に緩くなっていく気がしないでもないでもないでもない…大学教授の仕打ちに何も言えず、それからの5年間ままならぬ日々を送ってきてショボい爆弾魔になってしまった“かんにん袋”宇佐美先輩。犯人に間違われたロボを救うため…つーか、マックスロボを取り返すためまたまたマキさんに乗せられることになったニコ。「国家権力にマックスパ~ンチ!」「バカじゃないです、オタクです」もう、松山クン最高!何つーか、ロボは完成された人間かもしれない。世間一般とはちょっとズレた位置にあったり、ドジだったり…足りない部分は沢山あるけれど、完全な人間というのは有り得ないもの。でも、成長した大人になることはできるワケで信じられないくらい純粋で、人に優しさを示せる彼は一つの理想形と言えるかも。発展途上の女の子ニコが、いつか辿り着くであろう理想形。彼女は彼女なりの成長を遂げるだろうから、外から見た形は全く違うだろうけれど内面ではロボとの共通点が多く見られる大人になるかもね。「あ、俺は動いていいのか」てなわけで、スッタモンダの末、事件は一件落着。といっても単に事件にならなかっただけ。結局のところ復讐は果たせず、相手を変えることも出来なかった。―こういうところが『セクボ』のクォリティ。薄っぺらいヒューマニズムじゃなく「な~んか色んなこと、どーでも良くなっちゃったな~」コレなのよ、コレ。まあ、本当にこれだけで終わっちゃったら、ドラマ的にはフラストレーション溜まるので“おしり”喫茶は“おしどり”喫茶だった時より繁盛し、宇佐美先輩は、かんにん袋の玩具で成功する、という快いオチ。そんな風に、我慢した心や、費やした年月が役に立ってくれればいい…そうしたら明日に希望が持てる。「あんまり綺麗だと汚したくなっちゃうわ」さり気に恐い台詞を吐くマキさんてば、底知れない人物だなあ。マックスロボも、あっさりと取り返しちゃうし。ニコに渡した笑い袋も意味深。かんにん袋の玩具はコレに通じるものがあるしね。○『セクロボ』review今までの分はこちら から☆やっくんち☆◇人気映画・TVBLOG◇笑い袋 短編映画オムニバス/三人三色 DVD (日本国内発売版)■送料120円■初回盤■みつき CD+DVD【大切なもの】 07/6/20発売
2007.05.08
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愛と勇気と正義があっても、どうしようもないじゃないか第1話は泣けて仕方なかった。第2話も最後は涙だった。そんな『セクロボ』第3話―段々涙は少なくなってきてるなあ…>少しホロリとはしたけどクォリティーが落ちてるとは思わないけど、一般大衆向けに傾いてる?でも、あちこちクスクス笑えたから満足>ぉ泣きたい程の孤独と、何もない平凡な自分になってしまうのと…どっちが怖いんだろう?クールだけど発展途上のニコは毎回、人生や生きることについての疑問を抱いている。熱く単純なロボは意外に、そういった点をクリアして、自分なりの答を持っている様子。一見、しっかり者ニコが、一般からはちょいハズレてるロボを振り回してる感じだけど実際には“ニコの成長物語”ってコンセプトなのかも?ロボは肝心の部分をしっかり受け止め支えてくれる相棒ってことで?今回登場の月子さんは、大勢の中のひとりとして埋没していくことに恐怖を抱いている。悪い思い出であっても人々の記憶に残りたいと、お歯黒女になって夜を彷徨っている。ニコ&ロボとの出逢いにより、彼女はお歯黒女から脱皮する。脱皮の仕草をしてみせるロボがめっちゃカワイイ!突っ込みどころ&疑問は幾つか―ニコ母を襲ったお歯黒女は何故、肉を持ち逃げしたんだろう?…ニコ家の肉なしスキヤキとロボの肉だけスキヤキという形で繋がったけど(笑)…それで、間にある月子さん、という存在に繋がることにもなったけど。子供を誘拐はしなかったと言ってたけど、実際に連れ去ろうとした男の子の件は?あの時ニコ達が駆けつけなかったら、どうするつもりだったんだろう?シマシマのスカートは蜂のイメージ?