やまぶろぐ・登る呑む撮る滑る山ブロガー

2017/02/26
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カテゴリ: 山スキー


起床。夜中に何度か起きたが、熟睡できた。身体の
不調もない。気圧は上昇傾向(実際の天気はあまり
優れなかった)。朝食はラーメン。


6:00
定時交信。開通。ワカン隊は出発準備中。


6:32 1280m
最低限の装備を持って雪洞を出発。一旦下ってから
の登り返しが始まる。



急登を詰め切った。


7:23 1425m
気温は-5.5℃。支尾根のためか風は弱い。


僧ヶ岳(たぶん偽ピーク)が見えた。


8:18 1635m
成谷山(1600m)。スマホアプリの地図ロイドで
現在地を確認。気温-6.1度。


衝立のような毛勝山西北尾根には強風が当たり、
尾根上の雪を吹き飛ばしている。


風が強い。ウール手袋とオーバーグローブの組み
合わせでも、指先の感覚がなくなってくる。


定時交信。開通。ワカン隊は標高1500m付近。
気温-7.0℃。

9:29 1790m
偽ピーク。雪が降る。視界が悪いので地形図で
方向を確認する。尾根上を進むしかないのであるが

おり、すんなり尾根上を歩くことができないのだ。


山頂が近づくと、新雪が飛ばされて硬い雪が出て
くる。スキーアイゼンを付けているから滑落の心配
はないが、通過には緊張する。


10:14 1895m
僧ヶ岳(1855m)。地図ロイドで確認。山頂は
強風と視界不良。仏ヶ平が見える程度。

肉眼では山並みが見えるのであるが、カメラの液晶
画面は真っ白なので、適当な向きでシャッターを
押しておく。


僧ヶ岳山頂は雪原。真っ白な背景で自撮りして
おいた。とにかく寒いのでワカン隊を待つという
選択肢はありえない。スキートレースを彼らが
登ってくる斜面にまで付けておき、やまやろうが
先に登頂したことを示しておく。

10:27
下山開始。成谷山までの稜線上には登り返しがある
ので、シールとスキーアイゼンは付けたまま。


下山したら、視界が利いてきた。うらめしい。


駒ヶ岳の山頂は、まだガスの中だ。


10:52
前僧ヶ岳斜面をトラバース中のワカン隊が見えた。
目まぐるしく動く雲の陰から、出たり入ったりを
繰り返す。


毛勝山方面も、雲が切れてきた。


滝倉山(左)とウドの頭(右)。この時期は人を
寄せ付けない様相を呈している。


成谷山までが長い。寒さと風から早く逃れたい。
休むことなく歩き続ける。


下るにつれて、駒ヶ岳の頂を拝むことができた。


毛勝山の本峰は、これが限界であった。


11:42 1635m
成谷山に戻った。西尾根に下がって休憩。


12:00 1600m
定時交信。不通。ここから雪洞までは最高の斜面。
しかし単独なので安全を最優先とし、シールを付け
たままユルユルと下った。視界が利かないことも
滑りを阻害する。


12:21 1245m
地形図1261m地点手前の鞍部。3回転んだ。


12:29 1265m
雪洞に帰着。休む間もなく撤収準備にかかる。
貼り流しのシールは、後端が10cmほど剥がれて
しまっている。ビニールテープを剥がれ防止に
巻いて、だましだまし使うことにする。

13:00 1270m
出発。登り返しがあるので、先ずはシールを付けた
まま。

13:11 1160m
急斜面を下り、平坦地への登り返し。

13:31 1145m
平坦地の最高地点。ここでシールを外した。快適な
滑走といきたいところだが、20kg近い荷物が背中
にあるとうまく滑ることができない(力量不足)。

斜滑降とボーゲンに頼る情けない姿。体力温存の
ためにはとにかく転ばないことが大事なのだ。と
言いながら数え切れないほど転んでいた。


14:35 805m
滑り損ねてスギ根元の穴に落ちる。頭を幹に打つ。
頭の方は問題ないが、脚が斜面の上になった。
脱出を試みるも、バックパックのバックルが外れ
ない。何とか右手一本で外し背中の塊を捨てて、
板を脱ぐことができた。

こういうトラブルが起きるから、単独行は怖いね。


14:47 660m
林道に出た。自分のトレースに乗ればスイーッと
一気に走る。


14:50 605m
下降地点。登りでは植林スギの中をジグザグ登って
きたが、下りでは右手の潅木斜面を滑った。スギ林
は密度が濃いうえに雪が硬く、スキーには不適。

15:00 530m
定時交信。不通。ボタ雪で衣類が濡れる。下部の
スギ林は等間隔に木が並び、斜度も緩くなったので
斜面を大きく使った斜滑降ができて快適。調子に
乗ったら取り付き点より下がってしまい、板を
脱いで少しツボ足。


本山行の核心部?林道取り付き点の下降。板を手に
持って、雪面を崩さないようにゆっくりと下る。


15:26 355m
別又林道に立つ。人間世界に帰ってきた!クロカン
滑りでスイスイ下る。多数のスキートレースが
刻まれている。今日のものだ。

15:44 林道に人影。何とG会のS崎さん(今回
の登山本部)が待っていてくださった。差し入れの
砂糖たっぷりホットコーヒーが身体に染みたー。


16:00 220m
別又林道起点。転びまくったことと下界の雨で全身
ずくずくだ。早く風呂に入りたい。

魚津警察署に下山報告してから帰宅。

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Last updated  2017/03/04 12:43:31 PM


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