2006年12月の記事
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花
花 詩人 坂村真民 花 わたしには花がある彼等は人間よりも素直で美しくいやなことも言わぬその上夜は化身となって会いにくるのだ《好幹の感想》今年も一年お越しくださいましてありがとうございました今年は坂村真民先生がご逝去されるという寂しいことがありましたが先生の意思の万分の一でも皆さんにお伝えしてよい世界を築きたいと思います皆さんもまた先生の詩の真髄をいろんな人にお伝えくださいそれが先生のご供養になると思いますご一緒にいい世の中をつくりましょう 二度とない人生だから！今年もお越しいただきありがとうございました。よいお年をお迎えください！来年もよろしくお願い致します
December 31, 2006
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接触
接触 詩人 坂村真民 接触 木に体を寄せていると木の命が伝わってくる石に耳を当てていると石の声がきこえてくる仏さまの足に額を当てているとここまできた仏縁の深さに涙がにじんでくるお互い温かい心で接してゆこう手を握りあって生きてゆこう《好幹の感想》先日の新聞に女性は夫の手を握るとストレスが解消すると書いてあった。実験の結果らしい。すべての人々と手を握り合ってゆこう 二度とない人生だから！今日もお越しいただきありがとうございました。素敵な人生でありますように！
December 30, 2006
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耳を持った石
耳を持った石詩人 坂村真民 耳を持った石 呼べば石さえ近づいてくる海岸で発見した石笛川原で見つけた仏足石二つともわたしの呼び求める声を聞いて接近してきたいのちある石耳を持った石《好幹の感想》 呼ぼう 求めよう 石さえ近づいてくるのだ 二度とない人生だから！今日もお越しいただきありがとうございました。素敵な人生でありますように！
December 29, 2006
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一本橋
一本橋 詩人 坂村真民 一本橋 昔はよく小川に一本橋があったあれを渡るのが好きだったおたまじゃくしがもう生まれていたりなまずの子がおよいでいたり藻の花が咲いていたりそうした楽しい思い出がいっぱいあった少年の日のなつかしい一本橋《好幹の感想》 このような風景が田舎でもなくなった 寂しいことである 出来るだけ自然とともに生きてゆこう 二度とない人生だから！今日もお越しいただきありがとうございました。素敵な人生でありますように！
December 28, 2006
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雨が悪いのではない
雨が悪いのではない 詩人 坂村真民 雨が悪いのではない 自然には何の罪もない自然は昔も今も少しも変わっていない変わったのは人間と社会だ雨が悪いのではない風が悪いのではない悪くなったのは人間の心だ自然を害う者は永遠に救われず必ず見捨てられる《好幹の感想》 自然とともに生きてゆこう 二度とない人生だから！今日もお越しいただきありがとうございました。素敵な人生でありますように！
December 27, 2006
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大地のいのち
大地のいのち 詩人 坂村真民 大地のいのち 生きていることのあかしのために素足で大地を踏み大地のいのちを摂取する特に夜明けの大地は生きている《好幹の感想》 「雨降るふるさとはだしで歩く」という山頭火の句がある。大地をしっかりと踏みしめてゆきたい 二度とない人生だから！今日もお越しいただきありがとうございました。素敵な人生でありますように！
December 26, 2006
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いのちの光
いのちの光 詩人 坂村真民 いのちの光 空也堂にお参りしてやっと空也のいのちがわたしの体に乗り移ってきた暗いみ堂で一対一になった時わたしを包む市聖の強い光を初めて感じたわたしの吐く息も変わってゆくだろう《好幹の感想》 坂村真民さんにはこのとき空也上人が乗り移られたのであろう。わたしも心遣いと行動を反省していい息が吐ける人生にしたい 二度とない人生だから！今日もお越しいただきありがとうございました。素敵な人生でありますように！
December 25, 2006
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吐く息
吐く息詩人 坂村真民 吐く息 吸う息はみな同じだが吐く息はみな違う我意 我欲憎悪 傲慢そういうものが入りまじりいろいろな形となりいろいろな色に染まっているああその吐く息が六体の仏となって出てゆくあの空也上人のようにみんながなったらどんなによい世の中になるだろうお像を拝しながらそんなことをが思われてならなかった《好幹の感想》 人がいかったときの吐く息の色はどす黒いと聞いたことがある。いつも穏やかでありたいと願う 二度とない人生だから！今日もお越しいただきありがとうございました。素敵な人生でありますように！
