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今日えらい下がったのでどうなるかと思って見てみたらなんと先月比±0%でした。わがメインのアセットは暴落暴騰関係なくマイペースで推移し、かつ製造業のバリュー株の株価が好調だったのが幸いしました。昨日と今日の下げでも月初よりプラスの銘柄がいくつもあったので…。ただ単に運がよかったのだと思います。しかし、逆張り短期銘柄は暴落前に既にえらく下がった銘柄を買ったのに更に下げてしまった株もあったので悩ましい状況には変わりありません。しかし、市場の指数を見ると日経やジャスダックは底硬い印象がありましたがマザーズ、ヘラクレスは下落モードに突入したんじゃないかという印象を受けます。しかし、昼のラジオニュースを聞いたときは流石にびびりました…。明日はどうなるんでしょうか…。
2007.02.28
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中国発の暴落なのか朝からすごい事になりました…。短期逆張りで買ってた銘柄も下げたんで驚きです。去年と違い信用残は増えてないんで影響は一時的じゃないかとは思いますがしかし裁定残が増えてるのが不安です。例によって様子見です。(苦笑)月末はろくな事がないです…。
2007.02.28
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そろそろ2337アセットM空売りしたくなってきました…。この株価でも空売りで儲かる予感満々です。(笑)明日、どうしようかな…。
2007.02.27
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先日のダビンチセレクトの日経ポルノ記事、いやポエム記事騒動も何か知らない間に沈静化してしまったようです。ダビンチもあっという間に株価戻したし、この銘柄の強さを感じます…。私自身はというとその時は信用規制で株券買えなかったので指くわえて見てました。(苦笑)また、その日は何か知らんけど2ちゃんのバリューブロガー記事に的外れな批評書かれるし(半分は合ってたんですけど、肝心のポリシーの部分を大きく勘違いされてました。まあいいけど。)その後、何気に実は日経記事逆張り投資法なるものが確立できるんじゃないかと相当下らないことを考えたりしていたのですが、今日それを覆しかねない新種のポエム記事見つけたので以下引用します。トヨタ、時価総額30兆円―日本企業初、世界で6位、米GMの12倍に。 トヨタ、時価総額30兆円―日本企業初、世界で6位、米GMの12倍に。2007/02/27 日本経済新聞 朝刊 P 3 トヨタ自動車の株式時価総額が二十六日、一時日本企業としては初めて三十兆円に達した。世界の自動車メーカーでみてもトップで、世界の全企業のなかでは六位に位置する。日本企業の株式時価総額は、世界の大企業に比べると全般的に見劣りしているが、自動車産業だけは日本企業の優位が目立ち、中でもトヨタは突出した強さを見せている。 トヨタは低燃費の小型車を中心に自動車販売が世界的に拡大。株価はこのところ上昇が急で、この日も一時前週末比百円高の八千三百三十円まで上昇した。二〇〇七年の世界生産は前年比四%増の九百四十二万台を計画。米ゼネラル・モーターズ(GM)を抜いて世界一になる可能性が高いが、時価総額はGMの十二倍。すでに、自動車業界で群を抜く存在だ。 背景には、原油高や環境重視の流れのなかで、低燃費などの日本企業が磨いてきた性能が、自動車販売の競争力を左右する最も重要な要素になってきたことがある。 最大市場の北米市場の需要が伸び悩んでいるなど、世界的にみれば自動車の市場は順風というわけではないが、燃費性能に優れる日本車は消費者ニーズに合致して小型車中心に販売を伸ばしており、トヨタの〇七年三月期の純利益は一兆五千五百億円と、過去最高を更新する見込みだ。 米ビッグスリーは、大型車中心の車種構成から脱却できておらず、現在の小型車ブームが逆風。欧州勢も、日本勢が早くから米国市場での現地生産を開始するなどで大量販売車種のブランドを確立してきたのに比べ、出遅れていたことがここへきての日本企業優位につながっている。 加えて、このところは為替の円安も日本企業に追い風。自動車業界の時価総額をみると、二位は一九九八年に合併したダイムラークライスラーだが、三位はホンダ、四位が日産自動車と、日本企業が上位を占める。トヨタの時価総額三十兆円乗せは、日本企業独り勝ちの象徴ともいえる。これ、よく読むと分かるんですが、記事じゃなくポエムです。(笑)何故なら、取材先を書いていなくて(=取材していない)かつ記者の主観入りまくりだからです。(笑)前回と違うのは夢とロマンが溢れていない事です。(笑)というか、今までのとの大きな違いは、ポエムの内容で、情報源はネットや業界誌辺りでしょうが、内容そのものは意外と的を大きく外していないんです。しかし、いかんせんポエムであり、見破るのは難しいとはいえやはり絶妙に的を外しています。(笑)まずはこの部分。背景には、原油高や環境重視の流れのなかで、低燃費などの日本企業が磨いてきた性能が、自動車販売の競争力を左右する最も重要な要素になってきたことがある。 最大市場の北米市場の需要が伸び悩んでいるなど、世界的にみれば自動車の市場は順風というわけではないが、燃費性能に優れる日本車は消費者ニーズに合致して小型車中心に販売を伸ばしており、トヨタの〇七年三月期の純利益は一兆五千五百億円と、過去最高を更新する見込みだ。日本車の低燃費による優位性は20年以上前からちっとも変わらないんですが…。何で株価が上がったかと言えば、2000年から会計基準変更に伴い各社財務体質を強化して純利益を数倍以上に伸ばしEPSが格段に上がったからに他ならず、それ以外の理由はないはずです。もし自動車の販売台数増加とリンクすると言うのであればなら是非証拠を出していただきたいです。(まあ絶対にそんな事はないですが。)次はこの部分です。米ビッグスリーは、大型車中心の車種構成から脱却できておらず、現在の小型車ブームが逆風。欧州勢も、日本勢が早くから米国市場での現地生産を開始するなどで大量販売車種のブランドを確立してきたのに比べ、出遅れていたことがここへきての日本企業優位につながっている。 ビッグスリーは元々力がないからまあそんなもんでしょう。しかし、欧州車が出遅れたせいでブランドが確立できなかったというのは理解出来ません。元々欧州車メーカーにそんなブランドを立てる力がないというのが正しい理解だと思います。日本市場において日本車メーカーよりも販売台数の多い輸入車メーカーがないという事が何よりの証拠です。唯一欧州車が頑張っている市場は東京都と神奈川県位で、それは地域としては例外と言うべきものです。(要は移動手段としての自動車が必要ない市場でのみ存在価値が認められるメーカーと言うのが欧州車はじめ輸入車の偽らざる実態です。)でも、この辺もわざと外してるんだろうなぁ…。流石です。最後、どうでもいい部分ですが、この部分トヨタの時価総額三十兆円乗せは、日本企業独り勝ちの象徴ともいえる。何で30兆円なのかさっぱり分からないです。外国から見た評価というのであれば、3000億ドルとかの方がインパクトがある気がするのですが、この辺がポエムたるところだと思います。しかし、残念な事にこの記事はインパクトがなさ過ぎて押し目を作りそうにないのが大きな欠点です。ていうか、ポエム記事の価値は逆張りを可能にする事にこそ存在価値があるはずなのですがこの記事はその意味では存在価値が薄い気がします。しかし、この記事は正直見破るのは難しい部類入ると思うので改めて日経新聞の底知れぬ凄さを感じました。
2007.02.27
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空売りで儲ける手法発見しました…と言いたいのですが…、ちっとも実用的じゃない儲かる手法見つけたのでここに書きます。直近120日間の最安値更新かつ直近120日間の最小出来高更新の翌日に空売りして、10%利益確定か60日で終えるという売買をすると、80%以上の高確率で儲かる事が分かりました。しかし、16年間でたったの184件しか売買のチャンスがないので実用度0に等しいです。しかし、何故空売りで稼ぐ手法が見つからないのか冷静に考えると違和感を感じます…。
2007.02.26
