全31件 (31件中 1-31件目)
1
甚平の羅漢のやうに座りをり 好幹じんべいのらかんのようにすわをり 店の奥で甚平姿の主人が羅漢のように座って客町をしている姿は夏の風物詩である。 このような姿は残しておいてほしいものである。
July 31, 2018
コメント(8)
サングラス不埒なことを思いつき 好幹 時々サングラスをかける。変身できたつもりでいる。そして不埒なことを考えたりもする。
July 30, 2018
コメント(7)
噴水や藩祖の像の上に舞ふ 好幹ふんすいやはんそのぞうのうえにまう 安濃津藩藤堂高虎の像が城址にある。乗馬姿の戦場姿である。その前に噴水があり藩祖の像をめがけて水が出ているようである。
July 29, 2018
コメント(13)
川風を床の間に入れ夏座敷 好幹かわかぜをとこのまにいれなつざしき 鴨川の川床には毎年のように行っていた 座敷から川床に出るのであるが座敷には毎年床の間に同じ軸が掛かっていた そこまで川風が届いていたのである
July 28, 2018
コメント(10)
甚平のにこにこ顔や店の軒 好幹じんべいのにこにこがおやみせののき 京都を歩いていると甚平を着た店員さんが店の軒でニコニコとしている この光景は京都の風物詩でもある
July 27, 2018
コメント(11)
思い切り百合を咲かせて山の家 好幹おもいきりゆりをさかせておまのいえ 誰もいない過疎の地の家にゆりの花が静かにしかも見事に咲いていた
July 26, 2018
コメント(10)

風が来てやんわり畳む黒日傘 好幹かぜがきてやんわりたたむくろひがさロープウェーで頂上まで登れるので多くの婦人が日傘を持って上る一気にロープウェで1000メートルぐらい上る 新しいロープウェイは床がガラス張りになっており真下の景色が見える何台ものロープウェイが1分間隔で往復している頂上は秋風でありトンボが飛んでいた
July 25, 2018
コメント(12)

夏の峰鎌をそびらに誓子句碑 好幹なつのみねかまをそびらにせいしくひ下界での暑さに限界を感じたので涼しいところに行こうと思いつき自宅から車で1時間余りで行ける御在所岳に行くことにしたロープウェイとリフトで1212メートルの頂上に登れる小学生も遠足で来ていたロープウェイは先日新しくなったばかりだここには山口誓子の句碑がある 雪嶺の大三角を鎌と呼ぶ 誓子 という秀句を詠んでいます。これを踏まえての駄句である
July 24, 2018
コメント(8)
夕立を受けて老農走りけり 好幹 ゆうだちをうけてろうのうはしりけり むかし籾を天日で干していたころは夕立が来ると籾がぬれてしまうのでよく父親が田んぼから走ってもみを仕舞いに行っていた
July 23, 2018
コメント(8)
おしなべて三尺寝するバスの旅 好幹おしなべてさんじゃくねするばすのたび 何度か バスツアーに参加したことがある ほとんどが午後になると座席で眠っている人が目立つ
July 22, 2018
コメント(11)
香水の香りを残す別れかな 好幹こうすいのかおりをのこすわかれかな 先日デパートの休憩所のソファに座っていたら70台ぐらいの男性二人が隣の席に座り話している。「夏はやはり体臭が 気になりますな」「そうですな人前に出るときは汗をかいた後はオーデコロンぐらいつけないとね」ってどう見てもオーデコロンといふ風情のおっさんではない。 昔職場に香水をつけていったら部下が「その香水やめてもらえませんか」と遠慮がちに言って来た。「匂いが嫌いか」と聞いたら「いいえ彼女が一緒の香水をつけているのです」あの恋は纏まったのだろうか。
July 21, 2018
コメント(11)
猫の来て金魚の水の驚きぬ 好幹ねこのきてきんぎょのみずのおどろきぬ 金魚玉を猫の手が触れている。中の金魚は一瞬びっくりした様子だった
July 20, 2018
コメント(10)
夏料理自慢の女将一礼す 好幹なつりょうりじまんのおかみいちれいす 「この鱧料理はどうのこうのどす これはどうのこうのの料理です」と一通り説明して女将は黙って一礼して退室した。
July 19, 2018
コメント(11)
半夏生お里の願ひ叶ひしや 好幹はんげしょうおさとのねがいかないしや 壺坂寺での句である。壺坂霊験記で有名な寺である。それだけの雰囲気がこもったお寺であった。
July 18, 2018
コメント(10)

サングラスマイク片手に構えけり 好幹 この句も先日のうたカラ三重のスタッフが余興にシャネルズの「ランナウェイ」を歌っていた。
July 17, 2018
コメント(10)
蓮を見てこころ浄土にほど遠く 好幹 はすをみてこころじょうどにほどとおく蓮は仏様と関係の深い華である。蓮を見ていても煩悩だらけの心であり浄土には程遠いのである
July 16, 2018
コメント(14)
夕風が靡きし京の植田かな 好幹ゆうかぜがなびきしきょうのうえたかな 京都も田舎のほうに行くと田がある。夕風に靡いている青田を見ると夕方 京都とといふ風情がある。
July 15, 2018
コメント(13)
そののちは亀の話や蓮の花 好幹 句会に3つ参加しているがそのうちのひとつに句会が終わった後の食事のほうが楽しみだという会がある 70歳代と80歳代のおばさんばかりの会であるがある句会の後に高田本山専修寺の蓮を見て食事をということになり蓮を見に行った。見事な開花であった。いろいろと蓮の話をしながら食事をしその後はなぜか亀の話になった
July 14, 2018
コメント(9)