December 24, 2006
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水たまり
水たまり 詩人 坂村真民 水たまり 水たまりには朝の雲が映っていたあじさいの花のような雲がいくつもの水たまりに咲き出していたああまさに天と地との合作図絵である《好幹の感想》 天と地の間で生かされ生きていることを感じ取ろう 二度とない人生だから！今日もお越しいただきありがとうございました。素敵な人生でありますように！
December 23, 2006
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されど人は
されど人は詩人 坂村真民 されど人は 草は見事な花を咲かせ木は見事な実を結ぶされど人は為すこともなく人生を終わるああ草に習い木に学ぼう《好幹の感想》自然に学ぼう 二度とない人生だから！今日もお越しいただきありがとうございました。素敵な人生でありますように！
December 22, 2006
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あじさいの花
あじさいの花 詩人 坂村真民 あじさいの花 まるくまるく形のよいものになろうとするやさしい心のあじさいの花きのうよりもきょうと新しい色になろうとする雨の日のあじさいの花《好幹の感想》時々刻々あたらしくあたらしく 二度とない人生だから！今日もお越しいただきありがとうございました。素敵な人生でありますように！
December 19, 2006
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時
時詩人 坂村真民 時 日の昇るにも手を合わさずつきの沈むにも心ひかれずあくせくとして一世を終えし人のいかに多きことぞ道のべに花咲けど見ず梢に鳥鳴けど聞かずせかせかとして過ぎゆく人のいかに多きことぞ二度とないこの人生をいかに生きいかに死するか耳かたむけることもなくうかうかとして老いたる人のいかに多きことぞ川の流れにも風の音にも告げ給う声のあることを知ろうともせず金に名誉に地位に翻弄し終わる人のいかに多きことぞ生死事大無常迅速時人を待たず噫々《好幹の感想》 生死事大無常迅速時人を待たず噫々 二度とない人生だから！今日もお越しいただきありがとうございました。素敵な人生でありますように！
December 18, 2006
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いのち
いのち詩人 坂村真民 いのち たまゆらのいのちのいとおしさたまゆらのいのちのかなしさたまゆらのいのちのとおとさああみほとけのとわなるいのちのありがたさ《好幹の感想》 坂村真民先生が老衰のため逝去されました。ご冥福をお祈りしてください。これからも先生の「念ずれば花開く」を実践していきたいと思います。 二度とない人生だから！今日もお越しいただきありがとうございました。素敵な人生でありますように！
December 16, 2006
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時
時詩人 坂村真民 時 日の昇るにも手を合わさずつきの沈むにも心ひかれずあくせくとして一世を終えし人のいかに多きことぞ道のべに花咲けど見ず梢に鳥鳴けど聞かずせかせかとして過ぎゆく人のいかに多きことぞ二度とないこの人生をいかに生きいかに死するか耳かたむけることもなくうかうかとして老いたる人のいかに多きことぞ川の流れにも風の音にも告げ給う声のあることを知ろうともせず金に名誉に地位に翻弄し終わる人のいかに多きことぞ生死事大無常迅速時人を待たず噫々《好幹の感想》 生死事大無常迅速時人を待たず噫々 二度とない人生だから！今日もお越しいただきありがとうございました。素敵な人生でありますように！
December 15, 2006
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つねに
つねに詩人 坂村真民 つねに つねに流れているから川は生きているのだ止まるな滞るなつねに動いておれ頭も足も《好幹の感想》 つねに動いておれ頭も足も 二度とない人生だから！今日もお越しいただきありがとうございました。素敵な人生でありますように！
December 14, 2006
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愛の道しるべ
愛の道しるべ詩人 坂村真民 愛の道しるべ 八十八の霊場を結んでいる道しるべのように愛の道しるべを作ろうまちがいなく人生を歩いてゆくように《好幹の感想》愛の道しるべに早く目覚めよう 二度とない人生だから！今日もお越しいただきありがとうございました。素敵な人生でありますように！
December 13, 2006
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乗り越える力
乗り越える力詩人 坂村真民 乗り越える力 つらいと思うのはつかれているからだつらいことをつらいと思わず乗り越えてゆく力をつけよう《好幹の感想》 つらいことをつらいと思わず 乗り越えてゆこう 二度とない人生だから！今日もお越しいただきありがとうございました。素敵な人生でありますように！