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広島県の方にしか分からないネタですいません。テレビ新広島で毎週金曜深夜1:05から放送中のLocal★STARひらめっ娘学園が、なんと、3/16の放送をもって最終回を迎える事となりました。その事前ロケとして、3/11にテレビ新広島9階にて「ひらめっ娘学園祭」なるイベントを開催するそうです。参加するにはハガキで申し込みが必要なので、どうしても見たいという方はハガキをなるだけ早く出してください。(笑)しかし、春の予感がこんな形で的中するとは…。もう今更どうにもならないので愚痴を書きますが、今年の4月からはそれまでと比較して爆発的な面白さという点で魅力半減したなあとは思ってました。前作が余りにも素晴らしい出来栄えだったので(個人的には今世紀に名を残す名番組だったと思ってます。その証拠に2ちゃんねるのテレビ番組スレッドで全国放送を差し置いていつも上位に位置していました。)なかなか比較するのは厳しかったのですが、とはいっても、リアクションがいまいち乏しくて、それもその内容がある程度予想できてしまうというのはもうちょっと頑張れなかったのかな?と思ったりもしています。深夜のお笑い番組というカテゴリの中ではもうちょっと存在感を出してもよかったかな?という気がしたりしなかったり…。個人的にタレントの方が嫌いと言う事はなかったのですが、タレントとしてのキャラの立ち方という点については前作出演者はあまりにも偉大だったと痛感します。(旧メンバーの半分の方は地元ローカル番組の「広島満点ママ!!」のmanten★ウォッチャのコーナーに出ていますが今でも結構目立っています。)次のシリーズの話もなさそうなので多分春から全く別の番組になるのではないかと思うのですが、4/28の日記にも書いたように、(反論覚悟で書きますが)折角いい意味での「笑いの文化」が地元に根付きつつあったのにその勢いが落ちるんじゃないかという気もします。(ちょっと大げさかも…。)なんと言っても私自身のストレス解消の重要な源が一つ消えるのがショックです。
2007.02.25
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今日はのんびり電車に乗って尾道に行きました。実は尾道に観光に行くのは初めてで、今までは帰省の度に深夜か早朝の国道2号線を80Km/h位で景色もろくに見ずに突っ切ったり(汗)山陽自動車道をこれまた時速○○Km/hでびゅーっと走りすぎるか、同じく新幹線で250km/h位でびゅっと通り過ぎるだけだったのですが、改めて行くとなかなか情緒溢れる町で今回行った甲斐がありました。この写真は千光寺公園で撮ったものです。駅から歩いて20分~30分位で行くことが出来ました。また、電車で片道2時間位で簡単に行く事が出来るので思わぬ穴場を発見したという感じです。桜の時期に一泊二日での小旅行もいいかもと思いました。
2007.02.25
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ここ数日間市販チャートソフトを使って色々他愛もない事含め調べています。しょうもないのだと節分天井は本当かどうかとか(笑)。 ソフト動かすだけでも結構楽しいです(笑)。 しかしソフトだけだとファンダでの分析が出来ないのが残念です。これにPBRやPER等で調べることが出来ればクオンツ並のデータベースが出来るんですが…。 あと、テキストファイルで出力されたデータも加工しないと実際の場面に沿った模擬が出来ないんでイマイチ不満です…。 なので拙い知識を使ってExcelとAccessを強引に組み合わせて手づくりソフトを作成中です。 そして工夫次第ではもっと動的で具体的な信用取引のリスク&リターンを調べる事が出来るかもとも思ってます。(ある条件下で買い建てから何日後が一番危険とか、逆に何日後の利益が一番高いとか…) これが出来たるようになったら信用取引のリスク&リターンは大分実用レベルに近付くんじゃないかと思っています。 またそれは現物取引にも同様の事が言えるのではないかと思います。 このネタはすぐ尽きるかと思ってましたが結構探せば色々出てくるもんですね…。
2007.02.25
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今度は逆に信用ナンピン買いでリターンを得られる状況を一つ見つけたのでアップします。市販のチャートソフトを使って、10日間に株価が30%下落した状況で1回トレード100万円以内で1.現物:信用 1:2で1回ナンピン買い(そこから株価-7%で追証発生)2.現物:信用 1:1で1回ナンピン買い (そこから株価-27%で追証発生)3.現物:信用 1:0.5で1回ナンピン買い(そこから株価-50%で追証発生)そ3パターンで調べてみました。尚、前回の1の条件であった、株価下落前に現物:信用比率1:1の運用状況は株価下落中に追証発生となるため今回外してあります。今回は株価下落のペースが激しい状況でかつかなり下がってから信用ナンピン買いを行ったため総回数が減っています。また、その分、追証リスクも全般的に改善されている事がいえそうだと思います。また、追証売りさせられても長期でトータルでは勝ちを収める事が出来るパターンであるので、相当数銘柄分散し、かつ時間分散する事が出来れば、場合によってはありかもしれない投資手法だと思いました。しかし、平均では買いで儲かる仕組みなので空売りでは儲ける事が出来ないのが難点だと思います。
2007.02.24
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今までの3回分のまとめですが、全銘柄を対象にした場合、株価がある条件で下落中に信用2階建てナンピン買いする場合、リターンは増える傾向にあるが一方追証発生で安値で売らざるを得ないケースが飛躍的に増加する投資法だと言えそうな気がします。というか、今回の場合は明らかにリターンよりもリスクのほうが大きかったので、やはり無闇なナンピン買いは禁物だという結論になりそうです…。いやはや、調べた甲斐がありました…。
2007.02.23
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今度は10日後に-10%株価が下がった翌日から現物:信用比率1:0.5で信用ナンピン買いした時の結果を調べました。総トレード数 85100 勝ちトレード数 (勝率) 57474 ( 67.54%)負けトレード数 (負率) 27626 ( 32.46%)トレード平均利益 19,690.71トレード平均期間 85.86日[条件別の成績・仕掛け] トレード数 勝率 平均損益 平均期間 買い条件(1) 85100 (100.00%) 67.54% 13,073.14 85.86 トレード数 平均損益 平均期間追証(-50%) 3727 ( 4.38%) -678,838.37 115.66元本回復(+5%) 55748 ( 65.51%) 180,948.00 41.74180日経過 24543 ( 28.84%) -236,102.15 181.68最終日 1082 ( 1.27%) -86,892.45 83.17[損益率の分布] 20%以上 5785 ( 6.80%) 15%以上 20%未満 9004 ( 10.58%) 10%以上 15%未満 29879 ( 35.11%) 5%以上 10%未満 9886 ( 11.62%) 0%以上 5%未満 2914 ( 3.42%) -5%以上 0%未満 3056 ( 3.59%) -10%以上 -5%未満 3101 ( 3.64%) -15%以上 -10%未満 3251 ( 3.82%) -20%以上 -15%未満 3284 ( 3.86%) -20%未満 14940 ( 17.56%)平均損益が2%以下に落ちるもののその分追証発生率は約4%に減りより安全度の高い?運用と言えるのではないかと思います。
2007.02.23
