blog the seventeen(いまの気持ちを17文字で)

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2024年01月29日
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カテゴリ: ニュースな話題
さっきまでアメリカンフットボールの試合を見ていました。画面にはむき出しにした選手の腕に一杯に描かれたタトゥーが映り、一瞬ドキッとしました。が、アメリカ人だし(たぶん)よく見る光景ではあるので、まあそんなものかとそのことはすぐに忘れました。

でも日本人の腕にタトゥーがあるとつい気になってしまいます。沖縄便の飛行機では時折見かけます。

そもそも日本では長い間、倶利伽羅悶悶などその筋の人の専売特許だったため、知らず知らずのうちに抵抗感が植え付けられたのだと思います(一般人でもアイヌや沖縄の女性などはタトゥーをしていたんですけどね)。若い人はおしゃれの一環として捉える人も多いようですが、入れ墨と反社会的勢力とのつながりを連想してしまうむかし頭の持ち主にはなかなか受け入れることができません。

考えてみると私たちも若い頃はシニア世代から眉をしかめられるようなことをよくやっていました。

髪の毛を長く伸ばしたり、タバコを吸ったりして権力に反抗したり大人ぶったりしていました。いま考えると髪の毛を長く伸ばしても権力の反抗になりません。せいぜい親や学校の先生に対してぐらいでしょうか。タバコをすうと大人の階段を上ることができるとも思えません。COPDや肺がんなどであの世への階段を上るくらいでしょう。

タトゥーを入れたい若い者や大麻をすってみる若者も同じ心境かも知れないと、ふと思いました。

ただ、違うところは長髪は切れば短く出来るしタバコは(一応)合法的にたしなめますが、タトゥーは簡単に消すことができないし、大麻は自分の人生や周りの人間関係を壊してしまう可能性があります。社会に抵抗する行動を取ってみたい、周りから大人だと認められたい。そう思う気持ちはいまも昔も同じで、そのため若者は反抗し、保守的な年寄りは認めないという歴史が続いてきました。

「今どきの若い者は」というのは紀元前から年長者の決まり文句だったそうです。

反抗する気持ちはよく分かるし悪いことではありません。が、その後の人生を考えるのも大事。一生消えないスティグマをわざわざ自分でつける必要はないでしょう。でないと、ずっと逃げ隠れして生き、自分自身の名前で最期を迎えられなかった企業連続爆破事件の桐島聡容疑者のような生涯を送ることになりかねません。





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最終更新日  2024年01月29日 12時47分38秒
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