blog the seventeen(いまの気持ちを17文字で)

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2008年12月28日
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息子の嫁のお腹にいる子供の名前、知らないうちに決まっていました。

  ぽん太郎。

「ぽんちゃん」とか「ぽん」とか呼んでいます。
これがまたよく動きます。
私の息子(その子のお父さん)は、小さいときからとても活発でハッピーな子供でした。

しかしそれを上回る活発さ。お母さんのお腹を見ていると、ずっと動いています。


で、どうしてこの子が「ぽん太郎」なの?と聞くとそれは「平成狸合戦ぽんぽこ」からきているとのことでした。このジブリ映画、舞台はちょうど息子夫婦が住んでいる多摩丘陵のニュータウンです。

開発される山に住んでいる狸たちが何とか乱開発をやめさせようと知恵を絞る話です。

息子がこの映画を見たのは、舞台が地元なので(これに出てくる龍太郎という狐のすみかが最寄り駅)、それがきっかけで見たのが彼の最初だと思いますが、見ているうちにストーリーの深さにはまってしまい、私にも是非にと勧めてくれました。



映画に出てくる富士山の見え方が、息子の家から見る富士とそっくりですが、そんな外面的なことはあまり重要ではありません。重要なのは内容。その内容がかなりシュールなんです。けっして子供向けではありません。いや、はっきり言って、そのおもしろさは大人にしか分からないでしょう。

やや冗長、冗漫な部分もありますが、シニカルなストーリーの展開はなかなか深いものがあります。乱開発をする人間を皮肉りながら、それに反対する狸を皮肉り(おそらくは自然保護派の人間をも皮肉り)、狸に見立てて人間の愚かさそのものを皮肉っているようです。

狸が主役の映画ですが、狸をよく見ているとどこかで見たような顔が多く、その背後に人間が見え隠れします。時空を超えたパロディーに満ちた遊び心満載の映画です。パロディーですから、元ネタを知っていればいるほど楽しめ、そういう意味では子供より大人に向けた映画でした。



しかし、この映画を見て、子供の名前をぽん太郎にするところはやはり私の息子ですね。
(あ、ぽん太郎はあくまでも、もし狸だったらつける名前、ということですよ)






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最終更新日  2008年12月28日 22時44分32秒
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