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次に10日間で10%株価下落した時点で現物:信用比率1:1で信用ナンピン買いした場合を調べてみました。対象は全銘柄で、最大100万円を1取引単位として調べました。総トレード数 109434 勝ちトレード数 (勝率) 72636 ( 66.37%)負けトレード数 (負率) 36798 ( 33.63%) トレード平均利益 25,564.45トレード平均期間 63.40日 買い条件(1) 109434 (100.00%) 66.37% 12,782.23 63.40 トレード数 平均損益 平均期間追証(-27%) 24479 ( 22.37%) -508,283.54 77.63元本回復(+10%) 71145 ( 65.01%) 244,151.76 37.13180日経過 12748 ( 11.65%) -162,835.14 181.83 最終日 1062 ( 0.97%) -51,280.90 73.53[損益率の分布] 20%以上 7993 ( 7.30%) 15%以上 20%未満 12285 ( 11.23%) 10%以上 15%未満 37337 ( 34.12%) 5%以上 10%未満 11843 ( 10.82%) 0%以上 5%未満 3173 ( 2.90%) -5%以上 0%未満 3089 ( 2.82%) -10%以上 -5%未満 2827 ( 2.58%) -15%以上 -10%未満 2670 ( 2.44%) -20%以上 -15%未満 2390 ( 2.18%) -20%未満 25827 ( 23.60%)今度は約2.5%の利益を取る事が出来、追証発生率も22%まで下がりました。しかし、数銘柄単位の取引だと全敗という可能性もあるのでまだ危険だと思います。
2007.02.23
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信用ナンピン買いのリスクについて過去のデータと比較して調べてみました。今回は直近10日間で-10%株価が下落した翌日にナンピン買いをするという場面を想定してみました。まず、その前に10日前の時点で既に現物:信用を1:1で運用していた場合(この場合はナンピン買い無しとして計算しました。)どの位の確率で追証発生しうるかを調べてみました。過去データを抽出した結果、以下のようになりました。対象は全銘柄で1取引最大100万円で調べました。総トレード数 129055 勝ちトレード数 (勝率) 81320 ( 63.01%)負けトレード数 (負率) 47735 ( 36.99%)レード平均利益 12,184.63トレード平均期間 50.57日[損益率の分布] 20%以上 8905 ( 6.90%) 15%以上 20%未満 13959 ( 10.82%) 10%以上 15%未満 41971 ( 32.52%) 5%以上 10%未満 13198 ( 10.23%) 0%以上 5%未満 3283 ( 2.54%) -5%以上 0%未満 2863 ( 2.22%) -10%以上 -5%未満 2406 ( 1.86%) -15%以上 -10%未満 2413 ( 1.87%) -20%以上 -15%未満 7616 ( 5.90%) -20%未満 32441 ( 25.14%)一応、60%以上の確率で追証になることなく元本回復しています(長期的には2.4%のプラスになる。)が、約30%の確率で株価-10%下落から更に-20%下落(これで追証発生下落率-27.7%を超える。)し、追証発生=安値で売らざるを得ないことが分かりました。ファンダの絞込みはしていないものの、二階建てが如何に危険かよく分かる結果になったと思います。
2007.02.23
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先ほどの日記の続きです。今度は違う視点から感じた事を書こうと思います。個人的には最近の騒動の原因はリスクの部分をきちんと明示していないか、分かりにくい状態にしていることから起きる問題だと思っているのですが、その視点から考えてもちょっと違和感を感じています。というのも、もし、投資情報の出し方に問題があるのであれば、他にも先物取引についても同様の指摘がとっくになされていてもいいと思うし、(実際ある業者についてはネットなどで結構たたかれているようですが)株式取引についても信用取引の空売りや二階建ての危険性についての指摘についても内容が偏っていて、単にそれをを切り口にして有名になった法人や個人を攻撃している印象を強く持っています。(批評内容において誰も定量的にリスクを提示していない事は特に胡散臭いと思います。)また、初心者投資家がはめられた云々の記事を時々見るのですが、私自身それが本当に起こった事実なのかどうか見たことがありません。2006年は中小型株に投資していた方たちは銘柄問わず多少なりとも損をした方々が大半だと思うのでどっちかというとタイミングの問題が大きかったのではないかと思います。というような事で、個人的に批評する側の内容に合理的な一貫性を感じません。何と言うか、問題点は明らかになっているのにそれ以外のところばかり意味不明な輩がつついてるという感じで、それに同調する人が増えているというだけのような気がしています。改善目的で批判するのであればもっと合理的にすべきだと思います。
2007.02.21
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最近株式投資の情報について思う事があるのでそれについて書こうと思います。最近掲示板などを見ると相場が軟調なせいもあって賛否両論(否の方が若干多いかも?)を見かけ、結構混乱している様な印象があります。それについてですが、個人的には基本的に(本質的には別だと思います。)情報提供する側に原因があるように思います。というのも、私も最近になって気づいたので今更書くのもおかしいのですが、株式投資などハイリスクハイリターンの投資システムの情報提供ついては、先ずリスクを先にある程度定量的に説明すべきだと思うのです。それは、信用取引の勉強を始めてからそれは強く感じていて、これはは屁理屈かもしれないのですが、リスクをきちんと定量的にかつ連続的に把握してある程度予防すべき術を持っておけば、あとはリターンの部分が大きく残ると思うのです。(少なくとも、リターンを先に考えておく事よりかは安全度が高いと思います。)話題に上る投資商材やスポーツ新聞の類もリターンを重要視するような情報提供を行ってきたので結果としてリスクの部分が露呈した部分について紛争が発生するのは偶然でもなんでもなく至極当然の結果だと思うのです。(信用取引なんかは最たるものだと思うのですが、それについてはあまり指摘する人がいないのは個人的にかなり強い違和感を感じます。)案内文の終りのしかも端っこのほうに「投資は自己責任でお願いします。」と書いているのを見ると何気にむかつきます。そんなに重要な情報なら真っ先に一番大きな字で色つきで書くべきであり、それをしない時点ではっきり言って卑怯だと思います。個人的にはムカつく信用取引の本の著者連中かカス会社マネックス証券株式会社と同類の類と判断せざるを得ないと思っています。しかし、宣伝文を大きくアピールする事は商売のノウハウ上止むを得ないと思うのですが、宣伝する側がそれを改善しない以上上記のような紛争は決して改善できないと考えます。(但し、それを下からと言って根本的な解決策にならないとも思っていますがそれは別の機会に書こうと思います。)
2007.02.21
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PER15以下PBR1.5以下POE13%以上PBR1.5以下、ROE13%以上(これで、PER12以下になる。)経常利益が昨年よりも増えているという条件でスクリーニングした銘柄の中から面白そうなのを二つ見つけました。6134富士機械製造6846中央製作所もうちょっと調べてみようと思いますが、富士機械は円高になったらちょっと危険な気がします…。
2007.02.20
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半年前の記事なのですが、BBIQモーニングビジネススクールに日本とアメリカの地価総額に関する興味深い記事が載っていました。2004年のデータなのですがその当時の日本の地価総額が1200兆円で、の1999年のアメリカの地価総額が約435兆円とのことでした。データが古いのと算出根拠が国によって異なるので実態がどうなのか分からないのですが、アメリカのREIT市場規模がオリックス証券の調査だと2004年でアメリカで3750億ドル(約40兆円)、一方日本の不動産流動化市場規模がH16年度で約20兆円と言う事を考えると、非常に大雑把なのですが、仮に単純比較単純比較してもアメリカの2倍の80兆円位までの市場規模は期待できるのかもと思ったりしています。仮にその半分としても40兆円なので、そう悪くない業界かもと思います。しかし、その規模だと自動車業界の成長予測とほぼ一緒になってしまいます。(苦笑)また、細かい実態を把握していないのですが、このREITという仕組みは1960年代でアメリカにて始まり、オーストラリアでも同様の仕組みが運用され、今年にはイギリス、そしてドイツでも運用される仕組みであることを考えると、根本的にそう極端に危険なビジネスモデルではないような気もしています。こうして色々調べてみると素人でも少時間でネット経由でそれなりに情報収集できるもんですね。少なくとも日経のあの記事よりこっちのブログのほうが情報量多いような気がします。(苦笑)しかし、あの記事一つでダビンチがストップ安ですか…。新聞記事の力は凄いです…。