お歯黒女を捕まえるという最初の依頼内容と、月子さんが犯罪を犯してないことを確かめたかったという依頼主@月子父の話とが食い違ってるのはマキさんがニコ向けにアレンジしたから?500万円も彼女のアレンジ?結局のところ、札束の半分しか渡さなかったのは、元々の報酬がその額だったから?単に依頼を100%果たせなかったから?―どちらにしても、まだ働いたことのないニコは、お金の価値を実感として知らない。父親の給料明細を見て札束の凄さを朧に感じ取り、その札束をなくして、それが自分には償えないものだと悟る。マキさんの作戦は成功(笑)そして仕事の報酬として受け取ったのは、お金と「ありがとう」の言葉。人生ゲームの勝者は“一番お金を手に入れた人”ではなかった。泣かずに汗をかいて働いている月子さん。そんな月子さんの様子を聞いて泣くロボが大好きだ。良い国であってもそうでなくても、生きていかなくてはならないけれど、気の進まないことや押し付けられたことしか出来ない人生であっても、自分のやり方を通すことこそが、自分らしくあるということ。一海さんが引き受けた、皆が嫌がる仕事はお歯黒女のコスプレ。一海さんのお歯黒女から月子さんが受け取ったのは試供品の電池。元気の出る魔法の電池は「ありがとう」の言葉。その後、次々と続く「ありがとう」のシーン。物っ凄っく青臭いけど、真実。剥き出しのものに触れると、やはり泣けてしまうものだね。それにしても名梨さん、凄過ぎ>ハジケてるなあ岡田義徳道端の草から落し物の肉からパンの耳まで、パクパク食べちゃうロボがカワイイ。それも少~しずつ口に入れていくウサギ喰い(笑)ところで松山クンとは映画『デスノート』繋がりの香椎さん。月子という役名は、夜神月から来ている?○『セクロボ』review今までの分はこちら から☆やっくんち☆◇人気映画・TVBLOG◇セクシーボイスアンドロボ(セクシーボイスは14歳)【予約】 松山ケンイチ 1st PHOTO BOOK 起SAYURI プレミアム・エディション(2枚組)【PCBE-52171】=>20%OFF!SAYURI プレミアム・エディ...
2007.04.26
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隅っこに小さく映ってるだけの時でも、足の先まで演技している松山クン萌え~!先回、私らしくないのかメチャクチャ私らしいのか…絶賛してしまったというのに今回のドタバタ展開には一瞬どうしようかと思っちゃったよ(笑)でも、細かい部分、一見バラバラな各パーツが見事に収束していく語り口はさすが。良い雰囲気のロードムービーになってたし。ロボが鑑識さん@『相棒』に借りたジャケットの緑の染みがカラーボールで緑に染まった、ごぼ蔵の髪とリンクする。強盗サンの後藤サンが何故ごぼ蔵なのかと思ったら、あのコスプレに繋がるのね。鬘もメッシュに染まってる。携帯料金滞納で強盗を働いた彼は、スズちゃんの行方を知るためにお金を使い果たしてた。携帯を使いたかったのは、スズちゃんの声を聞くため。かけてた先は自宅。この意外性が面白かったし、旅の目的には泣かされた。飾り立てた言葉でなく、「ごめん」と繰り返すのが。買ってきたものが洗剤・パン・桜餅ってとこが。行き先の夫婦が、手を繋ぎ会ってシミジミしちゃうところは賛否両論かな…という気が、最初はした。傷跡を見せる程度の優しさはあったにしても、ごぼ蔵達への不信感や嫌悪感は残ったままという描き方もあり、と思った。だけど、やっぱり…ごぼ蔵の気持ちが受け止められてるという結末で良かったんだよね。ちょいセンチメンタルだけどサ。先回の三日坊主の時のように、一瞬一瞬は消え去り二度と戻ってはこなくても確かにその瞬間が存在していたということが、誰かの記憶に残っていれば形は失われても、それは生きているし、これからも生きていけるのだよね。3つの鞄が入れ替わっちゃう典型的なドタバタ要素も、イライラせずに観てられたな。ニコ、ロボ、ごぼ蔵の3人には失われても辛い結果にはならない物だったからかな。パンはまた買い直したし。仏像の依頼主が仏像の行方が分からないことで、かえって「楽しみができた」と言ってくれるのが、粋だよね。