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2022年04月20日
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カテゴリ: !なことば
このところ使い方が気になる言葉の一つが「予想」です。

「予想」の意味として、goo辞書の説明にはこうありました。
「物事の成り行きや結果について前もって見当をつけること。また、その内容。」
他の辞書でも似たり寄ったりです。

大事なのは「前もって」だと思います。

予想の予は「あらかじめ」の意味。
なので、予想とは「まだ起こっていないことについて前もって考えること」。
でも最近目につくのが「すでに起こったこと」や「事実」に対して使っている用法です。

たとえば、

「うーん、僕の予想ではB型!」
といった使い方。

私の血液型はまだ起こっていないことではなく、生まれたときから決まっている事実。

「予想」をそういうふうに使っても誰も不思議に思わないのが私には不思議です。
たしかに質問をした時点で答えは分からないので「見当をつけること」にちがいありません。
でも、「まだ起こっていないこと」ではありません。

そんな使い方をする人は「前もって見当をつける」の「前もって」を取り違えているのだと思います。

「これから明かされる正解」を前もって推量しているから「予想」なのだと思っているのでしょう。
しかし、推量するのは「これから起こること」ではなく、厳然とした事実。
なので、誰かの血液型は予想するものではなく推量、推測、推察するものです。

これから生まれてくる我が子の血液型なら「予想」することがあります。


それが予想です。

ABO型の組み合わせで言えばA型かB型になる確率が高い(例外もありますが)。
でもすでに生まれている我が子の血液型を知ろうとすること。
それは推測であって予想ではない、と私の頭の中の辞書は言っています。


ただし、言葉は生き物。

ある新聞の記事でも「推測」の意味で「予想」を使っているのを見たことがあります。


「予想」の意味は近いうちに「推測」と重なっていく・・・そう私は予想します。






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最終更新日  2022年04月20日 13時46分21秒
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