2007.02.19
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今日は冷や冷やしたけど新興市場反発して多少ホッとしています。長期的に徐々に戻しつつあるのかも…。 最近長期投資の是非について少し考えてます。 個人的には否定するべきものではないと思っていますが日米で比較した場合粉飾決算リスクが日本の方がより大きいのが不利な点ではないかと感じてます。根拠の一つとして監査のやり方や罰則の規定がアメリカの方がより厳しいからです。(しかし他の規制は日本の方が厳しい印象があり、そのギャップを感じます…。) ひょっとするとアメリカ人にはとライブドアの粉飾はナンセンスに映ったのかも知れないですね…。 しかし仮にそうなら一度試しに粉飾決算の責任者を公開処刑にでもしてみたら信用度回復するかもしれないですね…。
2007.02.19
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なんと2CHのバリューブロガーPart14に載ってしまいました…。しかも私のブログに関しては批評内容も結構的を得ています…。(汗)ということで、朝日新聞からの引用云々については一部記述を訂正します。記事の掲載先は朝日新聞だったんだけど大元はロイターだったんです…。しかし、日経の記事批判については、そもそもそれが目的だったのでそっちのほうは訂正しません。(笑) 更に補足するとあの時点ではダヴィンチや、ダヴィンチセレクトの事を書く行為そのものが全く意味をなさなかったのです。ていうか、あのポルノ、じゃないポエムを読んだだけじゃ銘柄分析は出来ないです(笑)。大体株価も銘柄じゃなくてあのポエムに反応したんでしょうし…。(笑)ということで、ポエム批評の方が遥かに重要な意味を持っていたと確信しています。しかし、何か書きたいことがあればこのブログにコメント書いてくれたほうが個人的にはうれしかったです…。
2007.02.17
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信用取引を軸にした株式の売買方法について少しずつ調べているのですがなかなかいいデータが揃いません…。感覚的には現物買いの場合は順張り、逆張り共にOKだけど、信用を使う場合は基本的に買いも売り(これはヘッジが中心)も順張りじゃないと危険という事や、信用使う時はファンダではなくチャートの形を軸に運用するほうがベターという事は感じつつあるのですが…。なんとか具体的な数値を添えてアップしたいと思います。最近投資銘柄を増やしているからそう思うようになったのかもしれないのですが、相場のトレンドが変わってきたような気がしています。一昨年まではファンダメンタルでも逆張り(一見割高に見えるけど別の見方をすれば割安に見える。)がはまった印象があるのですが、去年辺りからファンダでも非常に素直で分かり易い指標の銘柄に人気が出てきた印象を感じます。(実際東証一部銘柄は上昇している銘柄が多いことからもそんなことが言えそうな気がしています。)特に新興市場においては株価指数上もみ合いに近い状況下(これは、市場全体がほぼゼロサム状態を表していると思います)で上がっている銘柄、下がっている銘柄の特徴を見るとそういう印象を受けます。しかし、最近気づいたのですが、株式市場は絶対にゼロサムゲームじゃないですよね。絶えず、プラスサムかマイナスサムのどっちかを推移し続けているゲームだと思います。という事はほぼ全員が勝つ時期もあればほぼ全員が負ける局面もあるという事を理解しないといけないような気がしています。しかし、そういう根幹的で且つ重要な事を株本等でを見たことがないような気がします…。
2007.02.17
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出張先なので結構どたばたしていますが株価のほうはなんか相変わらずでした…。まさかアセットM売りで儲ける事が出来るとは、恐ろしい銘柄ですね…。いやはや…。何かと話題のヘラクレス市場時価総額ナンバーワン銘柄だった(苦笑)ダヴィンチについての新聞記事を見つけたので以下引用してコメント書こうと思います。以下、朝日新聞(記事元はロイター)から引用ダヴィンチ・セレクトの問題、実質的影響なし=ダヴィンチ2007年02月16日07時15分 [東京 15日 ロイター] ダヴィンチ・アドバイザーズの金子修社長は15日、証券取引等監視委員会が前日、100%子会社のダヴィンチ・セレクト(東京都中央区)を行政処分するよう金融庁に勧告したことについて、親会社への影響は実質的にないと語った。 また、子会社の行政処分があっても、ダヴィンチ・アドバイザーズが今後3年間に積極的な不動産物件の取得を続け、運用資産残高をほぼ3倍に拡大させる方針に変更はないと述べた。 決算説明会で語った。 監視委の発表によると、上場不動産投資信託(REIT)であるDAオフィス投資法人の運用を手掛けるダヴィンチ・セレクトは、REITに組み入れる不動産の資産評価の過程で、不動産鑑定業者に適切な資料を提示せず、その結果過大に算定された鑑定評価額をもとに資産を取得した。 この指摘について金子社長は「不動産評価においては、鑑定価格はあくまでも参考値でマーケットが決めるもの、というのが私達の見解だが、金融庁は鑑定評価ベースに行うのが正しいと言う」と述べ、見解の相違があることを明らかにした。 そのうえで、同社長は、ダヴィンチ・セレクトが行政処分を受けたとしても、DAオフィス投資法人が投資済みの物件の運用は継続されるほか、ダヴィンチ・セレクトからの親会社に対する収益貢献は3億円弱と小さいため「実質的な影響はない」と語った。 行政処分勧告の発表を受け、ダヴィンチ・アドバイザーズの株価は2万円ストップ安の12万7000円で引けた。ケネディクス不動産投資法人、イーアセット投資法人など他のREIT株も軒並み下落し、日経平均が0.81%上昇したなかで東証REIT指数は1.09%安となった。 金融庁は、個人投資家保護の観点から、REIT運用会社の査定体制について監視を強めている。昨年7月には、オリックス系のREITであるオリックス不動産投資法人の運用会社、オリックス・アセットマネジメントに対し、審査不備で違法建築物件を取得したとして一部業務の停止命令を出した。同庁関係者によると、今年も不動産ファンドの審査体制については厳しく見守る方針という。 ゴールドマン・サックスのアナリスト、岡田さちこ氏は14日付のレポートで、「鑑定価格の信頼が揺らぐことになれば、好調なマーケットが続いていただけにJ─REIT市場全体に対する影響は小さくない」と指摘。ただ、東京を中心に空室率の低下が続くなど不動産市場が良好な環境であるため、「短期的な調整ですむと考える」としている。 <拡大路線を継続> ダヴィンチ・セレクトがREITに組み入れるために取得した貸しビル38物件は、すべてダヴィンチ・アドバイザーズの不動産私募ファンドから購入したものだったため、これまでにも取り沙汰されてきたグループ内の利益相反問題について今後クローズアップされる可能性もある。 しかし、金子社長は、ダヴィンチ・アドバイザーズの私募ファンドからダヴィンチ・セレクトを通じてREITに物件を売却することは今後も続けると述べた。 ただ、REITへの物件売却は、私募ファンドの投資を回収する「出口」に占める割合は低く、今後も「出口」としては同社が新規に組成する私募ファンドや外部投資家への売却が中心になると述べた。 2006年12月期の同社の売却資産総額1453億円のうち、REITへの売却分は380億円程度だったという。 金子社長は、都心の優良なオフィスビルについては今後2─3年で賃料が2倍に上昇するとみており「3カ年計画にあるように、しばらくは大幅に買い、売りを控える」と語った。 同3カ年計画によると、今後3年間で約2兆5700億円の資産を購入する一方で、売却は6700億円程度に抑え、同社の運用資産残高を06年末の約1兆円から09年末に2兆9000億円強へ拡大する方針。 これ、記事としてはめっちゃいいですよね。昨日の日経の捏造いやいや、夢とロマン溢れる空売り熱烈推奨作文とは雲泥の差ですね。(爆笑)取材対象も比較的きちんとしていて具体的に氏名まで書いてるし、要所要所で定量的な数字をきちんと書いてるし、高度な想像力と高い文章作成技術に裏打ちされた記者の推測は皆無だし、よくまとまっていると思います。