「内臓まで取り替えられる世の中に、取り替えられないものがある」ロボの言葉とリンクする。自分にとって、かけがえのない人が世界のどこかに存在している…逢えなかったとしても、どこかにいると思うだけで幸せになれる…まだ恋したことがないニコが達した恋愛の真髄。恋人をとっかえひっかえしていても、まだ本当の「運命の人」が見つからない一海ちゃんの姿にも繋がる。笑えたし泣けたし可愛かったし面白かったけど…先回よりは、ちょびっと落ちるかなあ。つーか、先回より分かりやすく、取っ付きやすい仕上がりになってるんだな。この方が一般受けするのかもね>と、偉そうに言ってみる(^^;)ところで、聞くところによると原作には一海ちゃんは出てこないそうだ。ニコがロボを操るためにでっち上げた架空の姉。ドラマでは、そのくらいの設定の違いがあっても別に構わないけどただ、ちょいと気になるのは…先回も今回も、一海ちゃんと両親の絡みは無しだったような…やっぱ架空の存在だったりして!?>考え過ぎ?○『セクロボ』review今までの分はこちら から☆やっくんち☆◇人気映画・TVBLOG◇風味豊かな石釜焼きのフランスパンフランス産 パン オウ セーグル 1本セクシーボイスアンドロボ(2)《送料無料》中塚武(音楽)/「セクシーボイス アンド ロボ」オリジナル・サウンドトラック(...
2007.04.19
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「私にとって世界は、家と学校とコンビ二で出来ている」松山ケンイチ君目当てで観始めたのだけど、これは素晴らしいドラマだよ。笑えるし、泣ける。悲しい場面だから泣けるのでも、人情に泣けるのでもなく>そういう要素もあるけど何とも切なくて、不意に涙が出てくる。狭い世界で無難に無難に生きていたニコ@14歳。…目力があって、半開きの口元が色っぽい寿々花ちゃん。意外に(?)爽やかで繊細な心を持つ、熱血オタクのロボ。…表情からしぐさから、完璧に役になりきってる松山クン萌え~。記憶が三日しかもたないという、『メメント』みたいな三日坊主。…強面に哀愁を漂わせて、さすがの中村獅童@死神リューク。ニコが自分を取り巻く、人間が犇めく大きく広い世界の存在に気付き、恐ろしいと思いながらも歩み出そうとする、きっかけがロボでもなく、これから始めるらしいスパイの仕事でもなく、三日坊主との出会いなのが面白い。彼を救いたくて奔走するニコの努力が、逆に彼の命を縮める結果になってしまったのも何とも言えず切ない。ニコの元から逃げ出したインコがロボの部屋に迷い込み、三日坊主が借りるホテルの部屋に飛び込み、最後にまたロボの部屋に来る。「自由になりたい」と最初のシーンで呟いていたロボの元に「お前は自由だ」インコを介して三日坊主が書いた手紙が届く。それは三日坊主が、生まれ変わった自分に向けて出したものだったのだけれど既に彼は、この世界にはいなくなっている。人は自分ひとりで生きているのではない、どうしようもなく世の中に関わっている―そんなテーマを象徴するかのように。鳥の次はカレー。3人でニコが作ったカレーを食べるシーンが可愛い。満腹なのに幾らでも入ると食べ続けるロボ。卵の殻を思い出に持って帰るニコ&三日坊主。再び3人でカレーを食べた日の翌日、殺人に向かう三日坊主がひとりカレーを食べるその後姿が悲しかった。そして向かった先は、ニコが怪しげな薬を買った店。そこでもカレーを作っていた。―こんな小道具の使い方って好き。三日坊主を説得するニコの言葉に泣いてしまった。三日坊主に教えてもらった詩を読み上げるロボの姿にも。行動力あるニコに引きずられ翻弄されている形のロボだけれど、まだ子供のニコを慰める優しさが素敵。オタクっぽいのはロボだけでなく、ニコの父親は飲み終わった牛乳の蓋を、姉は洋服のタグを貯めている。それは、生きていたいからだ…と気付く。―色んなものが最後に繋がってくる語り口が良い。三日坊主も自分の生きた証を貯めていた。紙コップやレシートまで。忘れたくないことはメモ帳に書き記していた。そんな彼がニコの言葉に殺人を思いとどまり、生き直そうと決意して鳥達に囲まれている時に、爆死してしまう。