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而して紫陽花めぐり終はりけり 好幹 十日に渉って紫陽花のつたない俳句に付き合っていただき有難うございました また違った紫陽花の俳句を作りたいと思います
May 20, 2018
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枯れてなお色気ありたる濃紫陽花 好幹かれてなおいろけありたるこあじさい 紫陽花も枯れてしまう 人間も枯れてしまう しかし男も女もいくつになっても色気だけは持っていたいものだ「人は生理的に下り坂になったときから人生は上り坂だ」という紫陽花の花あるうちを刈られけり島谷征良
May 19, 2018
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紫陽花や黒猫遊ぶお堀端 好幹 城址に紫陽花を見に行ったときにお堀端で黒猫がゆったりとしていた この堀は毎年消防の出初の放水が行われていたのだが平成の大合併で津市は十か市町村と合併したため出初も旧市町村持ち回りで行われているらしい 名物であったお堀での放水も見られなくなった 残念である
May 18, 2018
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紫陽花や藩祖の像を取り囲む 好幹 安濃津藩 藤堂氏の城が櫓のみ再建されている ここ十数年NHKの大河ドラマの主人公にと運動をしているらしいがなかなか実現しない この城址に初代高虎公の像がある これを取り囲むように紫陽花が毎年満開 である
May 17, 2018
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名にし負ふ寺でなけれど四葩哉 好幹 なにしおうてらでなけれどよひらかな 四葩は紫陽花の別名であるあと七変化ともいふ俳句をしていると色々なことがわかって楽しいものである毬多きこと美しき四葩かな鷹羽狩行
May 16, 2018
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なになくも紫陽花寺となりにけり 好幹 普段は何もない普通のお寺であるが紫陽花の時期になると各地から見物に訪れる それと共に信仰も強まるといいのだが
May 15, 2018
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石垣に額紫陽花や奥の院 好幹いしがきにがくあじさいやおくのいん 石垣にも額紫陽花が上まで続いている 手入れが大変だろうと思う紫陽花の人を呼びけり明月院久保田一豊
May 14, 2018
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住職のお手植ゑといふ四葩かな 好幹 このすべての紫陽花が住職が育てておられるという紫陽花は広い境内をすべて埋め尽くしその外の石垣の上のほうまで育てられている すごいのひとことである今年また紫陽花寺の招待状小池槇女
May 13, 2018
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紫陽花や海のお寺の観世音 好幹あじさいやうみのおてらのかんぜおんここは伊勢湾が近い 歩いていけるところに この紫陽花で有名な寺があるこの境内に観世音菩薩が聳え立っている 紫陽花や首のばしあひゆづりあひ小堀寛
May 12, 2018
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だしぬけに紫陽花寺へ行けといふ 好幹 いつもの三人のうちのひとりが三重県の南の方のお寺に紫陽花が有名なお寺があるから行こうと言う 一時間三十分ぐらいかけて見に行った そのときの俳句を今日から十日間見ていただく大輪の紫陽花に葉の大きさよ稲畑汀子
May 11, 2018
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そののちは大の字になる昼寝かな 好幹 「朝寝して夜 寝るまでに昼寝して あいだ あいだに居眠りをする」と言うような生活をしている。 昼寝は体にいいらしい よくする ほとんど毎日か舟にゐることは忘れて昼寝覚三浦美穂
May 10, 2018
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幼子の同じ服着る夜店かな 好幹 三歳の内孫と外孫がいる 一歳にならない内孫と外孫がいる 四人とも男の子である 三歳の二人はおそろいのティシャッを着ている それには「くそ 餓鬼」とプリントがしてある
May 9, 2018
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嫌がられ嫌われながら夏来る 好幹 いやがられきらわれながらなつきたる寒いのも嫌であるが暑いのも苦手である 春は気候がいいのでボーとしている 夏は暑いのでボーとしている 秋はもの悲しいのでボーとしている 冬は寒いのでボーとしている そのようにして毎日暮らしている矢印の海へ一里と夏来る池部久子
May 8, 2018
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恋ゆへに蛍は低きを飛びにけり 好幹こいゆえにほたるはひくきをとびにけり 最近また田圃の川べりに蛍がもどってきた 全体的に農薬を減らしているためであろう幻想的な田舎の風景がよみがえってきて嬉しい あのほたるとあの蛍は恋をしているのだろうか人目に付かない低いところを飛んでいる。灯台へ螢の闇を抜け出せり田中清之
May 7, 2018
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つなぐ手の五指より薄暑こぼれたり 好幹 つなぐてのごしよりはくしょこぼれたり さあ誰と繋いでいたのか。私ではない知らない二人が手を繋いで歩いていたがその五指から薄暑が零れていたのである。また夏が来る。けふよりの薄暑となりし白地着る 森澄雄
May 6, 2018
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我家では屋根より低き鯉幟 好幹わがやではやねよりひくきこいのぼり私の集落ではむかしから鯉幟をあげるという風習はない聞くところによると禁止されていたともいう。女性ばかりや子供のない家に遠慮があったのだろうまた先日プレバトで東国原さんが句にしていたように子供をなくされた家にも遠慮があったのだろう私の孫は外孫も含めて4人とも男子であるこのあいだ伊勢に行ったときに手でもてる鯉幟を買った3歳児はその日だけ喜んで遊んでいた大空は大きな未来鯉幟山田弘子
May 5, 2018
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草臥れし浴衣女の胡坐かな 好幹 一時間か一時間三十分ごとにサービスエリアなどで休憩していくが四時間もかかって目的地に着くと疲れるのであろう。気の置けない連中である。旅館に着くなり浴衣に着替えて寝そべったり胡坐をかいたりする藍浴衣着て連れ立てば古都暮色小澤克己
May 4, 2018
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夕立や突如現る大伽藍 好幹ゆうだちやとつじょあらわるだいがらん 高野山での句である。突然の夕立にあったがそれがすぎると雨で見えていなかった大伽藍が目の前に現れた。ふくらはぎは白い夕立よびにけりあざ蓉子
May 3, 2018
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本尊は暗きにありて夏たちぬ 好幹ほんぞんはくらきにありてなつたちぬ よく京都や奈良の神社仏閣にお参りに行く 大概のお寺は本尊は秘仏で何年かに一度ご開帳があるぐらいでありお前立ちと言う本尊とそっくりの仏様が厨子の前にある。 本尊はうす暗いのである。それでも夏は来る夏立つや琉球ガラスの水揺るる津田このみ
May 2, 2018
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山村のそのまた奥の春田打つ 好幹さんそんのそのまたおくのはるたうつ 私の集落には山はない少しおくにはいると山又山であるコンナおくにも水田が有るのかと思うようなところでも田を作っている 減反政策は終わりそうにもない食料を作る名とは勿体無い政策である山国にやつとの日差し春田打つ 佐々木東道
May 1, 2018
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