December 12, 2006
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木々
木々詩人 坂村真民 木々 自分のものを持って立たねばならぬあの木々を見よ彼らはすべて独自の姿をして大地に立っている《好幹の感想》 自分のものを持て それが自然だ 二度とない人生だから！今日もお越しいただきありがとうございました。素敵な人生でありますように！
December 11, 2006
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野の花
野の花 詩人 坂村真民 野の花 わたしが愛するのは野の花黙って咲き黙って散ってゆく野の花《好幹の感想》 黙って咲き 黙って散ってゆく 自然の摂理 人の摂理 二度とない人生だから！今日もお越しいただきありがとうございました。素敵な人生でありますように！
December 10, 2006
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時
時詩人 坂村真民 時 悲しい時は風と共に走れ嬉しい時は花と共に舞え《好幹の感想》走れ 舞え 自然と共に 二度とない人生だから！今日もお越しいただきありがとうございました。素敵な人生でありますように！
December 9, 2006
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風に託して
風に託して詩人 坂村真民 風に託して 遠くにいるあなたに呼びかける声を風に託してお伝えしよう朝は涼しくうれしく歌うように吹いてゆくでしょう夕べは悲しくさびしく泣くように吹きすぎてゆくでしょう夜はじっと窓べを音もなく祈るように吹いてゆくでしょうどうか自分独りだと思わないであなたもまた風に託してやさしい声を送ってください《好幹の感想》 あなたもまた風に託してやさしい声を送ってください 二度とない人生だから！今日もお越しいただきありがとうございました。素敵な人生でありますように！
December 8, 2006
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与えよ
与えよ詩人 坂村真民 与えよ 与えよ与えよ惜しみなく与えよそれはブッダ・シャカキリスト・イエスのみ心なのである《好幹の感想》今までわたしは与えられる人生だった。これからは与えよう 物心共に 二度とない人生だから！今日もお越しいただきありがとうございました。素敵な人生でありますように！
December 7, 2006
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南無
南無詩人 坂村真民 南無 南無とはなんですかそうですね夜明けの空を勢いよく鳥が飛んでゆき川が朝日に光り音たてて流れてゆくあの溢れるような生命が南無ですよ《好幹の感想》 南無 帰依する 自然に 仏に 神に 二度とない人生だから！今日もお越しいただきありがとうございました。素敵な人生でありますように！
December 6, 2006
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祈る
祈る詩人 坂村真民 祈る 朴の木に額を当てて祈る開花を開眼を《好幹の感想》 一日でも早く心裡に目覚めよう 二度とない人生だから！今日もお越しいただきありがとうございました。素敵な人生でありますように！
December 5, 2006
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一期一会
一期一会詩人 坂村真民 一期一会 遠くから来た人だったのに玄関に立ったまま話をして帰ってゆかれた一期一会の悲しみが合掌した手にいつまでも残っていた《好幹の感想》一期一会の人生 二度とない人生だから！今日もお越しいただきありがとうございました。素敵な人生でありますように！
December 4, 2006
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まだまだ
まだまだ詩人 坂村真民 まだまだ まだまだ勉強せねばならんまだまだ知らねばならんまだまだ死ねんそう思う暁の風の音《好幹の感想》まだまだ…… 二度とない人生だから！今日もお越しいただきありがとうございました。素敵な人生でありますように！
December 3, 2006
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祈り
祈り詩人 坂村真民 祈り 人間と人間との殺し合いがいつの日にかなくなりますように憎しみあうことなく助けあうよい世のなかになりますように祖国日本が滅びの道を辿ることなく世界平和を守りゆく民となりますように飛びゆく鳥よこのわたしの祈りを遠くへ伝えてくれ《好幹の感想》 一度でも多く坂村真民さんの祈りを伝えよう 二度とない人生だから！今日もお越しいただきありがとうございました。素敵な人生でありますように！
December 1, 2006
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