不動産ファンドのビジネスモデルが難解であり、かつ法整備が不十分な部分もあるのでこの記事だけで判断出来ないのですが、一方の当事者の考え、主張を知るには十分な内容だと思います。これがプロの書く新聞記事というもんでしょう。(笑)これを読むと昨日の日経記事は本当に取材して書いたのかどうか疑問に思うのは私だけでしょうか?まさか取材先が近所の酔っ払いのおっちゃんとか、犬とか猫とかないやろな??とあらぬ心配をしてしまいます。(本当はちっとも心配なんぞしてませんが。だって、100%でたらめ確定記事だし。(笑))しかし、この主張の裏付けがきちんと取る事が出来ないと件の会社の今後の状況について判断できないと思います。記事はしっかりしていても社長が嘘をついているという可能性がまだ残ってますからね…。あ、因みにGSのアナリストの意見は取材先のコメントとしては100%真っ赤な嘘確定にしておきましょう。(笑)こいつら当てになりません。(というか、ある意味当てになるのですが)もし私自身がアナリストの立場なら絶対に自分に都合のいい嘘をつきます。数千万円のボーナスのためですから普通の人であれば間違いなく嘘をつくはずだと思うので。(笑)まあ、この人のコメントは無視しとけば害はないと予想します。一方、数字の裏付けのヒントになりそうな情報として、国土交通省のサイトに不動産流動化市場規模についての実態調査がアップされているし、ちょっと古いですがニッセイ基礎研究所の研究員の方のコメントもアップされているのでこれらと比較検討すればおおまかな成長予測のトレンドは把握できそうな気もしています。ちょっと予測帯の幅が広いので難しいのですが、個人的にはもうちょっと市場規模拡大余地はありそうな気はします。しかし、そういう肝心な情報がなかなか手に入らないというのは問題だと思いますしブラックボックスの領域がまだ残っているのは個人的に心配ではあります。(こっちは本当に心配しています。)
2007.02.16
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この記事がどうかは分かりませんが ○田×男さん こんにちは。基本的にメディアを疑えという姿勢には大賛成です。と、申し上げた上で、この記事そのものがどうかは分かりませんが、こういった記事で取材源の名前が出てこないのは、取材源が幹部クラスではなく、複数である場合、匿名を条件にしゃべっている場合がほとんどです。もちろん、言質は取らせませんので「方向」などという書き方になるのでしょう。現場では「業務停止命令ですか?」の質問に対して、否定をしなかったというレベルでしょうね。推測というよりも記者の感触だと思います。結果的にこの記事が間違いになる可能性は当然ありますが、捏造という話とは違うものに読めます。もしお時間があれば『クライマーズ・ハイ』をお読み下さい。いや、小説としてめっぽう面白いですし、少し新聞記者の現場の雰囲気が分かります。○田×男さん コメント書き込みありがとうございます。個人的にはメディアを疑うというか、どっちかというと情報の正否(或いは良否)をある傾向に基づいて判断するという感じで捉えています。(その根本にはそれらの情報(今回の場合はメディア)について疑うという重要なステップがあることは自覚しています。)取材源の名前については当然取材先によっては出てこないことも理解しており、今回は必ずしもそれだけで決め付けたわけではなくて、それ+記者の推測が加わったということで判断しました。また、捏造という表現の指摘についてですが、それは確かにまずかったですね…。ご指摘ありがとうございます。後程訂正します。個人的には今回引用した記事は、本質的に作文の域を脱していなくて、読み物としてはありかもしれないけど、新聞記事としてはふさわしくない(更に株価も下落したではないか!!という意味不明の怒りがこみ上げたというのもありました。(汗))のではないかという思いもあってそう表現してしまいました。(汗)小説の「クライマーズハイ」は今度読んでみようと思います。紹介ありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。
2007.02.15
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小倉クラッチ何気に底固いです…。550円になったら買おうと思ってたけど、そのままリバウンドしそうな予感が…。あと西川ゴムも爆上げしました。これ、順張り的にもとても買いたい状態なので高値更新したら本格乗り換え検討しようかとも思ったりしています。跳ね返されないといいのですが…。
2007.02.15
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ここが気になりました marco72さん >金融庁は近く同社に業務停止命令を出す方向。これもそう。(笑)金融庁の誰が言うたん?(笑)そして、どんな方向やねん?(笑)自分はここが気になりました。ここを見て短期的に調整するのではないかと・・。やまさんさんがおっしゃいますように、日経の記事の出所の信憑性は疑わしいかもしれませんが、市場参加者にはインパクトのある記事(逆に、何もなければ、また上がりそうでそこはチャンスかもしれませんが)で、自分的には、えっ、と思いました。marco72さん コメント書き込みありがとうございます。私も半年前までなら同じようにびっくりしていたと思います。しかし、自分の職種と照らし合わせて過去数年分の新聞記事を丹念に読んだ結果、1.取材先が明確かどうか、2.記者の推測はないかどうか?の2点で記事の正否判定する方法を見つけたので心理的に大分楽になりました。今日もその2点で判断したので件の記事を読んで正直呆れてしまいました。(しかし、ダビンチの売り板には圧倒されましたが…。)しかし、この記事は真っ黒(勝手に確定しています。(笑))でもダヴィンチセレクトの業務の是非については正直私たちでは手に負えない部分があると思うので(というか、不動産のプロと金融のプロの見解の相違のような気もしています。しかし仮にそうであるなら更に難解だと思います。)その意味では一旦売却せざるを得ないのかな?という感想を持っています。しかし、J-REITに不動産を売却する場合でも鑑定書と照らし合わせて価格決定する手順を踏んでいるのでそうそうボッタクリということはないと理解しているのですが…。どうなんでしょうか…。しかし、今回の日経記事は「なりそうだ。」の5文字で記事の正否の全てが決まってしまいました…。(要はきちんとしたところに取材してない可能性が高い+記者の100%でたらめな予測という事なので。)これは他の記事の正否判断に使えそうな気がしています。また、別の機会に書こうと思っていますが、この100%外れ確定の記者の推測というのは逆に彼等は相当色んな事をを知っているという事の裏返しではないかとも考えています。(2/7のブログにも同様のことを書きました。)これからもよろしくお願いします。
2007.02.15
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話題の?ダヴィンチセレクトに関しての日経記事、めっちゃ怪しいので以下引用してコメント書こうと思います。金融庁、ダヴィンチ・セレクトに一部業務停止命令へ 証券取引等監視委員会は14日、金融庁に対し不動産投資信託(REIT)運用のダヴィンチ・セレクト(東京・中央)を行政処分するよう勧告した。グループ内のファンドが保有する不動産を系列REITに割高な価格で取得させ、投資家の利益を損ねた。金融庁は近く同社に業務停止命令を出す方向。資金の流入で過熱気味となり、不自然な取引が指摘されるREIT市場に警鐘を鳴らすことになりそうだ。 ダヴィンチ・セレクトは東京証券取引所に上場する新興REIT、DAオフィス投資法人から資産運用を任されている。DA投資法人が何に投資するかといった意思決定はすべてダヴィンチ・セレクトが手がけている。 まず、この部分グループ内のファンドが保有する不動産を系列REITに割高な価格で取得させ、投資家の利益を損ねた。一体幾らやねん?(笑)あと、取材先はどこやねん??(笑)次、この部分金融庁は近く同社に業務停止命令を出す方向。これもそう。(笑)金融庁の誰が言うたん?(笑)そして、どんな方向やねん?(笑)で、最後にしてとどめの一撃!!資金の流入で過熱気味となり、不自然な取引が指摘されるREIT市場に警鐘を鳴らすことになりそうだ。 一体誰が指摘したんや??(笑)そして、どんな警鐘やねん?見たことないで(笑)。そして、「なりそうだ。」!!なんだ?この如何わしい5文字は?(笑)この部分で既にこの記事捏造率作文率100%だと思います。(笑)私の属する業界と違う業界の記事でありバックボーンをよく知らないままコメント書いているので外れる可能性は否定できないのですが、過去日経新聞を読んだ時に見つけた重要な2つの傾向、1.取材源が具体的でない場合や取材先がそもそも間違っている場合、及び2.記事の方向性や重要なポイントの部分について記者の推測で書かれている場合、100%の確率で記事の結論はでたらめだと言う事が分かっていますので事実以外の部分については無視していいと思います。ていうか、私は無視しています。ということは、この記事で信頼できるのは唯一「証券取引等監視委員会は14日、金融庁に対し不動産投資信託(REIT)運用のダヴィンチ・セレクト(東京・中央)を行政処分するよう勧告した。」ここだけになります。なんだ、他の記事と変わらんやんけ。しかし、今日のその内容だけでは状況がよく分からないので、一旦売却するのは賢明な選択肢だと思います。(一応ファンダメンタルを覆しかねない悪材料であるので。)しかし、日経はふざけるにも程がありますね。まあ、いいですけど…。