彼の身体は何も残らない。彼が集め続けていたものは、全て細かい紙切れとなって周囲に舞い散る。焼け焦げたメモ帳にはニコとロボの名前。きっと、それはニコの元に届くことなく、ゴミとして処理されて終わりだろう。でも、彼の手紙はロボの元に届いたしドラマの1シーンに見学していた彼の姿が小さく映っていた。三日坊主は確かに生きていた、という確かな証でもあり淡くて脆い、小さな断片に過ぎないとも取れる。世の中に関わるのは辛い。人生は切ない。でも、やはり生きていきたいと願ってしまう人間が悲しい。そんな人間同士の小さな触れ合いの中に、それぞれが生きていた証が刻まれている。これに泣けなかったら、何を泣くのだねキミは!?>ぉかなり青臭くセンチメンタルになってしまったけれど、例えば画面の後ろの方で、信号機の上に乗ったフィギュアを取ろうとアタフタするロボの姿など、楽しくて笑えて、そしてカワイイ!☆やっくんち☆◇人気映画・TVBLOG◇セクシーボイスアンドロボ(2)●みつき“大切なもの”<初回限定盤>CD+DVD(2007/6/20)DVD メメント 【取り寄せ】
2007.04.14
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ヘルア~ンドヘブン!『セクシーボイス アンドロボ』4月10日(火)PM10:00スタートです。日テレです。皆さん、お忘れなきように。早めに帰宅したら家族がTVを観ていて、何気に目をやったら松山ケンイチ君の名が!!『セクシーボイス アンドロボ』の番宣でした。彼のL@『DEATH NOTE』は最高でしたよね。もう、いっぺんでファンになっちゃいましたぁ。でも、それがあまりに強烈だったために、他の役ではどうなのか不安でした。彼はカメレオン俳優だという評判で、俳優としてはそうあるべきと思ってるので嬉しい評価ではあるんだけどミーハー・ファンとしては、イメージが全く違う役をしてても満足できるかどうか…なんて、変なところを心配しちゃったりして。でも、このロボ役もなかなか素敵そうです。女好きのオタクだそうで、またまた一癖ありそうな役。「マックス・パ~ンチ!」「宇宙とか言われると、ときめくじゃないか!?」この台詞を聞いただけで期待できそう>ぉ女子アナのインタビューに答えるケンイチ君は、多分ロボになりきっててハジケてるんだけど、やっぱオタクっぽいところが何とも言えずカワイイ~アニメの『デスノ』と同じ局の同じ曜日なので続けて観られます。楽しみです。☆やっくんち☆◇人気映画・TVBLOG◇DVD DEATH NOTE デスノート complete set(劇場版 前編&後編)■送料無料■映画サントラ CD【「神童」オリジナル・サウンドトラック】 07/3/21発売黒田硫黄
2007.04.01
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最終話は、上原さんが“ハイパーOL仮面”をちょっぴり脱いでみせたお話―ラブラブだったはずのカレシから振られてしまった上原さん@上ちゃん。気が付き過ぎて引くという、カレシの言葉も分かる気がする。仕事においては最重要な能力だけど、プライベートでは落ち着かない。ま、男のワガママっちゃ、そうなんだけども(笑)「アンタが皆に迷惑かけるぐらい、たまには良いだろうが」黒木さんグッジョブ。この言葉が救いになったのか、送別会で酔いつぶれ、泣き出してしまった上原さん。逆に弱さばかりを強調して、女であることに逃げてしまう“働く女”も多いのでやっぱ、どうしても彼女のような人の方が、私的には好ましく思えるけどたまに素顔を見せてくれると、より愛しくもなるよね。宮田課長や村田さんの優しさや寛大さがあってこその今の自分だとちゃんと認識して感謝しているところにも好感。それに、彼女ひとりが“番長”していて終わりでなく今や全員が一致団結して解決に当たる「OLレンジャー」に成長。今日も連携プレーが素晴らしかった。それぞれの特技を生かしている…ってことで、全員がやりがいと誇りを持てる。