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年が明けて、2013年1月17日。
『正統竹内文書の日本史「超」アンダーグラウンド3』の出版パーティー兼新年会を、私が主催して新宿で開催しました。確かその時だったと思うのですが、秋山氏が未来を透視したところ、この鼎談シリーズは八冊出るという結果がでたことを明かしています。
ですが私は、この鼎談本第三弾のあとがきにも書きましたが、この三冊で一度一休みしようと決めておりました。
当初の目的は達成したように思えたからです。
増刷分も含めて第一弾が7000部、第二弾が5000部、第三弾も5000部出版されましたから、シリーズ合計1万7000部。
まずますの売れ行きでした。
で、私の当初の目的というのは何かというと、「正統竹内文書」口伝継承者の竹内氏を祭り挙げることでした。
それは、この世界に「正統竹内文書」があることを知らしめることでもあります。
その中での私の思惑は、「ここまで盛り上げたのだから、あとは自分で書いてくれたらな」というものでした。
もちろん私が竹内氏から口伝の内容を聞き出して、本にすることはできます。
ですが、それでは私のフィルターを通して「正統竹内文書」が世に出ることになってしまいます。フィルターを通さない「生の口伝」が、一番資料価値があるのは当然です。
門外不出の秘儀秘伝ですから、公にするのは難しいのは承知しておりましたが、口伝継承者自らが書いてくれるのが一番いいと最初から思っていたんですね。
つまり秋山氏との鼎談で竹内氏を屋根の上に祭り上げておいて、鼎談による出版という梯子をいきなりポンと外したわけですね。
ひどいやり方といえばひどいやり方ですが、実は2012年一年を通じて鼎談を三本世に出して、私が結構疲れてしまったということもあったんですね。
そもそも竹内氏はお神酒がないと話さないし、お神酒を飲むと支離滅裂になります。
なだめたりすかしたりしても、結局最後は制御不能の「無茶苦茶むっちゃん」になって終わります。
楽しいけど大変というのが正直な感想です。
それで2013年は、この新年会を最後に、竹内氏とは距離を置いたわけです。
その替わりこの年は、私は秋山氏とのコンビでオカルトの本を世に出していくことを決めました。
そして出版されたのが、『神霊界と異星人のスピリチュアルな真相』『自分の自宅をパワースポットにする方法』『楽しめば楽しむほどお金は引き寄せられる』のオカルト三部作です。
一方、屋根の上に一人取り残された竹内氏にも、商機が訪れました。
我々が楽しそうに鼎談本を出すのを屋根の反対側から見ていた人がいたんですね。
月刊ムー編集長の三上氏です。
正統竹内文書が鼎談本などを通して世に出たわけですから、これを三上氏が見逃すわけはありませんね。
2013年12月、学研から『正統竹内文書の謎』という本が上梓されました。
口伝継承者自らが書いた「正統竹内文書」です。
ご本人や三上氏も出版を喜ばれたとは思いますが、おそらくそれ以上に喜んだのは私です。
何といっても、計画通り、本を出してくれたからです。
「竹内文書プロジェクト」の一員としては、気持ちよいほどに負担が減りました(笑)。
(続く)
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