2007.02.15
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今日も軟調でした…。 しかしダビンチ凄い事になりましたね…。 本業が忙しくて工数確保が困難なのが理由だと思いますが…あの売り板は尋常じゃないです。 あれを見たら貯蓄から投資なんてやってられるか!!!と思う人が大半だと思います…。 しかし今日はフージャース粘りましたね…。個人的に追い証売りがあると予想してたのですが…。 しかしアセットが市場平均PERの半分の値段でまだ安くなるとはまさに空売りするための銘柄ですね。 流石に明日は空売り参戦しようと思います。多分踏まれないと予想しています。
2007.02.15
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指数とは裏腹に持ち株下がってます…。ダビンチの寄り天には参りました。既に売った後だったのですが今朝買わなくて良かったです。 また買い逃し銘柄の小倉クラッチもかなり下げてるし…。 下げ止まりそうにないのがフージャースで6000株も誰が売買してるのか気になります。仮に14万から信用二階建てするとレバレッジ1倍で追い証ゾーン突入…。10万切ると流石に何品組はきつくなると予想しています。 その頃給料入りそうなので1株現物買いしようかと思ったりしています。 既にファンダではなく完全需給に依存している状態なんで売りもありかもしれません。(僕は恐くて出来ませんが…)
2007.02.14
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ここ数日持ち株の中でメインの銘柄群が不調です…。厚く買った銘柄が下げて薄く買った銘柄が堅調なので悩ましいです。 特に短期逆張りで仕込んだ銘柄が二段下げしてしまい、途方にくれています…。まだ統計上マイナスの範囲内とは言え気が重くなります…。 まず追証にならない状況とはいえ、指数の好調と裏腹に下げてしまうとスカを掴んだ気になってしまいます…。 それにしても両アセットどうにかならんですかねぇ…。 そろそろ上がりそうな気もするんですが…。
2007.02.13
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昨日今日と持ち株軟調です…。しかし売り立てする度胸もないので放置ですがここから12~13%下がったらナンピン開始しようと思います。 信用取引の判断とチャートの親和性は高いので買い建てなら順張りしかないし、それ以外ならヘッジの売り立てしか有効な選択肢がないのは分かっているのですが、なかなか難しいです…。 日中場が見れればいいんですが…。 特に株価下落中と売り建ては意外と親和性が高いので要研究だと思っています。(でもなんでか知らんけど本には載ってない…) しかし純空は踏み上げが怖さ満点なんでやるならヘッジしかないだろうと思います。 また意外とボックス相場での空売りは怖さ三割増し(当社比(笑))という事も分かりつつあり、空売りするなら逆順張り?(要はレンジブレイクアウト等で株価がクラッシュした時)が安心度は高いかもと思っています。いずれ統計取って調べてみようと思います。 持ち株の中ではでは残念ながらフージャースがバリバリの空売り候補状態ですが、ほんまに空売りしてええんかいな?と思ってます。ファンダで見る限り売れないすよ…。 でも人の逆を選ぶという相場の花道?(個人的にはこれは本来有り得ない現象でありこの格言がある事自体違和感感じ捲くりですが…。)に沿うならこんな一見馬鹿げた選択肢もありかもと思ったりしています。 しかし信用残の状態を見ると信用取引している人達の何割かは順張り以外の買い建てという危険な運用を平然としている気がします。(尤も数値そのものの正確性についても疑問がありますが…)
2007.02.10
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さっきの日記の続きです。さっきの日記で、記者の主観は殆どにおいて外れで、胡散臭さ満点である旨書いたのですが、自分で書いていて何なのですが、その内容に個人的に違和感を覚えました。というのも、ここ半年日経新聞はじめ(これはネットで見ることが出来るので使用頻度はかなり高いです。)4大新聞、yahooニュース等を丹念に読んで、ベンチマークとして自分の得意な領域の分野と比較したのですが、記者の主観については私の記憶している限り、不正解率がほぼ100%なんです…。読んだ記事は過去掲載分も含めると500や1000ではきかない数の記事を読んだので、あてずっぽうで行き当たりばったりの主観を書いても数%~数十%の確率で正解を引き当てても良さそうなのに、私の記憶している限りでは「記者の主観、予想=頓珍漢で大はずれ」という等式が成り立つほど極めて高確率で外しています。たとえは悪いかもしれないのですが、マークシート式の試験で全問題きちんとマークして確実に0点を取る位難しい事ではないかと思います。馬鹿でもそうそう出来そうにない低確率のパフォーマンスを易々と引き当てる新聞記者の能力について、意外とどころかかなり侮れない気持ちを持ったのは私だけでしょうか…。買いかぶりすぎなのかもしれないのですが、この低確率の陰に新聞社や新聞記者の隠された能力が見え隠れしている気がしています。いつもまとめで書く事を繰り返すのですが、実の所、案外彼等はプロ故に色んな事を詳しく知っているのかもしれないですね…。そして、知っている上で社の方針か部の方針か分からないのですがあえて頓珍漢な予想(しかし、そこには明確なポリシーがあるような気がします。)や考察をほぼ100%の確率でわざと書いているのではないかという気がしつつあります…。じゃないとあの極端な低確率の頓珍漢な考察をプロの記者が書き続けることは不可能だと思います。先ほどのマークシートの試験に例えると、答えを全部知っていれば全部外す事も可能になるわけですから…。げげっ、そう考えると何気に嫌な予感がしてきました…。今までアホやアホやとおちょくっていたのも彼等の計算の内だった可能性が出てきました…。とはいっても、やはり記事内容がアホなものはアホなので(笑)これからも随時指摘できる所は指摘して私自身知恵をつけようと思います。(まあ、プロレスを見てあれはマジだ!!と無意味に熱くなるような事はやめようと思いますが…。(汗))しかし、こういう面からの検証する姿勢は忘れないようにしたいと思います。
2007.02.07