愛の告白かと思いきや総合職を勧めてくるアイタタタの黒木さん。「やりがい」「誇り」「クリエイティブ」ってものは、狭い世界のものではなくちゃんと自分を知っていて、それを生かす道を見出せれば付いてくるってことかも。とはいえ、彼も少しずつ変化し進歩していってる、ってことだよね。物凄く不器用だけれども(笑)最終回らしく、細かい部分も色々回収―同僚の寿退社のお祝い金を徴収する話が何回か出てきたけど、イマドキは仕事も続ける女性の方が多いとか妻を専業主婦にしておける甲斐性のある男を捕まえるのは難しいとかうんうん、今は時代も男の質も問題あり、なのよ>まあ、女もだがでもって今回登場の“お祝い”は結婚でなく、村田さんの誕生日と宮田課長の定年退職。アンティーク、チェック、洋書…皆から寄せられたアイディアをひとつに纏めたプレゼント。こんな最適なものを見つけてこれたってことで、斉藤さんの成長ぶりも伺える。南さんと後藤さんは順調に恋を育んでいる様子だし、二岡さんも理数の眼鏡君と上手くいきそう。小久保さんは、その特技を生かして大活躍。とても理想的で、やっぱファンタジーだけど、ひょっとして実現できるかもしれないと、夢を持てるファンタジーだったね。○第1話~第4話こちら から☆やっくんち☆◇人気映画・TVBLOG◇Good job(7)黒糖蒸し饅頭 6個入白あんの中には 恵那栗がいっぱい!【栗饅頭】 20ヶ入
2007.04.01
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今回は“お局さま”扱いされる村田さんのお話―その前に、どーでもいい話なんだけど>ぇエキストラがワザとらしいのはワザと?村田さんと小久保さんの食事シーンで、後ろを通った男性客→カメラ目線。昨日も、この2人の食事シーンで、手前に座る男性客が思いっきりギクシャクしてた。笑いを取ってるワケ?繰り広げられている物語は作り物なんですよ、と強調してるワケ?(笑)村田さんの話に戻そう(^^;)ひじゅには幸か不幸か―幸の方だよな―この妙な言葉を実際に使っているような、妙な職場は経験してない。ましてや30歳以上の人からは同僚の結婚お祝い金は徴収しないなんて、妙な気遣いも。世の中にはトンデモナイ意地悪人間が存在することは十分知ってるから、そういう人を何らかの言葉で括って揶揄したくなる気持ちは分かるつもり。逆に、出来上がってしまった言葉が今度は独り歩きして、年齢や立場等、他の面で当てはまる人達が意識して動けなくなってしまう…という気持ちも想像できる。女性を年齢で“お局さま”と括るなら、年配の男性は“爺”と呼ぶべき。上原さん、グッジョブ(^^)そんな上原さんが“番長”している職場なのに、今度は“負け犬”発言をするオヤヂ登場。死語になりつつある元流行語を使うってこと自体が痛いのに、オヤヂって奴は(爆)つまりは年齢性別立場に関係なく意地悪な人は意地悪、根性悪な人は根性悪―ということで、ファイナル・アンサー?>古“負け犬”とか“鬼婆”とかいう言葉を使う本が話題になってたらしいけど>もう昔読んでないから、もしかしたら内容は良心的なものなのかもしれないとも思うけどそれでも、こんなインパクトある言葉をワザと使う時点でダメダメだという気がする。売れてお金を儲けられれば良いってだけのことなんだろう、と。独身や子供の無い人を貶めても少子化対策にはなりませんから!職場においては、仕事に関する能力が一番重要なものであるハズ。斉藤さんエピは若くて可愛くて性格も良くて一生懸命で、人間的には好感持てる人ではあっても仕事面でも、もっと成長しなければならないことを伝えているし黒木さんエピは人間性も含めて広い意味での能力が必要なんだと示唆している。だって、これは働く人間のドラマですから>ぉ(恋愛の占める割合が多くなってきてるけど)○第1話~第3話こちら から☆やっくんち☆◇人気映画・TVBLOG◇ Good job(2)↓今の女は恋と仕事両方取りでなくちゃワーキング・ガール / ハリソン・フォード↓ダメ女判定マシーンだとか…ひええ■送料激安中■だめんずうぉ~か~♀Ladys
2007.03.30