麦畑お久美間去留の迷演技 好幹むぎばたけおくみまさるのめいえんぎ先日うたカラ三重の3周年記念が開かれた そのときのアトラクションの時のマニアックな俳句であるお久美と間去留はふたりとも一緒に俳句をしておりふたりの俳号である うたカラのスタッフでもあるどうでもいいがよくにあっていた
July 13, 2018
コメント(14)
夕焼けが届けば阿弥陀光るとか 好幹ゆうやけがとどけばあみだひかるとか三千院の阿弥陀三尊は国宝であるがいつぞやに行った時にお坊さんが「この三尊に夕日が当たるとそれはそれはきれいです」といわれた。あの感動をもう一度味わいたい。
July 12, 2018
コメント(10)
来迎の弥陀にまみえず蓮の花 好幹らいごうのみだにまみえずはすのはな 多くの俳人が自分の病魔との関係を俳句にしている。正岡子規や長谷川素逝がそうであり川端茅舎や桂信子がそうである。 私も先日吐血しながらこれが俳句にならないかと思っていた。その頭の上では愚妻と医師が「あと30分来るのが遅かったら手遅れでした」とか言っているのが聞こえた。 来迎とは、仏教において、念仏行者の臨終の際に阿弥陀三尊が25人の菩薩と共に白雲に乗ってその死者を迎えに来て極楽に引き取ることをいうのである。まだ私は念仏が足りなかったのだ。生かされてまだこの世で何かをする運命なのだ。
July 11, 2018
コメント(10)
音のみのあれは鈴鹿の遠花火 好幹おとのみのあれはすずかのとおはなび 車で1時間ほどのところに鈴鹿サーキットがある。毎年夏になると土曜日に花火を打ち上げる。音は聞こえるがこちらからは見えない。
July 10, 2018
コメント(10)
夕焼けに吸い込まれ行くをみなかな 好幹 ゆうやけにすいこまれゆくをみなかな田舎道である。遠くの山の夕焼けとそれに向かって歩いてゆくとそれの後姿を見ている自分との間には何もない。一直線で夕焼けに吸い込まれてゆく感じだ。
July 9, 2018
コメント(14)

秘め事は無きが如くに蛙鳴く 好幹先日行われた句会の結果が届いた 予後の身で今少し欠席をしている 俳句だけは不在投句といって出席の人に依頼すれば当日投句ができる この日も60句近くの投句があっただろう この句会は13時から行われる 12時45分までに一人3句を提出する それを3人の人が清記用紙へ転記する こうすれば字から誰の俳句かわからなくなるそれを当日出席分だけコピーし出席者がその中から4句選ぶそのうち1句を特選に選ぶ写真の俳句の上の数字が特1とあるのはその句が一人特選に選んだということであるその下の6とか5とか言う数字はその句を6なら6人が5なら5人が選んだということである。 その中のトップだったということを言いたいのではない。今回の句会では珍しい現象が起きた。11名の参加だったらしいが特選がすべて違う俳句だったのである。人の感性というものはこのようなもので同じということは少ないのだということを改めて知らされた結果であった。私が毎月投句している俳句雑誌も18人の選者が選ぶのであるがAという選者が特選に採用している句をCという選者が添削をしているという現象もある。俳句には正解が無いから面白いのである。
July 8, 2018
コメント(12)
七夕を飾りて子らと宵を待つ 好幹たなばたをかざりてこらとよいをまつ子供が小さいときの句である。原句は「七夕の笹を飾りて宵を待つ」というものだったが先日逝去された金子兜太先生に揚句のように添削されたものである。
July 7, 2018
コメント(12)

ほうたるや多弁の人の無口なる 好幹 ほうたるやたべんのひとのむくちなるこちらのほうでも農薬を控えているためか蛍が多く見られるようになってきた。蛍を見ているとおしゃべりな人も静かになる不思議さがある。蛍の光の魅力であろう。
July 6, 2018
コメント(14)
慇懃に昼寝の足元通りけり 好幹いんぎんにひるねのあしもととおりけり暑さ疲れをとるためには昼寝が一番である。その人を起こしてはいけないという配慮は必要である。ここは慇懃に静かに通り過ぎるのである。
July 5, 2018
コメント(13)
夏帽子なまじ似合いし人の妻 好幹 夏帽子も粋にかぶりこなす人が居る。派手もなく地味でもなく年相応に場所と目的に合わせた夏帽子をかぶってこられる。素敵な人の妻である。
July 4, 2018
コメント(15)
夕焼けて一村すでに影絵かな 好幹 ゆうやけていっそんすでにかげえかな田舎にはネオンがない。日暮れると闇である。しかし夕焼けの時間だけは家々が影絵の如く浮き出る。田舎の原風景のひとつである。
July 3, 2018
コメント(10)
雲の無き京の都の舟遊び 好幹くものなききょうのみやこのふなあそび 嵐山渡月橋上流一帯の大堰川で舟遊びをしたことがあった。風流な遊びであり、一生の思い出となっている。
July 2, 2018
コメント(8)
京言葉知らぬ芸子の暑さかな 好幹きようことばしらぬげいこのあつさかな舞妓になってまだ間がない子に座敷であったことがある。中国地方の県から舞妓になりたくて京都に来たのだという。一生懸命さがわかるほど暑さが身にしみてきた。あの子も一人前の舞妓になってもう女将さんになっている年だろう。
July 1, 2018
コメント(10)
全31件 (31件中 1-31件目)
1

![]()