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今日の日経からめっちゃ胡散臭い記事発見したので紹介します。以下引用します。トヨタ、営業利益5700億円、北米輸出急増に摩擦懸念。 トヨタ、営業利益5700億円、北米輸出急増に摩擦懸念。2007/02/07 日本経済新聞 朝刊 P 9 トヨタ自動車の二〇〇六年十―十二月期の連結営業利益は前年同期比一九%増の五千七百四十七億円となり、第三四半期として過去最高を更新した。好業績を支えたのは北米市場で、小型車を中心に輸出が大幅に増えた。一方、国内市場は低迷し、〇七年三月期の販売台数見通しを従来予想から七万台減の二百二十九万台に下方修正した。輸出増による収益の北米依存は、摩擦再燃などのリスクもはらむ。(1面参照) 十―十二月期の世界販売台数は二百十五万台と前年同期比十七万台増えた。拡販による効果は前年同期の二倍に当たる千二百億円の増益要因となった。 「現地の供給体制を充実させてさらなる収益拡大を目指したい」。鈴木武専務が六日の記者会見で最も自信を示したのは、十―十二月期の世界販売の三割強を占めた北米市場だ。 特にコンパクトカー「ヤリス(日本名ヴィッツ)」など現地生産していない小型車の販売が伸び、対米輸出台数は四〇%増加した。地域別でみた営業利益は日本が三六%増えたが、これは輸出拡大に支えられた側面が大きい。 為替の円安基調も三百億円の増益要因。期初に一ドル=一一〇円程度と見込んでいた為替レートは足元で一二〇円程度で推移しており、四―十二月で約二千二百億円の増益要因となったとみる。 原価低減努力の増益効果は二百億円と、前年同期と比べ百億円減った。伊地知隆彦常務役員は「資材の高騰などの減益要因を差し引いた数字。原価低減の力は決して落ちていない」と強調する。〇七年三月期通期では約九百億円の増益要因になる見込みだ。 ただ高水準の輸出は「摩擦」の危険水域に入ってきた。トヨタ車人気は主力セダン「カムリ」などに加え、ヤリスやSUV(多目的スポーツ車)「RAV4」など米国生産していない車種にまで拡大している。 この結果、六〇%台だった北米現地生産比率は現在五〇%台に低下。「需要のある地で生産する」というトヨタの基本戦略からは一時的とはいえ、ずれが生じている。米ビッグスリーの低迷も重なり、摩擦の再燃を危惧する声は多い。 トヨタは現地生産の拡大に向け、今後、北米で新たな工場建設を進める。世界生産の拡大に伴い、品質を維持するためには人材の確保・育成などが課題になりそうだ。 日本自動車工業会によると、〇六年の自動車輸出台数は前年比一八%増の約五百九十七万台で、一九八八年の約六百十万台に次ぐ高水準となった。摩擦回避や品質管理の強化などリスクの芽を摘み取る努力も怠れない。これはひどい!!真面目な話、私は数字とインタビュー以外全部嘘記事と判断しました。繰り返します。「数字とインタビュー以外は全っ部 嘘!!」最近簡単に新聞記事の嘘を見分ける方法を見つけました。そのポイントは、1.きちんとしたところにインタビューしているかどうか2.記者の主観ではなく客観的な数字で判断しているかどうかの2点をおさえているかどうかです。少々専門的で難しい分野でもこの2点をおさえていれば専門職から見ても「まあ、これ位ならええか。」という内容の記事になるのですが、取材先が頓珍漢でかつ記者の主観入りまくりだとほぼ間違いなく嘘記事、クズ記事の仲間入り決定です。(笑)ここ半年間結構一生懸命に新聞を読んだ結果見つけた法則なのでそう間違っていないと思います。今回の記事は取材先はしっかりしているし、記事の前半部は客観的な数字をベースに書いているのですが、後半のまとめの部分がよりによって胡散臭さ満点の記者の主観、予想、推察で埋められています。(笑)これじゃ、どうにもならんでしょう…。私はこの領域は門外漢なので実の所よく分からないのですが、記事の後半部が記者の主観で書いていると分かった時点で嘘記事と判断しました。多分間違っていないと思います。(笑)まあ、正直、記者の心配??している「貿易摩擦ぅ?起こせるもんなら起こしてみぃ!!」「何が品質管理の強化だ?ふざけるな馬鹿がぁ!!」という感じです。ということで、上記2点は心配無用と考えます。但し、新聞社が独自に恐ろしいネタを握っていれば別ですが…。(しかも、そういうネタに限ってヤマトの波動砲以上の威力があるので要注意ですが…。)しかし、この2点での新聞記事良否判定法はこれに限らずニュースの取捨選択に結構使える手法だと思います。
2007.02.07
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信用取引のリスクとリターンの実際のチャートを使ったもみ合い、及び下落編を書こうと思っているのですが、意外と難産しています…。買い建てと売り建てを考えればいいだけなんで簡単じゃないかと思ったのですが、買い建ての場合、禁断の?信用ナンピン買いを入れた場合は想像以上にリスクの度合いが変化したり売り建ての場合はもっと複雑でちょっと整理できてません…。しかし、現物で買うのが困難な状況なら信用買いはご法度だし、どうしても信用取引をするのであればつなぎ売りをするべきだという結論に変わりない気がしています。(ただ、私はまだ空売りをしていませんが…。(汗))今回は少子化と人口の二極化の対抗策を考えた(というか、アイデアそのものは10年前のものですが…)ので冗談半分(というか、ほぼ100%冗談ですが)に書こうと思います。読み飛ばし推奨なので真面目な突っ込みは無しでお願いします。(苦笑)まず、私の考えている少子化対策ですが極めて有効な政策を以下列挙します。1.コンドーム関税1万倍の実施2.20歳以上に独身税(消費税と同じ扱いで税率100倍)の導入3.少子税(20歳以上の夫婦で子供が0人の場合年間300万円の課税、1人の場合200万円、2人の場合100万円の課税)の導入4.1.2.3.で集めたお金で3人以上子供を産んだ場合にその子供1人当たり年間100万円支給(15歳まで)。どうですか?まあ、真剣に導入しようにも絶対導入できない法案ではあるのですが、(それは十分理解しています。)金額はさておき、こういう税金の使い方はそう悪くない気がします。アメリカでは絶対に導入できない日本の日本的社会主義にある種即した案だと思うのですがどうでしょう??次に人口の首都集中緩和策もアイデアとして持っていますので以下列挙します。1.おのぼり税(他県からの流入者には関税100倍)の導入因みに転居ではなく流入なので旅行、出張等の滞在中にも遠慮なく関税100倍吹っかけます。2.準おのぼり税(親の代から首都圏に住んでいるのであれば関税10倍)の導入因みに祖父の代から首都圏在住の場合は非課税です。3.1.2.で集めたお金で地方支給金を導入具体的には1.地方(島根県など)に住む場合は年間200万円支給2.更に家を建てる場合は1000万円支給実は金額の桁は全然違うのですが東京都で集めた税金は地方税として地方に給付されているのですが、金額が微妙なため効果があるのかどうかわかりにくくて石原都知事はこの制度に猛反対していましたが、この位過激にするといい感じに人口が分散されるのではないかという気もします。内需拡大に繋がるか、国内経済が非効率になって疲弊するか一か八かの策ですが(苦笑)この位スッキリやるといい感じになるのでは?と期待もしています。しかし、地下鉄初乗り16160円に缶ジュース1本12120円ですか…。凄い税収になりそう…いや、首都圏の人口が一気に半分以下になりそうですね…。(苦笑)この案も絶対に導入されない事は十分分かっているのですが、上記2案は日本の土壌に合っている気もしたりしています。税のコントロールで第二のドイツ(均等な人口分散)やフランス(少子化対策)を目指すというイメージなのですが、上手くいけば内需拡大&国内株式の株価アップに繋がりはしないかとおめでたい妄想をしたりしています。しかし、この1%でも内需拡大策をしないことには日本株式の株価アップは難しい気はします…。この辺りは何気に重要な問題をはらんでいる気もしたりしています。
2007.02.06
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最近、色んな投資方法を模索しつつあります。個人的に統計処理作業が好きなこともあって、色んな切り口からちまちま調べているのですが意外と思わぬ所に発見があったりして驚いています。しかし、最近ブログの向こうに年収数千万~数億円のある種貪欲な投資家がいると思うとあまり具体的に書くのをためらってしまいます…。それ故、小型株のバリュー投資は長期にわたって有効なのかもしれませんが…。スクリーニングに引っかかった6408小倉クラッチ、5161西川ゴム、3023ラサ商事、9824泉州電業7827オービス、6382トリニティ工業、7567栄電子、6144西部電機5444大和工業はどれも堅調に推移しているのは嬉しいです。(但し、小倉クラッチは買いそびれたので今もって勿体無いと思っています…。)特に西川ゴム等は1日1~数単位しか売買高がないので「大口投資家め、来るなら来てみろ!!」という感じで何気に気持ちいいです。(笑)こういう超?マイナーな小型株で指標上割安かつ成長期待の出来うる銘柄群は小魚にとってのサンゴ礁のような感じで個人投資家の頑張る事の出来る比較的安心できる領域ではないかと感じつつあります。これはベンチマークとして設定するのがいいのかどうか分かりませんが大口投資家の考えそうな事、苦手そうな事を思い浮かべて投資先を模索するのも重要な投資要素の一つではないかと思いつつあります。
2007.02.05