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今回はアニメ声の二岡さんのお話―“恋愛至上主義”とかで、仕事中も恋人のことで頭がいっぱい。「働く女」を描くドラマの場合、ウザイ存在として描かれがち。でも、実際には、こういう女性は多いと思うなひじゅにも“至上主義”では決してないけれど、やはり好きな人ができてしまうと、仕事中だろうが何だろうが頭から離れない方。要は“切り替えできない女”ですぅ(^^;)でも、二岡さんに嫌な感じを受けないのは、第1話、第2話でも描かれていた通り、ちゃんとやることはやる人だからだろう。まあ今回は、「一桁多いだけか」なんて、ちょっと失言しちゃったけどね。桁を間違えちゃうのは大変なことなんだけど>まして10億を100億机上のみの仕事だと「だけか」って感覚になっちゃうよね(^^;)機械に強いという彼女の特徴にもよく合うエピだな。所謂“可愛い系”の女の子が普通、最も苦手とする分野に優れている、という設定が面白いよね。正己@黄川田クン登場に期待してたけど、出番少ない上にトホホな役柄(笑)所謂“男の子”系?男の子って特に機械いじりが好きだったりするし>エーベルバッハ少佐だから二岡さんの場合は、とても分かりやすい展開。女の子だってプライドがある。でも、甘えたい気持ちも勿論ある。これは恋愛ドラマではない―毎回シツコク強調しているのに、次々とカップル成立の予感。ドラマにロマンスは欠かせないと、ロマンス=恋愛、という狭い範疇で捉えている視聴者も多いから、それはそれでOKだし確信犯的な語り口が面白さを醸し出しているのだと思うけれども、同じ部署内で幾つも芽生えちゃうのは、どうなのか…な~んて固いことを言っていては、楽しめませんね。何しろ、これはファンタジー。それに案外、どんでん返しが待っていたりして???そんな中、村田さんと小久保さんの間に友情が芽生える…なかなか素敵なエピだと思う。理数系の眼鏡系う…実は、ひじゅにも弱いですぅ○第1話~第2話こちら から☆やっくんち☆◇人気映画・TVBLOG◇Good job(7)Core2Duo、メモリ1GB、DVDスーパーマルチドライブ装備のハイパワーPCと19インチ液晶モニタにワ...恋する女の子のためのWハートのシルバーピアス[リボ払いCP]07328野球10
2007.03.29
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先回「地獄耳」と自己申請していた南さんのお話―上原さんとプライベートでも仲良しな彼女だから、対照的な性格設定は必然。お愛想笑いができない自分にコンプレックスを抱いているんだね。それは、真面目でキチンとしてるからに他ならないし、他の人が気付かないことに気付いてしまう敏感さや繊細さがあるからだし、それはむしろ美点となりうる。今回異動でやって来た小久保さんは、別の意味で対照的。陰で愚痴を言っていたり、男性社員に目を付けたり…同性に一番嫌われやすいタイプ。南さんがついつい気にしちゃうのも、よく分かる。でも、そんな小久保さんを「嫌な女」で片付けるのでなく彼女の長所を生かした展開に感心。そんな彼女の姿に、自分を反省する南さんが良い。そんな風にして、南さんを全肯定しない結末も面白い。かといって否定するのでなく、南さんの「キツさ」の一番の被害者(?)である川相さんが実は彼女に感謝していることを示すシーンでフォローしてる。「裏工作、なんてこともあるかも」上原さんが今回はスーパー・ウーマンぶりを発揮せずむしろ小久保さんの影に隠れてしまったかのような今回の描き方も面白い。ラストでは、ちゃんと言いたいこと言わせてるし(笑)―こんな風に、皆の良い点にばかり目を向けられるのは理想。理想=なかなか実行するのは難しいでも、努力しなくちゃなあ…と思う、ひじゅにであった>青臭い?「俺のいる前で俺の批評するのやめろよ」↑ちょっとウケた(笑)○第1話はこちら から☆やっくんち☆◇人気映画・TVBLOG◇Good job(2)いーぐる⇒ Video たれぱんだ【Video★アニメ】 BANDAIVISUAL 【[Video]たれぱんだ】 BES-2553視力回復機「スーパービジョン」眼精疲労回復