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昨日のブログでも指摘したのですが、どうも一般的に?リコール=業績悪化にとらわれる傾向があるのですが、個人的にはそれは投資において狙い目になる可能性があるかもと思いました。というのも、実際の所はケースバイケースでリコール実施したら対象会社の業績がアップする場合があるからです。どうも新聞記事を見る限りマスコミの方達はこの事を知らないか知っていても黙っているような気がします。基本的には原因を起こした所が費用負担するのですが、例えば、Aという部品がリコールを起こしてもAの部品を作っている会社の責任はなく、(製造会社の製造方法に起因する場合はこういうケースになることがあります。)Aの会社には費用請求どころか部品納入数が増えて利益が増えるケースがあるのです。そうすると、A部品のリコールで株価が下がった→しかし、届出書を見るとどうもA部品会社に問題はなさそう→安値で仕込む→決算発表で株価高騰という筋書きが狙える余地があると思います。しかし、当然のことながらそれ以外の要因で決算数値は変わるので注意は必要だと思います…。ちょっとせこい例を挙げますと、三菱自動車のハブ交換にはナットも含まれるのですが、今回三菱自動車は自社の設計起因である事を明らかにしているので、ナットの納入元の会社は納入分だけ利益が増えている可能性があります。しかし、この部品は結構安いのであまりインパクトはないと思いますが…。(苦笑)いかにも高級そうな部品やハイテク部品を無償交換するケースはよく観察するとお宝が眠っているような気もします。
2007.02.03
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2/1の日経産業新聞の記事を以下引用します。部品メーカー、品質確保急ぐ、人材・設備投資を加速、世界へ同時に技能広げる。 部品メーカー、品質確保急ぐ、人材・設備投資を加速、世界へ同時に技能広げる。2007/02/01 日経産業新聞 P 16 自動車部品業界が品質問題に揺れている。リコール(回収・無償修理)が業績に与える打撃は、完成車メーカーに比べて規模が小さい部品メーカーにとってより深刻だ。自動車本来の性能とは直接関係しない微細なキズなどに対する目も厳しさを増すばかり。熟練技能者の大量定年退職を目前に控え、部品各社は品質を守るための人材、設備投資を急いでいる。 「順調に業績が回復してきたのに……」。市光工業の寺田勝彦専務は無念さをにじませる。市光は北米で日産自動車の高級車ブランド「インフィニティ」向けに納入していたランプのリコール費用で二〇〇六年九月中間期に六十七億円の特別損失を計上した。図面と実際の製品とのズレが製造工程で生じ、配光が基準に満たなかった。 今回のリコールが将来の受注に響く可能性があり、影響は目先の業績悪化にとどまらない。再発を防ぐために社長直轄の品質保証本部を設置した。全工場・全製品で図面と工程を徹底的に見直している。 「当社の製品に機能不良はまずあり得ない」と自信を見せる小糸製作所の大嶽隆司社長ももう一つの品質問題に頭を悩ませる。外観品質だ。小糸はトヨタ自動車の高級車ブランド「レクサス」のヘッドランプを一手に手掛ける。レクサスの不良の基準は〇・八ミリ。表面にこれより大きな膨らみやキズが付いていれば不良品とみなされる。 レクサス用ヘッドランプではレンズと本体の接合にレーザー溶着と呼ばれる技術を使う。接着面の幅が狭く外観が美しくなる半面、作業効率は悪い。〇・一ミリ以上ずれるとくっつかないという極めて高い精度で、世界で小糸製作所だけが実用化しているという。 旗艦車種「LS460」用ランプはさらに高い外観品質が求められる。ほこりの付着を防ぐため一つのヘッドランプで約二百五十個ある部品は三重になった内箱に収められる。ランプに組み上げられると、選抜された専門の検査員が厳重にチェックする。 スタンレー電気の内川敏夫常務は「レクサスはあえて(受注を)取りにいかなかった」という。一〇%強の売上高営業利益率を確保する同社だけに強がりとも言い切れない。今後はレクサスの品質基準がほかの車種に広がるのは確実。スタンレーは百十億円をかけて主力の秦野製作所(神奈川県秦野市)をクリーンルームを備える最新鋭の工場に建て替え中だ。 部品各社の最大の懸案は人材確保だ。団塊世代の大量退職に加え、急速な海外展開で人材が手薄になっている。 「海外工場に日本から人を送るのでは間に合わず、品質も良くならない」とKYBの山本悟社長はいう。KYBは主力拠点の岐阜北工場(岐阜県可児市)の隣に「さくらくらぶ」と名付けた研修施設を設けた。 さくらくらぶには米国、中国、チェコなど海外拠点の技術責任者が常時二十―三十人滞在する。メッキ、研磨、溶接などの分野でKYBの標準的な品質、工程管理を約二カ月かけて習得し、自国に戻って広める。研修の担当者は「日本人より現地の人が教えたほうが、早く分かってもらえる」と説明する。品質を守る技術や技能を世界各地の拠点に広げるスピードが問われている。 以下、気になる所をコメントしようと思います。まず、この部分ですがリコール(回収・無償修理)が業績に与える打撃は、完成車メーカーに比べて規模が小さい部品メーカーにとってより深刻だ。これは根本的に間違っています。リコールと部品メーカーの業績の間に相関関係はありません。リコール費用の負担先が部品メーカーになった場合に初めてインパクトが大きくなるのであってリコール=部品メーカーの負担大にはならないのです。ここはちょっとはしょりすぎだと思います。読者が誤解してしまうと思います。かなり危険ですね…。次にこの部分ですが、今回のリコールが将来の受注に響く可能性があり、影響は目先の業績悪化にとどまらない。再発を防ぐために社長直轄の品質保証本部を設置した。全工場・全製品で図面と工程を徹底的に見直している。 この記事は本当に事実を伝えているんでしょうか?正直疑問です。どの会社にも必ず品質管理部門(名称は検査課とか品質課とか色々ありますが)があり、出荷前検査は必ずしているのです。しかも市光工業に品質部門がないなんて話は聞いたことがありません。これは恐らく「従来の品質部門を社長直属の部門にした」か「社長直属の品質部門を追加した」というところだと思います。また、図面や工程のチェックは毎日しています。多分断片的には事実なのかもしれないですが全体的には胡散臭さ満点の部分です。次はこの部分ですが、「順調に業績が回復してきたのに……」。市光工業の寺田勝彦専務は無念さをにじませる。市光は北米で日産自動車の高級車ブランド「インフィニティ」向けに納入していたランプのリコール費用で二〇〇六年九月中間期に六十七億円の特別損失を計上した。図面と実際の製品とのズレが製造工程で生じ、配光が基準に満たなかった。 この部分についてですが、こんなのごく普通の光景で今に始まった事ではありません。まあ、ごく普通の現象だと思います。そんな事よりこの期に及んで何で配光が基準に満たなかったのか(これは結構初歩的なミスの部類に相当します。)を掘り下げる方がベターだと思います。次にこの部分についてですが、 「当社の製品に機能不良はまずあり得ない」と自信を見せる小糸製作所の大嶽隆司社長ももう一つの品質問題に頭を悩ませる。外観品質だ。この部分の記事については正確です。インタビュー先がしっかりしていたのだと思います。この部分は読むに値すると思います。最後、この部分ですが、 さくらくらぶには米国、中国、チェコなど海外拠点の技術責任者が常時二十―三十人滞在する。メッキ、研磨、溶接などの分野でKYBの標準的な品質、工程管理を約二カ月かけて習得し、自国に戻って広める。研修の担当者は「日本人より現地の人が教えたほうが、早く分かってもらえる」と説明する。品質を守る技術や技能を世界各地の拠点に広げるスピードが問われている。 これもインタビュー先がしっかりしているのだと思いますがほぼ間違いない内容だと思います。まあ、言葉や文化の問題があるので一概にこうだと言い切れないのですがこういう傾向は確かにあると思います。但し、日本並みになるかそれ以上になるかは未知数の部分ではありますが…。全体的には相変わらずぐだぐだかつ胡散臭い表現もちりばめられてなんとも言いようのない記事なのですが、最後の二つだけはまあ、記事となりうるべき部分を書いているのでそう捨てた内容ではないような気もします。インタビュー先はしっかりしていたのでそこは評価できると思います。次はもうちょっと掘り下げた記事を期待したいと思っています。(何気に株価が好調なので、この時期にリスク提起をするのは悪くないと考えていますので)
2007.02.02
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