2007.03.28
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脚本:大森美香出演:松下奈緒、徳重聡、市川実日子、田中美里、村川絵梨、水野真紀、サエコ、平泉成* * * * * * *観たきっかけは勿論、佐藤クン@『風のハルカ』。後は朝ドラ経験者が多く出演していることと、マンガ原作ということと会社が舞台らしいこと…しか知らないままスタート。同じくマンガ原作でOL達が主人公といって思い出すのは『ショムニ』。結構観てたし、江角マキ子がカッコイイと思ってた方なんでこの一週間楽しめるかもしれない。ルックスの良い女性が結託して頑張るところとちょっと爽快な気分で終わるところが共通しているようなので。反対なところは、能力は人一倍あるのに爪を隠している“確信犯”『ショムニ』に対し、こちらは全面的に頑張っちゃってる“ハイパーOL仮面”であることか。でも、それはあくまでも表面上の違いに過ぎないけどね。ひじゅには物凄~く狭い経験しかないので比較はできないんだけどあえて言うなら…現実は女性同士の関係の方が大変だと思う。そこんとこ、このドラマは最初から上手くクリアしちゃってるとこが何よりも羨ましかったりなんかする(^^;)そしてターゲットとなる男性は若いイケメンだし。こりゃ~、やりがいがあるわ(笑)何か、この設定だけで、これはファンタジーなんだわ!と思ってしまった>ぉ…ここまで書いて公式HPを覗いてきたら原作者かたおかみさお氏の言葉が―「この漫画はファンタジーだと思います。」でも、意味は全然違うと思うがな(爆)「自分の気持ち次第、考え方次第で事は環境は変わります。」これは素敵なメッセージだね。まずは感謝の気持ちを表すこと―全ての人間関係において重要なことを教えている、というところに共感。「殴るよ、マジで」―可愛く言っちゃうとこが素敵。襟の中に髪の毛が入っちゃってる―ちょっと(いや、かなり)気になる。佐藤クンは、もう「まんま」だわ(嬉)○INDEXは こちら☆やっくんち☆◇人気映画・TVBLOG◇Good job(1)ショムニ FINAL 1(DVD) ◆20%OFF!マイルド ブレンド 300g
2007.03.27
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松山ケンイチ君連続ドラマに初主演!!ですってよ、奥様!4月スタートですわよ!『セクシーボイスアンドロボ』(日テレ 火曜22:00~)だからって、またこの絵かよ→原作は黒田硫黄のマンガ。といっても、ひじゅには読んだことございませんのですが(汗)「IKKI」に2000年12月~2003年2月に連載された作品だそうです。ヒロインは14歳の女の子ニコ。あらゆる声を聞き分け、また操ることができ、テレクラでサクラをしながらスパイか占い師を目指している。コードネームは“セクシーボイス”相棒はロボ。本名は須藤威一郎(25歳)フィギア・コレクターでテレクラ好き。この2人が色々な事件を解決していく物語のようです。勿論、我らが松山クンが演じるのはロボ。Lに続きオタッキーな役のようです(笑)本人の言葉初めてのドラマ主演で、不安な所は沢山ありますが、 3ヶ月間、自分を置いてけぼりにしないで充実した日を送れればと思います。Lの次はロボと街でよばれるようにこの役を演じたいと思います。頑張ってね多分、観るから>多分かい◇人気映画・TVBLOG◇☆やっくんち☆松山クンのイラスト および『DEATH NOTE』(映画版「前編」とアニメ)レビュー書いているので、見に来てね(はあと)>黒田硫黄ピクトアップ44号【DVD】DEATH NOTE デスノート/DEATH NOTE デスノート the Last name complete set【VPBT-12688】
2007.01.27
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